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【質問 No. 23809】 第1文型と、第2文型の違いについて Keiko 2024-01-02 06:34:54
 質問コーナーを設けていただき、誠にありがとうございます。初めて投稿します。

1. He is always in a hurry. が「第1文型」で、
2. He feels well today. が「第2文型」となる理由を、解説いただけないでしょうか。

 文法書の説明を読んでも、今ひとつ理解できません。一般的な文法書の説明では、「第2文型」は、「主語S=補語C」が成立するとありますが、それならば、前者の文章でも、He = in a hurry と言えるのでは? と思ってしまいます。また、in a hurry は「副詞句」であり、C にはなれない、とも言えそうですが、そちらについても in a hurry が「副詞」、wellが「形容詞」と判断されるのは、なぜか分かりません。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問は、すべての英文を、5つの文型に分けるという、学校文法の弱点を突いたもので、理論文法の分野では、まさにこの問題を重視して、He(S) feels(V) well(C) today(M). は分かるが、He is always in a hurry. を、He(S) is(V) [in a hurry](M). としてしまうと、「彼は、存在する、急ぎの中に」という、状態を表すのではなく、存在を表す文になってしまうので、このような場合には、in a hurry を「形容詞句」として、「補語」として位置付けよう、という議論がなされているのです。ですから、従来の学校文法には、いろいろな疑問も生じているので、より論理的な文法を構築しようという動きが起こり、最近では、学校文法でも、1. のような文を、S V C の「第2文型」に取り入れようとする動きが、出てきているのです。しかし、こうした動きは、学校文法を乱すことにもなりかねないので、当分は「5文型」という、従来の縛りを温存している状態なのです。


【質問 No. 23808】 和訳と、文法について fedsxxaa 2024-01-02 06:09:55
 Hearing her insist that she's N's daughter, followed by N's vehement denial of such, was heartbreaking, to say the least.

 この文での followed から such までを、うまく訳せないのですが、この部分の和訳と、文法の説明をしていただきたいです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼女が自分は N 氏の娘だと主張し、その後で N 氏がそれを激しく否定するのを聞いて、控え前に言っても、胸が張り裂ける思いであった」ということで、この文では、Hearing her insist 「彼女が主張するのを聞くこと」が主語という、いわゆる「無生物主語」で、その述語動詞が was heartbreaking なので、日本語に訳すときには、表面に出ていない話者(私)を、主語のように訳さないと、不自然になってしまいます。なお、followed by N's vehement denial of such (insistence) とは、「(彼女の主張と、それを N 氏が否定するのを、聞いて」と続くので、非常に訳しにくい構文となっているのです。


【質問 No. 23806】 well の用法について お雑煮 2024-01-01 19:05:15
 明けまして、おめでとうございます。さっそくですが、以下の英文の well について、質問させて頂きます。どうぞ、よろしくお願い致します。

 I waited, with a determination that, once well again, I would find that place if it really existed.

 解釈に関わるかのどうか分かりませんが、状況としては、話者は、病気療養中とお考え下さい。

 once well again が、単に find に掛かるのか、(だとしても、well がよく分からないのですが)、それとも、「もう一度病気がよくなったら」という解釈が、文法的に可能なのかどうか、ご教示を請う次第です。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、再び元気を取り戻したならば、あの(夢に見た)場所が、本当に存在するならば、探し当ててみようという、決心を胸に秘めて、回復を待った」ということで、once well again とは、if I got well again 「もし元気になったら(見つけてみたい)」ということなので、once well again は、I would find の条件を表す副詞節となります。「病気が良くなったら」で、大丈夫です。


【質問 No. 23805】 指示語と省略について 安室 2024-01-01 18:51:59
 "The proportion of Japan's population that is dependent on those of working age isn't unusual," he says, "it's just that it has almost twice as many people over 65 as children." Consequently Japan spends less on education.
 And because the Japanese are the world's healthiest, medical bills are also lower than in other nations.

@ 1文目の "it's just that it has almost twice as many people over 65 as children." の、2つの it が何を指しているのか、わかりません。

A 2文目の less は、後ろに何か省略されていると考えることができますか。例えば、less money などです。


【回答】
@ の it's just that it has almost twice as many people over 65 as children とは、「そうした状況は、日本が、65歳以上の人の数が、子供の数のほとんど2倍であることであるに過ぎません」ということで、最初の it は、日本の労働人口による人口の割合が、異常なものではない」という状況を指しており、2番目の it は、日本を指しているのです。

A Japan spends less on educaton とは、「日本は、子供に、より少ない額を費やす」ということで、おっしゃる通り、less money のことを言っているのです。子供にかかる費用が、少なくて済む、ということです。



【質問 No. 23804】 don’t have to について 安室 2024-01-01 18:38:38
 今年も、よろしくお願いします。

 Japan has the world's oldest population, with a median age of 46 years, an average lifespan of 84, and a quarter of the population over 65. But this doesn't have to mean a gloomy future.

 2文目、doesn’t have to について、「このことは、暗い未来を意味する必要はない」としてしまうと、不自然ですが、どうすれば良いでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「日本は、世界でも、最も年老いた人口を持っており、その中間年齢は46歳で、寿命の平均は84歳で、人口の4分の1以上が65歳です。しかし、このことは、暗い未来を意味するわけではありません」ということで、doesn't have to mean ~ とは「~ を意味する必要はない、~ を意味するわけでなない」ということです。


【質問 No. 23803】 that を使って名詞を修飾する場合について モリタ 2024-01-01 05:49:49
 お世話になります。

 that を使って修飾した場合、that 以降は、直前の名詞を修飾するわけではないのですか? 例えば、以下の例文の場合です。

 There is a rule among young girls that arriving late rather than arriving ugly.

 ここで、that 以下は、直前の名詞である girls ではなく、rule を修飾するようで、Google翻訳でも、そうなるようです。


【回答】
 ご質問の英文は、that 以下が「主語・動詞」を備えていないので、構造的に成立しません。それに、that は、関係代名詞ではなく、「同格」を表す「接続詞」なので、that 以下を、例えば、arriving late is better than arriving ugly とでもしないと、意味をなしません。その上で、訳してみますと、「若い女性の間には、醜い姿で到着するよりも、遅刻して到着した方がよい、という規則(ルール)があります」となります。なお、that の代わりに「コロン」を添えて、There is a rule among young girls: arriving late rather than arriving ugly. とすることも可能です。


【質問 No. 23802】 主語について 馬場 2024-01-01 05:31:52
 基礎的な質問なんですが、文頭にあって、その後に動詞が続いてる名詞は、原則「主語」と判断しても、良いのでしょうか?

【回答】
 英文の基礎的構造としては、「名詞→動詞」とあった場合は、最初の名詞が「主語」である確率は高いですが、英文の語順には、いろいろなパターンがあるので、実際に、例文を見てみないと、簡単には判断できません。


【質問 No. 23801】 the animals' lives の意味について 安室 2023-12-31 18:37:58
 Dinosaurs did match up with a few living animals. T-Rex and other dinosaurs may have had metabolisms similar to those of great white sharks, tuna and leatherback sea turtles, Grady says. These animals, called mesotherms, eat more than cold-blooded fish and reptiles do, but they don't stick tightly to a set body temperature like warm-blooded birds and mammals.
 Understanding dinosaurs' metabolic peculiarities could offer clues into other debated aspects of the animals' lives, such as how they hunted and why they grew so large, Grady says.

 第二段落について、the animals' lives の lives の意味がわかりません。


【回答】
 ご質問の最後の文章の意味は、「恐竜の代謝の特異性を理解すれば、恐竜がどのようにして狩りをしたのか、なぜ、あれほど大きくなったのかなど、議論されている動物の生活の、他の側面への手がかりが得られる可能性がある、とグレーディ氏は、言っている」ということで、the animals' lives. とは「それらの動物の生活」という意味になります。


【質問 No. 23800】 英文和訳について ffzsdx 2023-12-31 18:23:59
A: If the old man wakes up to all this infighting, I won't be able to show my face here ever again. I mean, this is the yakuza. I might not have a face left!
B: That's enough ....

 I might not have a face left! とは、どういう意味ですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、残った顔を持っていないかもしれません」ということから、「私には、もう、顔が残っていないかもしれません」ということになります。この言葉は、ヤクザ同士の争いに気付いたなら、もう2度とここに、顔を出すことはできないでしょう。これは、ヤクザの社会なのです、という状況の中での発言で、もう2度と顔を出そうとしても、顔がなくなっているかもしれません、と言っているのです。


【質問 No. 23799】 主語について 2023-12-31 14:02:57
 At that house began my happy life.

 上の英文について、参考書では、my happy life が「主語」で、後ろに移動している、という説明がされてましたが、この文は、my happy life が began の目的語となり、「その家で、私の幸せな人生を始めろ」という意味にも、取れませんか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あの家で、私の幸せな生活が、始まったのです」ということで、At that house という「副詞句」を強調するために、文頭に出した文で、この様に、副詞句などを文頭に出すと、「主語・動詞」の語順が「動詞・主語」というふうに、逆転する文、即ち、「倒置文」となるのです。もし、おっしゃるように、my happy life が主語となる文でしたら、That house began my happy life. としなければなりません。又、命令文だとしたら、At that house, <begin> <your> happy life. となるはずなのです。


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