【質問 No. 24628】 Although diverse, ... の解釈をめぐって |
寅次郎 |
2024-04-30 09:35:36 |
長くなりますが、よろしくお願いいたします。下記の英文の中ほどにある Although diverse, ... についてお聞きします。
But that tells only half of the story, because the brains themselves were not shrinking. Instead, mammals were becoming much larger during the post-dinosaur period. As many ballooned to record sizes, their brains struggled to keep pace. This growth spurt was millions of years in the making. When dinosaurs dominated ecosystems on the land, the largest mammals were as small as badgers. Although diverse, these small mammals protected themselves by digging underground tunnels, hiding high in trees, and rushing around hastily on the ground. But once the effects of the asteroid impact diminished, these ecological bit players took center stage. With the dinosaurs gone, mammals had full access to a leafy buffet and began to grow bigger. But as they quickly enlarged, the size of the brains in their growing skulls only gradually increased.
Although の直後は、主語と、be動詞の省略だと思うのですが、江川泰一郎著『英文法解説』の説明に従えば、このような省略が起こるのは、
@ 「主節の主語と、be動詞」が省略されている。
A 「主節の内容を表す it と is」が省略されている。例: I’ll check the list again if (it is) necessary. の場合かと思います。
@ と考えると、Although these small mammals were diverse, ... ですが、これでは文全体の意味がおかしいと思われます。
A と考えて、Although they were diverse, ... (they は「保身のさまざまな方法」を指している) と、捉えるのでよろしいでしょうか。
内容的には、A でよいように思うのですが、文法・構文的に、この説明には無理があるような気がしております。先生のご意見を、お伺いします。
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【回答】
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ご質問は、江川泰一郎の解釈として挙げられている@とAのうち、@ではなく、Aと解釈するのが、正しいのではないか、ということでしょうか? @は、具体的に、主節の主語とbe動詞が省略されたとするので、Aは、漠然と文脈の状況を表す it が省略されたとするものですが、私は、@の解釈で、充分ではないか、と思います。@と考えると、つまり、主節の主語と動詞が省略されたもの、とするのが、極めて自然であると思われます。質問者が、何故、@を拒否されるのか、具体的には、分かりません。
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