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【質問 No. 24523】 カンマの後の関係代名詞について つとむ 2024-04-09 18:51:58
 先程は、ご回答頂き、誠に有難うございます。もう一点、カンマの後の関係代名詞につき、質問させてください。

1. I often make curry with Jack, who is good at cooking.
2. I read a book about Mozart, whose music moved me a lot.

 上記の who などを使わずに、下記のように表すことができると思いますが、どのようなシーンで、2つの違いを、使い分けしたら、いいでしょうか?

1a. I often make curry with Jack. He is good at cooking.
2a. I read a book about Mozart. His music moved me a lot.

 何卒、宜しく、お願いします。


【回答】
 コンマの後の who や、whose ~ などを使った英文は、あくまでも「文語体」(又は、書き言葉)で使われるもので、通常の会話では、ご提案のような、1a. や、2a. のような表現が好まれます。


【質問 No. 24522】 the application to move the trial について Tamashiro-OB 2024-04-09 18:43:15
 木村先生、いつも、お世話になっております。VOA NEWS -- April 9, 2024 の記事からの質問です。タイトルがつけられなくてすみません。

 A lawyer for Trump said during the hearing that his client was seeking to stay the case pending the application to move the trial.
DeepLの翻訳: 「トランプ氏の弁護士は、公聴会の中で、彼のクライアントは、裁判を動かすための申請が出るまで、裁判の停止を求めている、と述べた」

 上記の英文では、the application to move the trial 「裁判を動かすための申請」が「、彼のクライアントは、裁判を動かすための申請が出るまで、」と挿入的な、接続的な翻訳になっています。

 解説を、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「トランプ氏の弁護人は、事前審査の席で、依頼人が、裁判を延期するための申請が出されている間、裁判を延期することを求めている、と述べた」ということで、ご質問の the application to move the trial とは、「裁判を延期するための申請(が出されている間)」という意味で、「裁判を動かすための申請が出るまで」という意味ではありません。Deepl の翻訳の「公聴会」は、「事前審査」のことで、「裁判を動かす」は、「裁判を延期する」という意味で、「裁判の停止」ではなく、「裁判の延期」という意味なのです。AI の翻訳は、まだ、実態をとらえるところまでは、行っていないようです。


【質問 No. 24521】 whereas の訳し方と、分詞構文について y 2024-04-09 15:16:31
 長文の中の一部を、うまく訳せません。どう訳したら、いいでしょうか?

 Little did they know at that time the employment problems they would have. Whereas John was able to find a job that didn't pay enough to cover their monthly expenses, requiring that the couple dig into their savings to make ends meet, Keiko was still jobless and friendless.

 Whereas 以降と、requiring 以降の訳し方と、Whereas は、どこまでかかっているのか、がよくわかりません。かかる場所は、make ends meet まででしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文お意味は、「彼らは、その当時、彼らが持つことになった就職問題について、ほとんど知らなかった。ジョンは、仕事を見つけることはできたものの、彼らの月々の費用をカバーするのに充分なだけの給料を払ってもらえず、収支を合わせるために、預金を取り崩すことを余儀なくされたのに対して、恵子は、まだ仕事がなく、友達もいません」ということで、requiring that ... は、継続用法の分詞構文で、and required と書き換えることができます。また、Whereas に導かれた従属節の範囲は、make ends meet, までで、Keiko was still jobless and friendless. が主節になります。


【質問 No. 24520】 no less than ~、no more than ~ などについて たぬきち 2024-04-09 14:53:39
 背景知識から、内容は想像できるのですが、文法的に、正しく解釈できているのか、自信のない文があります。具体的には、以下の通りです。

 For a sample of particles having a weight variation of no more than 10%, the weight of each particle in the sample is no less than 10% and no more than 10% of the average weight of the particles.

 内容は、技術的な知識から、粒子群の重さのばらつきが、平均から10%以内に収まっていること、を表したい文だと想像しています。例えば、平均重量が100gだとすると、粒子の重量が90g〜110gの範囲内にあるイメージです。

 一方、英文が、文法的に、そのような内容を意味しているのか、どうか分かりません。英文の逐語訳を試みたところ、 「重量の変動が10%以下である粒子からなるサンプルに関して、サンプル中の各粒子の重量は、その粒子群の平均重量の10%以上であり10%以下である」となり、述語部分がよくわからないことになりました。

 述語部分の of the average weight の of が「起点」の意味を表して、「平均重量から」というニュアンスがあるのかな? とも思いましたが、no less than 10% and no more than 10% of の部分の、文法的解釈が分かりません。

 英文の述語部分の文法的観点から、ご教示をお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「正確に10%の重量変動を持った粒子のサンプルについては、サンプル内の各粒子の重量は、粒子の平均的重量の10%以上でもなく、以下でもない」ということで、おっしゃる通り、粒子群の重さのばらつきは、平均的重量の10%以内に、収まっている、ということらしいです。of the average weight of the particles とは、「粒子の平均的重量の(10%前後である)」という意味で、of は「起点」を表すのではありません。なお、no less than 10% and no more than 10% とは、「10%以下でもなく、10%以上でもない」という意味になります。no more than ~, no less than ~ の用法ですが、「~ 以上でもなく、~ 以下でもない」という意味を表し、not more than 10% とすると、「10%以下である」となり、not less that 10% とすると、「10%より、少なくない」(=10%以上である)という意味になります。例えば、「彼は、180センチ以上ではない」というのは、He is not taller than 180cm. となり、「180センチ以下である」ということになりますが、He is no taller than 180cm. とすると、「彼は、ちょうど、180センチである」ということになります。



【質問 No. 24519】 関係副詞 why について つとむ 2024-04-09 12:37:38
 お世話になります。

1. The reason why he chose this job is clear.

 関係副詞(why)を使った上記文ですが、why を使わない、次のような表現も可能のように、感じます。

2. The reason he chose this job is clear.

 関係副詞を使うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ご教授頂けましたら、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文 1. の意味は、「彼が、この仕事を選んだ理由は、明らかです」ということで、関係副詞の why は、2. のように、省略することが可能です。why を使うのが「正式」ですが、普段の会話などで使われる「略式」では、2. のように、why を省略します。why を使うメリットは、「正式」である、ということです。


【質問 No. 24518】 Surrendering の主語について Shota 2024-04-09 05:54:46
前回の『倒置』のご回答、ありがとうございました。非常にしっくりきました。今回は、IELTS の以下の文章において、surrendering の元々の文が and the subject surrenders ... となるかどうかの確認のために、こちらの掲示板に文章を掲載させていただきました。

 Thus, in this explanation the subject merges his unique personality and personal and moral code with that of larger institutional structures, surrendering individual properties like loyalty, self-sacrifice and discipline to the service of malevolent systems of authority.

 回答よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の ..., surrendering individual properties ... to the service of malevolent systems of authority. の、surrendering は、and surrenders ... と書き換えることができ、surrenders の主語は、the subject merges ... の subject となります。


【質問 No. 24517】 そのレストランは高い、の表現について y 2024-04-09 05:24:58
 日本語で「そのレストランは高い」と言いますが、英語では「そのレストランの料理は高い」と言わなければならない、と思っていたのですが、必ずしも、そう言う必要はなく、日本語の表現の仕方と同じでいいのでしょうか?

 高校生の教科書に、The restaurant where we had dinner last night was expensive. という文が載っていました。The dishes at the restaurant where we had dinner last night were expensive. と同じように使えるのでしょうか? どちらが一般的な表現、というのはありますか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 昔、私も、The prices of things are <expensive>. と書いたら、先生に、The prices of things are <high>. とするのが正しい、と言われたことがあります。「値段は、高価だ」は、矛盾語法となるわけですが、今回のご質問も、それに似たもの、と感じました。確かに、「レストランが高い」とすると、不動産としてのレストランのように思われますが、英語では、実は、an expensive restaurant と言うことが可能なのです。ですから、ご質問の英文も、The restaurant was expensive. と言うことが、可能なのです。


【質問 No. 24516】 文頭の関係代名詞 Which の意味について ab 2024-04-08 14:00:51
 こんにちは。映画を見ていて、意味不明の文に、出会いました。それは、選択肢を、3つ述べる場面での発言で、3つ目を述べるときに、

 "Which leaves us option three."

とあったのですが、なぜ、先行詞もない関係代名詞の文が、使われるのでしょうか?


【回答】
 ご質問の文頭に出てきた関係代名詞は、通常、コンマの後に使われる「非制限用法」の関係代名詞で、少々長めの文章の後で、..., which leaves us option three. とすべきものを、別文として使ったものなのです。ですから、この文の訳としては、「ということで、我々に残された選択肢は、3番目となります」となります。なお、この文の構造は、which(S) leaves(V) us(O2) [option three](O1). という「第4文型」の構造で、直訳すると、「それは、我々に、選択肢3を、残します」となります。


【質問 No. 24515】 with+名詞+名詞のパターンは、あり得るか? 平野眞次 2024-04-08 13:46:20
 Fully 38% of German companies taking part in a recent business survey said they are relocating production facilities from China to Japan, while 23% are also shifting regional management functions in the same direction, with economic, political and social stability the primary considerations. (from DW)

 (https://www.dw.com/en/why-are-more-german-firms-moving-from-china-to-japan/a-68739496)

 上記の文章の中で使われている、with economic, political and social stability the primary considerations、の部分ですが、with が「付帯状況」を表す前置詞と考えると、economic, political and social stabilityが名詞句で、さらに、the primary consideration も名詞句になっています。「with 名詞+名詞」の用法を初めて見ました。この用法について、解説頂けますと、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の「付帯状況」を表す「with 構文」は、「with 名詞、名詞」となっているのではなく、the primary considerations の前に、being が省略されているのです。ですから、while 23% are also shifting regional management functions in the same direction, with economic, political, and social stability (being) the primary considerations. の意味は、「一方、23% (のドイツ企業)が、経済、政治、そして社会上の安定を第一に考慮する中で、地方の管理機能を同じ方向(即ち、日本)に移動させている」ということなのです。


【質問 No. 24514】 Political turmoil was ... について zoro 2024-04-08 13:28:42
 おはようございます。昨日の文章の続きから、質問があります。

 Political turmoil was growing in Europe, and Breton, emphasizing surrealism's more radical aspects, attempted to ally the movement with the French Communist Party.

 この文章は、 attempted の前に、being が省略されているのでしょうか? 準補語なのか、being の省略なのかが、わかりません。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ヨーロッパでは、政治的混乱が増大しており、ブルトン氏は、超現実主義のより過激な側面を強調し、この運動をフランス共産党と提携しようとした」ということで、ご質問の attempted の前に being が省略されいるのではなく、attempted は、and の後の Breton の述語動詞なのです。


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