【質問 No. 24240】 should の使い方について |
よしこ |
2024-02-29 06:29:54 |
いつも、ありがとうございます。以下の文章の、英文解釈をお願いいたします。
@ If one had but a single glance to give the world, one should gaze on Istanbul.
「もし、人が世界を一度しか、眺められないとしたら、イスタンブールを見るべきだ」
私の解釈は、もともと、この文章は、以下のような文章であるはず、と思いました。
A If one had to give the world but a single glance, one should gaze on Istanbul.
a single glance を強調するために「倒置」が起きて、⓵の順序になったのだと思いました。ただ、仮定法には、If節の中に、should を使う文章はあるようですが、従属節に should を使う事例が、ロイヤル英文法では、説明されてませんでした。空想のことなので、仮定法だと思ったのですが、違いますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
|
【回答】
|
ご質問の 1. の意味は、「もしも、人が、世界に与えるべき、一瞥(べつ)だけしか持っていたとするならば、人は、イスタンブールを、見つめるべきでしょう」ということで、もしも、人が一度しか世界を見ることができないとしたら、イスタンブールを、見るべきだ、ということです。
なお、この文の前半(従属節)の文型は、If one(S) [had to give](V) [the world](O2) [but a single glance](O1), の各要素から成る「第5文型」で、「倒置」(= 主語・動詞が逆転すること)は、起こっていません。
また、「仮定法過去形」は、If one <had> ~, one <should> ... の形をとることで、間違いはありません。
| |