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【質問 No. 9010】 carry debt の訳し方について  和子 2017-09-24 19:20:42
 いつもわかりやすくご指導いただき、ありがとうございます。早速ですが、以下の文について質問させてください。

 The corporation still carries some long-term debt from money it borrowed to start current enterprises.

 「その企業は、現在の事業を始めるために借りた長期の負債をまだ・・・」 ここまではなんとなくできたのですが、carry と from money をどのように訳して良いか分からず困っております。
また、debt は可算名詞でこの文では単数形なので、『何らかの負債』と訳すべきなのでしょうか。それだと意味的に、不自然な感じがし、some は数量を表しているような気がするのですが、その点についてもご教授いただけませんでしょうか。
 
 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の文の意味は、「(その、この)会社は、現在行っている(複数の)事業を始めるために(会社が)借り入れたお金からの長期負債を今でも抱えている」ということで、some long-term debt from money (which) it(= the corporation) borrowed とは、訳にもある通り、「会社が借りたお金からの(いくらかの)長期負債」 という意味で、money の後に「関係代名詞」(which/that) が省略されているのです。
 また、debt は「借金、負債」という一般的な意味では「不可算名詞」ですが、「何口かの借金」というような場合には、「複数形」もあり得るのです。なお、some debt の some は「数」と「量」の両方に使うことができる「形容詞」なので、ここでは「量」、即ち「金額」を表しており、通常は日本語に訳さないことが多いのです。



【質問 No. 9007】 「あと5分早起きできれば、朝食を食べることができるのに」を、どう言うか?  タカシ 2017-09-23 16:04:28
 先生、宜しくお願いします。

 「もしあと5分早起きできれば、朝ごはんを食べることが出来るのに」

を「仮定法」を使って表す場合についてです。

 1. If I could get up five minutes earlier, I could eat breakfast.
 2. If I could get up five minutes earlier, I would be able to eat breakfast.

上の2つの文のうち、どちらが正しいのでしょうか?


【回答】
 ご質問は、「現在の事実に反する仮定」を表すわけなので、「仮定法」の形は「仮定法過去形」ということになります。つまり、「過去形」を使うことで、「現在についての仮定」を表すのが英文法の決まりなのです。一般に、その公式は、「If + 主語 + 動詞の過去形, 主語 + 助動詞の過去形」 を使います。それで見ますと、1. 2. ともに「仮定節」は同じですが、「帰結節」だけが異なっていますね。今述べた“公式”に照らしてみますと、1. の「帰結節」の could は can の過去形ですが、「私は朝ご飯を食べることができた」という意味の「直説法の過去形」の could と混同されるので、2. の「私は朝ご飯を食べることができるのに」という意味の「仮定法過去形」が正しいことになります。   


【質問 No. 9006】 RE: A categorical imperative would be one which <represented> ...  匿名 2017-09-22 19:22:47
 A categorical imperative would be one which represented an action as objectively necessary in itself, without reference to any other purpose.

 Represented は「時制の一致」で「過去形」になったのでしょうか?


【回答】
 今回もまた難しい問題ですね。先ず、a categorical imperative という言葉が文法用語の「範疇としての命令形」という意味なのか、それとも哲学上の用語で、カントの用語とされる「無条件の命令、道徳法という命令」を指すのか、決めかねるところです。恐らく、「無条件の命令」という哲学用語なのだろうと思います。 
 そこで、ご質問ですが、represented が「過去形」となっているのは、A categorical imperative <would> be one ... の would に“呼応”するための「過去形」と考えられます。いわゆる「時制の一致」による「過去形」ということです。



【質問 No. 9005】 この英文の構造を教えてください。  匿名 2017-09-22 06:17:11
 "No man's ability is inherent at birth." This old adage oft touches the lips of trite social observers. But is it really so? The moment we are delivered into this world, we, without a moment's delay, start our existence in an environment, either good or bad. This occurrence of chance itself is what starts to shape our individual ability in ways good and bad alike. So I may say the blessed man himself knows only too well that to be an eternal verity which is the obverse of what is meant by the maxim: that life is mostly about contingencies, ever in the whimsical hands of quirks of Fate, of which the power to control is often found wanting in ordinary men. But he, an eternal optimist, wishes to keep the hope alive, both in himself and other unfortunate souls.

 knows only too well that ... maxim の文構造が理解できません。最後の other unfortunate souls は自分以外の恵まれない人ということでしょうか? 自分を含んでないこの用法は正しいのでしょうか? this and other books on religion なら、この本も宗教関連だということになります。

 よろしくお願いします。


【回答】
 大分難しい内容の文章ですね。せめてこの文章の出典だけでも知らせてもらえば、見当が付けやすいのですが、何とか頑張ってみましょう。
 私もこの文章何度か読ませてもらいましたが、ご質問の箇所には重大な文法上のミスがありました。それは to be an eternal verity <which> is ... の which は“不要”だということです。従って、この部分の構造は to be an eternal verity is the obverse of ... となります。「永遠の真理を体得した人になることは ... 人生は偶然の連続のことであり、通常の人間にはそれをコントロールする力などないのだ、という格言とは相対立するものだ」というような意味になります。なお、both in himself and other unfortunate souls とは、「彼自身の中にも、他の恵まれない人々の中にも(希望を保ちたいと願っている)」 という意味で、both A and B「A も B も(両方とも)」 の用法通りです。



【質問 No. 9004】 More interesting is how it can live in hot climates. の how の意味について  なる 2017-09-20 19:06:37
 お世話になります。

 But what I find even more interesting about it is how it can live in hot, dry climates without many resources.
 「しかし、私がよりいっそう興味深く思うのは、それが多くの資源なしに、暑く乾燥した気候下でも生きられるということである」

 長文を読んでいると、このような文があったのですが、about の後ろに“it is how”がある理由がわかりません。なくても、意味は通じるような気がしますが、どのような意図があるのでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 この文の how は「どのようにして」という意味の「疑問副詞」と理解してもいいのですが、that と置き換えてもいいような「接続詞」と見ることもできるのです。その例として、It is strange how (= that) he could survive such an ordeal.「彼がそのような試練を乗り越えて生き延びることができたことは不思議である」などがあります。もちろん、これを「疑問副詞」として、「彼がどのようにしてそのような試練を乗り越えられたのか不思議である」と訳してもいいのです。
 これでご質問の文を訳してみますと、「しかし、それについてさらにもっと面白いと思うことは、それ(=生き物?)が暑くて、乾燥した気候の中で、大した資源(=主に食べ物)もないところで生きることができるということなのです」となりますが、how を「疑問副詞」として訳してみると、「それが、暑くて、乾燥した気候の中で、どのようにして生きていられるのか、ということである」となります。いずれにしても、内容としては、同じことになるのではないでしょうか?



【質問 No. 9003】 RE: All staff will be alerted, every piece of information, to be radioed in.  T_Y 2017-09-20 07:02:12
 いつも的確な回答、ありがとうございます。

@ All staff will be alerted to radio in every piece of information.
A All staff will be alerted, every piece of information, to be radioed in.

 上記、@ は字幕で出ている文字、A が実際の音声です。

 every piece of information が前に出ているのは、強調する為の表現でしょうか? 倒置の一種でしょうか?

 それから、@ は to radio に対して、A は to be radioed になっています。これも every piece of information が間に入ったことによる影響ですか?

 以上、宜しくお願いします。



【回答】
 ご質問の文 @ は「すべてのスタッフは、あらゆる情報を無線で連絡するよう、警告される」 という意味で、They will alert every staff to radio in every piece of information.「彼ら(当局)は、すべてのスタッフに対して、あらゆる情報を、無線で連絡するよう、警告する(ことになる)」 という「能動態」の文が「受動態」として表現されたものです。

 一方、A は、おっしゃる通り、every piece of information 「あらゆる情報を(細大漏らさず)」 というところを“強調”するために前に出したもので、一種の「倒置」と言うことができます。さて、そうなると、@ においては every piece of information が radio in の「目的語」であったものが、構文が代わって、every piece of information が「主語」に変化することになるので、to be radioed in というように、受動態の不定詞に代わったわけです。つまり、A では、every piece of information が「主語」に変わるので、正式には for every piece of information to be radioed in と、「意味上の主語」を示す for を付けなければならないところなのです。



【質問 No. 9001】 Though I could make more money practicing medicine, の could について  匿名 2017-09-19 19:04:54
 いつもお世話になっております。

 Even though I could make more money practicing medicine, I've decided to go into research.

 あるサイト主催者は上記文中の could を can の仮定法過去であるとしています。     

「could は can の仮定法過去。can のまま和訳しても大差はありませんが、「その気になれば」とか、「なろうと思えば」などの条件を含みに持つことで could となっています」

 私は、この could は直説法過去なのでは、と考えました。「開業医となって今よりもっとお金を稼ぐことも可能だったけど、私は研究者の道を選んだ」

 木村先生の判断はどのようになりますか? 今回もよろしくお願いいたします。
 


【回答】
 私もこの could は「仮定法過去形」と読み解きます。それは、質問者の訳の中にも現れています。つまり、「開業医となって今よりもっとお金を稼ぐことも可能だったけど、・・・」 という訳に含まれる含意は「実際は開業医とはならなかったけれども」 という「現在の事実に反する」仮定を言い表しているからです。もしこれを、質問者が考えるように、「直説法の過去形」だったら、「開業医になったので、今より沢山のお金を稼ぐことができた」という意味になってしまい、筆者の意図とは異なる内容になってしまいます。


【質問 No. 9000】 「明日までにこの手紙を出すのを忘れていた」を英訳したい。  匿名 2017-09-19 08:19:20
 いつもありがとうございます。

 forget の使い方を勉強しています。「明日までにこの手紙を出すのを忘れていた。君が郵便局に行くのなら、代わりに投函してくれないか?」を次のように訳してみました。

 I forgot to have mailed the letter by tomorrow. If you go to the post office, please mail it for me.

 forget to do の形は参考書にあるのですが、forget to have p.p. はどうなのかな、と考えました。あり得ない文でしょうか? よろしくお願いします。


【回答】
 「<昨日>までに出さなければならなかった手紙を投函するのを忘れていた」 ならば、I have forgotten to have mailed the letter by yesterday. で OK なのですが、「明日までに」という場合に to have mailed the letter <by tomorrow> とすると、「明日までに投函するはずだった手紙」という意味になってしまい、意味論的におかしな文章になってしまいます。これは「完了不定詞」を無理に使おうとするために生じた矛盾です。このような場合、一般には完了不定詞を使うことをやめて、I have forgotten to mail the letter <which I have to mail by tomorrow>. とした方が、自然な言い方になります。しかし、これでも“会話体”の英語では不自然なので、Oh, I forgot to mail this letter. I have to mail it by tomorrow. とするか、または、Oh, I almost forgot to mail this letter. It has to be mailed by tomorrow. などのようにした方が会話らしい英語となります。


【質問 No. 8999】 Rain 「雨」 の単数形と複数形の用法と意味の違いについて  Fujibei 2017-09-18 13:06:44
 いつものご指導ありがとうございます。

 「雨」に関するアメリカの報道記事では、rain が単数形で使われていたり、複数形で使われていたりするのに気づきました。次はその一例ですが、単数・複数は筆者の好みで決まるのか、と思ったりしますが、あるいは、何か規則性みたいなものがあるのか知りたいです。よろしくご教示ください。

1) The rainfall threatens to exacerbate an already dangerous situation, as <Harvey's rains> have left many east Texas rivers swollen to their banks or beyond. (CNN)

2) The storm left <record-setting rain> in Harris County―which saw 19 deaths―…(CNN)

3) To understand why <heavy rains> and widespread flooding have plagued the U.S. this spring, go to the Pacific Ocean. (Bloomberg)

4) <Heavy rain> last weekend resulted in a sudden rise in rivers in Missouri, Illinois and Arkansas. (USA Today)


【回答】
 Rain と同じ「物質名詞」の water「水」の例で説明しますと、「物質名詞」としての water は「水」の“総称”で、uncountable noun「不可算名詞」ですが、「複数形」の waters は「多量の水」ということから、「水域、海域」を経て、「海、湖」を指すに至っています。
 同じことは rain「雨」にも適用することができ、rain そのものは「物質名詞」で「雨」の“総称”ですが、countable noun としては「1回に降った雨」という意味で、There was a heavy rain last night.「昨夜は大雨だった」のように使われます。また、熱帯地方のスコールのような「雨」は“何度も降ってくる”ので、There were heavy rains last night. のように、「回数」を表し、countable noun となります。同様に、the rains と言えば the rainy season「雨期、雨季」を指すことにもなります。ですから、1)の Harvey's rains などは「各地に降ったハリケーン『ハーベイ』が各地にもたらした雨」といったニュアンスが伴うわけです。また、4) の Heavy rain などは“総称”ではなく、各地に降った実際の雨を“総括的”に述べたものと思われます。



【質問 No. 8998】 外国人との会話の中での疑問からの質問です。  Nanaa 2017-09-18 08:36:32
@ In politics, you really have to say something and defend it.
A It should be give and take conversation. We should be one sided when we talk about politics.
B The way so say it, it really concludes me that you will be a successful individual in the future. Just keep your feet on the ground.

 こちらの3つの文の意味がよくわかりませんでした。お教え頂けましたら幸いです。


【回答】
 ご質問の文の意味は、大体次の通りです。

@ 「政治においては、あなたは本当に何かを言い、そして、それを弁護しなければなりません」

A 「それはお互いに譲歩(妥協)する会話であるべきで、政治について話すときには、独り善がり(=一方的)であるべきです」
 注: give and take conversation には a が必要でしょう。また、We should be one sided は We should <not> be one-sided 「独り善がりではいけない」 の not が抜けているように思われますが・・・。

B「あなたの(それについての)話し方から判断すると、あなたは将来は立派な人間として成功するだろうと、私に結論づけさせます。足を地に着けて(着実に)頑張ることです」
 注: The way so say it は The way <you> say it の聞き違いではありませんか? また、it really <concludes> me は it really <convinces> me「私を本当に納得させる」ではありませんか?



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