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【質問 No. 24479】 英文要約の添削依頼 zoro 2024-04-04 19:23:50
 先生、前回の回答、ありがとうございました。本日も、英文要約の添削を、よろしくお願い致します。

 In the digital era, the influence of social media on public opinion has become a critical area of study. Platforms like Twitter and Facebook have transformed how information is disseminated and consumed, allowing news to spread rapidly across the globe. This shift has democratized information access but also led to challenges such as the spread of misinformation and the echo chamber effect, where users are exposed only to viewpoints that align with their own.
 Researchers have found that social media can significantly impact political elections, consumer behaviors, and social movements. It serves as a double-edged sword by promoting free speech and engagement but also by enabling the rapid spread of false information, which can have real-world consequences. The responsibility of managing this power falls on both the platforms, which need to implement more robust fact-checking and content moderation policies, and users, who must critically evaluate the information they consume.
 Despite its drawbacks, social media remains a powerful tool for positive change, enabling grassroots movements to gain momentum and voices from marginalized communities to be heard. Its role in modern society is complex, reflecting both its potential for fostering understanding and dialogue and its capacity for amplifying divisions.




【回答】
[解答](要約) Thanks to the <dissemination>(→introduction) of the Internet, many people have become able to spread their <opinion>(→opinions) through so-called social media platforms. However, <It>(→it) entails danger such as users <could spread>(→spreading) <some>(→削除) fake news. Social media <turned head>(→is gaining great influence) <as it influenced society>(→in) society, but it <is>(→has) a flip side <that>(→to it in that) users can <speech>(→speak) freely but <spread>(→at the same time, they can spread) false information <too>(→削除). Both its potential for helping <understanding>(people understand one another) and its <capacity>(→danger) for increasing <divisions>(→divisions among the people) coexist in social media.

 今回も、本文を1部、丸ごと無視する形になってしまいました。なかなか、難しいです。本日も、よろしくお願い致します。

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[回答](感想) おっしゃる通り、内容が複雑なので、要約は、容易ではありません。どれを消して、どれを活かすか、ですが、難しい選択になります。それにしては、zoro さんの要約を見ますと、全く的外れではありません。しっかりと、内容を消化して、自分の英語でまとめている点は、さすがと感心させられます。英作文の練習を兼ねた鍛錬として、続けてください。



【質問 No. 24475】 Nothing is impossible. の言い換えについて 大介 2024-04-04 12:45:45
 Nothing is impossible. 「不可能なことはない」を、 
@ Impossible is nothing. や、
A The impossible is nothing. に、言い換えることは、可能ですか?  なお、@ は、元の文の倒置ですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「何事も、不可能であることはない」ということで、この世で、不可能と言えるものはない、ということです。ところで、@ のように、この文の補語に当たる impossible を、文頭に出した Impossible is nothing. という「倒置文」はありません。また、The impossible is nothing. という文も、ほとんど意味をなしません。

 「倒置文」とは、原則として、副詞句などが文頭に出された場合に、主語→動詞の語順が、動詞→主語の語順になることを言うので、@ のように、補語を文頭に出す「倒置文」はありません。倒置文とは、Never have I seen such a beautiful sight. 「そのような、美しい景色を、見たことがありません」のように、本来、I have never seen such a beautiful sight. と言うべき文を、Never を文頭に出して強調したもので、そのような場合に、Never を文頭に出したために、I have seen が、have I seen という風に、主語と動詞が“逆転”したものを言うのです。



【質問 No. 24474】 現在分詞の受動態と、過去分詞について おまめ 2024-04-03 18:54:24
 いつも、お世話になっております。本日、2回目の質問です。

 現在分詞の受動態と、過去分詞について、質問をさせて頂きます。

1. English spoken by Japanese.
2. English being spoken by Japanese.

 以上の、2つの言い方では、ニュアンスは異なるのでしょうか? 私は、1. は、漠然とした感じで、2. の方がリアルタイムで話されているような感じがしました。

 よろしくお願いします。


【回答】
1. の意味は、「日本人によって<話される>英語」という意味で、2. の意味は、「日本人によって<話されている>英語」という違いで、通常は、1. で充分で、2. を使う必要はありません。1. の意味は、「日本人の英語」というニュアンスがあります。


【質問 No. 24473】 仮定法の should と、were to の違いについて 津田 2024-04-03 18:46:35
 質問、失礼致します。仮定法の were to と should について、テキストには、「実現する可能性の違い」という記載がありました。私は、和文英訳問題で、以下のような間違いをしてしまいました。

問題1: 「もし、私が彼と結婚していたら、私はすごく嬉しいでしょう」
テキスト解答:
1. If he were to marry me, I would be so happy.
2. If he should marry me, I would be so happy.
私の解答: If he should be <marryed>(→married to) me, I would be so happy.

 この場合、should を使うのは、適切ではないでしょうか? アドバイス頂けましたら、幸いです。

 宜しくお願いします。


【回答】
 「仮定法」の were to ~ と、should ~ の違いは、前者の方が「実現性」がより低い状態での「仮定」を表しますが、should を使うことも可能です。

 ところで、今回の問題で、「もし、私が彼と結婚していたら、私は、すごく嬉しいでしょう」は、前半の「仮定節」が「過去完了」なので、「私は、嬉しかったでしょうに」という結びにするのが、一般的と思われます。すなわち、If he were to have married me, I would have been so happy. とするのがよい、と思います。なお、「誰々と、結婚する」は、marry someone とするか、be/get married to someone とすることを、覚えてください。



【質問 No. 24472】 挿入文 look at ~ の用法について Tamashiro-OB 2024-04-03 15:39:22
 木村先生、いつも、お世話になっております。前回に続いて、VOA NEWS -- April 2, 2024 からの質問です。

 "If Macky Sall had stayed longer, it might have given rise to a coup d'etat look at the other countries around Senegal in West Africa, we've seen how civilian governments have been toppled by the military."

 上記の英文の look at ~ について、解説して下さい。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「もしも、Macky Sall 氏がこれ以上長く政権に留まっていたら、そのことが、クーデターを発生させたかもしれません。それが証拠に、西アフリカのセネガルの周りの他の国々を見てご覧なさい。私たちは、文民政府の多くが、軍によって、転覆させられるの見てきたじゃありませんか」ということで、英作文の教師として、この英文を見た場合、a coup d'etat の後に、セミコロン(;)をつけさせるところです。セミコロンは、前文の内容を引き受けて、「なぜならば」と、理由を述べるときに使われるのです。それにしても、Look at the other countries ..., のように、命令文を出したなら、続く主節の前に、<and> we've seen how ... という風に、and をつければ、If A, and B. 「もし、Aならば、Bとなる」という、典型的な構文になるところですが、往々にして、このような、崩れた構文が散見されるのです。


【質問 No. 24471】 as の用法について Tamashiro-OB 2024-04-03 14:35:25
 木村先生、いつも、お世話になっております。VOA NEWS -- April 2, 2024 の記事からの質問です。

 Some say what happened in Senegal may inspire others in sub-Saharan Africa as VOA's Nairobi bureau chief Mariama Diallo reports from Dakar.
 「セネガルで起きたことは、サハラ以南のアフリカの他の国にも、刺激を与えるかもしれない、と言う人もいる。VOA のナイロビ支局長マリアマ・ディアロが、ダカールからレポートする」

 as は、2文を分けると思うのですが・・・。上記の英文の as について、解説して頂きたいです。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「VOA のナイロビ支局長、マリアマ・ディアロ氏が、ダカールから報告するように、セネガルで起こったことが、サハラ以南のアフリカにいる他の(国々の)人々に、インスピレーションを与えるかもしれない、と言う人もいます」ということで、as は、「... するように、... する通りに」という意味の「接続詞」なのです。


【質問 No. 24469】 added to an increase について 寅次郎 2024-04-03 15:01:51
 「質問 No. 2446」に対する、丁寧なご回答、ありがとうございました。読み直していましたら、同じ文章内について、別の疑問が生じました。

 The growing deer population has added to an increase in crop damage on farms, the destruction of homeowners’ yards, and automobile accidents; thus, ...

なのですが、辞書には、add to ~ で、「... を増やす」のように書かれています。となりますと、S has added to an increase in ... を、そのまま日本語にすると、「S は ... の増加を増やした」となって、意味が重複するように思うのですが、いかがでしょうか。ちなみに、“added to an increase” の語連続で、ネット検索してみたところ、ほとんどヒットしませんでした。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「増加し続ける鹿の総数は、農場における作物への被害や、民家の野菜畑の破壊、さらには、自動車事故における増加を、齎(もたら)すようになってしまったので、...」ということで、add to ~ とは、「~ を増加させる」という意味の熟語で、add to an increase で、「増加を加速させる」という意味になります。なお、add to は、ただ単に、add 「~ を加える」としてもよいのですが、add an increase とは言えないので、add to an increase としたわけです。


【質問 No. 24468】 後置修飾について おまめ 2024-04-03 14:10:29
 お世話になっております、本日も、よろしくお願いいたします。分詞の後置修飾についての質問です。

 以下の文のように、修飾される直前の名詞と、分詞の間に、前置詞句などを挿入することは、文法上可能でしょうか?

 The man with white hair roaring at the station was my friend.
 私訳: 「叫んでいる白髪の老人は、私の友人だった」

 「現在分詞の直前に、必ず名詞がくる」と、断言をしているサイトが目につきましたので、疑問に感じてしまいました。アドバイスを頂けますと、幸いです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「駅で喚(わめ)いている、白髪の男は、私の友人だった」ということで、後置修飾語の roaring at the station は、[The man with white hair]という「名詞句」を、後ろから修飾しているので、ご覧になったサイトでの、説明と矛盾しないのです。


【質問 No. 24467】 All と、Everything の違いについて パロット 2024-04-03 13:13:16
 木村先生、いつも、お世話になっております。

 (    ) he said was true.

という「空所補充問題」に出会いました。(もしかしたら、 (    ) that he said was true. と、問題文に that が入っていたかもしれません) All か、Everything で迷ったのですが、どちらが適切でしょうか? それとも、どちらでも、問題なかったりするのでしょうか?

 ご教示お願いします。



【回答】
 ご質問の英文の空所には、All と、Everything の、どちらでも、英文としては、成り立ちます。意味の違いは、All とした場合は、「彼が言ったことの、全てが本当です」という意味になり、彼が言ったことを、纏めて、全てが本当だった、という意味になります。一方、Everything とした場合は、「彼が言ったことの、一つひとつが、正しかった」となり、彼が言ったことの“各論”、つまり、個々のことが、事実であった、という強調的な意味になります。

 ところで、カッコの後に、that が入っていたかもしれない、との注釈についてですが、that が入っていない場合は、(What) he said was true. 「彼が言ったことは、正しかった」という解答も可能となります。



【質問 No. 24466】 system という言葉について 寅次郎 2024-04-03 10:39:39
 細かいことについての質問で恐縮なのですが、下記のパッセージの最終文にある system という言葉が気になりました。
 system と言うと、何かしら体系的なもの、系統だったもの、を言うように思うのですが、this system とは、「シカが増えすぎたために、その数を抑える目的で、シカ狩りをすること」を指していると思います。だとしますと、system という語を使うのは、少し大げさに感じられるのですが、いかがでしょうか。

 Hunting has always been a popular sport in the United States. During the autumn months, wooded areas across the nation are invaded by men driving pickups and carrying rifles, in search of anything from large bear to small grouse. The most popular hunted animal, though, is the white-tail deer.
 The hunting of deer has been largely supported by local governments because the huge deer population in the United States has doubled, even tripled in some states, in just the last decade. The growing deer population has added to an increase in crop damage on farms, the destruction of homeowners’ yards, and automobile accidents; thus, state officials encourage deer hunting as a means of keeping these problems under control. Yet, not everyone is in favor of this system as a means to manage the destruction caused by deer, and recently there has been a national debate over whether or not the best solution to controlling the deer population is to kill these graceful creatures.


【回答】
 ご質問の system という言葉は、「制度、体系」といった、かなり専門的な言葉なので、日本人から見ると、たかが「鹿狩り」の方法を指す言葉としては、少々大袈裟に聞こえますが、ここでは、a means of keeping these problems under control 「これらの問題を、制御(抑制)する一つの方法」という意味で使っているわけで、言ってみれば、大和言葉を、漢語で言い換えたようなもので、英米人にとっては、それほど違和感を感じるものではないように、思います。
 ところで、大和言葉と漢語の関係と言いましたが、英語にも、これに似た言語体系があり、英語は、元々ゲルマン語系の言葉だったのですが、中世紀に、イギリスが、フランスによって征服されたために、約400年間にわたって支配されたために、ギリシャ・ラテン系のフランス語が英語に借用され、英語のいわゆる「学問語」(learned vocabulary)は、日本語の漢語と同じく、ギリシャ・ラテン系の言葉なのです。大雑把にいうと、英語の語彙の6割以上が、フランス語からの借用語となっているのです。見分け方は、三音節以上の言葉は、先ず、フランス語を通したラテン系の言葉なのです。system も、その一つで、ギリシャ語→ラテン語→フランス語→英語という経路を辿って、英語に借用された言葉なのです。ですから、英語にとっては、元々は、外来語だったわけで、その意味では、やや堅苦しい言葉ではあるのです。



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