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【質問 No. 24109】 【質問 No. 24107】について(再質問) Hiro 2024-02-15 16:18:20
 【質問 No. 24107】 disagree の語法について、再質問です。

 One of the things Christians are disagreed about is the importance of their disagreements.

 disagree about で「他動詞的」に働くとのことですが、能動態の文にした場合は、disagree about the things になる、という認識で、合っていますか? その場合、本文は one of the things (which) Christians are disagreed about という構造だと思いますので、Christians が宙に浮いてしまう、と思うのですが、いかがでしょうか?


【回答】
 ご質問の one of the things (which) Christians are disagreed about で、「クリスチャンが、意見の一致を見ない事柄の一つ」ということなので、Christians が、浮いてしまうということはありません。これを、関係代名詞を除いた文にすれば、Christians are disagreed about one of the things. 「クリスチャンは、それらの事柄の一つについて、不一致である」となります。


【質問 No. 24108】 any - not はダメなのに。 YT 2024-02-15 16:07:38
 Oddly, sculpture and photography shifted the center of artistic self-awareness in the seventies. After that, everything was feasible. Anything went, leaving it uncertain whether a definition of art is any longer possible. Anything cannot be art.

 この英文の意味が、わかりません。最後の、一文は、それまでの文脈に、反していませんか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「奇妙なことに、70年代には、彫刻と写真が、芸術的認識の中心を移しました。それ以来、何でもありで、芸術の定義が、最早、可能なのかどうかは、不確かなままで、何も、芸術にはなり得ない、という状態だ」ということで、この英文を読んで、特に最近では、AI が出現したため、人間の芸から生まれた「芸術」というものが、存在するのか、どうか、不確実な時代になってしまった、といった感じを受けます。


【質問 No. 24107】 disagree の語法について Hiro 2024-02-15 15:23:33
 お世話になっております。再び、C.S. ルイスの "Mere Christianity" から質問です。

 One of the things Christians are disagreed about is the importance of their disagreements.

という文があります。「キリスト教徒間で、意見の一致していないことのひとつが、その不一致に対する重みづけである」と解釈できそうですが、are disagreed about が引っ掛かります。辞書には disagree の「他動詞用法」がないのですが、この部分の文構造は、どのようになっているのでしょうか。

 ご教示いただけますと、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「キリスト教徒が意見の一致をしていないことの一つは、彼ら同士の不一致の重要性なのです」ということで、意見が一致していないことが、むしろ、大事なことなのだ、ということです。disagree with him 「彼と、意見が一致しない」という風に、disagree は「自動詞」ですが、be disagreed about something と言えば、「何かについて、意見が一致していない」という風に、disagree about ~ で、「~ について、不一致である」というのが、一種の「他動詞」とみなされ、その「受動態」が、 be disagreed about ~ となるのです。


【質問 No. 24106】 英文の構造と、語順について おまめ 2024-02-15 15:10:00
 いつも、お世話になっております、おまめです。本日も、よろしくお願いいたします。

 The discovery that coal could be burned made a kind of possible industrial society in which we live.
 「石炭が燃える、という発見は、今の我々が住んでいる(種類の)産業社会を可能にした」

質問 @ 主語は、the discovery から burned までで、that は、discovery の内容を説明する「同格の that」でしょうか?

質問 A 通常なら、上記の文は、(make+O+C)の語順になると感じました → made a kind of industrial society in which we live possible, a kind of possible が made の後に並ぶ理由が、イマイチ分かりません。なにか、倒置などが起きているのでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「石炭は燃やすことができる、という発見が、我々が住む、一種の可能な産業社会を、作り上げた」ということで、この文の構造は、[The discovery that coal could be burned](S) made(V) [a kind of possible industrial society in which we live](O). という、S V O という要素から成る「第3文型」となります。なお、主語に含まれる that は、おっしゃる通り、「同格」を表す接続詞です。また、動詞は made だけで、目的語は、a kind of possible industrial society in which we live 全体なのです。このように、括弧を使った、文構造の示しかたを、覚えてください。


【質問 No. 24105】 状態動詞の現在分詞の使用の可否について TAKU 2024-02-15 12:49:43
 先生、いつも勉強させていただいております。さっそくですが、involve という動詞について、質問があります。

 The accident involving many people will be <investigate>(→investigated) tomorrow.

という文例を見たのですが、involve という動詞は、状態動詞だと思います。下記のような関係代名詞ではなくて、状態動詞でも、「ing 形 = 現在分詞」(→「ing 形 = 形容詞」)として、使用することが、可能ということでしょうか?

 The accident that involved many people will be <investigate>(→investigated) tomorrow.

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「多くの人を巻き込んだその事故は、明日、調査されます」ということで、involve に限らず、自動詞、他動詞ともに、-ing 形が、「形容詞」として、名詞を修飾することができるのです。


【質問 No. 24104】 関係代名詞 that について arkadas 2024-02-15 12:37:08
 Whisky’s achievement is even more surprising, Dr. Fugazza said, because she didn’t undergo the kind of intensive training received by Chaser, and by other animals, like baboons, that have shown an ability to group objects into categories.

 最終行にある that have shown ... の that は、文法的に、どう取り扱えばよいでしょうか。こちらで出てくる、that have shown an ability to group objects into categories という表現は、主格の関係代名詞と考えています。しかし、そう考えると、「..., that ...」 という形になるので、「非制限用法」となってしまい、文法規則に違反してしまっているように思います。

※ Whisky は、犬の名前で、道具の名前や、その分類名について理解し、記憶している優れた動物として、登場しています。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ウイスキーの功績は、さらに驚くべきものである、とフカザ博士は語った。なぜなら、彼女は、物体をカテゴリに分類する能力を示したチェーサーや、ヒヒなどの、他の動物が受けたような集中的訓練を受けていなかったからである」ということで、ご質問の that は、the kind of intensive training ..., that have shown an ability to ... と続く関係にあり、おっしゃるような「非制限用法」の関係代名詞として、使われているのではなく、後ろから「限定的に」 the kind of training を、直接に修飾している、「制限用法」の関係代名詞として使われているのです。その際、カンマのある無しは、問題にはならず、あくまでも、文の中での働きによって、「制限」、「非制限」という機能に、分類されるのです。


【質問 No. 24103】 nor does とは? もさ 2024-02-15 09:42:06
 お世話になります。よろしくお願いします。

 It also has a smooth, silent keyboard which doesn’t make you feel tired, nor does it cause any nuisance to people around you.
 「さらには、疲れにくくて、周りに迷惑にもならない、滑らかで、静かなキーボートも、付いています」

質問: nor does の文構造と、品詞と、意味が分かりません。it cause any nuisance to people around you. は、「そのキーボードが、周りの人の迷惑にならない」ということだと思いますが、直前の nor does が、まるで疑問文の語順のようで、理解できません。


【回答】
 ご質問の部分に、主語をつけて取り出してみますと、The keyboard doesn't make you feel tired, nor does it cause any nuisance to people around you. の意味は、「そのキーボードは、あなたを疲れさせませんし、それは、あんたの周りにいる人に、迷惑を与えることもありません」ということで、nor とは、not, never, no などの後で、「~ も、また、... しない」という意味を表す接続詞で、it does <not> cause any nuisance <either> 「それは、迷惑を起こすこともありません」における not either 「~ もまた、ない」が、nor となったもので、さらに、nor という言葉が節の頭に出されたので、nor it does not cause が、nor does it cause という風に、動詞が主語の前に出されたために、主語と動詞が、動詞+主語に変わったものなのです。このように、主語と動詞が逆転した現象を「倒置」(Inversion) と言います。この種の「倒置文」の例を挙げると、He was <not> at the meeting, <nor was she> (at the meeting). 「彼は、その会議に出席していなかたが、彼女も、(出席して)いなかった)」 などがあり、nor の後で、she was が、nor <was she> と「倒置」されていることがわかるでしょう。


【質問 No. 24102】 長文空所補充問題(その2) 英語入試問題研究会 2024-02-15 10:23:35
 下の英文の空所 (9) と (10) に入る答えを、(9) は a. の because、(10) は d. の even after を選んだのですが、正解は、(9) が d. not because で、(10) が a. even when です。なぜ、そうなるのかを、説明いただけますでしょうか?

 Similarly, women who believed they were prone to heart disease were four times more likely to die. It's ( 9 ) these women had poorer diets, higher blood pressure, higher cholesterol, or stronger family histories than the women who didn't get heart disease. The only difference between the two groups was their beliefs.
 The <nocebo>(→pracebo?) effect is probably most obvious in "voodoo death," when a person is cursed, told they will die, and then dies. The notion of voodoo death doesn't just apply to witch doctors in tribal cultures. The literature shows that patients believed to be terminal who are mistakenly informed that they have only a few months to live have died within their given time frame, ( 10 ) autopsy findings reveal no physiological explanation for the early death.

(9) a. because   b. because none of   c. only because   d. not because
(10) a. even when   b. in that   c. in case   d. even after



【回答】
 (9) の正解が、because ではなく、not because である理由は、心臓病を患っている患者が、そうでない患者の4倍もの確率で死亡するのは、それらの患者が、様々な病気を持っているからではなく、ただ単に、自分は死ぬかもしれないと思っているからである、ということから、(9) は、d. not because でなくては、筋が通りません。

 (10) の正解が、even after ではなく、even when である理由は、誤診により、数ヶ月の寿命と診断された感じが、その通りに、数ヶ月で死ぬのは、検死の結果が、早死にする生理的理由がないことがわかった <後> ではなく、検死の結果が発表され時でさえも、患者は死亡しているからです。



【質問 No. 24101】 長文空所補充問題から 英語入試問題研究会 2024-02-15 09:49:58
 下の英文の空所(  1  )に入る答えとして、自分は、d. の that を選んだのですが、正解は、c. の but でした。答えしかなく、なぜ、c. の but が正解なのかを、解説いただけますでしょうか?

 Most of us have heard of "the placebo effect," the heal-inducing effect patients in clinical trials <experience>(→experience and that) when they believe they're getting a fancy new drug or surgery ( 1 ) are actually getting fake treatment. The placebo effect is real, it works about 18-80% of the time, and it's not just in your head &#8212; it actually dilates bronchi, heals ulcers, makes warts disappear, drops your blood pressure, and even makes bald men who think they're getting Rogaine grow hair!

( 1 ) a. and    b. who    c. but    d. that


【回答】
 問題としての英文が、不明瞭なので、experience の後に、and that として、Most of us have heard of ... の目的節として and that ... となるように、修正しました。これなら、文脈がよりわかりやすくなります。その上で、「プラセボの話を聞いたことがある」ということと、彼らが素晴らしい新薬を飲んでいると思っている時に、実は、プラセボを飲まされていることに気づかないでいる、という趣旨なので、and that が必要になるのです。その上で、お答えしますと、when they believe they are getting a fancy new drug or surgery の後に、but となる理由は、ここに、関係代名詞を入れると、are actually getting fake treatment の「主語」が、a fancy new drug or surgery になるので、薬や手術が治療を受けていることになってしまうのです。しかし、but を選べば、主語はプラセボを与えられた患者となるので、問題はなくなるのです。


【質問 No. 24100】 和文英訳問題の添削依頼 英語入試問題研究会 2024-02-15 14:50:39
 以下の(1)〜(3)の日本文を英訳する問題を解きました。文法上、語法上の誤りは、ないでしょうか? もしありましたら、ご指摘のほど、お願いいたします。

(1) 「ひとつの領域で専門家として秀でるには、約3時間の練習を、10年間毎日続ける必要がある、と言われている」
 It is said that it is necessary to keep practicing about three hours every day for ten years in order to be excellent as a specialist in one field.

(2) 「自分のパフォーマンスを観察し、批判的に分析して、何がいけなかったのか、どうすればもっとうまくできるのか、を考え続ける必要がある」
 You need to continue to think about what is the cause of the failure and how you work better by observing your performance and analyzing it critically.

(3) 「練習と反省の、こうした過程を経て、はじめて、スピードと精度の両方において、優れた技量を獲得できるのである」
 Through such processes of practice and reflection, you can acquire excellent skills in both speed and accuracy.


【回答】
(1) It is said that, in order to be excellent as a specialist in one field, it is necessary to keep practicing about three hours every day for ten years.

(2) You need to continue to think about what was the cause of your failure and how you can make your work better by observing your performance and analyzing it critically.

(3) Through such processes of practice and reflection, you can acquire excellent skills in both speed and accuracy.

 語句の英訳の部分を削除し、3文の和文英訳として、添削しましたが、非常に良い出来で、文脈を整えるだけで、語句の添削は、ほとんどありませんでした。




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