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【質問 No. 24456】 should have been p.p. について 香炉峰 2024-04-01 16:45:29
 本日も、よろしくお願いいたします。

 質問は、次の Q & A の英文の意味についてです。

Q: These purchases should have been entered on your expense report.
A: I thought I had until Friday to do that.

 私の解釈は、次のとおりです。

Q: 「これらの購入品は、経費報告書に、入力しておくべきでしたね」
A: 「金曜日までに、それをすればよい、と思っていたのですが」

 上記の解釈(和訳)で、問題ないでしょうか? また、この会話は、会社の経理担当者と、本人との間の会話、と理解してよろしいでしょうか? ご教示の程、よろしくお願いいたします。


【回答】
Q: の英文の意味は、「これらの購入品は、経費報告欄(貸方欄)に、記入(入力)すべきでした」ということで、合っています。

A: の英文の意味は、「私は、金曜日までに、それをしておけばよい、と思っていました」ということで、質問者の訳で、合っています。

 なお、このやり取りは、会社の経理部の上司と、その部下の会話と見て、間違いないと思われます。



【質問 No. 24455】 どこに倒置が起こっているか? YT 2024-04-01 16:29:32
 The whole environment does not condition or change people as much as might be expected, but fragments of it do. There are reasons for thinking that the exploration of the moon will have much less effect on the human imagination than did the exploration, in Elizabethan times, of the New World.

 この2文が、「as (than) に後続する表現形に、倒置が起こることがある」という例文として挙げられています。2文目は分かるのですが、1文目の、どこに倒置が起こっているのか、分かりません。might がイタリック体で印刷されています。自分で、2文について、合成前の文を作ってみました。合っているでしょうか?

 The whole environment does not condition or change people much.
 The whole environment might be expected to condition or change people much.



【回答】
 「倒置」とは、「副詞(句)」などが文頭に出されたために、続く文の S V が、逆転して、V S となる現象を言います。例えば、「あのような景色は、未だかつて、見た事がない」を英訳すると、通常は、I have never seen such a beautiful sight. となりますが、これを、「倒置文」にすると、<Never> have(V) I(S) seen such a beautiful sight. となります。
 さて、このように、本来、S V となるべきところが、V S になっているところは、最初の英文には、見当たりません。しかし、第2文を見てみると、than の後で、the exploration(S) did(V) となるべきところが、than did(V) [the exploration](S) という風に、主客が逆転していることがわかります。これは、強調のための「倒置」で、as や、than といった「接続詞」の後で、起こることが多いのです。



【質問 No. 24454】 二つの副詞の語順について Kaide 2024-04-01 11:11:20
 以下の文章の「品詞・修飾関係」について質問です。

 This is almost completely correct.

 この場合の修飾関係は、矢印で、This is almost→ completely →correct. で、それぞれの品詞は、代名詞、be動詞、副詞、副詞、形容詞、となると思うのですが、まず、almost, completely の品詞である副詞は、基本的に、名詞以外を修飾するという簡単なルールに基づいていると思うのですが、この場合は、なぜ、almostが completely を修飾して、completely が correct を修飾するという、ただ一点のルールに基づいて、文法が築かれているのでしょうか?

 almost が correct にかからない、修飾しない理由が、何故なのか、が分かりません。背景には、一体、何のルールが隠されているのでしょうか? また、2連続で、同じ役割である副詞が並んでいるので、同じ役割を持つ副詞なので、並べ替えて、This is completely almost correct. と入れ替えることは可能ですか? 出来ないのなら、なぜ、同じ副詞なのに、出来ないのかについても、専門的な知識でも良いので、何故、以上のようなことが出来ないのかについて、教えていただきたいです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「これは、ほとんど完全に、正確である」ということで、文構造としては、This(S) is(V) [almost completely](M) correct(C). という、各要素から成る「第2文型」の文となります。

 ご質問は、この文の almost completely correct の語順についてのものですが、形容詞や副詞には、語順を決める「階層性」(Hierarchy) というものがあり、副詞の場合であれば、1. usually, seldom, never などの「頻度」や、「否定」を表す副詞は、動詞の前に置く、というルールがあり、2. 「時」や、「場所」を表す副詞は、原則として、文末に置く、というもので、3. 「様態」の副詞は、動詞の後、目的語がある場合は、その後に置く、という規則で、4. 形容詞や、副詞を修飾する場合は、その前に置く、という規則があるのです。

 これで見ると、ご質問は、4. の法則に関わるもので、almost completely correct は、「程度、様態、形容詞」という語順になっていますが、構造としては、前述の通り、(almost completely) correct という語順になっています。つまり、almost completely が、この順序で、形容詞 correct に掛かっている、という構造になっているのです。ですから、completely almost correct という語順は、「階層性」の規則に違反する、ということになるのです。副詞同士にも、階層性がある、ということです。



【質問 No. 24452】 特定の文章における done の品詞について 初学者 2024-04-01 06:50:14
 昨日、フィリピン人の講師から、最初、I am done doing my grades. その後に、訂正して、I’ve done doing my grades. と言われ、後に、この前者の文の done が「形容詞」であることを知りました。

 ところが講師に、この文の I’m done の done は「形容詞」でしょ? と確認したところ、「動詞である」と言われ、困惑しています。私は、「be+過去分詞」の形は「受動態」だと思ったからです。

講師曰く、So yesterday, I talk about that I've done my grades. "I'm done" in the context of the verb because when I said it yesterday it means: I am done doing my grades. That's why I insist that my "I'm done" - the done is a verb. "I'm done" in the dictionary just means "no longer happening or existing". It's a different context from my example. Because what I meant is "done doing" the grades. Remember: know the context, or question if there is one. without context, a simple I'm done" - done is an adjective
 "done" as an adjective means:
1. (of food) cooked thoroughly: I like my steak well done.
2. no longer happening or existing: It's a done deal! Her artist's life is done.
 I said it's different types of verbs. So you can not follow the same rules for every sentence. A lot of grammar rules have exceptions. That's why it became confusing because you think of a lot of grammar rules. But in the issue at hand, we should focus on "done" as a verb or an adjective.
I understand your confusion since most of the verbs (past tense/past participle) does not follow after "am". (原文ママ)

 なぜ、I'm done の done が「動詞」として使われているのか、ご教授いただけると幸いです。(状況が分かりにくくて、垂オ訳ありません)


【回答】
 ご質問の I'm done には、2つの用法があるのです。一つは、I'm done. とだけ言った場合は、「私は、ダメになった」という意味と、「私は、~ をし終わった」(I'm done grading. で、「私は、採点をし終わった」)という意味があるのです)

 I'm done. の done は、do の過去分詞で、形容詞として使われているのです。一方、I'm done grading. の場合は、I've finished grading. 「私は、採点をし終わった」という意味で、この場合の done は「動詞」の「過去分詞」なのです。



【質問 No. 24450】 How の有無について 胡桃 2024-04-01 06:21:55
 学校の参考書に、以下の文がありました。

 「休暇は、楽しかったですか?」
 How did you enjoy your holidays?

質問1: 何故、Did you enjoy your holidays? ではなく、How が付いているのでしょうか。How did you ~? は、「どのように(何をして)、休暇を楽しみましたか?」という意味で、例えば、I went to see my parents in Germany. のような応えを期待している疑問文では無いのでしょうか。「楽しかったか?」という、Yes - No の疑問であれば、Did you ~? で、良いのではないかと思いました。

質問2: 「ウィズダム英和辞典」に、How was your vacation? = How did you enjoy your vacation? と、ありました。How は、「方法、手段」を表す用法ではない、と言うことでしょうか?

 よろしくお願いします


【回答】
1. How did you enjoy your holidays? とは、「あなたは、どれほど、休暇を、楽しみましたか?」という意味で、how は、この場合h、「どれほど」という意味の「疑問副詞」で、「どのようにして」という「方法」を表すものではない、ということです。ですから、この質問に対する返事は、Oh, I enjoyed my holidays <very much>. 「私は、休暇を、とても楽しみました」となります。

2. 「ウィズダム英和辞典」にある通り、How was your vacation? とは、「休暇は、楽しかったですか?」という意味で、「どのように、楽しかったか?」という意味ではありません。How did you solve the problem? なら、「その問題を、どのように、解きましたか?」という意味で、この場合は、「方法、手段」を表します。



【質問 No. 24449】 enjoy の現在進行形について R 2024-03-31 18:22:45
 英語の教科書に、

 How's your job? Are you enjoying it?

という例文があり、この場合、「今現在の瞬間」を表しているわけではないのに、なぜ、進行形なのでしょうか? どういうニュアンスなのか、教えていただきたいです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「仕事は、どうですか? あなたは、それ(仕事)を、楽しんでいますか?」ということで、日本語でも、今は、仕事中ではないのに、楽しんでいますか?」と言うことが出来るように、英語でも、Are you enjoying it? と、「現在進行形」を使う事ができるのです。


【質問 No. 24448】 英作文の添削依頼 zoro 2024-03-31 16:48:15
 昨日も、添削を、ありがとうございました。「要約」は、難しいですが、英文のストックが頭に入っていると、やり易いということが、分かりました。やはり、英作文力が、大切なのですね。

課題: <world>(→World) peace is an achievable goal.

1. 「私は、世界平和は、<実現する>(→実現可能である、)という意見に反対だ」
 I disagree with the <idea>(→opinion) that world peace is an achievable goal, for the following reasons.

2. 「第1に、私達は、様々な感覚や価値観を持つ社会のメンバーの一員である」
 Firstly, we are <a member>(→members) of <society>(→a world society) who <have>(→has) a wide variety of <sences>(→senses) and <value>(→values).

3. 「政治、宗教的な信念、人種差別による紛争を避けて通ることは出来ない。例えば、イスラム戦争は、宗教戦争の1例だ」
 It is impossible to <occur>(→avoid) <conflict>(→conflicts) <due to>(→caused by) <politics>(→differences in politics), religious <belief>(→beliefs), <race discrimination>(→and races) . For example, <Islam>(→the Islamic) war is an example of< a religious war>(→religious wars).

4. 「2つ目には、領土の問題がある」
 Secondly, there is a problem related to <territory>(→territories of countries).

5. 「例えば、中国は、日本にとって最大の輸入国ではあるが、いまだに、領土問題などの問題が残っている」
 For example, China is one of the largest <importers>(→importers of Japan), but there still remain problems like a territorial dispute.

6. 「中国は、尖閣諸島を巡り、『戦争を望まないが、恐れない』と警告している」
 Concerning <surveys of>(→削除) the Senkaku Islands, China <adbocates>(→warns) that they do not want a war, but are not afraid of a war.

7.「最後に、核兵器の例を見てみよう」
 Lastly, let's take nuclear weapons <for>(→as an) example.



【回答】
8. 「世界平和を実現化するのであれば、全ての国の核を、一斉に根絶する必要がある」
 If <the world piece>(→world peace is to be) achieved, it would be necessary to <eradicate>(→abolish) all the <weapons>(→nuclear weapons) in all nations.

9. 「しかしながら、ある人は、核兵器を持たないことを、不安に感じている」
 However, some people <feel anxious>(→are worried) <for>(→about) not having them.

10. 「しかしながら、たくさんの人の命が一瞬にして奪われることを考えると、全ての国が核兵器を使うことが許されるべきだという考えも矛盾している」
 <However>(→Nevertheless), considering the <death>(→possible death) of <a millions>(→millions) of <people>(→people all at once), it is a <contradiction>(→contradiction to think) that all nations should be allowed to use nuclear weapons.
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[回答](感想) おっしゃる通り、要約にしても、英文解釈にしても、英語の用法に精通することが、先決です。そのためには、英文法と、英作文が、重要な鍵となります。英文が正しいかどうかは、英文法の力によりますし、英作文は、実際に英語の単語や熟語、それに構文を、しっかり覚えることから始めなくてはなりません。その意味で、自分の考えを英訳するのも一つの手段ですが、できれば、自分の考えではなく、他人の考えを、正しく捉えて、英訳する練習も、欠かせません。私は、昔、朝日新聞の「天声人語」というコラムを取り上げ、それを英訳する練習をした覚えがあります。都合がいいことに、翌日の英字新聞に、天声人語の英訳が載っていて、それを模範解答として、自分の英文の訂正用に使ったものでした。今思うと、よくもあんなに集中してやれたもんだなあ、と自ら感心してしまいます。zoro さんにも、そのような勉強を、お勧めしたいところです。



【質問 No. 24447】 it は、何を指すか? キャンディー 2024-03-31 12:45:59
 Recent psychological studies, however, have determined that as effective as punishment may be in bringing peace to the classroom temporarily, it can intensify the very behavior it is intended to correct when used continually over an extended period of time.

 この文において、2行目の、2つ目の it ですが、that が入りそうな文脈なので、文法的な説明を、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「しかしながら、最近の心理学上の研究の結果、(悪事に対する)処罰は、一時的には、クラスに平和をもたらす効果はあるけれども、それが長期に渡って利用されると、それが矯正することを意図した、正にその行動を、強化してしまう可能性があることが、確認された」ということで、ご質問の it は、両方とも、punishment を指していますが、2番目の it を、関係代名詞の which/that に変え てしまうと、「behavior が、矯正することを意図する」という意味になり、辻褄が合わなくなります。もし、関係代名詞を使う場合は、 which is intended to <be corrected> としなければなりません。



【質問 No. 24446】 仮定法の仮想と、現実について(追加質問) ab 2024-03-31 12:23:20
 前回は、would についての説明をしていただき、ありがとうございます。長い間、理解できていなかった仮定法の感覚が、つかめてきたように思います。

 まず、「仮定法」とは、目の前の事柄が、現実か、仮想かに関わらず、使うことができる、という理解に達しました。
 前回の質問のように、実際に散らかっている部屋が、そこに存在していても、いなくとも、直説法が使われる「現実」とは別の「仮想」があり、そこで動詞の過去形を使い、仮定法を表すことで、それが推測や、ただの仮定や、願望、であるということを伝えることができる。そしてその「現実」と、「仮想」の違いから、結果的に、婉曲などの丁寧表現なども表せる、という思いに至りました。
 私は、今まで "If I had a lot of money, I could go abroad."のような条件節がある、一般的な仮定法の文しか、よく理解していませんでした。ですが、実際には、前回の「(自分の部屋が、どうなっていようとも)あなたには関係ないことでしょう」といった、条件節が省略されたものが多く、また省略された条件節の内容が、上記の文のように、完全な仮定ではなく、現在の事実と違っていても、使うことができる。なので、「現実」と「仮想」の距離感があろうとなかろうと、仮定法は表せる、という理解に達しました。
 
 乱文で申し訳ありません。仮定法については、このような認識で、問題ないでしょうか。


【回答】
 全くおっしゃる通りで、英語では、現実とは別に、仮想上の表現が、日常茶飯事の如くに、使われます。現実を離れた表現であるが故に、想像や、推理、丁寧といった表現が、可能になるのです。前回は、少々乱暴な説明であるにも関わらず、理解していただき、嬉しい限りです。


【質問 No. 24445】 to の訳し方について エイゴリラ 2024-03-31 06:16:32
 <someday>(→Someday), I have to go to war.
 That's scary stuff to try and figure out.

 この2文目は、どういう構造になっていますか? to 以下が stuff にかかっているのか、that が「形式主語」的な役割として機能しているのか、訳し方のコツをお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「いずれは、私も、戦争に行かなくてはならない。そのことは、どんな意味になるのか、考えただけでも、怖い話だ」というような、歌の文句のように、思われます。That は、戦争に行くことを指しており、to try and figure out とは、to try to figure out 「理解しようと努める」という意味で、この不定詞は、stuff を修飾する「形容詞」用法で、「理解しようとするのが(怖いこと)」という意味になります。


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