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【質問 No. 23079】 Distinguish の使い方について Marian 2023-10-06 09:18:40
 先日、「罪と罰」の<洋書>(→英訳本)を読んでいたら、下のような文がありました。

 Is it <crime>(→a crime) to kill a <distinguish>(→distinguished) old moneylender who, like a louse, lives on the blood of her victims? I’m ready to confess that I killed <here>(→her), but I won’t call my act a crime.

 これについて、distinguish は、学校では、「区別する」の意味で、習いましたが、この文だと、どう訳せば良いのでしょうか? 教えてください! よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文には、大分、沢山の写し間違いがあります。単語の写し間違いがあると、解釈ができませんので、投稿前に、もう一度、打ち間違いがないか、確かめるようにしてください。

 さて、ご質問の英文の意味は、「まるでネズミのように、犠牲者の血を吸って生きている、著名な金貸老婆を殺すことは、罪でしょうか? 私は、彼女を殺したことは認める用意がありますが、私としては、自分の行為を、罪とは呼びたくありません」ということで、ご質問の distinguish は、誤植で、distinguished 「著名な」という意味の「形容詞」として使われているのです。



【質問 No. 23078】 TOEFL reading より Shota 2023-10-06 06:22:42
 前回の質問の回答、ありがとうございました。

 Clearly, explaining purchasing behavior is a complex endeavor. In fact, beyond the subconscious factors and conscious decision models are mental shortcuts that help consumers reduce the effort in making decisions.

 この beyond 以降の文は、「倒置」ではないかと考え、次のように、書き換えてみましたが、正しいでしょうか?
 
 mental shortcuts that help consumers reduce the effort in making decisions are beyond the subconscious factors and conscious decision models


【回答】
 おっしゃる部分は、重要な部分を後回しにする、という手法で強調した「倒置文」なので、通常の文に直せば、おっしゃる通りの文になります。しかし、こう治してみて感じることは、やはり、原文の倒置文の方が、つい、その先を読んでみたい、という気持ちにさせられる、力強い表現になっていることがわかります。書き直された文章は、その通りで間違いありませんが、倒置文と比べると、その勢いのなさが、感じられます。


【質問 No. 23077】 The +比較級, the + 比較級について Brian 2023-10-06 05:37:57
 よろしくお願いします。

 The more you explain, the worse it sounds.
 「説明すればするほど、悪く聞こえる」

 上記の構文の、要素を分解してみると、The(接続詞) more(副) you(S’) explain(V’), the(副) worse(副) it(S) sounds(V). のように、単なる「第1文型」となるのですか。


【回答】
 ご質問の英文を、通常の構文に直すと、When you explain more, it sounds worse. となり、構造としては、

 [When you(S) explain(V) more(O)](M), it(S) sounds(V) worse(C).

という風に、When 節全体が「修飾節」として、it sounds worse. という「第2文型」の主節を、修飾する、という形になるのです。そして、これら2つの節を、「比例比較構文」にしたのが、The more you explain, the worse it sounds. となるのです。ですから、「文型」というのは、説が一つだけの「単文」の構造を言うので、節をいくつも含む「複文」については、主に主節の構造を分析することになるわけです。



【質問 No. 23076】 The considerable decline in sales in recent quarters について zoro 2023-10-05 14:19:07
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。同書より、質問があります。

 The considerable decline in sales in recent quarters has us quite concerned.
(私訳) 「直近の4半期の売上が、大幅に減少したことが、我々にとって、大きな懸念事項となりました」

 has は、「使役動詞」で、物が主語のため、「受動態」の形になっているのでしょうか?

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の 「have + O + p.p.」における have は「使役動詞」で、「O を、p.p. の状態に、する」という意味を表します。したがって、ご質問の has us quite concerned とは、「我々を、全く心配した、状態にした」というのが直訳で、「我々を、大いに悩ませた」ということになります。


【質問 No. 23075】 on a Saturday とは? on my way 2023-10-05 07:02:10
 いつも、ありがとうございます! 今回も、よろしくお願いします!

 Thanks for coming to work on a Saturday.
 「土曜日に働くために来てくれて、ありがとうございます」

 この文で、on a Saturday とありますが、on Saturday とのニュアンスの違いは、何でしょうか。それぞれ、どういう風に使い分けるのか、ご教示ください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「土曜日なのに、仕事に来てくれて、ありがとう」ということで、on a Saturday とは、「土曜日なのに」といった意味になります。on Saturday とは、「今度の土曜日」という風に、使いますが、on a Saturday とすると、「土曜日にもかかわらず、土曜という日に」という、特別なニュアンスが伴います。


【質問 No. 23074】 会話文から質問です。 Ayaka 2023-10-05 06:53:47
 立て続けに、失礼いたします。下記の通り、2つ程、質問させてください。

A: How's your time management these days?
B: I'm working on it -- I'm certainly better when I have a deadline, which is why this work suits me.
A: Yes, but it's how you respond as that deadline approaches!

質問1: it’s how ~ の it は、何を表していますでしょうか。

 Often your client has what we call the 'big picture' idea, but it's up to the events manager to think of all the fine points that go to making it work.

質問2: go to making it work で、どういう意味でしょうか。go to 場所のイメージがあるのですが・・・。


【回答】
質問1: Yes, but it's how you respond as that deadline approaches! とは、「そうなんですが、問題は、その締め切りが近づいてくる際に、あなたがどう反応するかなのです」という意味で、it は、漠然と how 以下の内容を指します。

質問2: go to making it work とは、「それがうまく行くようになるために役立つ」という意味で、go to -ing は「~ するのに役立つ」ということです。make it work とは、「それをうまく行かせる」という意味です。



【質問 No. 23073】 ある会話文について Ayaka 2023-10-05 06:37:40
 3つ、程質問させてください。

Tutor: Good. Let's go on to think about your organisational skills. You're working in a very people-based industry and that means things won't always go to plan.

Student: I guess it's being prepared to make changes that <matters>(→matter).

1. 上の Student の文の it’s は、何を指していますか。
2. being prepared to で、どのような意味になりますか。
3. that matters は changes の目的語ですか。

よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問のダイアログは、次のような意味です。

担当教師: 「それで良いでしょう。では、次に、あなたの組織内での技能について考えてみましょう。あなたは、非常に人間を基盤とした業界で働いていますので、そのことは、物事はいつも計画通りに行くとは限らないこと、を意味します」
受講生: 「重要と考えられる変更を行うことが、準備されつつあると、思っています」

1. の it は、to make changes を指す「形式主語」となっています。
2. の being prepared to make とは、「変更を行う準備がされつつある」という意味で、ここでは、to make changes that matter is being prepared 「重要な変更を行うことが、準備されつつある」と言い換えることができます。
3. changes that matter は、「重要と考えられる変更」という意味で、that matter は、changes の主語となっているのです。つまり、that は「関係代名詞」なので、「重要となる変更」という意味で、that の先行詞が changes なのです。



【質問 No. 23072】 As の役割(和訳)について Shota 2023-10-05 05:53:16
 前回のご回答、ありがとうございました。that の同格は、表現が複雑になればなるほど、訳が難しくなる、と感じています。今回は、TOEFLの医療の話です。動物を使った医療の実験が、議論を生みながらも、なぜ、現代まで続いているか、という話題の一部です。

 Another commonly cited example lies in the work of Dr. Albert Starr, who succeeded in replacing faulty human heart valves after experimenting on dog hearts in the 1960s. This procedure was far too risky to have been performed on humans before the technique was perfected. Currently, around 300,000 people receive heart valve replacement surgery each year, allowing them to live longer and healthier lives. As alternative testing techniques have yet to rival the efficacy shown by animal testing in such historical medical milestones, the practice has persisted despite continued controversy.

 この最後の文の As alternative testing techniques have yet to rival the efficacy shown by animal testing in such historical medical milestones, the practice has persisted despite continued controversy. における As の訳し方と、have yet to rival の意味が、よくわかりません。おそらく、後者は、 have to rival 「匹敵しなければならない」に yet の「しかし」が入った表現だと思うのですが、訳が、うまくいきません。ご教授お願いいたします。


【回答】
 ご質問の部分の英文の意味は、「代替的実験技術が、このような歴史上のマイル石(一里塚)において、動物実験によって示された有効性に匹敵するまで、未だ追いついて(現れて)いないので、(動物実験という)慣行が、絶え間なく続く論争にもかかわらず、今日まで続けられているのです」ということで、As は、ここでは、Since/Because という意味で使われており、have yet to do とは、have not yet done 「まだ、行われていない」という意味です。例えば、「辞書は、まだ、学習者の要求を、満たしていない」と言いたい場合は、Dictionaries have yet to meet the requirements of learners. としますが、この have yet to meet は、have not yet met 「まだ、満たしていない」という意味を表すのです。


【質問 No. 23071】 see a bird fly と、see a bird flying の違いについて ヨッシー 2023-10-05 05:24:51
 お世話になります。参考書: ALL in ONE から、質問です。

英文: I derived great pleasure from watching bullet trains come and go against the background of Mt. Fuji.
訳: 「僕は、新幹線が、富士山を背にして、行ったり来たりするのを、見ているのが、とても嬉しかったんです」
解説: 「新幹線が行ったり来たりするのを、最初から最後まで、見ていたので、補語が動詞の原形となっている。次の例文では、鳥たちが飛んでいくところを、「部分的」にしか、見ていないので、補語が V + -ing になる。
 I saw a flock of birds flying north.

質問: 私は、今まで、原形をとるか、V + -ing をとるかは、「静的」か、「動的」か、というニュアンスの差と、とらえていました。 つまり、
1. I watch the plane <take off>. であれば、「離陸するのを見た」であり、
2. I watch the plane <taking off>.であれば、「離陸しつつあるのを、見た」と考えてきました。

 私には、「原形」を使用することで、「最初から最後まで」見ていた、という時間的な長短は感じません。先生は、如何、お考えでしょうか。


【回答】
 ご質問の 1. の、目的補語に、「原型動詞」を使った場合は、「離陸するのを見た」という意味で、「離陸する」という動作全体を見た、という含意が含まれている、ということなのです。ということは、暗黙のうちに、離陸するところを、初めから終わりまで、見届けた、というニュアンスが含まれる、ということなのです。

 一方、2. のように、「現在分詞」が使われた場合は、「離陸しつつあるのを見た」という意味で、ニュアンスとしては、「離陸する」という動作を見た、ということにすぎず、必ずしも、離陸し終わるまでを見た、ということではない、というニュアンスになる、ということなのです。

 以上の違いを、通常は、「原形動詞」の場合は、「離陸するのを見た」と表現し、「現在分詞」の場合は、「離陸しつつあるのを見た」という言葉で、表現しているわけです。そのニュアンスの違いまでは、通常説明しないので、誤解が生じているのだと、思います。



【質問 No. 23070】 He knows his stuff, including all the loopholes, について zoro 2023-10-04 16:30:58
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。2022-3 英検1級リスニング問題から、質問があります。

 He knows his stuff, including all the loopholes, and really takes his time.

(私訳) 「彼は、全ての抜け穴を含む、彼の仕事を知っています。そして本当に時間がかかります」

 先生の訳を、教えて下さい。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、良い意味の場合と、悪い意味の場合に分けて考えることができます。良い意味の場合の訳は、「彼は、あらゆる抜け穴を含め、自分のやるべき仕事を知っているので、実に時間がかかるのだ」となりますが、悪い意味の場合の訳は、「彼は、あらゆる抜け穴を含めて、自分のやり口を知っているので、本当に時間がかかるのです」 となります。つまり、良い意味では、抜け穴を考えて、自分のやり方で、時間をかけて良い仕事をする、という意味ですが、悪い意味では、あらゆる抜け穴を使って、悪事を働く、という意味になるのです。この英文が、どちらの立場に立っているかによって、訳し方が変わるのです。


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