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【質問 No. 23225】 【質問 No. 23224】への補足質問 Brian 2023-10-24 05:16:24
 回答ありがとうございます。補足質問です。

 where they are が副詞節になるということは、この where は、関係副詞とは異なる、別の文法事項でしょうか。S V を伴う副詞節を導くのは、従属接続詞くらいしか思いつかないです。解説をよろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の where には、when などと同じように、「... するところに」という意味を表す「従属接続詞」の働きもあるのです。例えば、<Where> there is a will, there is a way. 「意志のあるところには、道がある」(精神一到、何事か成らざらん)や、We met <where> we had met for the first time. 「我々は、最初に出会ったところで、出会った」などの例があります。


【質問 No. 23224】 where they are の意味と、役割について Brian 2023-10-23 18:04:57
 よろしくお願いします。

 There is very little gap between what girls and boys can learn, and herein lies the rub. In fact, the differences are most pronounced in young children, and as children grow older, their home environment, their interests and their peers have the greatest influence over their behavior. By the time they finish high school, the differences between boys and girls are very subtle. Understanding these subtle differences can help educators guide their students in a positive way, meeting them and their needs where they are.

 書籍によると、最後の where they are は「形容詞節」ではなく、「副詞節」となっているのですが、関係副詞は、形容詞句、または、形容詞節を作ると思っていましたので、そこが、第一の疑問です。さらに、この部分の意味も、よくわかりません。


【回答】
 ご質問の最後の英文の意味は、「これらの、微妙な違いを理解することで、教育者が、生徒を前向きの方向へ、指導することを支援し、彼らと、彼らの必要とするものを、ありのままの姿で、満足させることができるのです」lということで、where they are とは、「彼らが立っている場所で」(=ありのままな姿で)という意味の「副詞節」になります。


【質問 No. 23223】 英文解釈について 明石 2023-10-23 16:08:26
 いつもお世話になっております。 夏目漱石の『こころ』の英訳に、以下の英文があります。
 
 It would also feel wrong to use some conventional initial to substitute for his name and thereby distance him.
 「余所々々しい頭文字などは、とても使ふ気にならない」

@ to substitute for his name の「to不定詞」は、形容詞用法でしょうか?

A and thereby distance him の and は、何と何を結んでいますか? use some conventional initial to substitute for his name と、thereby distance him でしょうか? それとも、substitute for his name と、thereby distance him でしょうか?
 
 


【回答】
@ to substitute for his name の「to不定詞」は、「形容詞用法」としても、「副詞用法」としても、同じことになります。

A の and は、to use some conventional initial to substitute for his name と、thereby distance him とを、繋いでいるのです。



【質問 No. 23222】 money for someting と、money in something の違いについて 平野眞次 2023-10-23 15:58:00
 "President Joe Biden delivered an Oval Office address Thursday night as he prepared to ask for additional billions of dollars in military assistance for Israel and Ukraine. His speech came after his high-stakes trip to Israel, where he showed solidarity with the country in its battle against Hamas and pushed for more humanitarian assistance to Palestinians in the Gaza Strip. Ahead of his address, Biden spoke with Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy to stress that the U.S. remained committed to backing Kyiv. (AP)"

 上記の文章の中で、"additional billions of dollars in military assistance"、という表現が使われています。

質問1. 前置詞の"in"が使われていますが、"for"を使ったら、それは間違った英語でしょうか?

質問2. 前置詞の"in"が使われていますが、"of"を使ったら、それは間違った英語でしょうか?

質問3. もし、"for"や"of"を使っても良いとした場合、"in"と"for"と"of"を使った場合の、それぞれのニュアンスや意味の違いは何でしょうか?

 お手数をお掛けします。ご教授のほど、何卒、よろしくお願い垂オ上げます。


【回答】
質問1: additional billions of dollars in military assistance とは、「軍事支援において、追加の数十億ドル」という意味ですが、この in を、for とすると、「軍事支援のための(ために)、追加の数十億ドル」という意味になるだけで、ほとんど違いはありません。

質問2: また、in の代わりに、of を使っても、間違いはありませんが、意味は、「軍事支援の、追加の数十億ドル」となりますが、文法的には、間違いありません。しかし、in や、for の方が、英語らしい表現になりますが、of を使うと、初めから決まっている金額を意味することになります。

質問3: この質問には、質問1 と、質問2 で、回答済みです。



【質問 No. 23221】 had better do の had が「過去形」の理由について あっちゃん 2023-10-23 15:42:41
 NHKラジオ講座での一文です。

 We had better clean up the kitchen before Mom <get's>(→gets) back.
 「お母さんが戻ってくる前に、キッチンを片づけた方がいいですよ」

 この <had better> については、「〜した方がいいですよ」と、「そうしないと困ったことになる」という切迫感がある提案・お薦めという解説でした。しかし、なぜ過去形の<had>になるの解説がなかったのでわかりません。過去形であると「控え目」な提案・お薦めとなりますが、切迫感があるのに「控え目な提案」はないと思います。それとも仮定法と関係があるのでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の had better do ~ は、「~ した方がいいですよ」という意味ですが、日本語で、なぜ、「~ する方がいいですよ」と、現在形で言わないのか、という質問を受けたら、あっちゃんは、どう答えますか? それと同じ質問を、あっちゃんは、私にしていることを、思い出してください。日本語で、「した方がいい」という時の「した」という「過去形」は、「仮定法」の過去形で、「~ しないよりは、した方が良い」という意味の「仮定法過去」なのです。ですから、had better do ~ とは「~ した方が、ベターですよ」という「仮定法過去」の形をとどめた「慣用表現」なのです。


【質問 No. 23220】 英文の意味について Brian 2023-10-23 09:41:47
 よろしくお願いします。

 It is true that many boys pick up less social cues than their female counterparts. That <girl>(→girls) make more serotonin and oxytocin, so they are calmer and more interested in emotional connection. Boys mature more slowly than girls and girls have more of their cerebral cortex defined for verbal function. (中略) Boys, on the other hand, have more of their cerebral cortex defined for spatial relationships.

 3文目について、more of と of がついているのは、なぜですか。much more money などと表現しますが、much more of money という表現は、聞いたことがないです。defined for という表現も、調べても出てきません。defined as なら、いくらでも出てくるのですが・・・。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「男の子は、女の子より、社交上の(無言の)合図に気づくことが、少ないということは、本当です。また、女の子の方が、神経伝達物質のセロトニンと、オキシトシンホルモンを、より多く分泌するので、男の子よりも、穏やかで、情緒的関係に関心が強い、というのも、本当です。男の子は、成長が遅く、女の子の方が、言語機能に特化した大脳皮質の量が多い。一方、男の子は、空間関係に特化した大脳皮質を、より多く持っている」ということで、more ~ と、more of ~ との違いは、前者は「より多くの ~」という形容詞ですが、後者は「~ を、より多く(持っている)」ということで、後者の more は、名詞的に使われているのです。例えば、He has taken <more> stolen money. 「彼は、より多くの、盗んだ金を、取った」と言うよりも、He has taken <more of> the stolen money. 「彼は、盗んだ金のうち、より多くを取った」とした方が、論理的で、英語らしい表現になるのです。

 また、be defined as ~ は、「~ と定義されている」という意味ですが、be defined for ~ とは、「~ に特化している」という意味なのです。



【質問 No. 23219】 worth の用法について Yuuki 2023-10-23 06:36:28
 Clearly, he had decided at some point that I was not worth masking his flaws for.

 英文の意味が、いまいち理解できません。for の目的語が、何になるのかも、教えて頂きたいです。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「明らかに、彼は、ある時点で、私が、彼の欠点を、隠してもらえるような、頼りになる人間ではないことに、気付いたのです」ということで、worth の使い方は、What is worth doing at all is worth doing well. = If a thing is worth doing, it is worth doing well. 「少しでもやってみる価値のあることなら、立派にやる価値がある」というふうに、It is <worth> doing. 「それは、やる価値がある」というふうに、worth は「形容詞」ですが、目的語を取る、珍しい言葉なのです。さらに、ここでは、I was not worth masking his flaws for. となっているのは、I was not worth masking his flaws for him. 「私は、彼のために、彼の欠点を隠してくれる(ほどの)価値のある人間ではなかった」という文の for him の him が省略された構文なのです。例を挙げると、He is not worth praying for (him). 「彼は、祈ってあげる価値がない」という時の for なのです。English is hard to study (English). の場合と同じく、study の目的語が省略されるのは、主語が English だから、というのと同じなのです。それが、He is not praying for (him). の him の省略につながっているのです。


【質問 No. 23218】 ご意見を伺います。 池下 2023-10-23 06:10:32
 21日(土)の民放某局で、著名なジャーナリストが司会をつとめる番組で、日本人の英語下手に関して、次のようなやり取りがありました。

タレント(女性): This is a pen. なんて、使ったことがない。
ジャーナリスト: 少なくとも、This is a pen. なんて、要らないよね。見ればわかるんだから。

 私は驚きました。私は巷間よく批判されている、This is a pen. や、My name is Kimura. とかが不要だ、とは思いません。むしろ、それらを使用する機会の欠如こそが、問題ではないか、つまり、教室でしか使わない英語環境こそが、問題ではないか、と思います。

 また、This is a pen. を「見ればわかること」として軽んじることは、それを活用した、This is what you should do today. の理解を難しくしているのではないか、とも思いました。

 件のジャーナリストの話す英語を聞いたことがあります。たしかに上手とは言えない代物でしたが、日本の英語教育に対するそういった謬見が、多少は影響しているのではないか、とさえ思いました。

 先生は、この件について、どうお考えですか?


【回答】
 ご意見、尤もと、感じました。いわゆるジャーナリストなどは、話を誇張しているのだと思います。確かに、彼らが言うことには、一理はあると思われます。それは、かつての英語教育が、This is a pen. My name is Kimura. といった、英語の基本形から始まったことを、揶揄しているのですが、なぜ、それが悪かった、役に立たなかった、と言う結論に、なってしまったのには、理由があるのです。

 私の考えでは、This is a pen. を、ただ鉛筆を見せて、「これは、鉛筆です」とだけ教えたことに対する不満が、あるのだと思われるのです。私も、This is a pen. My name is Kimura. から、英語を始めた1人ですが、おっしゃる通り、これは、英語の基本中の基本であって、これから始めなければ、英文の構造を理解することはできない、と思います。問題は、This is a pen. で終わってしまった、というところにあるのです。本当は、この英語の基本を、色々な品物の名前を英語で教えたのちに、Is this a pen? という疑問文に入り、生徒に、本を見せながら、Is this a pen? と尋ねて、No, it is not a pen. It is a book. といった、英語の基本的な表現を、徹底的に、覚えさせる努力と、忍耐が、教師の側になかった、ということに尽きるのです。

 次に問題なのは、I am a teacher. You are a student. から初めて、これも、上と同じように、Am I a student? と質問し、No, you are not a student. と答えさせ、その後で、Then, what am I? と尋ね、You are a teacher. と答えさせる練習を、口が酸っぱくなるほど、生徒と共に、繰り返し、繰り返し、言いながら、理屈ではなく、生きた言葉としての運用を、徹底的に、覚えさせることが、今までの教育では、足りなかったのだ、と私は、考えています。生徒は、最初は、混乱するかもしれませんが、忍耐強く、何度も、何度も、繰り返して、この種の英語の基本を、身につけさせておけば、日常の会話だけでなく、TOEIC や、TOFLE などの Listening や、面接などで、慌てることもなくなるのです。うろいろしている外国人を見かけたら、Hi, are you in trouble? Let me show you how you can get to the station. などと、気軽に、親切を施すことも、できるようになるのです。そういう意味で、This is a pen. が、いかに応用の効く英語のパターンにつながっているかを、理解するに至るのです。私は、日本の英語教育では、口頭英語の、徹底した練習が、絶対に足りないのが、最大の問題だと、思っています。



【質問 No. 23217】 英作文の添削依頼 zoro 2023-10-22 18:19:14
 英作文をお褒め頂きまして、ありがとうございます! また以前書いた作文から、書き直したいものがありましたので、よろしくお願い致します。

 Will fossil fuel <still>(→still be) <world's>(→the world’s) main source of energy?

 「私達は、否応なしに、化石燃料に降伏するしかない。化石燃料の使用にはメリットがある。少ないコストで大量のエネルギーを取り出すことができ、 さらに運搬・貯蔵が容易であるため、使用する際の総合的なコストが安くなりやすいのも利点の一つである。結局のところ、一般の人が出来ることは、電気やガスを節約し、無駄使いをやめることである」
 We have willy-nilly surrender fossil fuel, because there is a merit to use fossil fuel in that a huge amount of energy can be extracted with little cost. Moreover, it is another beneficial that it can save general cost when using. In conclusion, what ordinary people can do is to stop wasting electricty and gas at home, and save them.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 We have to willy-nilly surrender to fossil fuel because there is a large merit in using fossil fuel in that a huge amount of energy can be extracted from it with less cost. Moreover, there is another benefit to fossil fuel in that we can save a huge cost from using it in terms of its importation and storage. Under these circumstances, what we ordinary people can do will be to stop wasting electricity and gas at home and save them.



【質問 No. 23216】 Find? found? Yu 2023-10-22 16:36:40
1. Who <found> a towel on my bed? は、found なのに、
2. What did my mother find on my bed? が、find なのは、なぜですか? 両文章ともに「過去」について聞いてるのに、どうしてでしょうか?


【回答】
 おっしゃる通り、両方とも「疑問文」なのですが、Who と、What の働きが異なり、Who は、「誰が」という意味の「主語」になっているので、疑問文にする場合、主語と動詞をひっくり返す必要がありませんが、What は、「目的語」になっているので、my mother <found> の found を、my mother の前に出さなければ、疑問文になりません。そこで、「何を」(What) と言ってから、my mother found を、<did> my mother <find> という風に、疑問文にするために、found を、did と find に分解して、助動詞の did を、my mother の前に、出したものなのです。


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