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【質問 No. 25692】 動名詞と名詞の使い方について ムラマツ 2024-10-06 14:43:57
 本日も、よろしくお願いいたします。

 単語帳を見ていると「regulation」という単語がありました。意味は「規制」で名詞です。また、動詞として「regulate」があり、意味は「規制する」です。

 ここで動詞の「regulate」を動名詞の「regulating」にすると、意味は「規制すること」となりますよね。「regulation」と「regulating」の品詞は、同じ「名詞」と考えてもよいのでしょうか。また、その場合に、意味や、文中での使い方も同じ、と考えてよいのでしょうか。

 例えば、In short, the purpose of the regulation is to protect domestic industries. という英文を、In short, the purpose of (the) regulating (it) is to protect domestic industries. と変えても、文法的、意味的に正しくなるのでしょうか。


【回答】
 ご質問の regulate は「動詞」で、それを「名詞化」したものが、regulation となりますが、一方、regulating は「動詞」の一種で、「規制すること」という「行為」を表す「動名詞」になります。従って、動名詞としての regulating は、所有格を伴って主語になることもできますが、同時に、名詞とはは異なり、目的語を取ることができます。このように、名詞と、動名詞は、働きが異なる面があるので、注意が肝心です。

 そこで、ご質問の例文について解説しますと、In short, the purpose of the regulation is to protect domestic industries. の場合は、「要するに、<その規制>の目的は、国内の産業を、保護することです」となり、to protect も、ここでは、名詞用法の「不定詞」となっており、目的語も取っております。

 一方、In short, the purpose of <regulating it> is to protect domestic industries.「要するに、<それを規制する>目的は、国内産業を保護することです」に見られるように、動名詞の regulating は、通常の「名詞」とは異なり、目的語などが不可欠な構文を作るのです。



【質問 No. 25691】 unlikely の使い方について yomeiblues 2024-10-06 11:14:23
 時々、利用させて頂いています。

 He is not unlikely a pop idol.

という英文がありました。「彼は、ポップアイドルと変わりません」といった感じの意味と、理解しています。調べたところ、unlikely の品詞は、「形容詞」のみのようですが、それであれば 、an unlikely pop idol にならないといけないのでは、と思いました。

 <交互的>(→口語的?)な、よくある、文法に即していない<交互的>(→口語的)な言い回しでしょうか?

 He is not unlike a pop idol. の間違いかな? とも思いましたが、リスニングでも、-ly が聞こえます。文法的な構成を、教えて頂けませんでしょうか。

 よろしくお願いいたします。

 https://youtu.be/Bzu-fbq1LNQ?si=2s9ft5GMnew3eXNU 1分18秒あたり


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、ポップアイドルには、似つかわしくない、とも言えない(ひょっとしたら、ポップアイドルかもしれない)」ということで、not unlikely で、「部分否定」になるので、「可能性がないとも言えない、ひょっとしたらそうかもしれない」というような意味になります。


【質問 No. 25690】 解釈のお願い a student 2024-10-06 10:49:57
 お願いします。

 Recently, however, I took his old deerskin hunting vest out of the closet and on an impulse pressed it to my face and sniffed. Abruptly there came over me a rush of emotion and memory as intimate as it was compelling. No longer was I an adult squinting across a chasm of years at dim events: Suddenly I was a boy again, and there in all but the flesh was my grandfather, methodically reloading his shotgun as the flushed quail sailed beyond the mesquite.

 4行目から5行目にある、and there in all but the flesh was my grandfather が分かりません。どのような意味でしょうか?

 いつも、ありがとうございます。


【回答】
 ご質問を含む、以下の文章の意味は、下記のとおりです。 

 Suddenly I was a boy again, and there in all but the flesh was my grandfather, methodically reloading his shotgun as the flushed quail sailed beyond the mesquite.

 「突然、私は少年に戻り、そこには、肉体を除いた全てにおいて祖父がいて、顔を赤らめらめたウズラが、メイスキート(稲科の植物の茂み)を超えて、飛び立つ中、整然と散弾銃を再装填していた」ということで、there in all but the flesh was my grandfather とは、there was my grandfather in all but the flesh のことで、「肉体を除いた全てにおいて、そこには、私の祖父がいた」ということで、私が、今まさに、祖父に変身した状態を述べているのです。



【質問 No. 25689】 倍数表現について ここ 2024-10-06 10:20:48
 質問が、2つあります。

質問1: I have <twice> <as many books as> he has. を、I have <two times> <more books than> he does. に書き換えることは出来るのに、I have <twice> <more books than> he does. に書き換えられないのは、なぜか、教えて頂きたいです。

質問2: He has <two times> <as many books as> I have. となる理由について、文法書には、<many は、「限定用法」で用いる数量形容詞なので、> と書いてあるのですが、これは、どういう意味なのか、簡単に教えて頂きたいです。

 よろしくお願いします


【回答】
質問1: I have <twice as many books> as he has. は、I have <two times more books> than he does. と書き換えることができますが、同じ「2倍」という意味でも、two times は「形容詞的」に働き、more books という比較級を修飾できるのですが、twice は、「~ の2倍に」という意味の「副詞」なので、twice <more books> のように、形容詞的に使うことができないためで、その場合は、twice <as many books> as ~ という構文を使わなくてはならないのです。

質問2: I have <two times> as many books as I have. と言えるのは、two times は「副詞」として twice の意味と、「形容詞」としての働きがあるので、両方の構文で使うことができるのですが、twice は「副詞」としてしか使えない語なので、twice <more books> と連語することができないのです。



【質問 No. 25688】 英訳について まりー 2024-10-06 10:01:53
 I had just separated from had left me dizzy with questions about communication.

という英文について質問です。separated from の後ろに、動詞 had left が来るのは、なぜでしょうか? 何か省略されているのでしょうか。教えていただけますと、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文は、文脈から判断すると、from の後に、someone who が省略されている、と考えられます。つまり、この文は、正しくは、I had just separated from <someone who> had left me dizzy with questions about communication. とするべきもので、その意味は、「私は、その時、コミュニケーションに関する疑問で、私をめまいさせた人と、丁度、別れたばかりでした」ということです。


【質問 No. 25687】 Keller's examination of foraminifer fossils suggested について zoro 2024-10-05 18:21:18
 先生、ご回答ありがとうございました。本日は、The Alvarez hypothesis からの、質問をよろしくお願い致します。

 Keller's examination of foraminifer fossils suggested foraminifer numbers had already been declining for hundreds of thousands of years before the Chicxulub impact. Furthermore, population numbers of foraminifers in proximity to the impact crater failed to experience the abrupt plunge that would have been expected based on the Alvarez hypothesis.

(私訳)「Keller氏の、有孔虫化石の調査は、有孔虫の数はすでに、チクシュルーブ・クレーターが衝突する前の、数千数百年の間に、減少していたということを示唆していた。さらには、衝突クレーターに接近した、有孔虫の個体数は、アルバレス説に基づいて、予想されたであろう、急激な減少を経験することはなかった」

 in proximity to the impact crater の部分が、どうしてもわかりません。「接近した」という訳も、おかしい気がします。

 本日も、よろしくお願い致します。



【回答】
 zoro さんの和訳で、十分に内容は、表し尽くせていると、感じますが、私の直訳をお示ししますと、ご質問の英文の意味は、「有孔虫の化石に関するKeller氏の調査は、有孔虫の数がすでにChicxulub の衝撃の数十万年にわたって、減少し続けていたことを示唆した。さらに、衝撃を起こした噴火口の近くに生息していた有孔虫の総数もAlvalez仮説に従えば起こっていたはずの衝撃による急激の減少を、免れていた」ということで、in proximity to ~ とは、おっしゃる通り、「~ に近い」という意味です。

 私からの質問ですが、zoro さんの最近の質問の英文は、固有名詞など、辞書にもなく、私などの手に負えない語句が多い中、素人離れした訳文が、飛び出しています。これらは、どこかのテストからの引用なのでしょうか? 注釈のついた、問題集などからの引用なのですか? in proximity to ~ など、すでに訳の中に出てきています。何が質問なのか、不思議に感じています。



【質問 No. 25686】 corpse の動詞としての意味について mat 2024-10-05 16:28:08
 辞書によると、corpse には、to start laughing in a way you cannot control during a performance, or to make someone else do this; a word used by actors and performers. という意味(動詞)があるそうです。私が調べた英和辞書では、そのような意味は見当たりませんが、その意味を収録している辞書はありますか?

【回答】
 「ジーニアス英和」には、corpse の他動詞としての意味を、「(演劇俗) として、(場面に相応しくない言動で)を笑わせる、当惑させる、トチらせる」とあり、自動詞の用法としては、「舞台で思わず笑う、笑って(セリフを忘れて)とちる、などの意味があがっています。


【質問 No. 25685】 twice as many as などについて ここ 2024-10-05 16:17:54
 質問が、2つあります。

質問1: I have twice as many books as he has. を、I have two times more books than he does. に書き換えることは出来るのに、I have twice more books than he does. に書き換えられないのはなぜか、教えて頂きたいです。

質問2: He has <two times as many books as I have. となる理由について、文法書に、many は、「限定用法」で用いる数量形容詞なので、と書いてあるのですが、これは、どういう意味なのか、簡単に教えて頂きたいです。

 よろしくお願いします


【回答】
 英語の文章を、記号化してしまうと、文字化けや、不明瞭になってしまうので、私が、書き換えたように、英文で、お書きになって、質問してください。ご質問をご覧になって、私の理解が合っているかどうか、確認してください。

 ご質問をご覧のように書き換えた結果、何が質問なのかが、わからなくなってしまいました。もう一度、文章で、ご質問ください。



【質問 No. 25684】 不定詞の意味上の主語について ムラマツ 2024-10-05 15:52:51
 「to不定詞」の「意味上の主語」は、なぜ、「for+名詞」の形になるのでしょうか。

 某参考書の、不定詞の意味上の主語、という単元で、「to不定詞の意味上の主語は『for+名詞』の形になる」と書いてありました。…@

 しかし、同書の中で、より英語の構造について、基本的なことが書いてあるページには、「前置詞+名詞」は、「形容詞句」または、「副詞句」、「主語は、必ず名詞(ないし名詞に相当する語群)」と書いてあります。…A
 
 上記の@とAは、矛盾しているように感じました。

 私は「for+名詞」の語群は「前置詞+名詞」であり、形容詞句か、副詞句であるから、「主語」には、なれないと考えたのです。これに対して、「for」は前置詞ではないのではないか、意味上の主語なら、名詞以外でも、よいのかなど、考えましたが、根拠が見つからず、質問した次第です。

 ご回答、よろしくお願いいたします。


【回答】
 例えば、「私は、何か、しなければならない、ことがある」を英語にすると、

1. I have something to do. となりますが、これを、「私は、あなたにしてもらいたい、ことがある」とすると、

2. I have something <for you> to do. となり、ここでの for you は、to do の意味上の主語の働きをしているのです。

 ところで、for you を含めて、英語では、「前置詞+名詞」の、文中での働きは、「形容詞句」か、「副詞句」となります。ですから、2. を直訳すると、「私は、あなたに対して、なすべきことがある」となり、for you は、基本的には、ここでは、「形容詞句」か、「副詞句」と考えてもいいのですが、I have something for you to do. という文の中では、一般的な「前置詞句」というよりも、不定詞 to do の「意味上の主語」の機能の方を、より重視した結果、そのような呼び方となったものなのです。

 なお、この for you は、I have something to do <for you>. とした場合は、「私は、あなたのために、何かをしなければなりません」という意味となり、for you は、通常の「副詞句」となります。




【質問 No. 25682】 参考書での疑問について kazu 2024-10-05 15:24:30
 中学一年用の参考書に、a strange thing の a は、不定冠詞と呼ばれるもので、thing (こと)のような「数えられる名詞」につく。また、中学1年生の、別の参考書に書いてある、a/an をつける、あるいは複数という考え方は、「数えられる名詞」にだけ適応されます、と書いてありますが、何故、ただ単に「冠詞」ではなく、「不定冠詞」と呼ばれるのでしょうか? 不思議でしたので、質問させて頂きました。

 理屈っぽい質問で、申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。


【回答】
 「名詞」には、本や、机といった「数えられる名詞」(=可算名詞)と、水や、空気といった「数えられない名詞」(=不可算名詞)とがあり、数えられる名詞については、それが初めて話題にのぼった名詞であるなら、不定冠詞の a か、an が付きますが、すでに話題にのぼった名詞には、定冠詞の the が付きます。定冠詞は、「限定詞」とも呼ばれ、物事を限定する(特定する)働きをするのです。The other day, I happened to meet <a foreigner> in <a park>. <The foreigner> was in Japan for <a tour>.「先日、私は、公園で、ある外国人に、会いました。その外国人は、観光のために、日本を訪れていたのでした」という文において、a foreigner と、a tour は、初出で、「不特定」なので、a がついていますが、2番目の the foreigner には、すでに特定されたので、「その外国人」という意味なので、the がついているのです。


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