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【質問 No. 23117】 文構造について q.e.d. 2023-10-10 10:10:01
 お世話になります。以下は、NIKKWI Asia からの引用です。

 The World Bank tipped growth in developing East Asia and Pacific to remain strong at 5% in 2023, overall, but that the momentum will ease in the second half of this year.

 ここでの tip は、どのような意味になるのでしょうか。(「予想する」でしょうか?) また、but that の that は、どこにかかっているのでしょうか。tipped growth..., but (tipped) that節 かな、と思っているのですが、tip が that節をとれるのか、辞書で確認できませんでした。

 以上、ご教示お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「世界銀行は、発展途上の東アジア及び太平洋地域における成長は、全体として、2023年度は、5%の好調振りを続けるだろうと予測しましたが、その勢いは、今年の第二半期には、弱まるだろうと予想した」ということで、tip とは、口語で、「漏らす、予想する」という意味の動詞です。また、but that の that は、前半の述語(tip)の目的語であることを、示したもので、繰り返しの that ですが、ここでは、必要ないかもしれません。


【質問 No. 23116】 rely on what ... について Ayaka 2023-10-10 09:44:55
 いつも、ありがとうございます。一点、質問させてください。

 The development of bird ringing, by a Danish schoolteacher, Hans Christian Cornelius Mortensen, made many discoveries possible. This is still common practice today and relies on what is known as 'recovery' -- this is when ringed birds are found dead in the place they have migrated to, and identified.

 rely on ~ の意味は、わかるのですが、relies on what is known as 'recovery' で、どのような意味になるのわかりません。ご教授を、お願いいたします。


【回答】
 第2文の意味は、「この輪掛けというやり方は、今日でも普通に行われており、“回復”と呼ばれる方法に頼るもので、足に輪をかけられた鳥が、移動先で死んだ状態で見つかり、特定された場合なのです」ということで、鳥類の移動経路などを調べる際に使われる方法のようです。


【質問 No. 23115】 to 不定詞と、that 節の違いについて 英検挑戦中 2023-10-10 09:17:48
 先生、いつも、丁寧な説明を、どうもありがとうございます。

 以下の「to 不定詞」の文章が、なぜ、「that節」で、表現できないのか、教えてください。

 「彼がこの問題を解くのは、簡単だ」

(〇) 1. It's easy for him to solve this problem.
(×) 2. It's easy that he will solve the problem.

 文法の復習をしています。よろしくお願いします。



【回答】
 ご質問の、2つの分の違いは、1. では、「彼がこの問題を解くのは、簡単だ」という意味で、彼が直接問題を解くことが、簡単にできる、という風に、彼の能力を称えているのです。

 それに対しいて、2. は、「彼がこの問題を解くだろう」ということが主語で、その「予想」について、「簡単である」と述べているので、彼の能力について言っているのではなく、そうした予想が、簡単である、と言っているので、主語と、述語の結び付きが曖昧となります。

 一方、It's certain (or, probable) that he will solve this problem. であれば、「彼が、この問題を解くだろうことは、確実である(又は、可能性がある)」と述べているので、主語と述語の食い違いは、生じません。つまり、easy という形容詞は、能力などについては、相性がいいのですが、事実については、「簡単である」という述語は、共起(co-exist)できない(つまり、一緒に使うことができない)、ということなのです。



【質問 No. 23114】 「間接疑問文」について 匿名(→ ニックネームで!) 2023-10-10 06:02:18
 何度も打ち込んでいるうちに、やっとわかりました。

 「私は、彼が何処に行くのか分かりません」は、I don't know <where he goes>. という風に、文の途中の疑問文は、「肯定文」として扱えば良いんですね。


【回答】
 おっしゃる通りです! 同じような質問を、消去させていただきましたが、やっとわかっていただいたようで、ホッとしました。今後とも、頑張ってください。


【質問 No. 23109】 間接疑問文について 匿名(→ ニックネームで!) 2023-10-10 05:53:42
 「私は、彼がどこに行くのか、わかりません」 は、

1. I don't know where does he go?

では、間違っており、正しくは、

2. I don't know where he goes.

らしいのですが、私は、「間接疑問文」の基本がわかってないらしいのです。教えていただけますでしょうか?



【回答】
 「直接疑問文」で、「彼は、どこへいくのか?」と言いたいときは、Where does he go? という風に、主語(he)の前に、助動詞(does)がきますが、「彼がどこへいくのか、私はわからない」という風に、「私は分からない」という「否定文」の中で使われると、「彼は、どこへいくのか」という部分が、「間接疑問文」になり、I don't know <where he goes>. という風に、where does he go? が、where he goes. という「間接疑問文」になるのです。

 同じように、「それは、なんですか?」を、英訳すると、What is that? という「直接疑問文」になりますが、「私は、それが何だか、わかりません」という風に、間接疑問にすると、I don't know <what that is>. となります。要するに、「間接疑問文」は、「直接疑問文」と違って、「述語 + 主語」の語順が、「主語 + 述語」という「通常の語順」(=平叙文の語順)に変わるのです。



【質問 No. 23108】 spend winter hidden in mud の構造について Ayaka 2023-10-10 05:21:41
 下の英文に関して、一つ質問させてください。

 Another theory for the regular appearance and disappearance of birds was that they spent winter hidden in <mud>(→the mud) till the weather changed and food became abundant again.

 「spend + 時 + 過去分詞」 という文構造を見たことがないのですが、ここの部分における「過去分詞」の役割と、解釈の仕方を教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「鳥たちが、定期的に現れたり、現れなかったりすることへの、もう一つの理論は、天候が変化して、食料が再び豊富になるまで、彼ら(鳥たち)が、泥の中に隠れて、冬を過ごすということだった」ということで、they spend winter <hidden> in the mud とは、「彼らは、泥の中に隠れて、冬を過ごす」という意味で、hidden in the mud の部分は、(being) hidden in the mud という、状況を表す「分詞構文」で、「泥の中に隠れながら(冬を過ごす)」という意味を表すのです。


【質問 No. 23107】 譲歩の as について Brian 2023-10-10 05:05:06
 よろしくお願いします。

 As much as I hated to admit it, he and I became friends.
 「認めたくなかったが、彼と私は友達になった」

 「(as)+形容詞/副詞+as ~」で、「~ だけれども」という意味だと習いましたが、ここでは真ん中の、形容詞/副詞の部分に、much が来ていることから、なぜ、このような訳になるのかわかりません。

 仮に、Old as he is, he <drive>(→drives) a car. ならば、「彼は年老いているが、車を運転する」と、簡単に訳せるのですが・・・。


【回答】
 (As) old as he is, he still drives a car. が、「彼は、年老いているが、まだ、車を運転する」という意味になることがわかるなら、(As) much as I hated to admit it, he and I became friends. 「それを認めるのはどうしても嫌だったが、彼と私は、友達になった」という意味になることは、分かるはずです。much as I hated to admit it と、old as he is とは、「形容詞・副詞 + as + S V」という形で、同じパターンなのです。


【質問 No. 23106】 -ing 形について よしこ 2023-10-09 17:44:26
 いつもありがとうございます。

 His guide to writing business correspondence is considered by many to be the most authoritative text on the topic.

 問題集の一文なのですが、writing とあります。to の後は、動詞の「<原型>(→原形)来ると思うのですが、なぜ、-ing 形なのか、教えてください。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の意味は、「ビジネス文書作成への彼の案内書は、多くの人々によって、このテーマでの最も権威あるものと、考えられています」ということで、この to writing business correspondence とは、for writing ... 「書くための(案内書)」ということで、もし、to writing を to 不定詞にすると、 His guide who is to write ... 「... を書く案内人」という意味になってしまいます。つまり、to write とすると、その前の名詞(案内人)が、ビジネス文書を書くための案内書になってしまうのです。しかし、ここでは、案内書が書くためではなく、His guide (for people) to write ... という風に、to 不定詞の「意味上の主語」は、この文の主語(His guide)ではなく、省略されている、一般の人々を意味しているのです。

 一方、His guide <for> writing ~ という意味にすると、明らかに、他の人々への案内書となるのです。これが「to 不定詞」を使った場合と、「to 動名詞」を使った場合の、最大の違いんとなるのです。



【質問 No. 23105】 immigrant と、emigrant の使い分けについて Melody 2023-10-09 16:03:06
 木村先生、こんにちは。煮詰まりかえった思いをしている時に、よく、こちらのサイトで、お世話になっております。うん10年以前から、苦手意識の強い単語があり、それは、immigrant と emigrant です。以下に、質問を書き込みますので、御指導を、どうぞ宜しくお願い致します。

 I met Ken in Osaka. Ken is a New Zealand citizen, but is originally from Nepal. This means he is an (emigrant/immigrant).

質問1: ケンは、ネパール出身のニュージーランド市民です。日本人の私と、大阪で会ったのですが、日本にいる私の観点からして、彼は、出国者でもあり、入国者にもなりますか?

質問2: ニュージーランド人の観点からして、Ken は、immigrant になりますか?

質問3: ネパール人の観点からして、Ken は、emigrant になりますか?

 理解できずに、困っています。どうぞ、宜しくお願い致します。


【回答】
質問1: Ken は、日本にいる観点から、Ken is an emigrant from Nepal. ですが、Ken is an immigrant to New Zealand (from Nepal). とも、言えます。

質問2: ニュージーランド人の観点からは、Ken is an immigrant from Nepal. となります。

質問3: ネパール人の観点からは、Ken is an emigrant to New Zealand. となります。



【質問 No. 23104】 <疑問視>(→ 疑問詞)について 高校2年 2023-10-09 15:39:32
 How (      ) these trousers cost?

 これは、(     ) に入る適切な語句を選べ、という問題で、 選択肢として、much are と much do があるのですが、答えが much do になっています。these are ~ という言い方があるので、much are だと思ったのですが、なぜ、much do になるのか知りたいです。お願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「このズボンは、いくらしますか?」ということを意図したもので、These trousers <cost> \3,000. 「このズボンは、¥3、000 します」と言うことから、Do these trousers cost \3,000? 「このズボンは、¥3,000 ですか?」 と言う時の cost が「動詞」であることから、「このズボンは、いくらするか?」と言うのは、How much <do> these trousers <cost>? となることに注目することです。are を使う場合は、How much <are> these trousers? となり、cost は、必要ありません。


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