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【質問 No. 23234】 cannot too について ぽぽ 2023-10-25 05:41:02
 cannot too ~ で、「いくら ~ しても、しすぎることはない」という意味があると思います。そこで、

 「いくら勉強しても、しすぎることはない」という文章を作る時、
 You cannot study too much. という文章になるかと思います。

 この場合、受け手に、「あなたは、たくさん勉強することはできない」という意味に取られることはないのですか?


【回答】
 ご質問の cannot do too much には、「あまり、多くのことはできない」という意味と、「~ しすぎることはできない」という意味があります。それを区別するには、どうするか、ということですが、文の前後関係(=文脈)によるのです。例えば、次のような文の場合は、どちらかを文脈で、区別することができるのです。

1. You cannot study too much, because you have been ill for a long time.
 「あなたは、長いこと病気だったので、あまり長時間、勉強することはできませんよ」

2. If you want to pass the examinations to go to that school, you cannot study too much.
 「あの学校の試験に合格したいなら、いくら勉強しても、し過ぎることはありませんよ」



【質問 No. 23233】 文構造について on my way 2023-10-24 18:05:58
 お世話になります。前回は、解説ありがとうございました。納得しました。今回も、1つ質問があります。

@ They came out speaking in loud voices.
 「彼らは、大声で話ながら、出てきた」

という文で、文の構造が分かりません。come は「自動詞」で、out は「副詞」なのに、なぜ、speaking が来るのでしょうか。speaking は「補語」なのでしょうか。また、They came out < with > speaking in loud voices. のように、前置詞は、いらないのでしょうか。


【回答】
 ご質問の speaking in loud voices のところは、ミニ分詞構文で、「~ しながら」という意味の「付帯状況」を表しているのです。文法書によっては、They(S) [came out](V) [speaking in loud voices](C). という構造で、「準補語」という説明をすることもあります。


【質問 No. 23232】 Many historians claim it was precisely Western Europe’s について zoro 2023-10-24 16:44:47
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。本日は、The Great Enrichment からの質問を、よろしくお願い致します。

 Many historians claim it was precisely Western Europe’s lack of a dominating empire, such as < that > < which >existed in China, < that > permitted it to overtake other parts of the world technologically and economically.

(私訳) 「多くの歴史家達は、それは正確には、西ヨーロッパの、帝国支配の欠如であると主張している」

@ that とは、後ろの that と並んで、「名詞節」を作っているのですか?

A which は、どのような使われ方をしているのですか?

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「多くの歴史家は、次のように主張しています。すなわち、技術的にも、経済的にも、世界の他の地域を支配することを許したのは、正に、西ヨーロッパには、例えば、中国に存在したような、圧倒的な支配力を持った帝国が、存在しなかったからなのだ、ということです」ということで、it was precisely ~ that permitted it ... 「... したのを許したのは、~ であった」という、it ~ that ... の「強調構文」に気づいていないことが、今回の zoro さんの失敗に繋がっています。

@ 最初の that which existedd in China とは、「中国に存在したもの(巨大な帝国)」という意味で、that which は、what existed in China のことなのです。そして、2つ目の that は、it was ~ that ... から成る「強調構文」の「真主語」なのです。

A の which は、@ で説明した関係代名詞で、that which とは、what に相当するもので、that が which の先行詞になっているのです。those which 「... するところのもの」とか、those who 「... するところの人々」などの形で、よく使われます。




【質問 No. 23231】 関係代名詞と関係副詞について ワニ 2023-10-24 16:06:53
 以下は、大学入試問題にあったものです。

 This is a photo of the house (     ) before we moved to Osaka.
 @ where we lived in A we lived B with which we lived C we lived in

@ は不完全なのに、関係副詞を使っている、B は with が意味不明な点から、@ B が不正解なのは、自力で分かりましたが、A (where) we lived と、C (which/that) we lived in については、A を関係副詞の省略、C を関係代名詞の省略、 と考えると、両方正解な気がして分かりません。答えは、C なのは、なぜでしょうか?

 関係副詞は省略できないのかと思ったのですが、ネットでは、関係副詞も省略できると書いている人がいて、分からなくなりました。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「これは、私達が大阪に引っ越す前に(住んでいた)家の写真です」ということで、正解は、C の we lived in になります。in が文末に移動しているところを見ると、in which we lived の which が省略されたために、前置詞 in が後ろに移動したものであることがわかります。@ の where we lived in は、関係副詞 where には、<in which> we lived の in が含まれているので、in が余分になります。A の we lived は、where we lived とするか、we lived in としないと、間違いになります。関係副詞そのものは、省略できません。B は、in which we lived としないと、間違いになります。理由は、the house <with which we lived> とすると、we lived <with> the house のことになってしまうのです。live with a house とは言えないからです。C は、前述の通り、in which we lived が、which の省略により、we lived in となったもので、これが正解となるわけです。


【質問 No. 23230】 今一度、基本にかえって、質問します。 kazu 2023-10-24 13:20:10
 go to bed.は、熟語ですか? それと、you go to bed. というように、使うのでしょうか?

 約24日間で、中1から中3まで、の英語を、やり終えたので、まだまだ勉強不足です。私には、なんとなく、you と go の間に、何か無くても良いのかなぁ〜、と感じますが、不自然ですか? you went to bed という文章を、初めて見ました。私には、何が、欠けているのでしょうか?


【回答】
 ご質問の go to bed は「寝床に入る」(つまり、就寝する)という意味の表現で、熟語というほどのものではありませんが、go to bed, go to church, go to school などの表現では、bed や、church, school などの名詞の前に、冠詞をつけない、という意味では、一種の熟語と言えなくもありません。

 次に、「あなたは、就寝する」を英語にすると、You go to bed. という風に、最初の主語を大文字で書き、文の最後には、ピリオド(終止符)をつけることが必要です。

 なお、You go to bed. も、主語が変われば、He <goes> to bed. She <goes> to bed. のように、動詞も「三人称・単数・現在形」になり、動詞の後に、-es, または、-s をつけることも、覚えなくてはなりません。

 一方、動詞には、「現在形」のほかに、「過去形」もあり、「彼は、学校に、行きました」と言うときには、He <went> to school. という風に、動詞の「過去形」を使わなくてはなりません。

 以上の他にも、英語には、日本語と同じように、色々な決まりがあるので、それらを、一つ一つ、覚えていく必要があります。中学英語の3年間には、英語で使われる、大事な規則が、ほとんど全て出てきますから、それを覚えて仕舞えば、あとは、単語や熟語、構文を覚えていくことになります。英語の勉強は、大袈裟に言えば、一生かかります。覚悟して、勉強を続けてください。



【質問 No. 23229】 分詞構文について 美波佐知子 2023-10-24 12:56:51
 分詞構文の「書き換え」の問題がありました。

1. He looked at me angrily, and he shouted, "Get out of here!"

 分詞構文は、接続詞を消して、主語も同じ場合は消して、動詞を ing にする、と言うことなので、私は、次のように、書き換えました。

2. He looked at me angrily, shouting, “Get out of here!”

 しかし、テキストの解答は、次のようになっていました。

3. <Looking> at me angrily, he shouted, "Get out of here!"

 これは、どのように考えたら、いいのでしょか?

1) 解答が正しい。

2)どっちでもいい。andの接続詞は並列だからどっちでもいい。

よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問のような課題では、3. の文のようにするのが一般的ですが、2. のように、後半の and he shouted ... の方を分詞構文に書き換えることも、できるのです。そうすると、この分詞構文は、「ここから、出ていけ! と叫びながら」という「付帯状況」を表す分詞構文になるのです。


【質問 No. 23228】 仮定法らしい英文について kazu 2023-10-24 12:45:32
1. It's time (that) you went to bed.
2. It's about time (that) you had lunch.

 以上の、2文とも、that 節内に、「仮定法過去形」が、使われている、と解釈してよいでしょうか?

 そこで、質問ですが、1. を、It's high time (that) you go to bed. とし、2. を、It's about time (that) you have lunch. としたら、間違いになりますか?


【回答】
 ご質問の 1. と 2. の英文には、仮定法過去形の went と had が使われているのです。ですから、1. の went を go にしたり、2. の had を have にしたら、間違いになります。


【質問 No. 23227】 複数形の使用をめぐって 学生 2023-10-24 12:31:39
 「世界には、多くの食糧が浪費されている国があれば、何万人もの子供が餓死している国もある」

 この和文を英訳するに当たって、a great deal of food is wasted, while in others tens of thousands of children are starving. という文章について、In some countries 「いくつかの国で」とあるので、主語が複数形の時と同じように、主語である a great deal of food を複数形にしなければいけないのでは、と思ったのですが、どうすればよいのでしょうか?


【回答】
 ご質問の和文を英訳すると、In some countries in the world, a great deal of food is wasted, while in other countries, tens of thousands of children are starving. となり、ご質問の a great deal of food は、食品ロスをしている国が、幾つあっても、複数形にする必要はありません。第一、a great deal of food を「複数形」にする方法もありません。

 一言お願いしておきますが、この種の質問をする際には、日本語で、あれこれ質問しないで、直接英訳をして、これでいいでしょうか? と聞くように、してください。抽象的な議論をやめて、具体的に、英文を書いてから、これで、大丈夫でしょうか、という風に、質問してください。



【質問 No. 23226】 large amounts of cash について 学生 2023-10-24 08:54:25
 「彼らは、大量の現金を持っている」

 They have large amounts of cash.

という文章がありました。ここで amount を複数形にしているのは、主語が複数形のため、目的語も複数形したいが、cash は不可算名詞で、複数形にできないため、of cash が amount を修飾しているとみなし、amount を複数形にしているのですか?


【回答】
 全ておっしゃる通りですが、通常、a large amount of ~ というのは、<a piece of> cake と同じく、「数量詞」と呼ばれ、<a large amount of> cash で、「大量の現金」という風に使うのですが、ご質問の英文の場合は、主語が「複数」なので、a large amount of cash としてしまうと、そのお金は、「共同所有」と取られてしまうので、large amounts of cash としたものと、考えられます。


【質問 No. 23225】 【質問 No. 23224】への補足質問 Brian 2023-10-24 05:16:24
 回答ありがとうございます。補足質問です。

 where they are が副詞節になるということは、この where は、関係副詞とは異なる、別の文法事項でしょうか。S V を伴う副詞節を導くのは、従属接続詞くらいしか思いつかないです。解説をよろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の where には、when などと同じように、「... するところに」という意味を表す「従属接続詞」の働きもあるのです。例えば、<Where> there is a will, there is a way. 「意志のあるところには、道がある」(精神一到、何事か成らざらん)や、We met <where> we had met for the first time. 「我々は、最初に出会ったところで、出会った」などの例があります。


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