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【質問 No. 23263】 訳し方について Brian 2023-10-28 14:37:20
 よろしくお願いします。

 Most space waste, found in high concentrations at altitudes of 700 to 1,100 kilometers, comprises parts of manmade satellites and rockets that were launched into space in the past.

 in high concentrations の訳し方がわかりません。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「高度700から1100キロメートルの上空に、幾つもの大きな塊となって発見される、ほとんどの宇宙廃棄物は、過去に打ち上げられた人工衛星やロケットの部品から成り立っています」ということで、in high concentrations とは、「幾つもの大きな塊となって」という意味で、この場合の in は、in the form of ~ 「~ の形で」という意味を表します。


【質問 No. 23262】 sure の用法について Brian 2023-10-28 08:44:21
 よろしくお願いします。これまで、あまり気にしていなかったことですが、素朴な疑問が生じました。

 I’m not sure why she suddenly quit her job.

 これを、構文解析すると、I(S) ’m(V) [not sure](C) why she suddenly ... のようになり、「補語」の後ろに「名詞節」が、当然のように続いていますが、これは、どう理解すればいいのでしょうか。


【回答】
 ご質問の sure は、通常、I am sure <of/about> it. のように、of や、about といった前置詞と共に使われるのですが、sure の後に that, what, when, why, how などの接続詞が来た場合は、of/about が省略され、I am sure that ... 「... ということについては、確信している」という風に、用いられます。その理由として考えられるのは、接続詞の前に、of/about といった「前置詞」をつけることは許されない、ということだと思います。ですから、be sure <that/why/what/how/if> の構文では、sure の後の名詞節が、of/about の意味を含んだ「副詞節」の役割を果たしている、と考えるしかない、と思います。


【質問 No. 23261】 I‘d, they'd は、何の略か? Brian 2023-10-28 05:51:03
 よろしくお願いします。

 Nitto Seimo Co. was contacted by JAXA researcher Satomi Kawamoto in April 2004, asking if it could make a net using metallic string. “I’d sought cooperation from various manufacturers but they’d turned me down one after another,” she recalled.

 I’d と、they’d は、それぞれ、I had と、they had の省略でしょうか。


【回答】
 おっしゃる通り、I'd と、They'd の 'd は、had の縮約形なのです。会話文なので、I had sought ..., they had turned me down ... のように、「過去完了形」を、あらわにすると、大袈裟になるので、縮約形が使われたのです。


【質問 No. 23260】 分詞の形容詞的用法について あいうえお 2023-10-27 17:53:19
1. Masao's decision studying abroad surprised his parents and friends.
2. Masao's decision to study abroad surprised his parents and friends.

 一つ目の文は、おかしいのですが、何で studying で、間違いなのか、よくわかりません。


【回答】
 1. と、2. の文は、共に、「まさおの海外留学の決断は、彼の両親と、友達たちを、驚かせた」という意味を意図したものと、考えられますが、1. の Masao' decision studying abroad では、「まさおの決断が、海外留学をすること」という意味になってしまうので、おかしい英文になりますが、2. の 「海外留学をするための、まさおの決断」という意味を表す表現が、正しいことになるのです。つまり、1. の Masao' decision と、studying abroad とが、この言い方では、つながらない、ということなのです。


【質問 No. 23259】 不定詞の副詞的用法(感情の原因)について レッド 2023-10-27 06:01:23
 こんにちは。ご教授、宜しくお願い致します。

 不定詞の副詞的用法(感情の原因)についてです。

1. I am glad to meet you.
2. He is excited to watch the game.
3. I was surprised to hear that.

 上記の様な文は、数人のネイティブに聞くと、問題は、全くないようなのですが、

4. I am angry to hear that.

の様に、angry をこの文法で使うと、全員がおかしく聞こえるようです。

5. I was angry to do something.
6. He was angry to do something.

の様に、「過去形」にすると、大丈夫なようで、他に、

7. I am angry to have heard that.
8. I am upset to hear that.

の様な文でも、大丈夫のようですが、皆、理由がわかりません。何故、I am angry to hear that. だけが、おかしいのでしょうか?

 宜しくお願い致します。


【回答】
 英文法の原理からすれば、I am angry <to hear> that. も、I am glad <to meet> you. と同じ構文なので、“不可” とすることはないはずですが、ネイティブがおかしいと感じる理由は、この構文にある、というよりは、I am angry <with/at> that. という、耳慣れた表現に、慣れきっているからだ、と思われます。それが証拠に、I was angry to do that. といった表現は、どちらかと言えば、耳慣れない言葉なので、文法の原理が、無意識のうちに働いて、OKと、するのだと思われます。ネイティブは、正しいか、間違っているか、についての判断は、できるのですが、その理由を説明することが、一般に、苦手なのです。日本語についても、同じことが言えるのです。


【質問 No. 23258】 現在形と未来形について 香炉峰 2023-10-27 05:31:32
 いつもお世話になっております。TOEIC Part 6 の以下の問題で、

 The ceremony will be held at the Riverdale Hotel on Bench Street and (      ) at 7:30 P.M.
 (A) begin (B) begins (C) to begin (D) beginning

正解は(B)とありました。しかしながら、等位接続詞の and の後を、The ceremony will begin と考えて、(A) は、正解とならないのでしょうか。ご教示、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「式は、Bench Street の Riverdale Hotel で行われ、午後7:30 に始まる予定です」ということなので、正解は、will begin の will が省略された (A) の begin となるはずです。この文の and は、等位接続詞で、前と後ろを“並列”で繋ぐので、will begin の will は省略されるのが普通なのです。


【質問 No. 23257】 whose について おまめ 2023-10-27 05:17:38
 お世話になっております、おまめです。前回も、丁寧にご回答を頂き、ありがとうございます。今回の質問は、過去の質問(No. 22724)からの引用文となりますが、ご容赦ください。

 Earth’s atmosphere has changed over time. Compared to the Sun, whose composition is representative of the raw materials from which Earth and other planets in our solar system are formed. Earth contains less of some volatile elements, such as nitrogen, argon, hydrogen, and helium.

 「地球の大気は、時間の経過と共に、変化してきた。太陽と比較すると、その組成は、地球や太陽系の他の惑星が形成されている原料を代表するものである。地球には、窒素、アルゴン、水素、ヘリウムなどの一部の揮発性元素が、ほとんど含まれていない」

 こちらの1行目の whose composition is ~ の whose なのですが、こちらは先行詞である Earth's atmosphere が省略されたものでしょうか?

 つまり解釈としては、Compared to the sun→分詞構文で、意味上の主語は Earth's atmosphere
 <Earth's atmosphere→省略> whose composition is ... in our solar system. となりますでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の whose とは、関係代名詞(who)の所有格で、先行詞は the Sun で、「その太陽の組成は、... である」 となります。つまり、(the Sun's) composition is ... ということです。なお、compared to ~ とは、元々は、「分詞構文」だったものが、現在では、「~ と比較すると」という意味の前置詞のような働きをするのです。


【質問 No. 23255】 英語が得意になりたいです。 さち 2023-10-26 18:15:06
 英語が苦手です。
something は疑問文だと、anything に変わると教えてもらいました。 しかし、「何かお飲み物はいかがですか?」という質問を、Would you like <anything> to drink? と訳すと、間違いで、正解は、Would you like <something> to drink? でした。

 この違いは、何なのでしょうか? anything になるのは、場合によるのであれば、その使い分け方法を、教えて頂きたいです。


【回答】
 something は、肯定の立場から「何か」という意味を表しますが、anything は、疑問や、否定の場合に「何でも(何も(いらない))」といった意味で使われるのです。ですから、I want something to drink. と言えば、「私は、何か飲み物が、欲しいです」という意味になりますが、I want anything to drink. とすると、「私は、飲み物なら、何でも、欲しいです」という意味になります。ですから、店員が、お客に、Would you like anything to drink? と聞くと、「あなたは、飲み物なら、何でも欲しいですか?」という意味になってしまうので、人にものを勧めるときには、Would you like something to drink? 「あなたは、何か飲み物が、欲しいですか?」と言うのが、正しい、ということになるのです。


【質問 No. 23254】 前回の質問について 2023-10-26 17:59:27
 回答ありがとうございます。

 Let's call one of these the 'scientific' part and one the 'calculating' part (deliberating is the same as calculating, and nobody deliberates about things that can't possibly be otherwise).
 That means the calculating part is just one aspect of the rational part of the soul.
 So we need to get a sense of what's the best possible state for each of these parts to be in. Because that's also the distinctive virtue of each, or what it is for it to be good at its designated task.

 確認なのですが、前回の私の質問「what's the best possible state for each of these parts to be in は、what is (what's) ~ という疑問文の語順ですが、本来は、what ~ is という語順ではあるが、後ろの構文が長すぎて、本文の様な語順になったのでしょうか?」への答えは、どうなりますか?
 what S V から what V S の倒置は無い、ということで、よろしいのでしょうか ? 私としては 、I wonder what it is.の what it is のように、what S Vが自然な形だと思ったので、疑問文でもないのに what's ~ の語順に違和感を覚えました。
 


【回答】
 間接疑問文に関する質問ですが、I wonder what(C) it(S) is(V). というのが普通ですが、what が「主語」の場合は、語順を変える必要がないので、I wonder what is inside. 「何が、中に、入っているのかしら」というふうに、what(S) is(V) [inside](M). の形が正しいのです。



【質問 No. 23253】 未来形と現在形の用法について アオカナヘビ 2023-10-26 15:12:39
 先生、いつもありがとうございます。下記の英文の違い、について教えてください。

 「18歳になったら、・・・」の訳として、どちらが、正しいでしょうか?

@ When I’m eighteen years old,
A When I will be eighteen years old,

 宜しくお願いします。


【回答】
 「18歳になったら、選挙権が行使できます」を英訳する場合、未来のことですが、@ の When I am eighteen years old, I will be given the right to vote. と、現在形で表現するのが正しいのです。これは、「時」や、「条件」の副詞節の中では、未来のことを現在形で表現するのが決まりだからです。A の When I will be eighteen years old, ... は、誤りとされます。


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