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【質問 No. 8940】 nothing less than 〜の訳し方について 運河 2017-09-02 13:07:38
 nothing less than=「まさに、〜に他ならない、少なくとも〜くらいは」

 この訳をふまえて、一つ目の文章は納得出来るのですが、二つ目の文章が訳に合わなくてよく分かりません。

@ Nothing less than an attack was expected.
 「まさに攻撃が予期された、攻撃くらいはあるだろうと思われた」

A Man thinks of nothing less than of death.
 「死ほど人間が(少ししか)考えないものはない」

 A の訳でいくと、(   )となっている部分を省くと「人間は死を考えない」となります。
でも、一番上に書いた訳を当てはめると、「人間は少なくとも死くらはいは考える」、「人間はまさに死を考える」と、意味がまるで変わってきてしまいます・・・。どの訳が正しいのでしょうか?






【回答】
 nothing less than 〜 とは nothing more than 〜「〜より以上の何ものでもないもの、精々〜位のもの」の反対を表す言葉で、「〜以下の何ものでもないもの、少なくとも〜位のもの」という意味を表します。これを踏まえてご質問の文を訳すと、次のようになるでしょう。

 @ 「精々攻撃くらいは予期されることだった」
 A「人間は少なくとも(自分の)死くらいは考えるものだ」