Language Service Associates Present

キーワード
19219 件が登録されています。 [2491-2500] を表示

【質問 No. 23071】 see a bird fly と、see a bird flying の違いについて ヨッシー 2023-10-05 05:24:51
 お世話になります。参考書: ALL in ONE から、質問です。

英文: I derived great pleasure from watching bullet trains come and go against the background of Mt. Fuji.
訳: 「僕は、新幹線が、富士山を背にして、行ったり来たりするのを、見ているのが、とても嬉しかったんです」
解説: 「新幹線が行ったり来たりするのを、最初から最後まで、見ていたので、補語が動詞の原形となっている。次の例文では、鳥たちが飛んでいくところを、「部分的」にしか、見ていないので、補語が V + -ing になる。
 I saw a flock of birds flying north.

質問: 私は、今まで、原形をとるか、V + -ing をとるかは、「静的」か、「動的」か、というニュアンスの差と、とらえていました。 つまり、
1. I watch the plane <take off>. であれば、「離陸するのを見た」であり、
2. I watch the plane <taking off>.であれば、「離陸しつつあるのを、見た」と考えてきました。

 私には、「原形」を使用することで、「最初から最後まで」見ていた、という時間的な長短は感じません。先生は、如何、お考えでしょうか。


【回答】
 ご質問の 1. の、目的補語に、「原型動詞」を使った場合は、「離陸するのを見た」という意味で、「離陸する」という動作全体を見た、という含意が含まれている、ということなのです。ということは、暗黙のうちに、離陸するところを、初めから終わりまで、見届けた、というニュアンスが含まれる、ということなのです。

 一方、2. のように、「現在分詞」が使われた場合は、「離陸しつつあるのを見た」という意味で、ニュアンスとしては、「離陸する」という動作を見た、ということにすぎず、必ずしも、離陸し終わるまでを見た、ということではない、というニュアンスになる、ということなのです。

 以上の違いを、通常は、「原形動詞」の場合は、「離陸するのを見た」と表現し、「現在分詞」の場合は、「離陸しつつあるのを見た」という言葉で、表現しているわけです。そのニュアンスの違いまでは、通常説明しないので、誤解が生じているのだと、思います。



【質問 No. 23070】 He knows his stuff, including all the loopholes, について zoro 2023-10-04 16:30:58
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。2022-3 英検1級リスニング問題から、質問があります。

 He knows his stuff, including all the loopholes, and really takes his time.

(私訳) 「彼は、全ての抜け穴を含む、彼の仕事を知っています。そして本当に時間がかかります」

 先生の訳を、教えて下さい。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、良い意味の場合と、悪い意味の場合に分けて考えることができます。良い意味の場合の訳は、「彼は、あらゆる抜け穴を含め、自分のやるべき仕事を知っているので、実に時間がかかるのだ」となりますが、悪い意味の場合の訳は、「彼は、あらゆる抜け穴を含めて、自分のやり口を知っているので、本当に時間がかかるのです」 となります。つまり、良い意味では、抜け穴を考えて、自分のやり方で、時間をかけて良い仕事をする、という意味ですが、悪い意味では、あらゆる抜け穴を使って、悪事を働く、という意味になるのです。この英文が、どちらの立場に立っているかによって、訳し方が変わるのです。


【質問 No. 23069】 省略について Brian 2023-10-04 16:13:31
 よろしくお願いします。

 A recent survey of language use in the US reported that approximately 20% of the population spoke a non-English language at home, a proportion that has increased by 140% since 1980. These numbers are higher when considering world figures.

 最後の文の when considering は、「分詞構文 considering ~ の前に、接続詞 when が残った形」と解説されていたのですが、私は、"you are" が省略されている、と考える方が自然だと思いました。どちらが、より適切でしょうか。


【回答】
 ご質問の when considering world figures の問題ですが、これは、分詞構文の立場から見ると、considering world figures 「世界の数値と比較した場合」という分詞構文の前に、意味を明らかにするために、接続詞 when を加えたもの、という説明ができますが、when 節という立場からは、when の後に S V が省略されたもの、という風に、解釈できるのです。どちらが正しい解釈か、と言いますと、considering ~ という分詞構文の場合、when を加えたとした方が、理にかなっているように思われます。なぜなら、when considering という分詞構文は、when (you are) considering という意味ではなく、when (you) consider の意味だからです。


【質問 No. 23068】 that の意味 Shota 2023-10-04 12:15:25
 こんにちは。前回の回答、ありがとうございました。TOEFLの会話文より質問があります。

 Your thesis, your thesis that folklore and mythology collections, that anthologies of fairy tales, like the one I assigned on the syllabus should be revised for children so that stories will include more powerful female characters. Well, it was an interesting thesis. I'll give you that. But it won't cut it for this assignment.

 この thesis の後の that は「同格」の意味でしょうか。訳は、about みたいにして、「あなたの、私がシラバス上で課している folklore と mythology collections や、anthologies of fairy tales についての宿題は、ストーリーに強い女性のキャラを含ますために、リバイズされるべき」とすることができると思うのですが、この that が、なぜ、ここで使われるかわかりません。ご指導、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の最初の Your thesis, と言っているのは、これを直接の主語とするつもりで、出したもので、「君の論文だが、」といった意味と思います。その後、もう一度 your thesis that ... と言い直して、「... という君の論文は」という部分は、on the syllabus まで続いて、これら全体が、主語となっているのです。なお、your thesis that ... の that と、次の that は、両方とも「同格」を表しているのです。また、I'll give you that. とは「その点は、認めよう」という意味で、But it won't cut it for this assignment とは、「でも、それでは、私からの課題としては、通りませんよ!」といった感じです。


【質問 No. 23067】 necessary to か、necessary for か? 秋晴れ 2023-10-04 07:08:12
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 Clean air is necessary to good health.

 necessary for と necessary to の違いについてですが、イメージは 、for の後ろは名詞、to の後ろは動詞です。上記の例文のような使い方(necessary to 名詞)は辞書にも、大学入試問題にも出てきますが、正しいのでしょうか。

 お忙しいところすみませんが、教えてください。


【回答】
 おっしゃる通り、名詞の前では for で、動詞の前では to が使われますので、Clean air is necessary <for> good health. とするのが一般的ですが、to good health とする人もいます。どちらも可能、ということになります。


【質問 No. 23066】 説明文において、名詞の単複の決め手は、何か? トール 2023-10-04 06:59:48
 一般的なものや、事柄、世間一般によく知られている事などを説明する際に、説明する対象物を「単数形」にするべきか、「複数形」にするべきなのか、悩むのですが、どちらが好ましいのでしょうか? また、使い分けなどがあれば、合わせてご教授頂けると幸いです。

 例えば、「近年、ロボットアームは、車の生産ラインで頻繁に使われている」という文章を英文にする際に、「A robotic arm・・・」 とするべきか、「Robotic arms・・・」とするべきなのか、迷ってしまいます。(英文全体は、質問の本質ではございませんので、省略しています)

 すみませんが、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文を英訳してみますと、Nowadays, robotic arms are frequently used on the production lines. となり、一般的には、複数形が使われます。これは、「総称用法」としての複数形ですが、a robotic arm, the robotic arm, robotic arms の3つの言い方が可能ですが、最も一般的な「総称」としては、複数形が使われるのです。


【質問 No. 23065】 TOEFL listening より Shota 2023-10-04 06:48:01
 訂正とご指摘、ありがとうございます。文章を打つ際には、気を付けたいと思います。

 That would be the likelihood of life on other planets. Scientists refer to a planet's ability to develop and sustain life as Planet habitability. Planet habitability can be calculated, using basic data that we believe to be accurate about far-off planets. They are the same factors that make Earth habitable to us humans: they combined to create a perfect storm, if you will, for conditions that are essential in fostering life. But not only must several of these conditions be met, they must be just right.

 TOEFL のリスニングで a perfect storm という表現が出て、調べたのですが、これは「最悪の事態」を表すと書いていました。しかし、この文章の流れ的に、a perfect storm は、「life on other planets」 だと思い、他惑星において、地球と同じすべての条件がそろった場合でのみ、生物は生息できる→いいことだと解釈しました。このperfect storm の役割を教えていただけると幸いです。


【回答】
 今回は、インデントもしっかり行われ、とても読みやす質問文となっています。提案を取り入れていただき、嬉しく思います。

 さて、今回のご質問の a perfect storm ですが、それを含む箇所を見ますと、They are the same factors that make Earth habitable to us humans: they combined to create a perfect storm, if you will, for conditions that are essential in fostering life. の全体に、その鍵があると思われます。惑星を定住可能地と推定する条件がいくつかある、として、「その要件とは、地球を我々人間が住めるようにしている要因と同じもので、そのような要件が、集まって、生命を維持するのに不可欠な諸条件を作るために必要な、言わば “完璧な嵐” を作り出したのです」ということなので、a perfect storm は、悪い嵐ではなく、さまざまな要件をかき混ぜる不可欠な “嵐” という意味で、おっしゃる通り、この嵐は、「良い嵐」という意味なのです。「最悪の事態」では、逆になってしまいます! さらに言えば、この荒らしが起こらんかったら、地球上の天然および自然資源は発生しなかったわけで、その荒らしがあったからこそ、生物が生存可能な地球が誕生した、と言えるのです。



【質問 No. 23064】 is と動詞の並立について on my way 2023-10-03 19:15:15
 こんにちは。お世話になります。よろしくお願いします
 
 What I'll do is refund your money for that tray.
 「私がすることは、トレイ代を返金すること」

 こちらの文には、is と refund と、動詞が二つあるのですが、なぜでしょうか。What I'll doで「名詞節」の S の役割をしていて、is が V というのは分かるのですが、refund に to不定詞や、ing は必要ないのでしょうか。似たような例文がございましたら、そちらもご教示ください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私がこれからすることは、あのお盆の代金を、弁償することです」ということで、refund の前に、不定詞の to が省略されているのです。不定詞の to を省略できる環境は、All I wanted to do is (to) help him. 「私がしたかったことは、彼を助けることだった」の例に見られるように、is の前に do/did が来た場合に限られるのです。つまり、原形不定詞の help などは、主語の節の do を、原型のまま繰り返したものなのです。


【質問 No. 23062】  needを使った文法について Hon 2023-10-03 16:44:01
 初めての質問、失礼致します。下記の質問へ、ご回答いただけると幸いです。

 「科学者は、<全体>(→前提)や、仮説に異議を唱えるよう、用意をしておく必要がある」

という文を、英訳するとき、
 
1. <Scientist>(→Scientists) need to prepare to challenge assumptions or hypotheses. ではなく、

2. Scientists need to be <prepare>(→prepared) to challenge assumptions or hypotheses. となり、
科学者が受け身の形になるのは、何故でしょうか?

 よろしくお願い致します。


【回答】
 1. の need to prepare to challenge とは「異議を唱える準備をする」というように、「動作」を表す意味ですが、2. の need to be prepared to challenge とは、「意義を唱える準備ができている」という「状態」を表す点で、1. とは異なるのです。日本語は、「用意しておく必要がある」ということなので、be prepared to ~ を使った 2. が、適切なのです。


【質問 No. 23060】 従属節内におけるSVの省略について Brian 2023-10-03 14:32:34
 よろしくお願いします。

 A recent survey of language use in the US reported that approximately 20% of the population spoke a non-English language at home, a proportion that has increased by 140% since 1980. These numbers are higher when considering world figures.

 最後の文のwhen considering は、「分詞構文considering~の前に、接続詞whenが残った形」と解説されていたのですが、私は、「”you are”が省略されている」と考える方が自然だと思いました。どちらがより適切でしょうか。


【回答】
回答はしばらくお待ちください


前の 10 件    次の 10 件