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【質問 No. 24617】 its/a cute uniform における its と a の違いについて 内藤 2024-04-20 12:37:17
お世話になります。以下の英文について、質問です。

 <she>(→She) chose this high school because she wanted to wear its cute uniform.
 「彼女は、可愛い制服を着たかったので、この高校を選んだ」

 なぜ、a ではなく、its が使われているのでしょうか? <she>(She) wanted to wear a cute uniform. では、ダメでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の正確な訳は、「彼女は、<その学校の>可愛い制服を着たかったので、この学校を選んだ」ということで、もしこれを、a cute uniform とすると、「一着の可愛い制服を着たかったから」という意味になり、この学校の制服とは、限らないものを指すことになってしまいます。its は、「この学校の」ということを特定するために、使われているのです。


【質問 No. 24616】 形容詞句か、副詞句か? YT 2024-04-20 06:26:35
 以下の、3つの例文は、それぞれ、「何文型」でしょうか?

@ They are into the oldies these days.
 「彼らは、最近オールディーズにハマっている」
A Max is not in a hurry.
 「マックスは、急いでいない」
B He's in a good temper.
 「彼は、機嫌がいい」

 よろしく、お願いします。






【回答】
 いずれも、be動詞が、「~ である」という意味の不完全自動詞である場合は、「S V C」の「第2文型」となり、be 動詞が「~ が存在する」という意味の完全自動詞の場合は、「S V M」の「第1文型」となります。なお、C と判定された語句は、「形容詞句」となり、M と判定された語句は、「副詞句」となります。

@ は、They(S) are(V) [into the oldies](C) [these days](M). の「第2文型」の文となります。
A は、Max(S) [is not](V) [in a hurry](C). の「第2文型」の文となります。
B は、He(S) 's(V) [in a good temper](C). の「第2文型」の文となります。



【質問 No. 24615】 The door clapped to. の to について D 2024-04-20 06:05:40
 英語翻訳サイトで、以下のような例文がありました。

 The door clapped to. 「ドアが、ピシャリと閉まった」

 この文の最後に、何故、to が付くのか分かりません。教えていただけると、助かります。


【回答】
 ご質問の英文の to は、「元の状態(位置)に、閉まって、止まって、正気づいて」などの意味を表す「副詞」で、次のような例があります。

1. He fainted but fortunately came to right away. 「彼は、気を失ったが、幸い、すぐ意識を取り戻した」
2. The door slammed (went, banged) to. 「ドアが、バタンとしまった」




【質問 No. 24614】 To 不定詞の文法構造について おまめ 2024-04-20 05:49:01
 いつも、お世話になっております、おまめです。本日も、よろしくお願いいたします。

 The bag was <enough small>(→small enough) to carry onto the train.
 「そのバッグは、電車に持ち込めるほど、十分に小さかった」

 この英文の不定詞句には、carry の目的語が欠けていると思うのですが・・・。この場合、The bag が英文全体においては主語、さらに、不定詞句において目的語の両方の役割をしている、との理解で良いでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文は、謂わゆる「単文」になっていますが、これを「複文」に変えると、The bag was <so> small <that> I could carry <it> onto the train. となり、that 節内では、carry の「目的語」が必要になります。しかし、この文の that 以下の節を「不定詞」に変えると、The bag was small enough <to carry> (   ) onto the train. となり、carry の「目的語」の bag が省略されるのです。

 実は、この現象は、単文においては、不定詞の目的語が、主語に“遡及”されて、省略される、という現象なのです。「遡及する」とは、「遡(さかのぼ)る」ということで、省略される、という意味なのです。この現象を、分かりやすい文章で、説明しますと、「英語は、覚えるのが、難しい」を英訳すると、It is hard to learn English. となりますが、この文を、English を主語とする文に変えると、English is hard <to learn> (   ). となり、learn の目的語である English が省略されることになります。この現象を、単文においては、不定詞の目的語が、主語に「訴求する」という現象なのです。英語では、hard を tough とも言いますので、このように、不定詞の目的語が省略される文章のことを、「tough 構文」と呼ぶ習慣が生まれたほどなのです。目的語が、主語に転換されると、目的語が、主語に遡及する、つまり、省略される、ということなのです。



【質問 No. 24613】 具体性が基準になるのか? YT 2024-04-19 16:54:05
@ It is beyond my power to keep them under control.
 「彼らを支配することは、私にはできないことです」

A The town is beyond the river.
 「その町は、川の向こうにある」

@ の beyond my power、under control は「抽象的」だから「前置詞句」で「補語」となる。
A の boyond the river は、具体的な場所だから、副詞句とされる。

 この理解で、大丈夫でしょうか。


【回答】
 正に、おっしゃる通りで、例えば、A は、「町は、川の向こうに、存在する」という意味で、is が「存在する」という、具体的な意味を表しているので、is 「存在する」は、「完全自動詞」となり、「補語」を必要としないのです。一方、A の beyond my power が「形容詞句」で、「補語」となる理由は、この文の is が、「である」という意味の「不完全自動詞」なので、「補語」を取らなければ、この文が成り立たないからです。


【質問 No. 24612】 どうやって補語だと判断できるのか? YT 2024-04-19 16:39:40
1. Friendship is above reason.

 私は、この英文は、「友情は理屈より上だ」なので、above reason は「場所」だから、「副詞句」と解釈したのですが、この解釈は、誤りなのですね。どうしてですか?

2. This book is above me. (=This book is beyond me.)
 「この本は、私の理解を超えている」

 この例文も、「S V C」なのでしょうか?


【回答】
1. の above reason を「副詞句」と解釈すると、「友情は、理性の上に、存在する」という意味になり、「友情は、理性を超えたものである」と解釈すると、above reason は、unexplicable by reason 「理性では、説明できない」となり、above reason は「形容詞句」で、文型上では「補語」になる、ということです。

2. の above me を「私の上にある」という風に、場所を示す言葉と解釈すれば、「副詞句」となりますが、「この本は、私の理解を超えたものである」と解釈すれば、「形容詞句」となり、「補語」の働きをしている、ということになるのです。



【質問 No. 24611】 英文要約の添削依頼 zoro 2024-04-19 16:26:08
 おはようございます。こちらこそ、毎日のように、私の英語学習に、お付き合い頂きまして、ありがとうございます。zoro の英語脳は、先生のお力で出来ている、と言っても、過言ではありません。
 
原文: The increasing focus on mental health in the workplace marks a significant shift in corporate culture. Businesses are recognizing the importance of mental well-being for employee productivity and overall organizational success. This recognition has led to the implementation of various mental health initiatives, such as employee assistance programs, mental health days, and workplace wellness activities. These measures aim not only to support employees dealing with mental health issues but also to foster a more inclusive and supportive work environment.
 One key aspect of this shift is the destigmatization of mental health in the workplace. Encouraging open conversations about mental health challenges and providing access to professional support services are vital steps in creating a stigma-free environment. This openness helps employees seek the help they need without fear of judgment or professional repercussions. Additionally, promoting work-life balance through flexible work arrangements and manageable workloads is crucial in preventing burnout and stress-related illnesses.
 However, effectively addressing mental health in the workplace is not without challenges. It requires a commitment from top management to prioritize mental health as a key aspect of organizational policy. There is also the challenge of ensuring that mental health initiatives are accessible to all employees and that they cater to diverse needs. Furthermore, continuous efforts are needed to maintain and improve these initiatives, adapting them to changing workplace dynamics and employee feedback.



【回答】
[解答](要約) To combat mental health problems of employees, many corporations have introduced various mental health support programs. Introduction <an>(→of an) environment where employees can access a counselor and talk about their problems can be very useful, which <create>(→creates) a prejudice-free environment and <also secure>(→and reassures) <employee's>(→employees') <mind>(→minds). However, there are also disadvantages to such practices. <It>(→After all, it) is necessary to <pursuad>(→persuade) management<, and>(→so that) mental health initiatives <should>(→can) be accepted <to>(→by) all employees.

 本日も、よろしくお願い致します。
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[回答](感想) 難しい内容の英文ですが、さりげなく要約されている感じで、驚きました。訂正されたところを、十分に吟味し、理解してください。



【質問 No. 24608】 canと、be able to のニュアンスの違いについて マルリ 2024-04-19 08:55:32
 can と、be able to は、同じ「〜できる」でも意味の、ニュアンスは違いますか? can と be able to の、明瞭な違いは、何でしょうか?

 私の理解では、can は、「やろうと思えばできる、が実際に実行したかどうかは分からない」というニュアンスで、
be able to は、「実際にやってみて、実行できた、達成できた」というような理解ですが、合っていますでしょうか?

 また、can と be able to の明瞭な違いが、一目で分かる例文を、挙げてもらえませんでしょうか?


【回答】
 大雑把に言いますと、can は「可能である」という意味を表し、be able to は「能力がある」という意味を表します。ですから、He can go, but is not able to go. と言えば、「彼は、行く可能性(自由)はあるが、その能力(手段)がない」という意味の違いになり、行くことは自由だが、歩くための手段がない、といった違いがあります。

 しかし、実際上は、例えば、過去形で言う場合は、He could go. とすると、「行くことができた」というよりも、「行くこともできるのだが」というような「仮定法過去形」の意味合いが出てしまうので、「行くことができた」と言う場合は、He was able to go. という風に、be able to を can の過去形として使うことになるのです。ですから、be able to は、can の代わりに使うための「代行役」となる場合が多いのです。



【質問 No. 24607】 短縮形について うるとらQ 2024-04-18 19:06:30
 先生、いつも丁寧なご回答、ありがとうございます。本当に、励みになっております。 今回は、ネット上で見かけた以下の英文について、質問させてください。何とぞ、よろしくお願い致します。

 The Israeli ambassador to the UK say’s *imagine* if Iran dropped a bomb on Jerusalem ...?

 この文の say のあとの短縮形の ’s ですが、これは、何の短縮なのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「イスラエルの駐英大使が、もしも、イランが、エルサレムに爆弾を落としたとしたら、“想像”してみてください、と発言した」ということで、ご質問の say's は、says のミスプリと思われます。


【質問 No. 24606】 英文要約の添削依頼 zoro 2024-04-18 18:56:53
 先生、前回の添削とアドバイスを、ありがとうございました。本日も、英文要約の添削を、よろしくお願い致します。

 The impact of climate change on global agricultural practices is a pressing concern. Rising temperatures, unpredictable weather patterns, and increased incidence of droughts and floods are adversely affecting crop yields. These changes challenge traditional farming methods and threaten food security worldwide. In response, farmers are adopting more resilient agricultural practices, such as drought-resistant crops, improved irrigation techniques, and alternative farming methods like vertical farming.
 Simultaneously, there is a growing emphasis on sustainable agriculture to reduce the environmental footprint of farming. This includes practices like organic farming, reduced use of chemical fertilizers and pesticides, and integrated pest management. These methods aim to maintain soil health, conserve water, and preserve biodiversity, ensuring long-term agricultural productivity.
 However, transitioning to sustainable and resilient agricultural practices presents challenges. It requires significant investment in research and development, as well as in educating farmers about new techniques. Furthermore, small-scale farmers in developing countries often lack the resources and access to technology needed for such a transition. Addressing these disparities is crucial for global efforts to combat the impacts of climate change on agriculture and ensure food security for all.



【回答】
[解答](要約) With <temperatures>(→global temperatures) keep rising, the <affect>(→effect) on global agricultural practices has become a serious problem<,>(→;) as a result, farmers have <improved>(→had to improve) their agricultural techniques. In order to alleviate the burden on farming, a lot of groundbreaking farming methods have been introduced in <the various>(→various) fields. However, there are disadvantages <in>(→to) such new practices. For example, the cost of research and <development>(→development of such practices) <and>(→as well as) educating farmers about new techniques can be costly. There is also not enough cost to cover <materials>(→the materials) and <technology>(→technology of farming in the whole world).

 本日も、よろしくお願い致します。
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[回答](感想) zoro さんの、飽きることのない努力に、敬服させられています。大変な苦労をされていることと、ねぎらいの言葉をかけたくなります。今回も、気候変動と、農業という問題にメスを入れようとする、世界の動きが感じられます。これは、日本の問題でもあります。気候変動によって、農業が崩壊するようなことがあったら、全世界の死を意味します。小さなことで、小競り合いをしている暇はありません。人類に共通した、この問題に、世界が協力しあうべき時ではないでしょうか?





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