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【質問 No. 24598】 gentlemanly は、男女共用か? しょう 2024-04-17 18:29:19
 女性にも「淑女的」とはいわず、「紳士的」と言うそうですが、英語でも、女性に gentlemanly を使えますか?

【回答】
 She is a nice gentleman. とは言えないと思いますが、gentlemanly というのは「紳士的な、紳士のような」という意味なので、She is (what we might call) gentlemanly. と言うことは、可能だと思います。


【質問 No. 24597】 above reason は、形容詞句か、副詞句か? YT 2024-04-17 18:21:49
 Friendship is above reason, for, though you find virtues in a friend, he was your friend before you found them.

 この英文の above reason は、形容詞句か、副詞句のどちらか、根拠を教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「友情は、理性を超えたものです。なぜなら、あなたは友人に美点を見つけますが、彼は、あなたが友人を見つける前から、彼はあなたの友人だからです」ということで、Friendship(S) is(V) [above reason](C). という構造なので、「補語」になれるのは、「名詞」か、「形容詞」だからです。


【質問 No. 24596】 Saying one feels like a failure ... について 寅次郎 2024-04-17 18:09:52
 「質問 No. 24588」と、同じ文章から、また質問させてください。

 The good listener doesn’t preach. They know their own minds well enough not to be surprised or frightened by strangeness. They give the impression that they recognize and accept human weakness; they don’t step back when we mention our terrors and desires. They reassure us they’re not going to destroy our dignity. Saying one feels like a failure could mean being dropped. The good listener signals early and clearly that they don’t see us in these terms.

 最後の3文ですが、次のような意味か、と考えたのですが、どうもしっくりきません (特に、A がすっきりしません) ご教示願えますか。

@ 「あなたの尊厳を壊すことはありませんよ、と聞き上手な人は、私たちを安心させてくれる」
A 「私、自分は失敗者じゃないかって、感じるんですよね」とでも口に出したら、その時点で、相手から見放されてしまうかもしれない。
B (でも、) 聞き上手な人は、あなたを失敗者のように見たりしませんよ、と早い段階ではっきりと伝える」


【回答】
 ご質問の3箇所の英文の訳は、全くその通りです。ただ、最後の B については、「・・・ と、早い段階から、はっきりと、伝えてくれるのです」とすると、よいでしょう。


【質問 No. 24594】 「S V C]の文型の見分け方について YT 2024-04-17 17:49:18
@ The lamp is on the table. [V+前+名]
 「ランプは、テーブルの上にある」
A This letter is for you. [V+C (前+名)]
 「この手紙は、君あてだ」

 @ の on the table は「副詞句」で、A の for you は「形容詞句」であることを、どうやって識別するのですか? 識別する基準は、何ですか? 文法書に、目安がなく、困っています。


【回答】
 これは、鋭い質問です! 英語の「文型」という考え方は、他の言語にはなく、単語の語尾変化を失った、英語特有の考え方なのです。ドイツ語や、フランス語、イタリア語、スペイン語などには、「文型」というものが存在しないのです。その理由は、文を作る単語には、すべて「語尾変化」があり、文の中で、どの語が「主語」か、「述語」か、「目的語か、「名詞」と「形容詞」の関係や、副詞の位置などの情報が、単語の語尾変化によって、わかるようになっているからなのです。
 一方、英語では、単語の語尾変化が、中世英語時代から、失われ始めて、現在残っているのは、人称代名詞の I, my, me, mine や、you, your, you, yours など、限られた品詞にだけ残っているだけなのです。ですから、英語以外の言語では、ご質問のような問題は、発生しないわけです。昔、高校の同僚で、早稲田大学で、フランス語を専攻してきた英語の先生が、よく言っていました。英語の「補語」ほど難しいものはない。フランス語で「補語」と言えば、「目的語」のことで、英語の補語はよくわからない、ということでした。フランス語などでは、主語と、動詞と、目的語だけで、後は、すべて副詞か、何かで、文の構造は簡単だ、ということでした。
 そんなわけで、英語でも、「5文型」は、もう古い時代の名残で、今は、主部と述部が中心で、これまで「補語」と呼ばれてきたものの中には、副詞句や、形容詞句などが含まれ、ご質問で言えば、on the table も、for you も、共に、動詞の足りないところを補うもので、1. も、2. も、「S V C」の文型に分けても良いことになっています。なお、詳しくは、他の参考書などで、調べてください。



【質問 No. 24593】 「バカヤロウ」が bakarayo になる理由について ベンツ 2024-04-17 12:56:06
 知り合いの外国人に、「バカヤロウ」と、何度も教えましたが、bakarayo と発音します。このような事例は、英語にもありますか?

【回答】
 外国人にとって、日本語は、未知の言葉なので、日本人からしたら、なんの苦もない言葉でも、覚えるのは難しいのです。外国人が、「バカヤロウ」を覚えようとする時、フランス語からの英語にある単語で、「バカラ賭博」(baccara)という単語があるので、それとの類似から、「バカラヨウ」と発音してしまうのだと思われます。しかし、英語にも、それに似た言葉があるか、と聞かれると、困ってしまいます。昔、友達が、「すみませんが、もう一度行ってください」(I beg your pardon?) と言えなくて、「ベニヤパードン」と言っているのを思い出します。


【質問 No. 24592】 不定詞の後の前置詞の必要性について ab 2024-04-17 12:40:37
 いつも、回答を、ありがとうございます。不定詞の後の前置詞の必要性について、質問があります。

 This axe seems weaker than that one to cut firewood with.

 この英文で使われている不定詞は、副詞用法の「~するために」の意味だと思うのですが、最後の前置詞 with は、必要なのでしょうか。I have [an axe to cut firewood with. のように「形容詞用法」なら、少し違和感は薄れる気がするのですが、こちらも必要なのかどうか、わかりません。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「この斧は、薪を割るには、あの斧よりも、弱いようです」ということで、斧を使う人が「人」ならば、He can cut firewood <with this axe>. 「彼は、この斧で、薪を割ることができます」と言えますが、斧が「主語」の場合は、This axe is good (for him) <to cut firewood with>. という風に、「この斧は、(彼が、) それを使って、薪を切るのによい」という場合は、前置詞 with が必要になるのです。


【質問 No. 24591】 後置修飾について 香炉峰 2024-04-17 09:46:22
 いつも明解な説明、ありがとうございます。

 本日の質問は、amount remaining は、現在分詞の remaining が、前の名詞 amount を修飾している、所謂、現在分詞の後置修飾と理解してよろしいでしょうか。もし、その場合、remaining amount と意味の差はあるのでしょうか。例えば、後置修飾の場合は、一時的な意味合いを含む、とかです。

 以上、よろしくお願いいたします。


【回答】
 例えば、次のような表現が、2つあったとします。

1. The amount <remaining in my savings account> is very small.
2. The <remaining> amount in my savings account is very small.

 1. は、いわゆる分詞の「後置修飾」の例ですが、「私の普通預金口座に残っている金額は、非常に少ない」という、一般的な意味ですが、2. の「私の普通預金口座に、のこている金額は、非常に少ない」という意味で、分詞による限定用法で、1. と同じ意味とも取れますが、時には、限定用法の方が、「私の全財産は、非常に少ない」というようなニュアンスを感じさせる表現になります。



【質問 No. 24590】 前置詞+関係代名詞について よしこ 2024-04-17 06:40:05
 いつも、ありがとうございます。下記の文章に関して、質問です。

 The woman behind whom I was sitting was wearing a big hat, so I could not see anything.

 この文は、I was sitting behind the woman. The woman was wearing a big hat. という、2つの文章が、「前置詞+関係代名詞」で、1つの文章になった、と考えればよろしいでしょうか?

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私がその後ろに座っていた女性は、大きな帽子をかぶっていたので、私は、何も見えなかった」ということで、二つの文に戻せば、おっしゃる通りの2文になります。


【質問 No. 24589】 ask be について N.Y. 2024-04-17 06:33:51
 下記英文で ask の後に be 動詞が来るのは、なぜなのょうか? 動詞が連続していませんか?

 Remember these little things about people and repeat <it>(→them) back to them, <ask>(→ask,) be genuinely interested, and automatically you kind of become an investor in their well-being


【回答】
 この質問には、すでに詳しく回答しております。そちらをご覧ください。ask の後に、コンマを付ければ、解決する問題です。両方とも「命令文」なのです。


【質問 No. 24588】 would の意味・用法について 寅次郎 2024-04-17 06:29:44
 たびたび、お世話になっております。

 Without necessarily quite realizing it, we’re often pushed into conversation by something that feels both urgent and somehow undefined. We’re bothered at work; we’re considering more ambitious career moves; we’re not sure if so-and-so is right for us; a relationship is in difficulties; we’re worried about something or feeling a bit low about life in general (without being able to put a finger on exactly what’s wrong); or perhaps we’re very excited and enthusiastic about something, though the reasons for our passion are tricky to pin down.
 At heart, all these are issues in search of clarification. The good listener knows that we’d ideally move -- via conversation with another person -- from a confused state of mind to one that was more focused and (hopefully) more serene. Together with them, we’d work out what was really at stake.

 上記の第2段落に、2回出てくる we’d の would の意味・用法についてうかがいます。第1段落の内容を踏まえますと、この would は「... だろう」のような推量の意味というよりも、「私たち (モヤモヤを抱えている人) は望んでいる」といった「希望」のような意味を表している (would like to のような) のではないか、と思うのですが、いかがでしょうか。




【回答】
 ご質問の英文は、心の動きを表現しようとしているもので、口に出して述べている文章というよりも、心の中で、呟いている状態を表しているのです。それが、仮定法の would という言葉に表れているのです。第2段目の意味をとってみますと、「心の中では、これらすべてのことは、解明を求めている数々の問題なのです。聞き手上手な人ならば、理想としては、私たちが、他人との会話を通じて、混乱した心の状態から、より集中した、(できるなら)より穏やかな状態へと移行するのが理想的であることを知っているのです。彼らと一緒に、何が本当に危機に瀕しているのかを、考え出すことでしょう」となります。こういう状態を考えると、ご質問の would は、「希望する」といった意味のようにも見えますが、実際のことではないので、「仮定法」の would が使われていることが、分かります。つまり、こういう状況下でなら、「~ することになるだろう」という意味を表しているのです。


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