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【質問 No. 23357】 経済学者の引用文について(再送版) おまめ 2023-11-09 15:15:02
 誤字がありましたので、再送させていただきました、失礼いたしました。

 いつもお世話になっております、おまめです。今回は、ある経済学者のポスターに引用されていた、英文について、質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。


こちらの文法構造と解釈について、自分なりに色々と考えてみたのですが、自信がありません。先生のご意見を頂けますと幸いです。

英文: 全て大文字で表記されておりました。

 I do not think it is an exaggeration to say history is largely a history of inflation, usually inflations engineered by governments for the gain of governments.

解釈: @ I do not think から inflation(コンマ)まで、think 以下は、think の内容を説明する節であり、it から inflation までを含んだ節が、目的語として機能している。そして、think の後には that が省略されている。

 It は「形式主語」であり、It の内容を説明するのが to say 以下。say の後には、that が省略されている。

A usually からラストまで。usuallyの後に (history is) が省略されている。

 以上の解釈により、以下の訳文を考えてみました。

 「歴史と言うものは、主に誇張されたものであると言っても言い過ぎではない。大抵の場合、歴史とは、(政府が利益を目的に)政府によって操作されるものである」

 色々と考えてみたのですが、自信がありません。ご教授を頂けますと幸いです、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「歴史は、その大半が、インフレの歴史である、と言っても、過言ではないと思います。つまり、それは、それぞれの政府によって、自らの利益のために、政府によって画策されたインフレなのです」ということで、usually の前には、that is to say 「すなわち」、または、which is 「それは」という言葉が省略されている、a history of inflation の「同格的」な言い換えとして、添えられたものなのです。解釈は、概ね合っているのですが、訳文を見ると、大分、内容を取り違えているように、感じます。私の訳と、比較してみてください。


【質問 No. 23355】 似た表現の区別の仕方について パロット 2023-11-09 06:54:59
 木村先生、いつもお世話になっております。今回お尋ねしたいのは、以下の文法問題です。

A: I want to make pancakes for breakfast tomorrow. How much milk is in the fridge?
B: Oh, there is (    ) left. We'll have to buy some.

選択肢: 1. not more  2. none  3. no one  4. any more

 答えは、2. の none でした。なんとなく、正解すること自体は出来たのですが、誤答選択肢である 1. 3. 4. が、何故、間違いであるのか説明出来ません。問題集の解説にも、答え以外、特に触れられていませんでした。この問題を解説していただけると幸いです。宜しくお願いいたします。


【回答】
 一つ、この問題の問題は、通常は、ミルクが冷蔵庫に残っていない場合は、前回使用した時に、わかる筈なので、Oh, there's <none> left. というのは、あまりにも“作為的”であるように、感じられることです。そのような場合であれば、Oh, there's <not much> left. We'll have to buy some (more) (for tomorrow). などと言うのが、普通であるように思われるからです。しかしながら、この問題としての解答を、選択肢の中で選ぶとしたら、there's (not much) left か、there's <none> left の、いずれかを選ばなくてはなりません。1. の there's no more left も可能性はありますが、通常、このような場合は、not much とするか、2. の none とするかしかありません。3. no one は、数量についての言葉なのでアウトです。4. の any more は、there's not <any more> milk left. は、正解になりますが、ここでは、not がついていないので、ペケとなります。


【質問 No. 23354】 more of の解釈について go-tiger 2023-11-09 06:32:49
 木村先生、いつも丁寧な説明をしていただき、有難うございます。
 
 下記は、「Kitchen Table Talk」(日本放送出版協会発行、Kay Hetherly著)の書籍からの抜粋です。

 Year after year, as I get to know more and more young people and hear what they're thinking about, I feel great hope for the future. These are the kind of young people I'd like to see more of on TV or in newspapers and magazines.
 
 (拙訳):年を追うごとに、ますます多くの若者を知るにつれ、彼らが(それについて)考えていることを聞くと、その将来(若者の将来)に大きな希望を感じる。これらは、テレビや新聞、雑誌でその多くを見たいと思う類(たぐい)の若者である。

 (質問): 「young people I would like to see more of」で、「more of」の解釈がわからなかったので、次のように考えました。「young people 《more of whom 》I would like to see」で、whom が省略され、「more of」が後ろに回ったと、解釈しました。私の解釈は正しいでしょうか?

 ご教示の程、よろしくお願いいたします。


【回答】
 まず、一つ目の問題は、hear what they are thinking about についてですが、go-tiger さんは、これを「彼らが(それについて)考えていることを聞くと」と訳していますが、これは、「彼らが、何を考えているかを、聞く(につれて)」、つまり、若者の考えること、という意味と思われます。

 次に、ご質問ですが、I would like to see more of that kind of people 「私は、そういった種類の人々にもっと出会いたい」を、that kind of people を先行詞とする関係代名詞を使って表現すると、that kind of people ( ) I would like to see more of となる、構文なので、記事の中の、young people (that/whom) I would like to see more of についても、おっしゃるような解釈で、問題ありません。



【質問 No. 23353】 英作文の添削依頼 zoro 2023-11-09 05:47:04
 私の英作文をお褒め頂きまして、ありがとうございます。前回のような調子で、続けて行ければと思います。本日は、Can privacy be protected? の添削をお願い致します。

1. 「私は、プライバシーは守れると思わない」
 I do not think that privacy can be protected, for the following reasons.

2. 「今や、世界では機密データの流出や、個人情報が盗まれるといった事件が、大きな問題となっている」
 Now that, in the world, the incidents that the leakage of confidential data or stealing personal information have become a big problem.

3. 「個人情報が流出してしまうと、企業も、個人情報保護法に基づいた罰金や懲役刑を受けるおそれがある」
 If a company leaks personal information, it could be imposed a criminal fine or a prison term.

4. 「しかしながら、ハッカーなど、悪意を持ち、専門的な知識に長けている犯罪者を根絶することは、非常に難しい」
 However, it is quite difficult to eradicate criminals with bad intent who have the professional skills for computers like hackers.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
1. I don't think that we can perfectly protect privacy, for the following reasons.

2. In the world today, incidents like the leakage of confidential data or even the stealing of personal information have become a big problem.

3. If a company leaks personal information intentionally, it could be imposed a criminal fine or a prison term.

4. However, it is quite difficult to eradicate criminals like hackers with bad intent who have professional skills for computers.



【質問 No. 23352】 英語について 中2匿名 2023-11-09 05:22:36
 比較級、最上級の問題を出してくれませんか? お手数ですが、できれば、the best、 better などの「副詞」の最上級、比較級の問題がいいです。

【回答】
1. 「彼は、私よりも、サッカーが上手だ」を、英訳しなさい。
2. 「彼は、クラスの中では、サッカーが、一番上手だ」を英訳しなさい。
3. 「あなたのクラスで、サッカーが一番上手な人は、誰ですか?」を英訳しなさい。



【質問 No. 23351】 anywhere の訳し方について 鈴木 2023-11-09 05:14:53
 先生、いつもありがとうございます。anywhere を、どう訳せばいいか分からない文章がありましたので、質問します。CNNニュースの文章です。

 One of the most charming beloved port cities anywhere in the world is just scorched like a bomb went off.

 この文の訳を、教えていただきたいです。特に、anywhere in the world を、どう訳せばいいのかが、よくわかりません。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「世界中で、最も魅力的で、愛されている港湾都市の一つが、まるで爆弾が破裂したかのように、(太陽の熱で)まさに焦(こ)げている(ようだ)」ということで、anywhere in the world とは、「世界の中で、どこにおいても」(世界中のどこと比べても)という意味ですが、anywhere は、in the world を強調しているのですが、日本語に訳さなくてもよいものです。


【質問 No. 23350】 英文の違いについて 中2匿名 2023-11-09 04:58:32
 前回は、最上級についての質問に答えていただき、ありがとうございました。それを踏まえてやっていたら、前の問題で引っかかってしまったんですが、「彼は、チームの中で、一番バスケットボールをうまくします」は、英文に訳すと、
1. He plays basketball (the) best in his team. と、
2. He plays (the)best basketball in his team. では、違いがありますか?

 ちなみに、定期テストとかで、2. の英文を書いても大丈夫か、心配なんですが、最上級のルールは守れてますかね?


【回答】
 1. は、「彼は、チームの中で、バスケットボールが、一番上手だ」という意味ですが、2. は、「彼は、チームの中で、一番上手なバスケットボールをする」という意味になり、不自然です。やはり 1. のようにするのが一番です。

 ちなみに、1. は、「彼は、チームの中で、バスケットボールが一番上手だ」という意味で、彼がバスケットボールのチームにいるのか、は不明になり、彼は野球チームに所属しているが、野球チームの中では、彼はバスケットボールが一番上手だ、という意味に解釈される恐れがあります。それを避けるためには、He plays <best> in his basketball team. とすると、よいのです。



【質問 No. 23349】 be to 構文について(その3) kazu 2023-11-08 18:25:55
 be to 構文を辞書で調べたところ、予定・義務・可能・運命・意図までの例文が書いてあるのですが、「必要」の例文が書いていなかったので、例文を何か教えて頂けますか? お願いいたします。


【回答】
 「必要」というのは、「義務」の一種なので、You are to submit your homework by the end of class. 「あなたは、宿題を、クラスの終了までに、提出する必要がります」という例文が考えられます。


【質問 No. 23348】 that について pine 2023-11-08 18:19:28
 問題集(Progress)より、質問です。

 We do not dream all <time>(→the time) that we sleep but only for short periods.

という文章の that の役割が分かりません。意味は分かるのですが、品詞分解すると、that の説明は、どうなるか、ご教示お願い申し上げます。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私たちは、眠っている全ての時間の間、夢を見るのではなく、ほんの短い時間帯の間に、夢を見るのです」ということで、that は「関係副詞」で、in which、すなわち、in that time と言い換えられるのです。例えば、I don't have enough time <that> (= in which) I can sleep. と言えば、「私は、眠ることができる十分な時間がありません」とういう意味になります。


【質問 No. 23347】 前置詞 as の後ろについて Brian 2023-11-08 18:07:55
 Harrison sees his job as more than just aiding science.
 「ハリソンは、自分の仕事をただ単に科学を手助けするものとは考えていない」

 as は前置詞にもかかわらず、後ろに名詞がきていないのはなぜですか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の as の後には、more than just aiding science 「ただ単に科学を支援する以上のこと」という「名詞句」が来ているのです。as の後の名詞は、単語だけではなく、名詞句や、名詞節、時には、動名詞や、引用句などがくることがあるのです。そういう場合は、それらを「名詞相当語句」として扱うことになります。


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