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【質問 No. 23185】 otherwise の訳について Shota 2023-10-19 13:16:26
 こんにちは。前回の回答、ありがとうございました。今日は、TOEFL のリスニングからです。

 The statistical method of separating normal from abnormal behavior is most commonly applied to people who have learning disabilities, otherwise known as mental handicaps.

 私は、otherwise の訳し方が非常に苦手で、「さもなければ、それ以外の」という日本語を使って意味をいつも理解しています。この文章の otherwise は、「他には」という訳が一番適していると思い、後半の people who have learning disabilities, otherwise known as mental handicaps は、「学習障害、他には精神障害として知られている人々」という風に訳しました。

 この otherwise の“核”となる定義を、教えていただけないでしょうか。例えば、However だったら、「逆説」をイメージすればよい、みたいな感じでお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「正常な行動と、異常な行動を区別する統計学的方法は、学習障害、別の名は、知的障害としても知られている障害を持った人々に、最もよく適用されます」ということで、otherwise のよう例として、ピッタリな例が、Longman の辞書にあり、Global warming is <otherwise known as> the greenhouse effect. 「地球温暖化は、グリーンハウス効果としても、知られています」という例です。この場合の otherwise は、also という意味として掲載されています。語源としては、in another way 「別なやり方(言い方)で(は)」ということになります。


【質問 No. 23184】 訳し方について Brian 2023-10-19 07:11:49
 続けて、よろしくお願いします。

 Neuroscience is actively investigating how creativity works in the brain. So far it has found that in highly creative people, the various regions of the brain work especially well together.

@ 2文目の主語である “it” は、that 以下を指す「形式主語」ではなく、前の文の “Neuroscience” を指しているのでしょうか。

A 最後の especially well together の、訳し方がわかりません。「特によく一緒に」だと意味が通らないです。


【回答】
@ 2文目の it は、1文目の Neuroscience を指しています。

A 2文目の意味は、「これまでのところ、創造性の高い人々は、脳の様々な領域が、<特にうまく連携している>ことが、わかったています」ということです。



【質問 No. 23183】 文頭の which について Brian 2023-10-19 06:59:44
 よろしくお願いします。

 One definition says that creative people have the ability to: generate brand-new ideas and concepts, and make unprecedented connections between ideas and concepts that already exist. Which brings up another question: Where does creativity stem from?

 非制限用法の「..., which ...」ならば、文法的に問題ないと思うのですが、今回の英文のように、「文頭」に、主語として、関係代名詞のようなものがきているのは、なぜですか。私が知らないだけで、このような文法があるのでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文のように、前文が非常に長い場合は、その前文を受けて立つ非制限用法の「関係代名詞」は、このように、続く新しい文の頭に置いて、続けることもあるのです。ですから、このような場合は、前文を主語として、「そのことは」、という風に、頭から訳すことになります。


【質問 No. 23182】 their は、誰を指しているか? AHV 2023-10-19 06:50:28
 いつもお世話になっております。以下の英文で、their が何を指しているか、教えてください。

英文: While some regulations in specific areas, such as health and finance, apply to certain uses of AI, there is no approach to ensure that AI systems address systemic risks during their design and development.

和訳: 「医療や金融など特定の分野では、AIの用途が確実に適用される法規制があるが、AIシステムがそのシステムの設計および開発時にシステミックリスクに対処することを保証するアプローチがありません。

質問: AI systems address systemic risks during their design and development. の their が、何を指すのか不明です。上記の和訳では、their を「その」と、あいまいに訳しましたが、their が「AIシステム」の事をさすのであれば、AIシステムが、AIシステムの設計及び開発中に、システミックリスクに対処することを保証するアプローチがない、との理解でよいのでしょうか?



【回答】
 ご質問の部分の英文の意味は、「全ての AI システムは、それ(AI systems) の設計、および、開発中に、システム上のリスクに対処しています」ということで、AI のシステムには、自らの設計と開発の中で、システム上のリスクに、対処している、ということです。したがって、their とは、「自らの」という意味で、AI systems を指していることになります。


【質問 No. 23181】 「近畿」(Kinki) と、英語の Kinky との混同を回避! バナナ 2023-10-19 05:56:58
 「近鉄グループ」の「近畿日本ツーリスト」の海外法人は、例えば、アメリカは、<Kintetsu> International Express (USA)とし、「近畿大学」は、英語で <KINDAI> UNIVERSITY というそうです。いずれも、英語の kinky「風変わりな、変態の」という語に語感が似ているため、Kinki の使用を避けたためだそうです。このように、よろしくないものを連想させるために、別の表現に置き換えている例が、英語にもあれば教えてください。


【回答】
 また、私の無知を、晒すことになりましたね! 私は、おっしゃるような、「近畿ツーリスト」や、「近畿大学」の「近畿」を、英語の kinky との連想を避けるために、Kintetsu や、KINDAI と表記していることを、知りませんでした。それよりも、私がいつも気にしながら見ていたのは、旧ジャニーズ社所属の「Kiss my fts」と、「Sexy Zone」という、イカガワシイグループ名についてでした。その中でも、Sexy Zone は、あまりにも直接的なので、海外での公演を断られていたことなども、最近知りました。さもありなん、と思いました。

 一方、英語でも、このような現象が起きているのか、については、例えば、英語の社名で、EXXON(?) というのがあったように思いますが、これを見るたびに、妙に「くそ」という響きに、なんとなく違和感を覚えていました。また、ロダンの有名な「考える人」の像が、フランスの子供にとっても、“ウンチをする人” と勘違いされた例を聞いたことがありますが、日本語で、そのような連想が起こり得るからと言って、会社名を変えたりすることなど、外国では、考えられないとも感じます。ですから、英語音が、外国語でどのように聞き違えられるか、などについて聞いた試しがありません。恐らく、日本人の特殊な感覚で、「近畿」を、英語の kinky と連想する場合などは、珍しい例のように、思います。これは、日本人が、ある意味、英語を知りすぎるために、起こる現象のようにも、感じます。



【質問 No. 23180】 形容詞の用法と、その他について Rei 2023-10-18 14:18:01
 こんにちは。形容詞について疑問があるので、ご教授いただければ幸いです。

@ He is difficult to please.を書き換えると、It is difficult to please him. というのは成立すると思うのですが、We are difficult to please him. という文は、成立するでしょうか? 主語が、意味上は不定詞の目的語になっていないから、ダメということでしょうか。

A また、Mr. Brown, (conscious that he was late for his meeting,) hustled down the street. の (     ) 内の言葉は、構造上、必要でしょうか。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
@ He is difficult to please. とは、It is difficult to please him. ということなので、to please の目的語が、主語の位置に移動したわけなので、We are difficult to please him. は、「我々は、彼を、喜ばせることが、難しい」という意味の文としては、 成り立ちません。It is difficult to please him. 又は、We find it difficult to please him. ならOKです。

A conscious that he was late for his meeting とは、「会議に遅刻していると思って」という意味の「分詞構文」で、「道を走っていった」理由を述べている部分なので、意味の上では、必要ですが、文の構造としては、余分なことになります。



【質問 No. 23179】 現在形と、現在完了形の違いについて 田中あき 2023-10-18 13:59:55
 先生、いつもありがとうございます。下記について、質問させて下さい。

 Once you have learned the basics of word processing, switching between different computer programs is quite easy.

 Once の後は、なぜ、「現在完了」になるのでしょうか。「現在形」でも、意味は同じになるとおもうのですが、文法的に「現在形」でも、間違いにはならないのでしょうか。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「一度、ワード・プロセシング(ワープロの使い方)を、覚えてしまえば、その他の、異なるコンピューター・プログラム(を使ったパソコンなど)を、使い分けるのは、簡単です」ということで、Once の後の「現在完了形」は、過去から現在までの「完了」を表すので、「覚えてしまう」という意味を表しますが、Once you learn という風に、現在形にすると、「これから覚える」という「未完成」のニュアンスが伴い、まだ完全には覚えていない状態を指すことになります。ですから、このような場合は、現在完了形を使うと、はっきりするのです。


【質問 No. 23178】 all being について オカノマン 2023-10-18 13:45:57
 Only through the primordial distances he establishes toward all being in his transcendence does a true nearness to things flourish in him.

 こちらの英文についてなのですが、all being は、「全ての存在」と訳せますでしょうか? また all beings と「複数形」ではなく、「単数形」になっていることの理由や、違いは、あるのでしょうか?


【回答】
 引用されている部分だけだと、文脈が掴めないので、Google による全文を掲げますと、次のような一節で、有名な哲学者のハイデッガーによる文章なので、非常に難しいです。

 “And so man, as existing transcendence abounding in and surpassing toward possibilities, is a creature of distance. Only through the primordial distances he establishes toward all being in his transcendence does a true nearness to things flourish in him.” ― Martin Heidegger, The Essence of Reasons

 同じく、Google による日本語訳では、次のようになっています。

 「したがって、人間は、可能性に満ち、可能性に向かって超越した存在として、距離の生き物です。彼が超越性の中での全ての存在に対して確立した根源的な距離を通してのみ、物事への真の近さが、彼の中で開花するのです」(マルチン・ハイデッガー「理性本質」)

 ご覧のように、この日本語そのものが、すでに何の話をしているのか、分からないように、ご質問の英文も、通常の英文とは、全くかけ離れた、雲を掴むような、抽象的な内容なので、これを理解できるのは、大学で、哲学を専攻した者でもないと、手に負えない者なのです。

 要するに、ご質問の部分の意味は、大雑把に述べると、物事への真の理解を得るには、超越した人間に対して、原始的な距離感を通して理解する以外に、方法はない、ということのようです。all being とは、「総称としての、生きとし生けるものの全て」という意味で、複数形にすると、俗物的になるので、単数形が良いのです。



【質問 No. 23177】 If (仮定法過去完了」、then「仮定法過去」の組み合わせは、可能か? kate 2023-10-18 12:08:46
 先生、何度もすいません。前回の続きで、1つ疑問が湧いてきました。

@ 「もし、彼が私と一緒に居たら、彼は将来、有名になっているでしょう」
 "If he <had been> with me, he <would be> famous in the future."

A 「もし、彼が私と一緒に居たら、彼は将来、有名になっているでしょう」
 "If he <had been> with me, he <would have been> famous in the future."

 これは、@ のように、「仮定法過去」でも良いのでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問は、A を、@ のように、「If 仮定法過去完了、then 仮定法過去形」という風に、時制を一致させなくても良いか、というものだと思いますが、前回も言いましたように、仮定法の時制については、「時制の一致」といった規則はないので、時制を両方とも、揃える必要はないのです。ただ、A の場合は、「私と一緒だったら、<将来>有名になっていただろうに」という文で、仮定法過去完了形は、過去についての仮定なので、in the future という、未来に使う副詞句を使うことに、違和感を覚えます。このような場合、in the future は、in the end といった「副詞句」の変えた方がいいと思います。


【質問 No. 23176】 on the one/other hand の品詞分けについて(訂正) 回答者(木村) 2023-10-17 18:21:31
 先ほど、on the one/other hand の品詞分けについて、質問がありました。私は、これらの副詞句は、「文修飾副詞」と解説しましたが、これは、however, nonetheless, nevertheless, as a matter of fact, in fact, consequently, as a result, hence, accordingly などと同じく、「副詞句」でありながら、文と文を繋ぐ「接続詞」の役目も果たす「接続副詞」とすべきでした。お詫びして、訂正させていただきます。

【回答】
 この訂正には、回答はありません。


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