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【質問 No. 25496】 コロンの意味について しゅうた 2024-08-30 18:29:32
 お世話になります。

 He named the first artificial dye after the French name of a purple plant: mauve.

 この文は name O C の文型だ、と思うのですが、なぜ、ダブルコロンが入るのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、最初の人工染料を、紫色の植物のフランス語名にちなんで、「モーブ」(藤紫)と、名付けた」ということで、この文の構造は、He(S) named(V) [the first artificial dye](O) [after the French name of a plant: mauve](M). の各要素から成る「第3文型」となります。もし、これが、He(S) named(V) [the first artificial dye](O) mauve(C) [after the French name of a plant](M). という語順であれば、おっしゃる通りの、「S V O C」の文型となります。なお、plant の後の「:」は、ダブルコロンではなく、「コロン」と呼ばれます。また、コロンは、一般に「すなわち」という意味で使われます。


【質問 No. 25495】 think と、形式目的語の it について ここ 2024-08-30 12:55:36
 I think <it> a pity for you to miss such a chance.

のような、「形式目的語」<it> を使った「S V O C]の構文について、

1. think は、基本、自動詞ですが、このような「第5文型」をとる場合は、他動詞として扱うのでしょうか?

2. I think (that) it's a pity for you to miss such a chance. とは、何が違うのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたが、そのようなチャンスを、逃すのは、残念であると、思います」ということで、おっしゃる通り、この文は、I(S) think(V) it(O) [a pity](C) [for you to miss such a chance](M). から成る「第5文型」になります。

1. think には、「自動詞」と、「他動詞」の用法があり、ご質問の文では、「他動詞」として、機能しているのです。

2. のように、従属節を導く that を省略した文の方が、口語的な文で、1. のような構造の文よりも、自然に響くのです。



【質問 No. 25493】 文法問題について tyh 2024-08-29 18:42:11
 I would've thought he'd come back here by now.

 こちらの文なのですが、訳が、「私は、今頃は、彼がここに戻ってきてると思った」なのですが、何故、「仮定法過去完了」が使われているのか、分かりません。

 教えていただけると、幸いです


【回答】
 「私は、彼が、今頃には、帰宅していただろう、と思った」を、普通に英訳すれば、I thought he would have come back here by now. となるはずですが、ネイティブスピーカーは、過去についての「推量」を、「過去完了形」で表す習慣があるので、I thought を I would have thought と表現する人がいるのです。


【質問 No. 25492】 fish の複数形について 元木村ゼミの学生 2024-08-29 18:31:00
 こんにちは。20年前、木村ゼミの一員だった者です。

 高校1年生に英語を教えている時に、fish の複数形は、fish のままって習ったと言われ、辞書やネットで調べたら「fish」と「fishes」と両方掲載されていました。

 高校生に「fish」の複数形を教える際、どの教え方が、一番良いのでしょうか?

@「fish」のまま。
A「fishes」と、-sh で終わっているので、-es を付ける。
B「fish」と「fishes」の両方を正解とする。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 「今日は、魚を、たくさん、釣ってきたぞ」を英訳する場合、I have caught a lot of <fish> today. とするのが、一番無難です。ご存知のように、fishes という「複数形」は、魚の「種類」を問題にする形で、一般に「魚」は、fish で十分なので、Tonight we ate <fish> for dinner. 「今晩は、夕食に、魚を食べました」とすれば、間違いありません。


【質問 No. 25491】 be pleased to について のるるん 2024-08-29 15:57:55
 先生、いつも、明確なご回答、ありがとうございます。

 今回は、be pleased to について、質問があります。

 We are pleased to confirm your reservation for 〜.

のような定型表現があると思うのですが、これは、予約したい内容をお客様から詳細に伺った後、最後に、予約内容を確認する意味で、用いるのでしょうか。

 Your reservation has been confirmed.

と同じ意味と、とらえてよろしいですか。

 また、後日、お客様側が予約内容を再確認したい場合は reconfirm を用いるのでしょうか? それとも、その時も、confirm で、構わないのでしょうか。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 We are pleased to confirm your reservation for 〜. という書式は、予約を受け付けた側が、確かに、ご予約を、うけたまりました、という返事として使われるもので、内容としては、Your reservation has been confirmed. で十分なのですが、ホテルなどの「確認」のための「書式」としては、We are pleased to confirm your reservation ~ という、丁寧な表現を使うのです。

 ところで、予約を取り付けたお客が、間違いなく予約が受け付けられたかどうか、を知りたい場合は、I'd like to make sure that my reservation at your hotel has been correctly accepted. などとするのが、一般的と思われます。あまり短すぎると、誤解を招くことになりかねませんので、気を付けてください。



【質問 No. 25490】 a と、the の用法について やっすー 2024-08-29 14:38:48
 Is <that>(→削除) the man reading a newspaper your father?

という文が、テストで出てきたのですが、質問があります。

1. まず、the man となっているのは、後ろに分詞で修飾している部分があるからですよね。

2. そして、a newspaper とありますが、自分は the newspaper の方が適切だと思ったのですが、どうでしょうか。理由としては、その男が読んでいる、ということが「特定」されていることにあたると思ったからです。

 ご教授ください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「新聞を読んでいる人は、あなたのお父さんですか?」ということで、

1. the man と、定冠詞が付いているのは、後ろから reading a newspaper という分詞句によって修飾されてるからです。

2. 「新聞」の前に 不定冠詞の a がついているのは、新情報であることを示すもので、ここでは、the newspaper「その新聞」という風に、新聞を限定する必要はないので、限定詞の the をつける必要はないのです。「お父さんが呼んでいる新聞」と言うのであれば、the newspaper your father is reading という風に、the newspaper となります。



【質問 No. 25489】 like と unlike について can 2024-08-29 13:48:15
 次の、2つの文の意味や、ニュアンスに、違いはありますか?

 また、old と unlike の間に、コンマは必要ですか? 発音するときに、注意することはありますか?

1. You are not old like me.
2. You are not old, unlike me.


【回答】
1. の意味は、「あなたは、私と同じく、老人ではありませんね」ということで、私も、あなたも、老人ではない、というニュアンスがあります。

2. の意味は、「あなたは、私とは違って、老人ではありませんね」ということで、私は老人ですが、あなたは、老人ではありません、というニュアンスがあります。

 2つの英文のイントネーションの違いは、だいたい、以下の通りです。

1. You are not old(↓) like me(↓).
2. You are not old(↑), unlike me(↓).

 なお、unlike の前には、一息入れる意味でも、コンマをつけた方がよいでしょう。



【質問 No. 25488】 don't have to V について(追加の質問) mint 2024-08-29 15:41:04
 先生、先ほどの質問への丁寧なご回答、ありがとうございました。

 <前半部分の don't have to V は「…する必要はない」というのが定番の和訳だと思うのですが、「…とは限らない」という意味もありますか? 例えば、It doesn't have to mean a gloomy future. の文のような場合です>


 上の質問に対するご回答も、よろしくお願いします。

 ちなみに、この文は、前文をうけて書かれています。It→But this となっています。


【回答】
 ご質問の It doesn't have to mean a gloomy future. 「そうだからと言って、暗い未来を意味する必要はない」 という意味で、前後の関係や、その場の状況で、「それは、暗い未来を意味するとは、限らない」という意味になるので、通常は、It doesn't necessarily mean a gloomy future. とするのが、一般的です。たまたま、状況から、「... とは限らない」というニュアンスがあったとしても、すべての場合に、don't have to でよい、とは限りません。


【質問 No. 25487】 don't have to V について mint 2024-08-29 06:14:19
 木村先生、はじめまして。早速、質問があります。

 don't have to V は「…する必要はない」というのが定番の和訳だと思うのですが、「…とは限らない」という意味もありますか? 例えば、It doesn't have to mean a gloomy future. の文のような場合です。

 また、英語の「…とは限らない」のような部分否定の表現が難しいです。定番の語句等、ご教示下されば幸いです。

 よろしくお願いします!


【回答】
 「~ するとは、限らない」という表現を挙げると、次のような例があります。

1. <Not all> children like apples. 「どの子供も、リンゴが好きとは限らない」

2. Money does <not always> bring happiness. 「お金が、必ずしも、幸福をもたらすとは、限らない」

3. The rich are <not necessarily> happy. 「金持ちは、必ずしも、幸福とは限らない」

 以上の例文からも分かるようように、「全肯定」の文を、否定文にすると、「部分否定」になるのです。



【質問 No. 25486】 総会での数について gaku 2024-08-28 18:51:09
 Provided that a General Meeting notwithstanding that it has been called by a short notice shall be deemed to have been duly called if it is so agreed:

(a) in the case of an Annual General Meeting, by all the Members entitled to attend and vote thereat; and
(b) in the case of an Extraordinary General Meeting, by that number or majority in <number>(→the number) of the Members having a right to attend and vote thereat, being a majority together holding not less than 95 <per cent>(→percent) (95%) of the total voting rights of all the Members having a right to vote at that General Meeting.

(b) の文について、教えてください。

1. どの部分が従属節で、また主節ですか?

2. 主節の「S V」は、それぞれ何ですか?

3. by that 以下と、being a majority 以下の関係が、よくわかりません。
 
 総会に出席して、議決権を行使する権利を有する会員の「number 数」なのか、「majority 過半数」なのか、「95%」かなのか、「total voting rights 総数」なのか、結局、どの数が同意すればいいのか、教えてください。


【回答】
 先ず、ご質問の英文の意味を見てみますと、「ただし、総会が急遽招集された場合でも、総会がそのように同意した場合には、正式に招集されたものと、見なされます。

(a) 年次総会の場合、出席し、投票する権利を有するすべての会員によって(そのように同意された場合)

(b) 臨時総会の場合、出席して、投票する権利を有する会員の数、又は、過半数により、会員の95%以上を有する過半数によって(そのように、同意された場合)、(正式に招集されたものと、見なされます)」という意味になります。

1. (a) の場合も、(b) の場合も、if it is so agreed by ... という構文になっているので、主節と従属節は、if it is agreed by ... で、(a) では、by all the members ... によって修飾されており、(b) の場合は、by that number or majority ... によって修飾されているのです。

3. の being は、ここでは、which is a majority ... と言い換えることができる分詞構文なのです。



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