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【質問 No. 23082】 that の役割と文型について FJ 2023-10-06 18:46:08
 洋書を読んでいた際に出てきた、こちらの文について、質問させていただきたいです。

 So many things ought to have worked to stop it that haven’t.

 この文の構造が、よく掴めませんでした。

 個人的に色々考えた結果、次のような可能性があるのではないかと思いました。1つは、前に述べられていることを指す that、つまり So many things ... it の全てを指していて、文型としては、So many things ... it = that: S [haven't(worked](V)の「第二文型」。

 もう1つは、so ~ that ... の構文になっている。つまり、it と that の間に、もう一つ that が省略されていて、”so many なので、that = things は、haven't(worked)だ“、と考えました。文型としては、things:S、ought to have worked:V の「第二文型」と考えたのですが、今ひとつ腑に落ちません。

 また、訳としては、「それを止めるために、非常に多くのものが機能すべきだったが、まだ機能していない」、もしくは、「それを止めるために機能すべきだったものが多過ぎて、それらはまだ機能していない」だと考えました。

 that の役割と、文の構造、そして訳について教えていただけると幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の構造は、通常では、考えられないもので、特に、that haven't が、どのような働きをしているのか、理解不能です。ですから、私の推測では、 So many things <that> ought to have worked to stop it <haven't> (worked). とすべきところだったものか、または、So many things ought to have worked to stop it <but haven't>. とすべきところを、but の代わりに、 that を使ってしまったのでは、と考えられます。いずれにしても、意味として考えられるのは、「かなり多くのものが、それを止めるべく働くはずだったが、働かなかった」ということだと、思います。


【質問 No. 23081】 どちらにも解釈できる文章について YT 2023-10-06 18:18:11
 We no longer have the Verona chair in stock.

 この文は「第三文型」で、have (V) [the Verona chair](O) [in stock] (ad) とも解釈できるし、「第五文型」で
have(5) [the Verona chair](O) [in stock](C) とも解釈できるように私は感じます。こういう場合は、どう解釈したらいいのでしょうか。



【回答】
 ご質問の英文の構造は、We(S) [no longer have](V) [the Verona chair](O) [in stock](M). という S V O から成る「第3文型」とするのが、一般的ですが、おっしゃるように、in stock を [補語] とみて、S V O C の要素から成る「第5文型」と解釈することもできます。どちらでも、意味は同じになるので、構造の解釈は、自由とせざるを得ません。


【質問 No. 23080】 英文の和訳の仕方について Kyou 2023-10-06 12:47:26
 We should also be aware that doing intense exercise for a long time can briefly cause our brain to get tired and function poorly, so we should be careful to avoid excessive exercise before an examination, but it is certain that moderate exercise benefits our brain.

 この文章を訳す際、「be aware that」から続く「that節」は、文脈上、「be aware that ... and function poorly」までとして、訳すのが適切なのですが、「be aware that ... benefits our brain.」と、文章最後までを 「that節」内に入れて訳すのは、文法的に間違った解釈なのでしょうか? 教えてほしいです。


【回答】
 ご質問の英文の解釈において、We should also be aware that の、that がどこまでを含めるのか、を見定める決め手は、but it is certain の but の後に that が繰り返されているか、どうかで分かります。ご質問の英文の場合は、but <that> it is certain that ... という風に、that が繰り返されていないので、この but 以下の文は、別文であることがわかるのです。さらに、文の内容からも、but 以下を、前の文に続けるべきかどうかも、判断の基準になります。

 その上で、ご質問の英文を、和訳してみますと、「私たちは、また、長時間にわたって、激しい運動を行うことが、私たちの脳を疲れさせ、うまく機能させなくするので、試験の前には、過度な運動を避けるよう、注意すべきであることを認識すべきですが、(一方)適度な運動が、脳に良い効果を与えることも事実なのです」となります。



【質問 No. 23079】 Distinguish の使い方について Marian 2023-10-06 09:18:40
 先日、「罪と罰」の<洋書>(→英訳本)を読んでいたら、下のような文がありました。

 Is it <crime>(→a crime) to kill a <distinguish>(→distinguished) old moneylender who, like a louse, lives on the blood of her victims? I’m ready to confess that I killed <here>(→her), but I won’t call my act a crime.

 これについて、distinguish は、学校では、「区別する」の意味で、習いましたが、この文だと、どう訳せば良いのでしょうか? 教えてください! よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文には、大分、沢山の写し間違いがあります。単語の写し間違いがあると、解釈ができませんので、投稿前に、もう一度、打ち間違いがないか、確かめるようにしてください。

 さて、ご質問の英文の意味は、「まるでネズミのように、犠牲者の血を吸って生きている、著名な金貸老婆を殺すことは、罪でしょうか? 私は、彼女を殺したことは認める用意がありますが、私としては、自分の行為を、罪とは呼びたくありません」ということで、ご質問の distinguish は、誤植で、distinguished 「著名な」という意味の「形容詞」として使われているのです。



【質問 No. 23078】 TOEFL reading より Shota 2023-10-06 06:22:42
 前回の質問の回答、ありがとうございました。

 Clearly, explaining purchasing behavior is a complex endeavor. In fact, beyond the subconscious factors and conscious decision models are mental shortcuts that help consumers reduce the effort in making decisions.

 この beyond 以降の文は、「倒置」ではないかと考え、次のように、書き換えてみましたが、正しいでしょうか?
 
 mental shortcuts that help consumers reduce the effort in making decisions are beyond the subconscious factors and conscious decision models


【回答】
 おっしゃる部分は、重要な部分を後回しにする、という手法で強調した「倒置文」なので、通常の文に直せば、おっしゃる通りの文になります。しかし、こう治してみて感じることは、やはり、原文の倒置文の方が、つい、その先を読んでみたい、という気持ちにさせられる、力強い表現になっていることがわかります。書き直された文章は、その通りで間違いありませんが、倒置文と比べると、その勢いのなさが、感じられます。


【質問 No. 23077】 The +比較級, the + 比較級について Brian 2023-10-06 05:37:57
 よろしくお願いします。

 The more you explain, the worse it sounds.
 「説明すればするほど、悪く聞こえる」

 上記の構文の、要素を分解してみると、The(接続詞) more(副) you(S’) explain(V’), the(副) worse(副) it(S) sounds(V). のように、単なる「第1文型」となるのですか。


【回答】
 ご質問の英文を、通常の構文に直すと、When you explain more, it sounds worse. となり、構造としては、

 [When you(S) explain(V) more(O)](M), it(S) sounds(V) worse(C).

という風に、When 節全体が「修飾節」として、it sounds worse. という「第2文型」の主節を、修飾する、という形になるのです。そして、これら2つの節を、「比例比較構文」にしたのが、The more you explain, the worse it sounds. となるのです。ですから、「文型」というのは、説が一つだけの「単文」の構造を言うので、節をいくつも含む「複文」については、主に主節の構造を分析することになるわけです。



【質問 No. 23076】 The considerable decline in sales in recent quarters について zoro 2023-10-05 14:19:07
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。同書より、質問があります。

 The considerable decline in sales in recent quarters has us quite concerned.
(私訳) 「直近の4半期の売上が、大幅に減少したことが、我々にとって、大きな懸念事項となりました」

 has は、「使役動詞」で、物が主語のため、「受動態」の形になっているのでしょうか?

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の 「have + O + p.p.」における have は「使役動詞」で、「O を、p.p. の状態に、する」という意味を表します。したがって、ご質問の has us quite concerned とは、「我々を、全く心配した、状態にした」というのが直訳で、「我々を、大いに悩ませた」ということになります。


【質問 No. 23075】 on a Saturday とは? on my way 2023-10-05 07:02:10
 いつも、ありがとうございます! 今回も、よろしくお願いします!

 Thanks for coming to work on a Saturday.
 「土曜日に働くために来てくれて、ありがとうございます」

 この文で、on a Saturday とありますが、on Saturday とのニュアンスの違いは、何でしょうか。それぞれ、どういう風に使い分けるのか、ご教示ください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「土曜日なのに、仕事に来てくれて、ありがとう」ということで、on a Saturday とは、「土曜日なのに」といった意味になります。on Saturday とは、「今度の土曜日」という風に、使いますが、on a Saturday とすると、「土曜日にもかかわらず、土曜という日に」という、特別なニュアンスが伴います。


【質問 No. 23074】 会話文から質問です。 Ayaka 2023-10-05 06:53:47
 立て続けに、失礼いたします。下記の通り、2つ程、質問させてください。

A: How's your time management these days?
B: I'm working on it -- I'm certainly better when I have a deadline, which is why this work suits me.
A: Yes, but it's how you respond as that deadline approaches!

質問1: it’s how ~ の it は、何を表していますでしょうか。

 Often your client has what we call the 'big picture' idea, but it's up to the events manager to think of all the fine points that go to making it work.

質問2: go to making it work で、どういう意味でしょうか。go to 場所のイメージがあるのですが・・・。


【回答】
質問1: Yes, but it's how you respond as that deadline approaches! とは、「そうなんですが、問題は、その締め切りが近づいてくる際に、あなたがどう反応するかなのです」という意味で、it は、漠然と how 以下の内容を指します。

質問2: go to making it work とは、「それがうまく行くようになるために役立つ」という意味で、go to -ing は「~ するのに役立つ」ということです。make it work とは、「それをうまく行かせる」という意味です。



【質問 No. 23073】 ある会話文について Ayaka 2023-10-05 06:37:40
 3つ、程質問させてください。

Tutor: Good. Let's go on to think about your organisational skills. You're working in a very people-based industry and that means things won't always go to plan.

Student: I guess it's being prepared to make changes that <matters>(→matter).

1. 上の Student の文の it’s は、何を指していますか。
2. being prepared to で、どのような意味になりますか。
3. that matters は changes の目的語ですか。

よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問のダイアログは、次のような意味です。

担当教師: 「それで良いでしょう。では、次に、あなたの組織内での技能について考えてみましょう。あなたは、非常に人間を基盤とした業界で働いていますので、そのことは、物事はいつも計画通りに行くとは限らないこと、を意味します」
受講生: 「重要と考えられる変更を行うことが、準備されつつあると、思っています」

1. の it は、to make changes を指す「形式主語」となっています。
2. の being prepared to make とは、「変更を行う準備がされつつある」という意味で、ここでは、to make changes that matter is being prepared 「重要な変更を行うことが、準備されつつある」と言い換えることができます。
3. changes that matter は、「重要と考えられる変更」という意味で、that matter は、changes の主語となっているのです。つまり、that は「関係代名詞」なので、「重要となる変更」という意味で、that の先行詞が changes なのです。



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