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【質問 No. 23367】 現在完了形neverと従属節の動詞の関係について たかひろ 2023-11-10 13:23:37
 I have never wanted a man and not gotten him.

 この英文について、私は、@ のように解釈してしまいました。しかし、A の解釈が正しいようです。

@ 「私は、男を欲したことがないし、手に入れたこともない」
A 「私は、欲した男を手に入れなかったことはありません」」

 @ と A では、意味が真逆なので、今後、このような構文が出た際に間違えないように、文法的な理解をしたいです。

 私の誤解の原因は、英文の接続の関係が、以下のようだと考えたことだと思いました。

@→I have never wanted a man and I have not gotten him.
A→ I have never wanted a man and I have never not gotten him.

 このように、never が and 以下の動詞句にかかるかどうかが鍵だと思ったのですが、この考えで正しいでしょうか? また、この考えが正しければ、never は、常に従属節の動詞に対しても適用されるのかどうか、についてもご回答いただけますと、幸いです


【回答】
 ご質問の I have never wanted a man and not gotten him. を、Google に翻訳させると、「私は、男性を望んだことも、手に入れたこともありません」という答えが返ってきます。これは、質問者と同じ罠にかかったことを示しています。

 この罠から抜け出す方法は、何でしょうか? それは、never の「射程」に関することで、おっしゃるように、否定語の never が、どこまで及ぶか、という問題に帰結するのです。つまり、never は、and で繋がれた wanted a man と not gotten him の両方を射程に捉えることが決め手となる、ということなのです。そうすると、この英文は、I have never (wanted a man and not gotten him). という構造に気づくことなのです。

 同じ構造を持った英文には、You can't (eat a cake and have it). 「あなたは、ケーキを食べてしまったら、それを持ち帰ることはできません」という諺や、Don't (drink and drive)! 「飲んだり、運転したり、するな!」(飲んだら、乗るな!)という警告の中に潜んでいるのです。

 質問者は、あれこれ考えているうちに、このことに気づかれたようですね。しかし、この否定語の射程が、従属節の動詞まで届くかどうかについては、ちょっと考えが及びません。おそらく、not や、never の射程が届くのは、これまで上げてきた例が示すように、動詞句に限られるものと、考えています。



【質問 No. 23366】 なぜ未来を指す仮定法過去は使えないのか ジョン 2023-11-10 06:37:26
 I don’t think he will stop by my office. But if he (    ) while I’m out, give him more information about that. (聖マリアンナ医科大学の入試問題から)
 @ came  A will come B should come  C had come 

 この問題で、正解は、B です。

 A は、仮定節に will は来ないので、排除できるという所は、大丈夫です。ですが、何故、仮定法過去になる @ came も除外できるのでしょうか?

 「仮定方過去」には、可能性の低い未来を指す用法があると思います。
 http://blue-enzo.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/0518--141229-9c.html

 それなら、B 以外にも、@ も可能ではないのでしょうか?


【回答】
 「仮定法過去形」は、動詞の形は過去形で表しますが、内容は、「そういうことは、現実には、あり得ない」と仮定して述べる形なので、この問題で、@ の came を選ぶと、そんなことはり得ないが、という意味になってしまいます。それに対して、B の should come には、「万が一、~ だとしたら」という、現実性が残っている表現なので、OKなのです。


【質問 No. 23365】 英語について 中2匿名 2023-11-10 06:23:44
【質問 No. 23352】 の先生の回答で出してくれた問題の答えは、次のとおりです。間違いがあったら、教えてください。
1. 「彼は、私より、、サッカーが上手だ」 → He plays soccer better than me.
2. 「彼は、クラスの中では、サッカーが一番上手だ」 → He plays soccer the best in his class.
3. 「あなたのクラスで、サッカーが一番上手な人は、誰ですか?」 → Who is play soccer the best in your class.

 よろしくお願いします


【回答】
1. は、これで正解ですが、正式には、than I (do). とします。
2. は、best に the を付けない方が、一般的です。付けても間違いにはなりませんが・・・。
3. は、Who plays soccer best in your class? が正解です。



【質問 No. 23364】 Both について あや 2023-11-10 06:10:27
 いつもお世話になっております。Both について、ご教示ください。

 以下の、2つの例文について、それぞれの both の品詞と、日本語訳を教えていただけますでしょうか?

1. Both of us aren't sitting.
2. We aren't both sitting.


【回答】
 1. の意味は、「我々の両方が、座っているわけではない」(片方だけが座っている)という「部分否定」の意味になり、both は、代名詞です。それに対して、2. は、「我々は、2人とも、座っているわけではありません」という意味で、both は「副詞」として使われています。


【質問 No. 23363】 not anybody と nobody の違いについて あや 2023-11-10 05:57:43
 いつも、お世話になっております。

1. There isn't anybody in this room wearing a hat.
2. Nobody in this room is wearing a hat.

 not anybody は non-specific で、nobody は specific と、説明がありますが、理解ができません。not anybody と nobody の違いを、ご教授いただけますでしょうか?


【回答】
 まず、anyone と anybody の違いですが、anyone は、anybody に比べて、「文語的」に響きます。

 次に、anybody/anyone の否定語は、no one/nobody となり、ご質問の 1. のように、not anybody となると、nobody よりも、強調的になるのです。ですから、1. も、通常の意味では、2. のように、Nobody is wearing a hat. 「誰も、帽子をかぶっていません」と言い、There isn't anybody wearing a hat. 「誰1人、帽子をかぶっている人はいません」という風に、強調する時に言うのです。



【質問 No. 23362】 The の有無による違いについて あや 2023-11-10 05:37:03
 いつも、丁寧な説明をしていただき、ありがとうございます。

@
A: Is Greece west of Italy?
B: No, Greece isn't west of Italy; it's east of Italy. 

A
A: Is Paris in the south of France?
B: No, Paris isn't in the south of France; it's in the north of France.

 @ の文のwest と east には、the がありません。しかし、A の文には、south と north の前に the があります。違いを教えていただけますでしょうか。


【回答】
 英語の「東西南北」は、east, west, south, north の順序ではなく、north, south, east and west の順序で並べるのが一般的で、用法についても、名詞でありながら、副詞のように、the を付けないで用いる特殊な用法があります。(home にも、これと似た用法があり、Hawaii is <home> to Hawaians. のように、無冠詞になります) それが、ご質問の@とAに現れています。

 @ では、west や east が「方角、方向」を表し、無冠詞となり、A では、south や north が「場所」を表し、定冠詞 the がつきます。ですから、@ の Is Greece west of Italy? では、方向を示し、「ギリシャは、イタリアの西の方向にありますか?」という意味になり、A の Is Paris <in the south> of France? 「パリは、フランスの南の場所にありますか?」という意味で、the south という風に、the がつきます。



【質問 No. 23361】 分詞について kazu 2023-11-09 18:34:02
1. Do you know the crying girl?
2. Do you know the girl crying on the bench?

 この二つの英文の訳し方と、使われ方が分からないので、教えて頂けますか? よろしくお願いいたします。


【回答】
1. の意味は、「あなたは、あの泣いている女の子を、知っていますか?」ということで、crying girl は「分詞+名詞」から成り、分詞 crying は「形容詞」として、名詞 girl を修飾しているのです。

2. の意味は、「あなたは、ベンチで泣いている、あの女の子を、知っていますか?」ということで、crying on the bench 「ベンチで泣いている(女の子)」という分詞句が、the girl を、後ろから修飾しているのです。



【質問 No. 23360】 文章の構造について ねぎじろう 2023-11-09 18:24:18
 木村先生、いつもお世話になっております。以下の2つの英文の構造に関して質問がございます。いずれも、TEX加藤著「金のセンテンス」からの抜粋です。

1. Your name will be entered into a drawing to win free admission to an upcoming seminar.
  「今度のセミナーの無料の入場が当たる抽選会に、あなたの名前は、エントリーされます」

2. In Mr. Peterson's performance review, his manager wrote that he always worked diligently to finish assignments on time.
  「Peterson さんの成績評価で、彼のマネージャーは、彼が、仕事を時間通り終わらせるため、常に勤勉に働いている、と書いた」

 私の考えでは、1つ目の英文は、「今度のセミナーの無料の入場を当てるために、抽選会に、あなたの名前がエントリーされます」と訳すべきだと考えていました。また、2つ目の英文は、「常に勤勉に働いているため、仕事を時間通り終わらせられる、と書いた」のか、「仕事を時間通りに終わらせていると感じて、常に勤勉に働いていると書いた」のか不明でした。

 ご教示のほど、よろしくお願い致します。


【回答】
 1. の a drawing to win free admission とは「入場無料を当てるための抽選会」という意味ですが、「無料の入場が当たる抽選会」と訳してもよい、と思います。訳は、英語の字句に捉われずに、日本語として自然な言い方にすることが大事なのです。

2. の he always worked diligently to finish assignments on time とは、「彼は、常に、課題を時間通りに終わらせるために、熱心に働いた」ということです。



【質問 No. 23359】 英作文の添削依頼 zoro 2023-11-09 18:01:22
 先生、ご添削ありがとうございました。本日は、Medical technology <are>(→is) beneficial to society. の添削をお願い致します。

1. 「今や、若者の間で、整形手術は、一般的なものとなっている」
 Now that, kind of plastic surgery has become common among young people.

2. 「より多くの人達が、不必要な美容治療に夢中になり、多額の金を費やしている」
 More and more people are absorbed in it for unnecessary beauty care and spend a huge amount of money on it.

3. 「しかしながら、整形手術は外見が原因で起こるいじめを食い止める手段となる」
 However, plastic surgery can become an avenue to prevent bullying caused by appearance.

4. 「結論として、病気や怪我意外の医療技術も、社会にとって有益だ」
 In conclusion, medical technology except diseases and injury can be useful in society as well.

 本日も、よろしくお願い致します。



【回答】
1. Nowadays, plastic surgery has become common among young people.

2. It seems that many people are absorbed in plastic surgery for unnecessary beauty care and are
spending a huge amount of money on it.

3. On the other hand, however, there's another aspect to plastic surgery that can provide an avenue to prevent bullying caused by appearances.

4. In conclusion, therefore, medical technology like plastic surgery is not only useful for beauty care but also for curing diseases and injuries.





【質問 No. 23358】 more ~ than ... の解釈について go-tiger 2023-11-09 16:04:02
 木村先生、いつも丁寧な説明をしていただき、感謝いたしております。

 下記は、日本在住のアメリカ人の書いた書籍:「Kitchen Table Talk」からの抜粋です。クリスマス等におけるアメリカと日本での料理の出し方の違い等について、書かれています。

 My friend confessed that every Christmas meal in Japan was chaos, with her rushing around and her Japanese guests looking on in confusion.
 It's taken awhile, but I finally learned a great <lessons>(→lesson) from all this: Forget perfection. Sometimes you have to let go of tradition and accept the situation as it is. The "perfect" meal, after all, has 《more》 to do with good food, good company, and a relaxing atmosphere 《than》 with serving the same way your mother did.

拙訳: 「私の友人が打ち明けるには、彼女はバタバタし、日本人ゲストは狼狽して傍観するという状態で、日本でのクリスマスは大混乱であった、と。
 しばらく時間がかかったが(理解するのに)、これらすべてから素晴らしい教訓を学んだ。すなわち「完璧」を忘れろということだ。時々ではあるが、伝統的なやり方を忘れ去り、状況をありのままに受け入れなければならない。結局、『完璧な』食事というものは、母親がしたのと同じやり方で食事を出すこととよりも、おいしい食べ物・良い仲間・それにくつろいだ雰囲気と、もっと関係がある」

質問: 「have+O1(目的語)to do with O2(目的語)」で、 「O2(人・事)とO1の関係がある」(ジーニアス英和辞典)と説明があります。そこで、私は、次のように、書き換えてみました。

 The perfect meal has 《 more 》 to do with good food, good company, and a relaxing atmosphere 《 than 》 with serving (in) the same way your mother did.

 「more」と「than」が、だいぶ離れており、「more」が、このような位置に入っている英文に初めて遭遇しました。以上、「more ~ than ... 」に関する、私の解釈は正しいのでしょうか? ご教示の程、よろしくお願いいたします。
 


【回答】
 ご質問の英文に関する解釈は、概ねそれで合っているのですが、私の立ち位置から見ると、少々ぎこちない、といった感想を抱きました。私の訳は、以下のようになりますが、併せてご鑑賞ください。

 「日本のクリスマス・ミールは、毎回、大混乱で、奥さんが食事の準備に追われ、日本人の来客が、そばでどうしたらよいかわからず、傍観しているといった状況だと、私の友人が告白してくれました。その友人曰く、しばらく経って考えると、その友人は、このことから、一つの大きな教訓を学んだと言い、それは『完璧であることを忘れなさい』ということだ、と言っていました。つまり、時には、伝統を離れて、状況をあるがままに受け入れることだ、ということでした。完全な食事(会)というものは、結局のところ、人をもてなす場合、昔母親がしていた食事の出し方というよりは、美味しい食べ物と、仲良し友達と共に、リラックスした雰囲気の中で寛(くつろ)ぐことだ、ということでした」



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