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【質問 No. 25673】 英訳の点検をお願いします。 a student 2024-10-03 09:46:05
 お願いします。

 「彼女は、イギリス海峡を泳ぎ渡ることが出来た、一番若い人だ」の英訳は、下記でいいですか?

 She's the youngest person who could swim the Channel.

 いつも、ありがとうございます。


【回答】
 ご質問の英訳として定着している構文は、次のようなものです。

 She is the youngest person to have swum over the English Channel.

 勿論、質問者の She is the youngest person that could swim over the English Channel. としても良いですが、アメリカ人は、that の代わりに、who を使いたがる傾向があります。



【質問 No. 25672】 break down に「落とし込む」という意味は、あるか? エイゴリラ 2024-10-03 09:38:10
 ビジネス用語で break down は、「抽象的な話を、具体的な案に <落とし込む>」のような使い方をされていますが、英語でも、本当に、このような使い方をするのですか? それとも、これは「和製英語」のようなものですか?

【回答】
 英語の break down には、色々な意味がありますが、「一つの大きな塊を、いくつかの小さな塊に、細分化する」という意味があり、This sentence can be broken down into three clauses.「この文は、三つの節に、細分化(分ける)ことができます」などのように、使われます。ご質問は、「彼のスピーチは、5つの問題に、落とし込むことができます」などと言いたい場合は、His speech can be broken down into five problems. などのように、言うことは出来ます。その他、より具体的な、日本文があれば、教えてください。


【質問 No. 25671】 While the use of artificial satellites in weather forecassting ... について zoro 2024-10-03 09:12:56
 ご回答、ありがとうございました。本日、2件目となりますが、Eyes in the Sky からの、質問を、よろしくお願い致します。

 While the use of artificial satellites in weather forecasting and broadcasting is widespread today, < one rather > surprising application has arisen in the financial world.

(私訳)「天気予報と、ラジオ、テレビの放送における、人工衛星の使用が、今日、広く普及している一方、金融界に、むしろ驚くべきアプリケーションが、現れた」

@ one とは、artificial satellites を受けて、「そんなようなもの」という、意味になるのでしょうか?

A rather は、副詞で、「それよりむしろ」と訳して良いですか?

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「今日では、天気予報や、放送における人工衛星の使用が広く普及していますが、金融界では、一つの、むしろ驚くべき用法が、生まれています」ということで、

@ の one とは、artificial satellites ではなく、one (rather surprising) application という構造で、one は、application の「形容詞」で、「一つの応用」という意味です。また、rather
surplising とは、「むしろ、驚くべき」という意味で、application を修飾しています。

A rather は、「むしろ、どちらかと言えば」という意味の副詞で、ここでは surplising を修飾しているのです。



【質問 No. 25670】 修辞的疑問文(Rhetorical Question) 以外に考えました ヨッシー 2024-10-03 06:52:22
 お世話になります。
 お目付け役だと言われると、質問しにくいのですが、、、。

 <No. 25664>関連
 設問
 Extraordinary young leaders who are redefining our communities for the better. The world has a lot of problems, and who better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference.

 先生訳「私たちのコミュニティーを、より良い方向に再定義している、並外れた若いリーダーたち。世界には、多くの問題がありますが、真の変化をもたらすために、時間とエネルギーを持つ若者以上に、問題を解決できる人は、いないでしょう」
また、「ということで、この英文全体の中で、主語と述語を備えた、ちゃんとして文は、The world has a lot of problems だけで、最初の文と、最後の and who 以下の文は、主語と述語を備えていません。」に同意します。

 私がこれを読んだとき、これは熟達したnativeが書いたものか、どうか確信が持てませんでした。

 私が書くとすれば、<>部を挿入して、
The world has a lot of problems, <therefore those> who <is> better to fix them than a young person with the time and energy <could> make a real difference.
ではないかと解釈いたしました。
 ご意見をいただければありがたいです。

 便乗型質問で申し訳ないです。


【回答】
 ヨッシーさんが、書き換えれた英文の意味は、「世界には、たくさんの問題が存在しますが、それゆえに、時間とエネルギーを持った若者よりも、これらの問題をより良く改善出来る者が、真の改革を行うことができるだろう」ということになり、この言葉の前提として出された、若者への期待とは、そぐわない内容となってしまします。

 それよりは、私が提唱している、修辞学的疑問文の who is better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference? 「本当の改革を成し遂げることができるためには、時間とエネルギーを持った若者以上に、これらの問題を、よりよく改善出来るのは、誰だろうか?」という解釈の方が、コンテクストに、合致しているように、思うのですが、いかがでしょうか?

 一つ、ヨッシーさんのお言葉の中に、「これは熟達した native が、書いたものか、どうか」という言葉に接し、私も、同じような疑問を持ちました。その理由は、最初の書き出しでは、「私たちのコミューニティーをより良いものに改善しようとしている並外れた、若いリーダーたちがいる」と発言しているのに、who better to fix them than <a young person> with the time and energy to make a real difference の中で、a young person としている点です。ここは、どうしても、young persons と、複数形にしないと、辻褄が合わないように思われます。こういう点を勘案してみると、これは、non-native が書いたもののようにも、思われてなりません。



【質問 No. 25669】 英語の sensei の意味について naka 2024-10-02 18:30:52
 英語の sensei を辞書で引くと、a teacher of karate or other martial art (= a traditional Japanese or Chinese form of fighting or defending yourself) と、あります。英語話者には、sensei は、「学校の先生」ではなく、「武術の指導者」という認識ですか?

【回答】
 「先生」という言葉が、英語圏、その他で、外来語として使われていることは、承知していましたが、柔道や、空手といった、特殊の分野での「指導者」という意味で使われているようです。実を言うと、「先生」という言葉を、「広辞苑」で引いてみると、面白いことがわかります。

 「先生」という言葉は、1. 学徳の優れた人。自分が私事する人、また、その人に対する敬称。
2. 学校の教師。3. 医師、弁護士など、指導的な立場にある人に対する敬称。5. 他人を、親しみ、または、からかって呼ぶ言葉、とあります。これらのうちで、海外で、武道などを教えた人が、「先生」と呼ばれたことから、外来語となったものと思われます。

 因みに、日本人でも、職業としての「教師」を、「先生」と呼ぶことで、子どもたちは、「将来は、先生になりたいです」などと言いますが、正しくは、「私は、将来は、先生になりたいです」などと言うのは間違いで、「私は、将来は、学校の先生になりたい」と言うか、「(学校の)教師になりたい」と言うのが、正しいことになるのです。英語で言うときは、I want to become a school teacher in the future. となります。



【質問 No. 25668】 Breeding healthy clones with ailing individuals could について zoro 2024-10-02 15:25:46
 おはようございます。昨日の文章の続きから、質問があります。

 Breeding healthy clones with ailing individuals could also eliminate genetic flaws endemic to a species.

(私訳)「健康なクローンを繁殖することは、また、種特有の遺伝的な欠陥も、取り除くことが出来る」

 with ailing individuals の訳が、わかりません。「病気の人を持つ」では、おかしくなってしまいます。

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意見は、「病気の個体と、健康なクローンを、交配すると、ある種に特有な遺伝的欠陥を取り除くことも可能です」ということで、ailing individuals とは「病気の個体」という意味です。


【質問 No. 25666】 Supporters envision de-extinction science being について zoro 2024-10-02 15:28:06
 先生、ヨッシー様、ご回答ありがとうございました。本日は、Reviving Extinct Species からの、質問をよろしくお願い致します。

 Supporters envision de-extinction science being applied not only to extinct species but to endangered species as well.

(私訳)「サポーターは、ディエクスティンクション科学は、絶滅種だけではなく、絶滅危惧種にも、適用されると想定している」

 being は、「動名詞」で、de-extinction science は、「動名詞の意味上の主語」となるのでしょうか?

 もう1つ、質問があるのですが、時間が遅くなってしまったため、明日、質問をさせて頂きます。よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「支持者たちは、絶滅種の再生学の中に、絶滅種だけでなく、絶滅危惧種にも、適用されるべきであることを、構想している」ということで、言い換えれば、Supporters envision that de-extinction science should be applied, not only to extinct species but to endangered species as well. となるので、おっしゃる通り、de-extinction science が、being applied の「意味上の主語」になっていることは、明らかです。


【質問 No. 25664】 25614の質問 フルーツ 2024-10-02 13:30:12
 Extraordinary young leaders who are redefining our communities for the better. The world has a lot of problems, and who better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference.

 「真の変化をもたらすための、時間とエネルギーを持つ若者以上に、問題を解決できる人は、いないでしょう」

 この文で、なぜ、「若者以上に、、、いないでしょう」といった訳し方になるのか、が分かりません。than が、「〇〇より」という訳し方は、しないでしょうか? また、better は、この文章では、「動詞」でしょうか? 「〇〇を、良くするのか」が分からないです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私たちのコミュニティーを、より良い方向に再定義している、並外れた若いリーダーたち。世界には、多くの問題がありますが、真の変化をもたらすために、時間とエネルギーを持つ若者以上に、問題を解決できる人は、いないでしょう」ということで、この英文全体の中で、主語と述語を備えた、ちゃんとして文は、The world has a lot of problems だけで、最初の文と、最後の and who 以下の文は、主語と述語を備えていません。

 ですから、この問題を解く鍵は、and who better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference. を、この文全体の位置付けと、主語と述語を備えた英文として理解することにあります。この部分を、このまま理解するためには、who better to fix them の部分が、どうなっているか、を見極めなければなりません。

 私の考えは、who better to fix them の構造は、better to fix them という不定詞が、後ろから who を修飾している、という考えです。つまり、「それら(の問題)を、よりよく解決すべきだれが」ということになります。その後の than a young person with the time and energy to make a real difference. の意味は、「本当に違いを生じさせる時間とエネルギーを持った、若者よりも、」という意味になります。この文も、前述の通り、who が主語である、という印は、見つかりません。しかし、それでは、日本語になりませんので、私は、敢えて、who を主語とした、修辞的疑問文(Rhetorical Question) として、Who knows the real truth? 「誰が、真実を、知っているか→誰も、真実を、知っているものはいない」という例に因んで、「若者より、上手に、違いを作ることができるか?」という例文を目安に、Who is to fix them better than a young person with the time and energy to make a real difference? 「本当の違いを作ることができる、時間とエネルギーを持った、若者以上に、誰が、それらの問題を、よりよく解決することができるだろうか?」と言いたのだ、と思います。 



【質問 No. 25663】 英検3級の過去問題から kazu 2024-10-02 10:21:28
 My mother drives me to school.

 この英文は、文型で表すと、どのように表示された文型なのでしょうか?

 教えて頂けますか? よろしく、お願いいたします。


【回答】
 「文型」(Sentence Structure) とは、一つの文を構成する要素に応じて、主語、動詞、目的語、補語、及び、それらの要素を修飾する「形容詞」的な語句と、「副詞」的な語句とに、分けたものを言います。「文型」の種類には、1. 「主語+動詞」から成るもの、2. 「主語+動詞+補語」からなるもの、3. 「主語+動詞+目的語」から成るもの、4. 「主語+動詞+(間接)目的語+(直接)目的語」から成るもの、5. 「主語+動詞+目的語+補語」からなるもの、の5種類の文型、つまり、「5文型」が存在します。

 そこで、ご質問の英文は、[My mother](S) drives(V) me(O) [to school](M).
の各要素から成る「第3文型」に属し、この場合の M は、「副詞的修飾語句」となります。この文の意味は、「私の母は、私を、学校まで、車で、運びます」となります。

 このように、「文型」とは、英文を理解する、基本的な、道筋になるので、絶えず、文型を意識することで、英文の意味を、正しく、理解するようにしてください。



【質問 No. 25662】 ZOROさんの質問について(語彙レベルの訳語について) ヨッシー 2024-10-02 10:01:00
 飛び入りで、失礼します。語彙レベルでの訳語について、小ネタを少々上げさせていただきます。

 researchers were left → 「研究者たちには、一見すると、乗り越え難い課題が残された」これは、「受動態」か、「能動態」か、の違いですが、前者にしたのは、多少好みの差とでも言えるかも知れません
 extraterrestrial transmission → 直訳すれば地球外伝送でしょうが、後ろに signals を補って「地球外(生命体)から送られてくる信号」ということです。
 signal generator → 「信号発生器」なので、generated を「発生した(発生された)」でもいいですが、「出てくる」のほうが、分かりやすいと思います。
 stars and galaxies → 前回は stars だけでしたので、あえて「星々」としましたが、galaxies があるので、「銀河たち」とするのも変だと思い、「星や、銀河」。
 noise を「騒音」とするか「雑音」とするかですが、「騒音」は主に音響部門で用い、「雑音」は電気電子部門で用いられます。しかし、例えば、無責任な外野からの発言を「雑音」と言ったりはしますが、この文脈では電波「雑音」でしょう。
 実は、signal と noise は、紙一重というか、視点によって、どちらにもなります。TV and radio signals は「テレビ・ラジオの信号」ですが、この文脈では、遠方からの信号を観測困難にする、テレビ・ラジオ信号という名の雑音でもあるわけです。単純に言えば、必要とする情報を信号と呼び、不要な情報を雑音と呼ぶ、と考えていいでしょう。
 この文脈では、地球外生命体からの transmission (signals) を、他の信号から邪魔される(雑音に紛れる)ことなく、取り出したいわけです。background noise は、「背景雑音」というのが一般的です。

 以上、私見に過ぎませんが、雑音(?)とならないことを祈ります。

 最近、珍妙な質問が出てきますね。先生も、切れないように、ご自愛下さい。

 失礼しました。


【回答】
 書物などの出版物として、発行される内容の翻訳は、おっしゃるように、厳しい“査読”を経て、世の中に出ますので、細かいところまで、気をつける必要がありますが、大学受験程度の英文和訳においては、それほど気を使う必要はありませんが、内容をよく知った上で、正確に翻訳することが、重要になります。その意味で、実態をご存知の方に、査読をお願いすることが、大事になります。その点で言えば、このような分野では、ヨッシーさんのような、その道の専門家として、最適の方のように思われます。度々の御援助、ありがとうございます。いつも、言わば、“お目付け役”として、参加していただきたいと、願っています。


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