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【質問 No. 23409】 副詞的目的格について 香炉峰 2023-11-15 06:25:36
 いつも、明快な解説をいただき、ありがとうございます。今回の質問は、以下の文についてです。

 The road will be <barricated>(→barricaded) one block from both ends of the bridge. の one block from both ends of the bridge は、one の前に in が省略された「副詞的目的格」と理解して、よろしいでしょうか。ご教授、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の one block from both ends of the bridge のところは、本来なら、<for> one block ... という風に、前置詞が必要なところですが、いわゆる「副詞的対格」(Adverbial Accusative) の名残で、one block という語が副詞にも使える「対格」(Accusative) の屈折を示していたのが、今日の英語に残っているものなのです。ちなみに、always や、sometimes などの -s は、古代英語の「所有格」が「副詞」として使われていた名残とされています。


【質問 No. 23408】 自然な会話のニュアンスについて eiji 2023-11-15 06:10:47
 お世話になります。ある英語教材の中の親子の会話の訳について教えてください。

 次の文章は、お父さん(Eddy)と、その息子(Junior)のコンサート会場での会話の一部です。

Junior: "Look, Dad, the band signed my shirt!"
Eddy: "That's so cool, Junior! Maybe they'll sign mine too."

 ここで、Eddy のセリフの後半 "Maybe they'll sign mine too." について、直訳すると、「恐らく彼らは、私のものにもサインしてくれるでしょう」のような内容になるかと思いますが、そのように訳すと、サインしてもらい、喜んでいる息子に対して、「大したことない」と言っているように感じてしまいます。この英文を、自然な会話のニュアンスで、訳するとしたら、どのように解釈したら良いでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の Maybe they'll sign mine, too. の意味は、「ひょっとしたら、私のシャツにも、サインをしてくれるかもね」くらいのニュアンスで、いっているのだと思います。この言葉は、サインなど、頼めば、誰にでもしてくれるよ、といったニュアンスがあるとは、思えないのですが・・・。


【質問 No. 23406】 「with O C」の用法について Ashigaru 2023-11-15 06:01:25
 He fell asleep with the light on.

 この文の on は「副詞」だと書かれているのですが、そうすると、「with O C」の C の部分に「副詞」が来ることになり、補語には名詞や形容詞しかこない、と思っていたので、疑問に思っています。何故、この部分には「副詞」が来るのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、灯りをつけたまま、寝入ってしまった」ということで、、「灯りが、ついている/消えている」は、The light is <on/off>. と言うように、on/off を使いますが、これらは、いずれも「補語」となっているので、「副詞」ではなく、「形容詞」として使われているのです。つまり、on/off などは、文の中の役割によって、前置詞だったり、形容詞だったり、副詞だったり、品詞も変わるのです。


【質問 No. 23405】 動名詞と不定詞について kazu 2023-11-14 19:16:55
 大変お世話になっております。

 動詞によって、目的語に「to不定詞」を取るものと、「動名詞」を取るものと、どちらを目的語にしても、よいものが、あることを、木村先生に教わりましたが、ネイティブの方は、そういった、動詞を全て記憶していて、瞬時に、使い分けているということでしょうか? また、そのような動詞を、どれくらい覚えておけば、ネーティブと会話ができるようになるのですか。


【回答】
 そもそも、英文法なるものは、ネイティブスピーカーが話してたり、書いたりしている英語について、どのような仕組みになっているのか、を調べるのが、英文法を勉強することなのです。ですから、私たちは、彼らが話したり、書いたりしている英語を、文法規則として勉強しているわけです。おそらく、もっともっとたくさんの言葉や熟語を、ネイティブは、使っているわけで、私たち外国人が知っている量よりも、遥かに多くの単語や熟語、それに構文などを使っているはずなので、英語の勉強は、ネイティブが使っている単語や熟語、構文をできるだけ沢山覚える必要があるのです。普通の人が、ネイティブのように話せるようになるには、相当の年月がかかります。でも、諦めずに勉強している間に、いつの間にか、ネイティブに近い英語を話せるようになるのです。完全にネイティブになることはできませんが・・・。


【質問 No. 23404】 whereの役割について おまめ 2023-11-14 19:00:45
 いつもお世話になっております。今回は、以下の文の where の役割について、質問させていただきます。解釈についての、ご指摘などを頂けますと、幸いです。よろしく、お願いいたします。

 <where>(→Where) she got all the money <from>(→不要) has been <mystery>(→a mystery).

 拙訳 「彼女が、そのすべてのお金をどこから得たのか、それはいまだに謎である」

 この場合の where は、<関節>(→間接)疑問文で、from の目的語(場所を示す語句)を示す役割をしている、
と解釈したのですが、先生のご助言を頂けますと幸いです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 今回は、英文の間違いについて、注意させていただきます。英文の最初の文字は、必ず「大文字」で始めてください。面倒だから、小文字のままにしておく、というのは、間違いです。なお、where は「どこで、どこに」という意味の時には、in や、at などの前置詞は不要ですが、「どこから」という時には、from where という風に、from が必要です。しかし、今回の英文では、「どこから(手に入れたのか)」という意味に取るならば、from が必要ですが、この文では、「どこで」という意味に取れるので、不必要と思います。さらに、「謎」は、a mystery という風に、不定冠詞をつける必要があります。最後に、「間接疑問文」の「関節」は、不注意による間違いですが、試験の場合は、原点の対象になります。慌てて投稿しないで、ゆっくりと、一度書いたものを、もう一度見直す習慣をつけてください。以上、老婆心から、申し上げました。

 さて、ご質問ですが、where she got all the money from の部分は、おっしゃる通り、「間接疑問文」で、直接疑問文に直すと、Where did she get all the money from? となり、from は、本来、From where did she get all the money? の from が、文末に回ったものです。




【質問 No. 23403】 be going to について 2023-11-14 15:43:46
 とある参考書に、be going to は近い未来の予想にしか使えない。理由は、be going to は、根拠があって実現する可能性が高いことを表すときに使うから、と書いていたのですが、「遠い未来」でも確実に起こる、と言えることはありますよね? その時に be going to を使うのは、ありですか?




【回答】
1. He is going to fail in the exam. 「彼は、試験に失敗することになるだろう」という、話者の確信のようなものが含意されていますが、
2. He will fail (in) the exam if he doesn't study a little harder. 「彼は、もう少し熱心に勉強しなければ、試験に失敗するだろう」ということで、「もう少し熱心に勉強しなければ」という条件をつけた、自然の成り行きを表しているのです。

 つまり、1. の be going to は、「このままじゃ、失敗するな」といった、状況を含んだ表現ですが、will は「単純未来」で、ある条件が整えば、「~ するだろう」という、単なる予想を表しているのです。

 また、一人称に be going to が付くと、I'll come home by 5 in the afternoon. と言えば、「午後5時には、帰ってくるだろう」という単なる未来形ですが、I'm going to come home by 5 in the afternoon. とすると、「どんんことがあっても、帰ってくるから、安心して待っていてください」という、約束めいた表現になります。

 しかし、こうした説明だけでは、この be going to の用法を完全に覚えることは、難しいでしょうから、いろいろな場面で、こうした用法に慣れていくしかない、と思います。



【質問 No. 23402】 関係代名詞について ずずず 2023-11-14 06:00:13
 下の問題がわからないので、教えてください。

 I can’t find the house (    ) I want to look around
 (A) where (B) whose (C) which (D) who

 関係代名詞の内容なので、答えが (C) の which になることは分かるんですけど、なぜ、where が使えないのかが、わかりません。また、どういう風に訳をしたらいいのか、分かりません。

 回答、お願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私がぐるっと回って見てみたい家が、見つかりません」ということを意図した問題だと思われます。可能性としては、which と where が残りますが、which は、I want to look around (the house) の the house を先行詞とする文が正解になりますが、where だと、I want to look around (in the house) の意味になってしまうため、正解とはなりません。つまり、家の内部を見て回ることになるので、ダメということです。


【質問 No. 23401】 feet について 明石 2023-11-14 05:46:17
 今回も、宜しくお願いします。以下の英文について、質問です。

 His feet measure over 45 cm in length.

 訳は、「彼の足の長さは、45センチ以上だ」だと思うのですが、これって靴のサイズのことでしょうか? だとしたら、大きすぎる気がするのですが、足のどこの長さを指しているのでしょうか?


【回答】
 一般の人の靴のサイズは、25~26 cm が普通でしょうから、45センチというのは、欧米人にしても長すぎるように、私も思います。私は、靴のサイズの決め方は、あまり詳しくありませんが、通常は、踵(かかと)の端から爪先までの長さだと思います。

 ちなみに、ヨーロッパでは「メートル法」(the metric system)が採用されていますが、アメリカでは、「ヤード法」(the yard system)が使われているので、靴のサイズは、フィートで表示されるので、靴を買うときに、迷うことがあります。



【質問 No. 23400】 ハイフンで繋がれた名詞について のん 2023-11-14 05:31:10
 いつもお世話になっています。

 ハイフンで繋がれた名詞同士は、必ず「名詞の形容詞的用法」になるのでしょうか?

 Better policies on child-care leave for working parents mean nothing without improvement in the number of centers for childcare.

 例えば、この英文だと、動詞は mean で、child-care は leave を修飾する名詞の形容詞的用法ですが、child-care というハイフンで繋がれている形を見ただけで、名詞の形容詞用法と判断でき、leave が動詞ではなく、名詞と迷うことなく判断できるのでしょうか?


【回答】
 元々「育児、保育」を意味する英語は、child care と言い、その時点では、school house 「校舎」などと同じく、「名詞+名詞」の「名詞句」でしたが、それが、やがて慣用化していくうちに、child-care という「複合名詞」になり、多くの場合は、「形容詞」として、child-care leave 「子育て休暇」という風に、形容詞として使われる間に、childcare という、れっきとした「育児、保育」という、独立の名詞になったものと考えられます。

 ところで、ご質問は、child-care と来たら、“迷うことなく” 「形容詞用法」と判断できるか、ということですが、一般には、そういうことですが、文脈を見ないで、初めからそのように決め込むことには、危険があるように思われます。常に、文章の前後関係から、慎重に見定める習慣を身につけるべきと思われます。

 ちなみに、ご質問の英文の意味は、「働く親のための育児休暇のより良い政策は、育児のための保育センターの数に改善がなくては、意味をなさない」ということです。
 



【質問 No. 23399】 hear of ~と、hear about ~ の違いについて のん 2023-11-13 18:46:31
 いつも、お世話になっています。

 「そんなことは、今までに一切、聞いたことがない」
 I've never heard (      ) such a thing.
 
 空欄に入るのは(of)なのですが、about は不自然でしょうか?


【回答】
 ご質問の hear about ~ は、「~ について、詳しく聞く」という意味ですが、hear of ~ と言うと、「噂などとして、聞く」という意味で、about ほど「詳細に」という意味はありません。


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