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【質問 No. 25711】 Does society give the rights of animals enough concideration? について zoro 2024-10-10 11:04:39
 おはようございます。昨日も、ご添削、ありがとうございました。

質問: Does society give the rights of animals enough consideration?

「社会は、動物の権利を、十分に考慮しているか?」という、意味だと思うのですが、この文章は、肯定文に直すと、どうなるのでしょうか?

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文を、肯定文に直すと、次のようになります。

 Society gives the rights of animals enough consideration.

 なお、この文の文型は、次のようになります。

 Society(S) gives(V) [the rights of animals](O2) [enough consideration](O1).

 ここで、(O2) は「間接目的語」を表し、(O1) は「直接目的語」を表しています。



【質問 No. 25710】 仮定法現在の完了形について a student 2024-10-09 15:47:39
 お願いします。いつも、ありがとうございます。

1. It's imperative that you have updated maps and know how to read them.

 この英文の that 節の動詞は、仮定法現在で、主語 you を he にした場合も、それ以外は、同じになる、と考えていいですか?

2. It's imperative that he have updated maps and know how to read them.


【回答】
 ご質問の 1. の英文の意味は、「あなたが、更新された地図を手にし、その地図の読み方を知っていることが、不可欠です」ということで、you have updated maps とは、「あなたが、更新された地図を持つこと」という意味で、この have は「仮定法現在形」で、英国では should have とするのが正式とされています。

 2. についても、he have とは、「彼が持つこと」という意味で、仮定法現在なので、he has とはしないのですが、英国では、he should have とするのが正式とされています。

 しかしながら、最近の英米人の多くの人は、仮定法現在形をあまり好まず、2. の he have 又は、he should have とする代わりに、直説法現在形の he has とすることが、多くなってきています。



【質問 No. 25709】 大学入試問題から さーちゃ 2024-10-09 11:46:52
 The only commodity found that could be profitably sent back to Spain was people. Slaves were very profitable in those days and, towards this end.

 いつも、助けていただき、ありがとうございます。towards this end の意味が分かりません。

 教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「スペインに送り返して利益を得られる唯一の商品は、人間だった。奴隷は、当時、この目的のために、非常に儲かる商品だった」ということで、towards this end とは「この目的を達成するために、この目的の用として」という意味になります。


【質問 No. 25708】 英文解釈について tt 2024-10-09 05:49:57
 いつも、お世話になっております。

 There will be a baking competition as well as other games with valuable prizes being awarded throughout the day.

「prizes awarded」でなく、「prizes being awarded」となるのは、「未来」を表す being ということでしょうか? (この文は、will を使った「予定」の意を表しているので、being が必要、ということでしょうか?)


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「パンづくり競争や、貴重な賞品が授与されるその他のゲームが、一日中開催されます」ということで、with valuable prizes being awarde とは、in which valuable prizes will be awarded 「貴重な賞品が、授与される、ところの(他のゲーム)」と書き換えることが可能な「形容詞句」となっているので、will be の部分が being として「未来」のことであることを示しているのです。


【質問 No. 25707】 英作文の添削依頼(後編) zoro 2024-10-08 18:07:15
 7.「最後に、これは、漫画のような話だが、もし、クローンサービスが人間に適用されたら、政治家や、官僚などの、影響力のある人が亡くなった時に、彼らの配偶者や、側近は、彼らの商業活動のために、クローンを作り、働かせ続けるかもしれない」
 Last, this is <like>(→a story just like) a cartoon, <if>(→but if) an influential person such as <politicians and breaucrats>(→a politician or a bureaucrat) dies, his or her spouse and entourage may produce his or her clone so that <they>(→he or she can) keep working for their business activities.

8.「これは、亡くなった人への、冒涜になる」
 This would be <a blasphemous>(→a blasphemous act) <for>(→against) the dead person.

9.「これらの3つの理由から、私は、ペットのクローン製作には、反対だ」
 For these three reasons, I disagree with cloning services for pets.

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 コメントは、前編のをご覧ください。


【質問 No. 25706】 英作文の添削依頼(前編) zoro 2024-10-08 17:51:15
 先生、メールでのご返答、ありがとうございました。英語の勉強は大変ですが、楽しいので、今後も積極的に続けます。

 本日は、先日、池上彰さんが、クローンペットについての解説をしているのを見て、もう1度、クローンペットについて、書きたくなりました。ご添削を、よろしくお願い致します。

課題: Should cloning research be promoted, or should it be discontinued?

1.「私は、クローンの研究は、中止すべきだと思う」
 I think that cloning research should be discontinued, for the following reasons.

2.「中国では、すでにペットのクローン製作サービスが始まっていて、例え、ペットが死んでも、人々は、ペットのクローンを、簡単に手に入れることが、出来る」
 In China, cloning services for pets <has>(→have) already started, and if your pet dies, you can get his or her clone easily.

3. 「しかしながら、言うまでもなく、生き物の命は、たった1つだけだ」
 However, needless to say, the life of a creature is for one time only.

4.「人間は、そのような、繊細な領域に踏み込んではならない」
 Humans should never step <in>(→into) such <sensitive>(→a sensitive) field.

5.「また、そのような、ペットのクローン製作サービスは、費用が極端に高い」
 <Also>(→Besides), such cloning services for pets can be extremely <steep>(→expensive).

6.「そのような、サービスを利用出来るのは、裕福な人々だけであり、同時に、彼らは、ペット製作会社の、カモにされているという、事実がある」
 <It>(→Therefore, it) is only rich people who can utilize such expensive services, <as well as there is a>(→in addition to the) fact that cloning services companies <handle>(→are handling) the clients as suckers.



【回答】
 この作文での zoro さんの意見は、動物のクローニングについてだけの反対ですが、クローニング研究そのものは、医学的立場からは、今後、欠かせない分野の一つになると思われます。ですから、ここでは、クローニング研究のペット作りには、反対である旨を、付加すべきではないでしょうか?

 それにしては、zoro さんの英語力は、最近、特に、素晴らしいものとなっています。英作文は、英会話などの基礎となるものなので、いろんな場面について、モノが言える人間になることが大事です。



【質問 No. 25705】 「three hours ago」と「three hours before」の違いについて ムラマツ 2024-10-08 16:10:49
 過去完了形の単元で、「three hours ago」ではなく「three hours before」を使用する、と習いました。これは、なぜ、でしょうか。

 日本語訳は、両方ともに、「〜 の前に」と訳すと思います。「ago」は、過去形の表現であるため、完了形では使用できず、便宜的に「before」を使用しているのでしょうか。

 ご回答、よろしくお願いいたします。


【回答】
 現在から見て、「3時間前に」という時は、He left home <three hours ago>. と言いますが、ago は、現在からの「3時間前に」という状況の時に使い、She said that her husband had left home <three hours before>. 「彼女は、夫は、3時間前に、家を出ました」のような時には、She said という「過去」の時点から見た「3時間前に」なので、three hours before と言うルールになっているのです。このように、時制に関する表現は、日本語よりも、英語の方が、複雑になっているのです。


【質問 No. 25704】 ネイティブの方の慣用表現の認識について ムラマツ 2024-10-08 16:02:32
 いつもご丁寧な回答、ありがとうございます。今回は、本場の方には慣用表現がどのようにみえているのか、が気になったので、質問させていただきます。

 まず慣用表現という言葉が正しいのか自信がないのですが、「beat around the bush」→「遠回しに言う」や、「as it is」→「現状では」など、英語からの直訳ではない和訳が充てられている表現が、多くあるかと思います。

 こういった表現をネイティブの方は、どのように見ているのでしょうか。

 例えば、「beat around the bush」を初めて見たり、聞いたりしたネイティブの方は、「beat around the bush」を「一つの塊」として、「遠回しに言う」とわかるのでしょうか。それとも、「動詞+前置詞+名詞」のようにして、「『茂みの周りをたたく』ということは、『遠回しに言う』ということだな」のように、単語ごとの意味を、別々に見ているのでしょうか。

 日本では、「猿も木から落ちる」という言葉は、初見の日本人にとって、「熟練者でも失敗することがある」という意味だと気づくのは、難しいと思います。(会話の流れや、当人の年齢などによっては、十分可能かもしれません)英語も、これと同じなのでしょうか。

 要領を得ない質問で恐縮ですが、ご回答のほど、よろしくお願いいたします。


【回答】
 個々の単語の意味からは、全体の意味が類推できない語句や表現を「イディオム、慣用表現、成句、熟語」などと言います。例えば、give up は「諦める」、give in は「屈服する」などの表現は、個々の単語の意味からは、何のことか、見当がつきませんが、ネイティブの方は、言葉を学んでいく過程で、身につけていくものなのです。

 一方、諺や、喩え、などから生まれたものについては、おっしゃる通り、例えば、beat around the bush などは、単語から得られる意味は、「藪の周りを叩いて、獲物を駆り立てる」という語句の意味から、それがよく使われる場面や、学習などによって、「遠回しに言う、相手に探りを入れる」といった意味を、獲得していくのです。日本語の「猿も木から落ちる」という言葉にしても、Even monkeys fall from a tree. という意味のほかに、おっしゃるように、「熟練者でも、失敗することがある」という意味を理解できるようになるまでには、学習や経験によって、身につけていくものなのです。英語学習者にとっては、手強い相手ですが、この種の慣用表現は、イソップ物語や、聖書などの勉強によって、強化することが可能なのです。英語学習の大事な側面なので、私は、英語の諺や、イソップ物語、聖書などの勉強を勧めております。



【質問 No. 25703】 関係代名詞の起源について ムラマツ 2024-10-08 10:04:16
 あるテキストで、関係代名詞について、次のように説明していました。

 「関係代名詞は、『普通の文』を、『名詞を説明する説明文』に変えるために使う言葉である」

 さらに、「an employee of the company (   ) I put my confidence in」という英語で、関係代名詞を、(   ) とすると、「I put my confidence in」が説明している単語は「an employee」と「the company」の2通りあるので、関係代名詞も「which」と「who, whom」を使うと説明が続きます。

 関係代名詞の用法や意味は、理解できているつもりですが、関係代名詞を、なぜ、、「which」や「who」のような、、「疑問詞」でも使える単語にしたのでしょうか。

 テキストでも (   ) と例えられているので、別の単語でもよかったのではないかと思いました。今では、この単語で慣れているので、文中に登場しても、なんとも思わないのですが、習った当初は、疑問詞なのに、別の使い方もして、ややこしいな、と思ったことがあります。


【回答】
 人間が言葉を使って会話をするようになる前は、名詞や、動詞を、単独で、放っていたのではないか、と思われます。それを体験できるのは、赤ちゃんが言葉を覚えている過程を考えると、わかります。最初は、名詞や、動詞を、口にしているますが、やがて、名詞と動詞を組み合わせた「文」の形にすることを覚えます。そうして覚えたものが、主語と動詞を備えた正式の「文」Sentence になるわけです。

 最初のうちは、子供の言葉の中に、関係代名詞が使われることは、ほとんどありませんが、やがて、2つの文を、一つの文として、繋ぐことで、複雑な意味を伝えることができることに気づきます。それが、and や、but といった「等位接続詞」などですが、やがて、if や、when といった「重位接続詞」を使うようになり、最後に、2つの文を、関係代名詞を使って、組み合わせることを学ぶのです。これは、かなり長い時間がかかることと思われます。いずれにしても、関係代名詞を使った文を作るようになった時に、最初に思い出すのが、人を受ける関係代名詞には、who を使い、物を受ける関係代名詞には、which を使うことなどを覚えるのです。それは、元々、人類が、先行詞に最も相応しい代名詞として、人には who を、物には which という風に、使い始めたことによるので、なぜそうなのか、については、答えることが難しいです。そのように、なっていった、としか言いようがありません。

 言葉というものは、このようにして出来上がるものだ、という風に、理解してください。語順なども、民族によって、異なりますが、世界には 「S V O 型」の文と、「S O V 型」の文と、「V S O 型」の文がありますが、英米人は、前者の文型で、日本人は、後者の文型という風に、世界の言語は、分かれています。これらも、自然発生した物で、理屈はないと思います。



【質問 No. 25702】 分詞構文の用法について ムラマツ 2024-10-08 09:32:02
 英文内に出てくる分詞構文が「文修飾」なのか、「動詞修飾」なのかの判別が、わかりません。

1. There being a curve in the road, you cannot see her house from here.

 上記の英文が登場するテキストでは、「There being a curve in the road,」が文修飾の分詞構文(理由を表している)として解説されています。意味は「道が曲がっているので、ここから彼女の家は見えない」です。

2. Having been studying since school finished, she didn't answer the telephone.

 上記の英文も、前の英文と同じテキストで、「Having been studying since school finished,」が「動詞修飾」の分詞構文(理由を表している)と説明されています。意味は「彼女は、学校が終わってから、ずっと勉強していたので、電話にでなかった」です。

 上記の2文とも、「理由」を表していることはわかりますが、1文目が「文」を修飾して、2文目が「動詞」(didn't answer)を修飾しているという区別がつきません。私には、両方とも「動詞修飾」にしか見えないのです。1文目は「見えない理由」を、2文目は「出なかった理由」が書いてあるように見えます。

 文修飾と、動詞修飾を文法的、意味的に判断する方法を、教えていただきたいです。

※補足: 同書内の例文では、独立分詞構文の場合は「文修飾」、通常の分詞構文の場合は「動詞修飾」の傾向があります、とありますが、関係あるのでしょうか。


【回答】
 通常、分詞構文は、「副詞節」の働きをする「従属節」なので、主節全体の、特に、動詞を、修飾していると考えるのが、一般的です。ご質問の 1. も、2. も、同じ働きをしているので、動詞修飾か、文修飾か、は関係ありません。また、分ける必要もありません。


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