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【質問 No. 23640】 英訳の添削依頼(和文) 岐阜HK 2023-12-11 05:57:56
 木村先生、久しぶりに投稿させて頂きます。
 昨日、ご年配の方から非常に貴重なお話を聞けたので、下記の通り、英文にしたためてみましたので、ご添削の程よろしくお願いいたします。(但し、文字数の関係で、英文はこの後になります)

 昨日、昭和8年生まれの御年90歳の佳子さんという女性と話をしました。
私: 佳子さんは昭和8年生まれですよね? その頃、日本は戦争してなかったですか? ああ、まだ戦争は始まっていなかったか。戦争が始まってから終わりまでを経験したんですね。 とても大変だったでしょう。
佳子: ええ、そりゃあ、大変だったわよ。
私: 岐阜市にも爆弾が落ちたんですか?
佳子: ええ、たくさん落ちてきましたよ。年のせいでよく覚えていないが、爆弾がたくさん落ちてきて防空壕に逃げ込んだ記憶があります。岐阜駅近くの防空壕は頑丈ではなかったので、大人たちが「この防空壕に隠れたらみんなやられてしまう。もっと南の方の防空壕に隠れなあかん。こっちに来なさい」と言われ、私たちは大人の言われるままについていきました。私たちは必死に南へ向かいました。 とても怖かったです。 爆撃機が飛んできて爆弾を落とし、飛行機が去った後にまた元の場所に戻ってみたら、道路に丸焦げの遺体が倒れていました。 「ああ、この人は逃げ遅れたんだなあ」と思いました。 とても可哀想でした。
私: ええ!道路に丸焦げの遺体がころがっていたのですか?
佳子: ええ、そうよ。爆弾で全身焼けてしまいました。 また、大人たちは「墓地で死んだふりをして動くな」とも言いました。
私: それはなぜですか?
佳子: 動くと生きていると思い込み、機関銃で撃ってくるのですよ。
私: ええ? 敵は、もう上陸していたのですか?
佳子: 違うよ。飛行機から撃ってくるのですよ。低空飛行をしてね、地上で動く人を機関銃で撃ってくるのですよ。
 当時を生きた人々から、このような経験を聞くのは、胸が張り裂けるような思いでした。


【回答】
 英文の添削は、次回分の質問欄に、直接、行います。


【質問 No. 23639】 不定詞の形容詞的用法と、直前の名詞について おまめ 2023-12-11 05:26:27
 いつもお世話になっております、おまめです。日曜日に恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 先日、以下のような文を見つけました。

 You got a chance you have been looking for to pass the exam, do not give up!

拙訳: 「試験に合格するための、求め続けてきたチャンスを得たのだから、あきらめないで!」

質問: 上記の英文なのですが、to pass を「形容詞的用法」とした場合、You got a chance(which)you have been looking for までを「名詞」として考えることは可能でしょうか?

 私の経験不足のため、不定詞の形容詞的用法においては、「名詞、関係代名詞(目的格)、to不定詞(形容詞的用法)」の語順の形を見たことがなく、to 不定詞の直前には、必ず名詞がくると思っておりました。先生のご助言をいただけますと幸いです。

 どうぞよろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたは、長い間探していた試験に合格するためのチャンスを、手に入れました、あきらめないで!」ということで、おっしゃる通り、to pass the exam は「形容詞用法」の不定詞で、a chance を修飾しています。you have been looking for も、「関係節」として a chance を修飾しており、従って、a chance は、2つの修飾語を伴っていることになります。つまり、おっしゃる通りなので、問題はありません。このように、幾つもの、長い修飾語がつく名詞は、珍しいことではありません。


【質問 No. 23638】 英作文の添削依頼 zoro 2023-12-10 18:33:29
 先生、ご添削ありがとうございました。本日は、Should nuclear weapons be outlawed worldwide? の添削をお願い致します。

1.「ほとんどの人達は、核兵器は人間を死に至らせる危険な兵器であるため、所有すべきではない、という主張をするだろうが、私はそれに反対だ」
 Most people will insist that <a nuclear weapon>(→nuclear weapons) <is a lethal arm>(are lethal arms) that <leads people to die>(→can kill millions of people all at once), and that <they>(→we) should not <hold it>(→possess them), but I do not think so.

2.「核兵器は、前もって国を保護できる、強力な力になる可能性がある」
 Nuclear weapons could be the power that <protects>(→would protect) <countries>(→our countries) in advance.

3.「今や、北朝鮮ではミサイルを使った挑発行為が行われており、また、彼らの弾道ミサイルの性能は、10年後には強化すると考えられている」
 <Now that>(→At present), North Korea<,>(, for example,) is <acting provocation>(→provoking their potential enemy countries) by <shooting>(→experimenting on) <missiles>(→various kinds of missiles), and <also>(→削除) it is considered that the <performance>(→destructive power) of their ballistic missiles will increase in <10>(less than 10) years.

4.「しかしながら、核兵器の保有は、相手に攻撃を思いとどまらせる、戦争の抑止力となる」
 However, <holding>(→possessing) <a nuclear weapon>(→nuclear weapons) becomes a <deterrent power>(→strong deterrent) to <let the enemy country>(→make aggressive countries) hold back their attacks.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 今回も、質問欄の原文に、修正を施させていただきました。読みにくいとは思いますが、清書するなりして、おさらいしてください。おさらいは、何度も、同じ文章を読むことで、英語の勘が身につくのです。


【質問 No. 23637】 出張旅行経費明細書の注意書きの意味について マリト 2023-12-10 15:17:40
 EXPENSE ACCOUNT STATEMENT:
 When seeking reimbursement for travel expenses or accounting for a travel advance payment, submit the receipts by the tenth day of the month after conclusion of travel.

 この by the tenth day of the month after conclusion of travel は、次のどちらの意味でしょうか?

@ 旅行が終わったあと(から数えて)10日目までに
A 旅行が終わった月の翌月の(カレンダー上での)10日までに

 問題集の和訳は、@ の意味で書いてありますが、翻訳サイトでは、A の意味で出てくるものが多いです。常識的には、@ の意味のような気がしますが、会社の経理の締め日を含めて考えれば、A の意もありかなと、思われます。さらに、@ の意味であれば、こんなまどろっこしい言い方ではなく、もっとシンプルな言い方があるのではないかと考えております。


【回答】
 私も、@ の意味だろう、と思いますが、A の意味だとすると、by the tenth of the following month after conclusion of travel とすべきと、考えます。この英文が、ネーティブによって書かれたものかは、分かりませんが、紛らわしい書き方のように、思われます。すべての英文が、間違いなく、正しいものと、考えることを、やめましょう。


【質問 No. 23636】 なんの構文か? 安室 2023-12-10 14:59:03
 There’s an ambulance coming. Something must’ve happened in the neighborhood.

 この文章の -ing は、ambulance を後ろから説明している現在分詞、または、ambulance を意味上の主語とする動名詞のどちらですか。


【回答】
 ご質問の英文の意味、「救急車が来ています。近所で、何かあったに違いありません」ということで、There is ~ とは、「存在文」と呼ばれ、通常、不定のものが、存在する」という意味を表し、An ambulance is coming. が「叙述文」で、主語について、何かを記述する、といった内容のニュアンスがあります。ですから、存在文では、「主語が ~ する」という風に、「が」が使われますが、叙述文では、「主語は、~ である」という風に、主語について、説明する内容が多く見られます。原文に戻りますと、There's an ambulance coming. とは、Look, an ambulance is coming. 「ほら、救急車がやってきますよ」といったニュアンスを表します。ですから、coming は「後置修飾」の分詞ではなく、本動詞としての働きをしているのです。 


【質問 No. 23635】 Something was downloading. について 匿名希望 → ニックネームで! 2023-12-10 10:26:11
 怪しいEメールを開いてしまい、何かが勝手にダウンロードされ、それはウイルスだった、という文章の中で、以下の表現が出てきました。

 Something was downloading onto my computer.

 これは、文法的には、過去進行形に該当すると思うのですが、日本語訳は、「何かがダウンロードされていました」と過去進行形の「受け身」のような訳となっていました。なぜ、上記の日本語訳は、「受け身」のような表現になるのでしょうか?

 また、過去進行形の「受け身」とするならば、以下の表現の方が適切ではないか、と思いました。以下の表現は、間違っているでしょうか?

 Something was being <downlodaded>(→downloaded) onto my computer.


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「何かが、私のコンピューターに、ダウンロードされていました」ということで、download には、他動詞と、自動詞の用法がありますから、ここでは、自動詞としての用法で、その過去進行形になります。しかし、日本語にした場合、「何かが、ダウンロードしつつあった」と訳すと、無生物主語のため、なんとなく不自然に響きます。そこで、「訳では、「何かが、ダウンロードされていました」という訳にならざるを得ないのです。

 ところで、過去進行形の受け身ならば、Something <was being downloaded> onto my computer. とした方が、適切ではないか、とおっしゃっていますが、download に「ダウンロードされる」という「自動詞」の用法があるので、そこまでする必要は、ないと思います。



【質問 No. 23634】 public company について 安室 2023-12-10 05:46:28
 public company は、「公開株式会社」という意味だそうですが、これは、要するに「上場している会社」ということですか?

【回答】
 「公開株式会社」(public company) とは、おっしゃる通り、株式市場に公開されている会社のことです。


【質問 No. 23633】 英文の解釈について go-tiger 2023-12-10 05:42:47
 木村先生、いつも丁寧な説明をしていただき有難うございます。

 下記は某英字新聞の「和文英訳」の課題と新聞社社員による「英訳例」です。

 課題文:「日本の捕鯨業を33年間支え続けた世界唯一の捕鯨母船「日新丸(にっしんまる)」が4日、現役最後の操業を終え、山口県下関港に入港した」

 英訳例: The world's only whaling mother ship completed its last voyage and arrived at Shimonoseki Port in Yamaguchi Prefecture on Saturday, bringing the curtain down on the Nisshin Maru's 33-year history supporting Japan's whaling industry.

 分詞構文「, bringing the curtain down on the Nisshin Maru's 33-year history」は、書き直すと、「and it(=the world's only whaling mother ship= the Nisshin Maru) brought the curtain down on The Nisshin Maru's 33-year history」であると解釈しました。
 ・bring the curtain down on O (Oを終わりにする)
 
「そして、それ(日新丸)が日新丸の33年の歴史を終わらせた」では、主語と目的語が同じであり、日本語としても、英語としても、間違っているのではないでしょうか? 主語が「船会社」なら意味をなすと思うのですが。
 ご教示の程、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の「分詞構文」 ..., bringing the curtain down on ... は、継続用法の「分詞構文」で、書き換えるとしたら、..., <which brought> the curtain down となり、which の先行詞は、前文の内容を受ける関係代名詞となるので、「このことで、33年の歴史に、カーテンが下されることとなった」という意味になるのです。なお、go-tiger さんの書き換え、and it ... としても、この it は、やはり、前文を受ける代名詞なので、矛盾は生じないこととなります。


【質問 No. 23632】 文法について AHV 2023-12-10 05:27:27
英文: Ravi Mart distributes folders in boxes of 15 or more, but single folders can be purchased at the customer service counter.
訳文: 「ラヴィ・マートでは、15枚以上のフォルダーを箱単位で配布しているが、カスタマーサービス・カウンターで1枚から購入することもできる。

質問: <Shingle>(→single) の後の folder が「複数形」になっているのは、なぜでしょうか?


【回答】
 この店では、フォルダーを、15個か、それ以上の数を単位に、それぞれ箱に纏めて配布しているが、一個ずつ購入することもできる、ということで、single folders が「複数」になっているのは、「一個ずつに分けられたフォルダーが、何枚か」という意味で、複数形になっているのです。購買者は、Give me three <single folders>. 「ばら売りのフォルダーを、3個ください」のように、使われます。


【質問 No. 23631】 more than の使われ方について オカノマン 2023-12-09 19:01:30
 先生、いつもありがとうございます。

 <he>(→He) has proven himself more than capable of living alongside other type.

 こちらの英文で使われている more than は、後ろに名詞・形容詞・副詞・動詞・節を置いて、「…より以上のもの, (…して)余りある」という意味で使われいると思うのですが、この more than の品詞は、全体で副詞ということなのでしょうか? 例えば、than は後ろにくる品詞によって接続詞、もしくは前置詞の、2通りの品詞として使われるのですか?
 今回の英文で、<capabe>(→capable) ... と、形容詞句が続いていますが、接続詞の後は、S V が続く、前置詞の後は名詞、名詞句が続くといったものとは、違う例外的な意味合いで使用されるものなのでしょうか? 文法書などを見ても、詳しく説明されている書籍が見つからず、すごく気になっているため、今回質問させていただきました。よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、自分が他のタイプ(の人間と)と共存できる能力があることを、証明した」ということで、more than capable of living alongside other type は、more than (he is) capable of living alongside other types (of people) の he is が省略されたもので、通常の比較級の使い方と、あまり変わりません。この場合は、he is が省略されているので、驚かれたのでしょうが、この種の省略は、よくあります。 


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