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【質問 No. 23180】 形容詞の用法と、その他について Rei 2023-10-18 14:18:01
 こんにちは。形容詞について疑問があるので、ご教授いただければ幸いです。

@ He is difficult to please.を書き換えると、It is difficult to please him. というのは成立すると思うのですが、We are difficult to please him. という文は、成立するでしょうか? 主語が、意味上は不定詞の目的語になっていないから、ダメということでしょうか。

A また、Mr. Brown, (conscious that he was late for his meeting,) hustled down the street. の (     ) 内の言葉は、構造上、必要でしょうか。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
@ He is difficult to please. とは、It is difficult to please him. ということなので、to please の目的語が、主語の位置に移動したわけなので、We are difficult to please him. は、「我々は、彼を、喜ばせることが、難しい」という意味の文としては、 成り立ちません。It is difficult to please him. 又は、We find it difficult to please him. ならOKです。

A conscious that he was late for his meeting とは、「会議に遅刻していると思って」という意味の「分詞構文」で、「道を走っていった」理由を述べている部分なので、意味の上では、必要ですが、文の構造としては、余分なことになります。



【質問 No. 23179】 現在形と、現在完了形の違いについて 田中あき 2023-10-18 13:59:55
 先生、いつもありがとうございます。下記について、質問させて下さい。

 Once you have learned the basics of word processing, switching between different computer programs is quite easy.

 Once の後は、なぜ、「現在完了」になるのでしょうか。「現在形」でも、意味は同じになるとおもうのですが、文法的に「現在形」でも、間違いにはならないのでしょうか。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「一度、ワード・プロセシング(ワープロの使い方)を、覚えてしまえば、その他の、異なるコンピューター・プログラム(を使ったパソコンなど)を、使い分けるのは、簡単です」ということで、Once の後の「現在完了形」は、過去から現在までの「完了」を表すので、「覚えてしまう」という意味を表しますが、Once you learn という風に、現在形にすると、「これから覚える」という「未完成」のニュアンスが伴い、まだ完全には覚えていない状態を指すことになります。ですから、このような場合は、現在完了形を使うと、はっきりするのです。


【質問 No. 23178】 all being について オカノマン 2023-10-18 13:45:57
 Only through the primordial distances he establishes toward all being in his transcendence does a true nearness to things flourish in him.

 こちらの英文についてなのですが、all being は、「全ての存在」と訳せますでしょうか? また all beings と「複数形」ではなく、「単数形」になっていることの理由や、違いは、あるのでしょうか?


【回答】
 引用されている部分だけだと、文脈が掴めないので、Google による全文を掲げますと、次のような一節で、有名な哲学者のハイデッガーによる文章なので、非常に難しいです。

 “And so man, as existing transcendence abounding in and surpassing toward possibilities, is a creature of distance. Only through the primordial distances he establishes toward all being in his transcendence does a true nearness to things flourish in him.” ― Martin Heidegger, The Essence of Reasons

 同じく、Google による日本語訳では、次のようになっています。

 「したがって、人間は、可能性に満ち、可能性に向かって超越した存在として、距離の生き物です。彼が超越性の中での全ての存在に対して確立した根源的な距離を通してのみ、物事への真の近さが、彼の中で開花するのです」(マルチン・ハイデッガー「理性本質」)

 ご覧のように、この日本語そのものが、すでに何の話をしているのか、分からないように、ご質問の英文も、通常の英文とは、全くかけ離れた、雲を掴むような、抽象的な内容なので、これを理解できるのは、大学で、哲学を専攻した者でもないと、手に負えない者なのです。

 要するに、ご質問の部分の意味は、大雑把に述べると、物事への真の理解を得るには、超越した人間に対して、原始的な距離感を通して理解する以外に、方法はない、ということのようです。all being とは、「総称としての、生きとし生けるものの全て」という意味で、複数形にすると、俗物的になるので、単数形が良いのです。



【質問 No. 23177】 If (仮定法過去完了」、then「仮定法過去」の組み合わせは、可能か? kate 2023-10-18 12:08:46
 先生、何度もすいません。前回の続きで、1つ疑問が湧いてきました。

@ 「もし、彼が私と一緒に居たら、彼は将来、有名になっているでしょう」
 "If he <had been> with me, he <would be> famous in the future."

A 「もし、彼が私と一緒に居たら、彼は将来、有名になっているでしょう」
 "If he <had been> with me, he <would have been> famous in the future."

 これは、@ のように、「仮定法過去」でも良いのでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問は、A を、@ のように、「If 仮定法過去完了、then 仮定法過去形」という風に、時制を一致させなくても良いか、というものだと思いますが、前回も言いましたように、仮定法の時制については、「時制の一致」といった規則はないので、時制を両方とも、揃える必要はないのです。ただ、A の場合は、「私と一緒だったら、<将来>有名になっていただろうに」という文で、仮定法過去完了形は、過去についての仮定なので、in the future という、未来に使う副詞句を使うことに、違和感を覚えます。このような場合、in the future は、in the end といった「副詞句」の変えた方がいいと思います。


【質問 No. 23176】 on the one/other hand の品詞分けについて(訂正) 回答者(木村) 2023-10-17 18:21:31
 先ほど、on the one/other hand の品詞分けについて、質問がありました。私は、これらの副詞句は、「文修飾副詞」と解説しましたが、これは、however, nonetheless, nevertheless, as a matter of fact, in fact, consequently, as a result, hence, accordingly などと同じく、「副詞句」でありながら、文と文を繋ぐ「接続詞」の役目も果たす「接続副詞」とすべきでした。お詫びして、訂正させていただきます。

【回答】
 この訂正には、回答はありません。


【質問 No. 23175】 on the one hand は、どこにかかるのか? YT 2023-10-17 11:42:57
 Modern Socialism is, in its essence, the direct product of the recognition, on the one hand, of the class antagonisms existing in the society of today between proprietors and non-proprietors, between capitalists and wage-workers; on the other hand, of the anarchy existing in production.

 この文について、以下の質問があります。

@ on the one hand は、形容詞句なのか、副詞句なのか?
A on the one hand は、どれを修飾するのか?
B on the other hand も、それぞれ、どうなのか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「現代社会主義は、基本的に、一方では、今日の社会に存在する、企業経営者と非経営者の間と、資本家と賃金労働者の間に存在する対立を認識することからくる直接の産物で、他方、生産における無政府状態の認識の結果でもある」ということで、
@ on the one hand とは、「一方では」という意味の「副詞句」です。
A on the one hand は、文修飾副詞として、文全体を修飾しているのです。
B on the other hand とは、「他方では」という意味で、文修飾副詞として、文全体を修飾しているのです。



【質問 No. 23173】 it was so に付いて kate 2023-10-17 08:54:45
 先生、お世話になっています。また、疑問が湧いてきたので、ご回答よろしくお願いします。

 Tonight Mom called a "house meeting". And, whenever she does that, it's never good. The last time we had a house meeting it was so she could complain about the situation in the bathroom.

 この it was so というのは、どのような意味でしょうか? 強調構文と言うものでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「今晩、母は、いわゆる“家族会議”なるものを召集しました。そして、母がそれ(家族会議)をするときは、いつも良いことではありません。昨夜は、家族会議を開きましたが、それは、彼女がトイレの状態について、不平を言うためでした」ということで、so she could complain とは「彼女が不平を言うことができために」という意味で、この so は、so that ~ may ... 「~ が、... するために」という、目的を表す節を導く「接続詞」なのです。


【質問 No. 23172】 英文の文法的解釈について ルンバ 2023-10-17 06:31:10
 <a>(→A?) line of text is simply a "space in which a variety of writings, none of them original, blend and clash."
 これは、ロラン・バルトの「死の作者」の中の一節ですが、which 以下の文法が、分かりませんでした。どうも、この一節は、「テキストが単なる言葉の列ではなく、いずれもオリジナルではない、多様な書き込みが混ざり合って衝突する空間である」ということを表しているらしいのですが、仮に、これに沿うように which 以下の文章を書き直すと、a variety of writings blend and clash. と none of them (= a variety of writings) is original. の2文が、でくっついているのではないか、と推測できます。

 そこで質問になります。
(1) もし、上記の推測が正しい場合ですが、none of them original というのは、文法的には、どういうルールに基づき、カンマで囲まれて a variety of writings の後に挿入されているのでしょうか。また、is の役割を果たす単語は、none of them (being) original のような形で省略されているのではないかと思うのですが、付帯状況の「with+O+C」のように無くてもよいのでしょうか。
(2) もし、上記の推測が正しくない場合ですが、この一節は、どう訳すべきで、また which 以下は、どのような文法になっているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「1行のテキストは、いずれもオリジナルなものではない、様々な文章が混ざり合って、衝突する、空間にすぎません」ということで、この英文は、完全文で、最初の a は、A (line of text) であろうと推定しました。この英文で、説明すべきところは、none of them (being) original の部分で、これは being が省略された「独立分詞構文」となっているのです。この句の前に、with をつければ、仰るような「付帯状況」を表す「副詞句」になります。


【質問 No. 23171】 「前置詞+関係代名詞」その他について リリー 2023-10-17 06:08:01
 いつもありがとうございます。以下の英文について、3点質問があります…

 The use-by date refers to “the date showing the period in which a food can be eaten safely without fear of it being contaminated.”
 「消費期限とは、「食品が汚染される心配なく安全に食べられる期間を示す日付のことである」と訳せる、と思うのですが、

@ in which の in は、a food can be eaten safely without fear of it being contaminated <in the period>. という、元の文の in が移動したという解釈で、合っていますでしょうか?

A without fear of it being contained の it は、何を指しているのか。

B being contained は、分詞でしょうか?


【回答】
@ in which とは、「その期間に」という意味で、元の文に戻せば、in the period となります。その通りです。

A ここの it は、the food を指します。

B without fear of it being contaminated 「それ(=食物)が、汚染される恐れなしに」という意味で、being は「分詞」です。



【質問 No. 23170】 末尾の「以上」について zoo 2023-10-17 05:54:10
 文章の末尾に、「以上」と書くことがありますが、英語では、どう言えばいいか、教えてください。

【回答】
 文章の最後に、「以上」と言う場合は、正式には、This is the end of my statement. などと書くこともありますが、口語では、何かを述べた後で、Period! とすることもあります。一般には、That' all (I have to say). と言ったり、プレゼンなどでは、Thank you. などと言うことが多いです。


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