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【質問 No. 23539】 関係代名詞 what について 関口南雄 2023-11-29 17:57:19
 James Truslow Adams coined the phrase "American dream" in his 1931 book The Epic of America, which he published in the depths of the Great Depression. Adams argued for a view of the American dream that amounted to more than the materialism of his time: "It is not a dream of motor car and high wages merely, but a dream of social order in which each man and each woman shall be able to attain to the fullest stature of which they are innately capable, and be recognized by others for what they are, regardless of the circumstances of their birth or position ."

 最後の文の what they are は、どう訳したら良いでしょうか。


【回答】
 ご質問の what they are を含む箇所、be recognized by others for what they are とは、「彼らが、何者であるかについて、他人から認めれること」という意味になります。例えば、I don`t know <what he is>. と言えば、「彼が、何者であるかを、私は知らない」という風に使われます。


【質問 No. 23538】 a turbulent three weeks について enigma 2023-11-29 17:50:24
 お世話になります。ロイター通信社からの記事からです。

 The U.S. House of Representatives elected Republican Mike Johnson, a conservative with little leadership experience, as speaker on Wednesday, ending a turbulent three weeks that left the rudderless chamber unable to carry out any of its basic duties.

 なぜ、a turbulent three days と、不定冠詞 a がついるのか分かりません。不定冠詞のない turbulent three days ではいけないのでしょうか?

 よろしくお願いします。




【回答】
 ご質問の a turbulent three weeks とは、a (turbulent three weeks) という構造で、「混乱した3週間から成る、(一つの)会期」という意味で、「混乱した三週間の会期」を “一まとめ” にした、英語独特の表現なのです。これを、単に、turbulent three weeks としたのでは、「混乱する三週間」というだけの意味となり、それが「一つの会期」であることが、不明になるのです。


【質問 No. 23537】 need some doing について 香炉峰 2023-11-29 17:38:55
 木村先生、いつも明解な解説をいただき、ありがとうございます。今回の質問は、以下の文です。

 It needs some fixing up here and there.

 直訳すると、「それは、あちこち、少し修理される必要がある」となると思いますが、上記の some は fixing up を「(動)名詞につく形容詞」と捉えれば、よろしいでしょうか。

 よろしくお願いいたします。



【回答】
 まさに、おっしゃる通りで、some fixing up は、「some(形容詞)+fixing up(動名詞)」の構造となっているのです。


【質問 No. 23536】 This historical backdrop provides part of the reason that について zoro 2023-11-29 16:39:25
 先生、ご添削ありがとうございました。The Impact of Nicolaus Copernicus から、質問があります。

 This historical backdrop provides part of the reason <that> the discoveries and theories of Nicolaus Copernicus were so revolutionary.

 that は「同格のthat」ですか?「関係代名詞」であれば、後ろの文章の名詞が欠けるのではないかと思いました。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「この歴史的背景が、ニコラウス・コペルニクスの発見と理論が、非常に革命的であるという理由の一部を提供します」ということで、the reason that ... とは、the reason why ... とも言い、「... という理由」という意味で、「同格」を表す that なのです。that が関係代名詞なら、その節の「主語、目的語、補語」である必要があります。


【質問 No. 23535】 otherwise について ねこ 2023-11-29 16:30:21
 いつも、ありがとうございます。次は、とある洋書からの一文です。

 Tiny things -- the tone of your voice, the exact words you use as you go through otherwise ordinary events -- communicate volumes.

 この文の中の otherwise が、どう働いているのかがわかりません。otherwise ordinary ~ という表現の意味がわかりません。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「些細なこと、例えば、声の調子とか、他の状況ならば普通のことを経験するような時に使う、まさにそんな言葉が、実は多くのことを、人に伝えるのです」ということで、otherwise ordinary events とは、「他の場合なら気づかないようなこと」ということから、「特に変わったこと、というよりも、普通のこと」という意味です。


【質問 No. 23534】 英文解釈について (確認のお願い) cs 2023-11-29 06:12:19
 いつも質問に回答して頂き、ありがとうございます。

 Anytime you think something's a hassle or seems like it might be frivolous, you refuse to do it, which explains your motto.

私訳: 「いつも、君は、何かを面倒だと思ったり、何かを取るに足りないかもしれないようだと思う。君は、それをする事を拒む。そしてそれは、君のモットーを説明する」

@ 上記の英文の訳は、合っていますでしょうか? 間違えていたら、正しい訳を教えて頂きたいです。

A この場合、seems という風に、3人称単数形になっているのは、something が主語だからでしょうか?

B 「..., which ...」は、関係代名詞の継続用法でしょうか?

以上3点よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたが、何かを厄介なものと考えたり、くだらないもののように思えたときには、いつでも、あなたは、それを実行することを拒否しますが、それ(そのようにすること)は、あなたのモットー(信条)であることを、説明します」ということで、

@ cs さんの訳は、言葉は合っていますが、文構造の理解がイマイチです。Anytime(=Whenever) you think (that) something is a hassle or (something) seems like it might be frivolous, までが「従属節」で、you refuse to do it, が「主節」で、which explains your motto. は、前の文を受けて、「そういうことをするのは、あなたが、自分のモットーを持っているからだ」という構造なのです。

A seems の主語は、something で合っています。

B コンマの後の which は「非制限用法」の関係代名詞で、「継続用法」とも呼ばれます。通常、前言について、説明したりする役目を果たします。



【質問 No. 23533】 英文解釈について (確認のお願い) cs 2023-11-29 05:46:48
 いつも質問の回答、ありがとうございます。

 I'm telling you what I hear. の訳は、次の、@ と、A のうちで、どちらが自然でしょうか?

@ 「私が聞いた事を、あなたに話しているよ」
A 「私が聞いた事は、本当だよ!」

 ちなみに、I’m telling you. は、「本当なんだって!」、「マジで!」という意味であると、他のサイトにありました。

 よろしくお願いします。


【回答】
 @ の意味が一般的な訳ですが、A は、会話などで使うときの「含意」(ニュアンス)であって、文字通りの意味ではありません。会話では、そのような意味で、使うのです。


【質問 No. 23532】 文型の確認のお願い ころも 2023-11-29 05:37:04
A: "Is Barbie moving to the suburbs?"
B: "Believe it or not, she is moving into your neighborhood. You may well bump into her one of these days."

 この文の文型を、以下のように考えたのですが、合っているでしょうか。

A: "Is(Vi) Barbie(S) moving(Vi) [to the suburbs](M)?"
B: "Believe it or not, she(S) [is moving](Vi) [into your neighborhood](M). You(S) [may well bump into](Vt) her(O) [one of these days](M)."


【回答】
 「文型」に分けて考える、ということは、通常、「単文」、「平叙文」、「肯定文」について、それぞれの構成要素を確認する作業なので、「ころも」さんが、やっているような、複雑な文章については、行わないのです。例えば、今回のご質問の A: の場合、Barbie is moving to the suburbs. という「平叙文」と、「肯定文」に直してから、Barbie(S) [is moving](V) [to the suburbs](M). という風に、分析することなのです。それでないと、A: の文型は、「Vi + S + Vi + M」といった、文型になってしまうのです。このような「文型」は、ありません。また、「文型」に分ける意味が、なくなってしまいます。

 ちなみに、B: の Believe it or not が、無表示になっていますが、これは、Sentence Adverb なので、(M) と表記しなければなりません。その他は、条件付きで、合っています。



【質問 No. 23531】 amount の使い方について y 2023-11-29 05:14:51
 次のような英文を見ました。

 The amount of potato chips is gradually decreasing.

 amount は、「数えられない名詞」の時に使うと思うのですが、potato chips と -s がついているのに、number ではなく、amount になっているのは、なぜですか?

 逆に、数えられない名詞なのに、the number of 〜 という表現をするものがあれば、例を教えてください。
よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ポテトチップの量が、徐々に減りつつある」ということで、potato chips は、おっしゃる通り、「可算名詞」ですが、いちいち個体を数えることをせずに、集合体として扱うときには、「量」(amount)として、扱うので、<a large number> of potato chips とは、言わないのです。しかし、その逆で、「大量の水」を、a large <number> of water と言うことはありません。その場合は、a large <amount> of water と言います。


【質問 No. 23530】 動詞の時制にについて 慶子 2023-11-28 18:16:36
 お忙しいところ、恐縮ですが、以下の質問に、答えていただければ、幸いです。

 参考書を読んでいたところ、次の英文に出会いました。

 It is surprising that he should say so. ≒ It is surprising that he says so.
 「彼がそんなことを言うなんて、驚きだ」 

 It is surprising that he says so. の that節内の V である say が「現在時制」になるは、なぜでしょうか。It is surprising that he <should> say so. において、彼が say したのは「過去」のことだという風に理解しています。そのため、その文と 「 ≒ の関係」にするためには、has said か、said になるのではないか、と思ってしまいました。


【回答】
 It is surprising/important/necessary that ... という構文の that 節内の時制で should が使われるのは、「驚き、重要、必要」といった概念は、現実とはかけ離れた、“抽象的” なこととして、時制は、現在形や、過去形を使わない、という英文法上の決まりがあるのです。そのことが「そんなことを言うなんて」という日本語訳に表れているのです。誰かが言った、とか、誰かが言うだろう、といった現実とは異なる時制として、should が使われるわけなのです。
 ところが、そのような英文法の決まりを、忘れかかけている若者や、外国人話者が多い、例えば、アメリカなどでは、本来、should が使われるところに、現在形や、過去形を使ってしまうので、その現象が、例外として、英文法の決まりを変えてきているのです。それが It is surprising that he <says/said> such a thing. という、「現在時制」や、「過去時制」を使った英文となって、現れるということなのです。



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