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【質問 No. 23970】 TOEIC の問題から ほし 2024-01-24 12:47:48
 Please submit your name for consideration to your department head no later than 20 August. Each department head will make the final decision. Successful applicants will be notified within one week of the deadline.

 提出は「20日まで」といっているのに、合格者へのお知らせは、the deadline(20日?)の「1週間前」と書いてあると思うので、よく意味が分かりません。提出後、1週間以内なら、わかるのですが・・・。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「審査の対象になるために、あなたの名前を、遅くとも8月20日までに、あなたの部長に提出してください。それぞれの部長が、最終決定を行います。合格者は、締切後の一週間以内に、通知されます」ということで、ご質問の within one week of the deadline とは、「締切から、一週間以内に」という意味で、この場合の of the deadline の of は、off の変形であることから、from という意味で使われているのです。似た例に、I live <within> a mile of(=from) the station. 「私は、駅から、1マイルのところに、住んでいます」などがあり、この場合の of は、意味は from ですが、実際には <from> the station とは言わないのです。 


【質問 No. 23969】 英文解釈について cs 2024-01-24 05:21:43
 お疲れ様です。いつも、質問に回答頂き、ありがとうございます。

 Are you lost or something?

 この英文の意味は、「あなたは、道に迷ってるか、それとも忘れ物?」という訳は、合っていますでしょうか?

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたは、道に迷っているか、何かですか?」ということで、or something とは、or something like that 「あるいは、そのようなこと(ですか?)」という、確認のための追加表現なので、「それとも、忘れ物ですか?」という風な、特別な意味はありません。


【質問 No. 23968】 range の訳について こうき 2024-01-23 18:13:11
 Anthropologists theorize that a certain minimum population is required to allow for adequate sharing of a range of sophisticated technologies.

 上記の英文に対する「解答」の翻訳では、「人類学者は、洗練されたさまざまな技術を適切に共有するためには、一定の最小人口が必要であるという説を唱えている」とあり、range が訳されていないように思えるのですが、 range にあたる部分は、どこなのですか?


【回答】
 ご質問の range の訳は、a range of (sophisticated technologies) 「一連の(高度な技術)」(洗練された、さまざまな(技術)の「さまざまな」というところに表現されています。


【質問 No. 23967】 ago と before について 斎藤 2024-01-24 09:21:21
1. If I had not moved to the countryside three years ago, I wouldn't have seen you.
  「三年前に引っ越さなかったら、あなたに会えなかっただろう」
2. The old man told me that he had retired <his>(→from his) job 10 years ago.
  「その老人は、10年前に引退した、と言った」

 これらの例で、何で、それぞれ「過去よりも前のこと」を言っているのに、before じゃなくて、ago なんですか。いつも before って書いてしまいます。見分け方を教えてください。


【回答】
 ago は「過去形」と共に用い、before は「過去完了形」と共に用いる、というのが原則ですが、1. と、2. の例は、それぞれ「過去完了形」なので、通常は、before を使うのですが、これはあくまでも文の主語の視点からではなく、「発話者」の視点から、「3年前に」、「10年前に」と表現する場合は、過去形と同じく、過去完了形でも、ago が使われるのです。

 こう考えると、折角、原則では「過去完了形」には before となるはずですが、ago が使われる、という例外があるのです。ただし、「父が3年前に買ってくれた万年筆を、3日前に、無くしてしまった」という風に、関係節の中では、通常、規則通り、before が使われ、I <lost> my fountain pen 3 days ago which my father <had bought> for me three years <before>. と表現します。この場合は、「3日前」には、ago が使われ、「3年前」には、before が使われます。



【質問 No. 23966】 この文章の「主語」と、「動詞」は、どれなのでしょうか? 英語初心者 2024-01-23 13:43:46
 とある小説の一節にあった、次の英文について質問です。

 “Seldom found the field little more than a set of vague axioms; he left it a profound statistical science”

 この文章において、主語と動詞がどこなのか、省略されているのか、理解できずにいます。どうか、ご教授お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文は、Seldom という「副詞」を、協調のために、文頭に出した「倒置文」なので、主語 の the field の前に、動詞 found が来るという構文になっているのです。つまり、通常の文にすると、The field(S) [(was) seldom found](V) [(to be) little more than a set of vague axioms(C); he(S) left(V) it(O) [(to be) a profound statistical science](C). という構造で、意味は「この分野は、漠然とした、一塊(ひとかたまり)の公理以上のものとは見られていなかったが、彼は、それを、深遠な統計学として、世に残したのである」ということで、文の構造は、上に示した通りです。


【質問 No. 23965】 S V の無い文について Kaz 2024-01-23 12:36:02
 2022年度、九州大学入試で出題された、以下の英文について、質問させてください。

 This transformation requires a major change in how and what we learn. A shift in the education system from the idea of 'students' who acquire knowledge, to the notion of 'learners' who acquire skills and the ability to apply them.

という英文なのですが、2文目の A shift 以降に「述語動詞」が見当たりません。解釈としては、1文目の transformation の内容を、より具体的に説明している、ということはわかるのですが、コンマではなく、ピリオドで終わっているため、腑に落ちません。これは A shift の前に、It is が省略されているのでしょうか。また、そのようなことは、可能なのか、ご教示ください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「この変革には、学習方法と学習内容に、大きな変化が必要になります。(即ち、それは、)知識を習得する「生徒」という概念から、スキルとそれを応用する能力を習得する「学習者」という概念への、教育システムの変化(を意味します)」ということで、おっしゃる通り、後半の英文は、長い「名詞句」であって、S V を備えた、正規の英文ではありませんが、本来は、we learn. の後に、コロン(:)をつけるべきところなのですが、長くなるので、ピリオドを打って、その後を「名詞句」とした構文となっているのです。しかし、日本語に訳す場合は、それでは、あまりにも“唐突”なので、(すなわち、それは) と補って、最後に(を意味します)といった言葉を補う必要があります。しかし、英語には、この種の「名詞句」だけの表現法があるのです。


【質問 No. 23964】 和訳について 江戸 2024-01-23 05:58:29
 He couldn't get her to speak a word

という文について、参考書にのってる訳では、「get A to」の表現を使った構文で、「彼は、彼女に、一言も口をきいてもらえなかった」という意味だ、と書いていました。ですが、この文は、「get A to」の表現ではなく、get を普通に「得る」と訳して、「彼は、単語を話すために、彼女を得た」と訳すことはできませんか? (意味は、少し変ですが・・・)


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、彼女に、一言も、話させることができなかった」ということで、おっしゃるような意味に取る人は、まず、ないと思います。ただ、He couldn't get her to speak a word with her. とすれば、「彼は、彼女と一言話すために、彼女を得ることができなかった」という意味になります。


【質問 No. 23963】 過去の習慣を表す would について おまめ 2024-01-23 09:46:04
 いつもお世話になっております。今回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は would について、質問をさせて頂きます。

 You would often learn English with native speakers of English.
拙訳: 「あなたは、英語を母国語とする人たちと、しょっちゅう英語を学んだものでしたね」

 こちら、「過去の習慣を表す would を使用した疑問文に出会ったことがないのですが、疑問文にする場合は、通常通りの疑問文の作り方で、問題はありませんでしょうか?

 基本的な質問で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします!


【回答】
 「過去の習慣」を表す助動詞は used to do ですが、これは“規則的な習慣”を表し、would (often) の方は、“不規則的な習慣”を表し、「昔は、よく ~ したものだ」といった回想的な場面で使われます。ですから、小説などの中ではよく見かけますが、日常の場面では、あまり見かけない表現になります。

 ご質問は、この英文を疑問文にしたい、というものですが、このまま Would you often learn English with native speakers of English? としてもよいですが、Did you often learn English with native speakers? などのようにした方が、より自然に響きます。なお、 used to do を使った英文を「疑問文」にする場合は、Did you use to learn English with native speakers? となります。



【質問 No. 23962】 more of の文法的解釈について go-tiger 2024-01-23 05:34:53
 木村先生、いつも丁寧な説明をしていただき、有難うございます。

 下記英文は、日本に長く住んでいるアメリカ人の女性が、日本の習慣などについて書いたエッセイからの抜粋です。

 Year after year, as I get to know more and more young people and hear what they're thinking about, I feel great hope for the future. These are the kind of young people I'd like to see《 more of 》on TV or in newspapers and magazines.

 (拙訳)年々、ますます多くの若者と知り合いになり、彼らが考えている事を聞くにつれ、彼らの将来に大きな希望を抱いている。これらは、テレビ、新聞、雑誌でもっと見てみたいと思う類(たぐい)の若者である。
 
 ・ I'd like to see 《more of 》my best friend, Ted.
  「親友のテッドに、もっと会いたい」(ジーニアス英和辞典)

 (質問) 2番目の文章で、(more of)は、本来(more of whom)であり、young people と I'd like の間に入っている whom(目的格)が省略されている、と解釈するのは正しいでしょうか。

 ご教示の程、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問を含む、後半の英文は、おっしゃる通り、These are the kind of young people (more of whom) I'd like to see ... という風に、more of whom の whom が省略されたために、more of が I'd like to see の目的語として、後ろに回ったものです。ただ、I'd like to see more of my best friend, Ted. の more of は、数ではなく、親密度を言っているので、数を言っている原文における more of whom とは、微妙に異なります。



【質問 No. 23961】 英作文の添削依頼 zoro 2024-01-22 19:09:43
 先生、前回への添削、ありがとうございました。本日も、以下の文章の添削を、よろしくお願い致します。

課題: Should science be relied on to solve <humankinds’>(→humenkind's) problems?

 I agree with the idea that science should <relied>(→be relied) on to solve <humankinds’>(→humankind's) problems, for the following reasons.

Firstly, most problems we are facing today can be solved with science <technology>(→and technology). In <Japan,>(→Japan, for instance,) with the low birthrate and <aging>(→the aging) society, <regenetive>(rejenerative) medicine and <infirtility>(→infertility) <treatment>(→treatments) are <increasing>(→are becoming increasingly) necessary. The research and development of science <can forstall>(→will be able to forestall) such problems.

 Secondly, there are a large number of problems such as climate change and the problem of food self-sufficiency, but there is a benefit in investing <science technology>(→in science and technology). For example, <genetic>(→genetically) modified crops are so made as to be resistant to <hurmful>(→harmful) insects, and are capable of reducing <farmers>(→farmers') effort to spray chemicals or <to get>(→getting) rid of harmful insects on the crops.

 Lastly, <Global>(→global) warming is a serious problem, <and>(→and is making) the lives of most people <have become>(→削除) inconvenient. The more the population increases, the more global warming <accelrates>(→accelerates). The government <in>(→of) Japan has been <dealt>(→dealing) with space exploration, the <result>(→result of which) has been wonderful. I believe the time will come when people <lives>(→can live) in the cosmic world without suffering from climate change thanks to science <technology>(→and technology).



【回答】
 For these <three>(→削除) reasons, I agree with the idea that science should be relied on to solve <humankinds>(→humankind's) problems.

 以前、別の先生から、文章と文章がぶつ切りのようで、繋がってていない、と指摘されたことがありますが、先生の目で見た時に、そのような印象はありますでしょうか? また、構成は、毎回減点されてしまうのですが、イントロ、要点、結論で、いつも同じ書き方で書けば良いのでしょうか?

 本日も、よろしくお願い致します。
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 zoro さんの当時の英文は、現在の英文と比べると、かなりミスが目立ちますので、毎回、進歩しているように、感じられます。この調子で、書き続けることで、進歩は明らかになっていくものと、考えられます。論説の構成は、昔から、「起・承・転・結」、すなわち、「書き出し、用例、展開、結論」の4つの要素から成る、と言われています。大体、zoro さんが、実践している書き方になるわけです。



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