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【質問 No. 8919】 People would not know that you were so smart. の were に関して 匿名 2017-08-28 08:58:16
 いつもありがとうございます。

 ある英語学習サイトに、

 People would not know that you were so smart.

という例文はあり、訳は「人々は実は君がとても頭がいいとは知らないかもしれない」でした。この that you were so smart の were を are に替えて People would not know that you are so smart. にしてもいいと思いました。そして People would not know that you were so smart. の were は本来の are が would に引きずられた為、と考えています。でも、何かもっと文法的に的確な理由があるような気もします。

 今回の質問です。People would not know that you are so smart. は正しい文でしょうか? 正しい場合、were を使用した People would not know that you were so smart. と are を用いた People would not know that you are so smart. の二つの文に、意味の違いがあるのでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問は、次の 1. の文を、2. の文とすることが可能であろうか、また、可能であるならば、どのような違いがあるでしょうか、と解釈して、お答えします。

 1. People would not know that you <were> so smart.
 2. People would not know that you <are> so smart.

 一般的に、「時制の一致」は、主節の動詞が「過去形」ならば、それに合わせて従属節内の動詞も「過去形」、または、「過去完了形」とする、というものです。しかし、主節の動詞が「現在形」である場合には、従属節内の動詞の時制に影響は現れません。
 以上の原理から見ますと、原文の 1. は would を「過去形」と見て、従属節内の are を were としたものと考えられます。一方、2. は would を“単なる”推量の助動詞と解釈して、「時制の一致」は行わず、現在形の are を維持したものと判断されます。
 そこで、ご質問ですが、1. と 2. の違いについては、1. は「時制の一致」を適用させたものなので、「あなたがとても頭がいい」という判断は主節の主語が行ったものと解釈されます。しかし、「あなたが頭がいい」という判断は客観的な事実ではない可能性があります。一方、2. は「あなたが頭がいい」という判断は“話者”が行ったものと解釈され、少なくとも話者の中では、「あなたが頭がいい」ということを「事実」として認定している証拠となります。
 結論としては、1. と 2. は共に文法的に可能な文であると言うことができ、その違いは、上述の通り、微妙なニュアンスの違いとして感じ取ることができます。