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【質問 No. 24496】 guiltily, as if leaving the scene of an accident without giving their name 寅次郎 2024-04-06 18:20:08
 先ほどの質問へのご回答、ありがとうございました。今回の質問は、「質問 No. 24491」と同じ文章からなのですが、もう1つ質問させてください。最終文からです。

 I walk to town nearly every day. I go to the post office or library or bookstore, and sometimes I stop at a cafe for a cappuccino. Occasionally in the evenings my wife and I stroll up to the theater for a movie or to the local bar for a beer. All this is a big part of my life and I wouldn’t dream of doing it other than on foot. People have gotten used to this unusual behavior now, but several times in the early days, passing acquaintances would slow by the sidewalk and ask if I wanted a ride.
 “But I’m going your way,” they would insist when I politely declined. “Really, it’s no bother.”
 “Honestly, I enjoy walking.”
 “Well, if you’re absolutely sure,” they would say and depart reluctantly, even guiltily, as if leaving the scene of an accident without giving their name.

 おおむね、「… と彼らは言い、渋々その場を離れるのだった。まるで名前も名乗らずに、事故現場を立ち去るかのように、後ろめたそうにしてまで」ぐらいの意味かと思います。

 ここでの the scene of an accident は、「本人 (they) が起こした事故の現場」と解釈すべきでしょうか。だとすれば、名乗らずにその場を離れたら guiltily という気持ち・様子になって当然だと思いますが、「他人が起こした事故の現場」であって、they は、単に居合わせただけの目撃者、という解釈はできますか? その場合、なぜ、 guiltily という気持ち・様子になるのか、理解し難いので、この解釈はないと思うのですが・・・。



【回答】
 ご質問の they would say and depart reluctantly, even guiltily, as if leaving the scene of an accident without giving their name. とは、おっしゃる通り、自分の起こした事故現場を、名前も告げずに、立ち去る場合を想定しての記述と思われます。勿論、そうした行為は、許せない行為として犯罪にさえなりますが、ここでは、軽い事故を想定して、お互いに、それほど咎(とが)め合わないくてもよいような場面、を言っているのではないでしょうか。


【質問 No. 24495】 This is because ... という構文について zoro 2024-04-06 18:02:49
 いつも、添削をありがとうございます。私がよく英作文で使う、This is because ... について、質問があります。

 This is because he was sick. 「このことは、彼が、病気だったからなのです」

 これは、SVC の、「第2文形」となるのですか? つまり、This は、前に出て来た文章を指し、because 以下が「形容詞節」となるのでしょうか?

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の構造は、This(S) is(V) [because he was sick](C). という要素から成る「第2文型」になりますが、because he was sick という部分は、「形容詞節」ではなく、「名詞節」になるのです。しかし、同じように見える文でも、This happen because he was sick. の場合は、This(S) happened(V) [because he was sick](M). から成る「第1文型」の文で、because he was sick という部分は、「副詞節」になります。


【質問 No. 24494】 過去完了について 高畑 2024-04-06 17:53:22
 お世話になります。次の文について、質問があります。

 He lost <a>(→the) pen which his father had given him.

 上記の文は、テキストの問題でしたが、私は、下記の文で、解答してしまいました。

 He lost a pen which his father gave him.

 ここで、質問ですが、ネイティブの日常会話では、皆さん、時制を意識して、しっかり「大過去」を使い分けるのでしょうか? それとも、シンプルに簡略し、あまり使わないのでしょうか?

 ご教授頂けましたら、幸いです。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、父親が彼に与えていたペンを、なくした」 ということで、父親がくれた時点は、無くした時点よりも前になるので、関係節の中の時制は「過去完了形」になるわけですが、もし、これが、His father gave him a pen, but he lost it. のように、行為や、行動が、関係節の中で行われた場合でなければ、had given him といった「過去完了形」は、使う必要がありません。

 ところで、ネイティブスピーカーは、このような規則を、いつも正確に守っているのか、というご質問ですが、関係代名詞を使った、このような英文は、書き言葉としては使われますが、日常会話では、堅苦しく感じられるので、もっと簡単に、I lost a pen yesterday, but it was a gift from my father. のように、「単文」を組み合わせて、話すのが普通なのです。



【質問 No. 24493】 than の節について しゅうた 2024-04-06 16:36:01
 お世話になります。

 He will volunteer for two days, and he will be able to get a better view of some events than if he had sat at the back.

 この文の than 以降の節は、「後ろで座っているよりも」という意味だと思いますが、than の節は、if の副詞節が入っているのでしょうか? また、なぜ、if he dad sat と「過去完了」になっているのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、(これから)ボランティア活動をする予定で、これからの幾つかのイベントは、これまで後ろの席に座っていた場合よりも、よく見えるようになるだろう」ということで、than の後の「副詞節」が、ここでは、than の目的節として、「名詞相当節」として、使われているのです。また、if he had sat という「過去完了形」は、過去の経験を述べるときの用法で、このように、現在のことを述べている文の中に、突然「過去完了形」が、使われることがある、という証拠になります。


【質問 No. 24492】 u の文字で終わる英単語はない、ということについて 士郎 2024-04-06 14:46:47
 「現代英語には、借用語など、周辺的な単語を除き、通常用いられる語彙には <u> の文字で終わる単語はないが、例外が1つあり、それは you である」というのを見かけました。flu や、menu は、それぞれ「短縮形」、「外来語」由来だからですか?

 flu に関して、別の質問です。flu は、influenza と、「風邪」の両方の意味があるそうですが、どのように使い分けますか?


【回答】
 英単語の中で、u で終わる語には、確かに、thou = you だけで、後は、全て、外来語に見られる程度です。例えば、menu (フランス語からの借用語)、flu 「感冒」(イタリア語の influenza の前後を省略した語)、その他、よく見かけるものとしては、in lieu of ~ (= instead of ~)、フランス系の人名では、Cousteau [クストー] (単語としては、大型ナイフの意)、Henry David Thoreau (米国の作家)、muumuu (ハワイアンの女子用衣服) などがあります。

なお、flu については、一般に「流行性感冒」のことで、普通の「風邪」は、a common cold と言います。ですから、There's a flu going around. と言えば、通常、「悪い風邪が、流行っている」などのように使います。



【質問 No. 24491】 a program for the running machine など 寅次郎 2024-04-06 14:10:52
 下記の英文のうち、第2段目の引用符内にある、2つの文について、お尋ねします。

 An acquaintance of ours was complaining the other day about the difficulty of finding a place to park outside the local gym. She goes there several times a week to walk on a running machine. The gym is, at most, a six-minute walk from her front door. I asked her why she didn’t walk to the gym and do six minutes less on the running machine.
 She looked at me as if I were tragically simple-minded and said, “But I have a program for the running machine. It records my distance< and speed>(→, speed,) and calorie-burn rate, and I can adjust it for <degree>(→the degree) of difficulty.” It had not occurred to me how imperfect nature is in this regard.

 「ランニングマシーンで歩けば、データ (数字) に基づいた歩き方ができる」という趣旨だ、と思うのですが、はっきり理解できません。

@ 第1文の program とは、ランニングマシーンが内蔵しているコンピュータ・プログラムのようなものではなく、「(マシーンを使って、私がやろうと考えている) 予定」のことでしょうか?

A 第2文の後半の「(マシーンを使った歩行運動の) 強度 (difficulty) を求めて、マシーンを調節できる」、つまり、マシーンで距離・スピード・カロリー消費を調節 (設定) して、(歩行運動の) 強度を決められる」という意味か、と思ったのですが、いかがでしょうか。また、the degree ではなく、無冠詞の方が適切なのでしょうか。



【回答】
 ご質問の英文で、筆者の知り合いの言葉として、引用符で囲んだ箇所の意味は、「私は、ランニングマシーン用のプログラム(実施計画)を持っているのです。それは、私の距離と、速度と、カロリー消費率を記録し、難易度に応じた調整ができるものなのです」ということで、

@ の program とは、おっしゃる通り、マシーンを使って、私がやろうとしている計画書(または、予定表)のことと思われます。

A I can adjust it for the degree of difficulty とは、「難易度に応じて、その計画書を調整できるようになっているものなのです」ということと思われます。また、degree of difficulty については、degree が、後ろから限定されているので、<the> degree (of difficulty) とするのが、文法的には、正しいのです。



【質問 No. 24490】 could do to respond について T_Y 2024-04-06 13:13:39
 毎度、お世話になっています。

@ It was all he could do to respond.
A It was all he could respond.

 上記 @ を A のように表現できないのでしょうか? A は、不適切らしいのですが、その理由が分かりません。

 ご教授、お願いします。


【回答】
 @ の意味は、「それは、彼が返答するためにできる、全てであった」ということで、A はの意味は、「それは、彼が返答できる、全てであった」ということなのですが、一見すると、両方とも同じ意味のように聞こえますが、all that he could do とは、「彼ができることの全て」という意味で、do の目的語は all ですが、all he could respond とは、「彼が返答できることのすべて」という意味で、respond の目的語が all になってしまいます。つまり、@ は、彼は、それしかできなかった、つまり、返事をするための「努力」や「方法」に限度があった、ということであるのに対して、A は、彼は、その返事しかできなかった、ということで、彼の、返事の「内容」に限度があった、という意味なのです。


【質問 No. 24489】 英文の解釈について よしこ 2024-04-06 10:56:41
 いつも、ありがとうございます。以下の文章の意味は、何となく分かるのですが、it が二つ続けてあったりと、詳しく解釈できないので、教えてください。

 Out of all the images presented to it it chooses for recognition those that fit most closely with the world learned by past experience.

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「それ(AI?)に提示されたすべての画像の中から、それ(AI)は、選び出すことを目的に、過去の経験から学んだ世界に、最も密接に適合する画像を、選択します」ということで、2つの it は、いずれも、画像を認識する AI を指します。この文の構造を示しますと、[Out of all the images presented to it](M), it(S) [chooses for recognition](V) [those that fit most closely with the world learned by past experience](O). という構造で、大きく分けると、S V O から成る「第3文型」の文となります。


【質問 No. 24488】 leave A to B 「 A を B に、任す」という表現について 美波佐知子 2024-04-05 16:14:49
 いつも、ありがとうございます。先生のおかげで、英語の独学続いています。

 Little is left to the imagination of the listener.
 テキストの和訳: 「聞き手の想像に任される余地は、ごくわずかです」

 解説には、leave A to B 「 Aを、Bに、任す」と、書いてありました。

 ここで、質問ですが、little が前にあるのは、倒置ですか? また、leave A to B が、ここでは、is left と受動態になっています。だから この文の、どれが A で、どれが B なのか、が分からなくなってしまいました。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「聞き手の想像には、ほとんど、何も残されていない」、つまり、聞き手の想像を掻き立てるものは、何もなかった、ということで、leave は、ここでは、leave A to B の構文というよりも、His talk <left> little to the imagination of the listener. 「彼の話は、聞く者に、何の想像も、させなかった」という文の「受動態」に過ぎないのです。


【質問 No. 24487】 追記【質問 No. 24484】 不定詞の形容詞的用法と、直前の名詞について おまめ 2024-04-05 15:59:35
 連投で、失礼いたします。おまめです。先ほどは、丁寧な回答を、本当にありがとうございました。

 最後に、もう一点だけ、確認なのですが、「不定詞の形容詞用法が修飾するのは、名詞一語とは限らず、名詞句(複数語)も修飾が可能」という理解で良いでしょうか? あまり良い文が、浮かばないのですが、次の例文を、作ってみました。

 Artificial wood at the lumber store to construct a building is expensive.
 拙訳: 「その材木店に置いてある、建設するための人口木材は、高価です」

 この文のように、to construct a building が名詞句(Artificial wood at the lumber store)を修飾することは、文法上可能でしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文は、自分で作られたものでしょうか? 次のように書き換えたら、使える英文になると思われます。即ち、Artificial wood at the lumber store <to be used in constructing> a building is expensive. とすれば、より普通の英文になります。つまり、最初の英文だと、ビルディングを作るのに、全て人工木材で行う、というのは、現実的でないので、受動態の不定詞にすれば、建設材の一部という意味になるからです。その上で、お答えしますと、ご提案の英文においても、不定詞の後置修飾は、可能となります。


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