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【質問 No. 23124】 it の指すものについて Brian 2023-10-11 12:39:22
 よろしくお願いします。

 It is very likely that hot extremes, heat waves and heavy precipitation events will continue to become more frequent.

 この文の、it は、that 以下を指す「形式主語」ですか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「極度の高温や、熱波、激しい降水量が、これからも、さらに頻繁になる可能性が、非常にあり得るでしょう」ということで、It は、おっしゃる通り、that 以下を受ける「形式主語」です。


【質問 No. 23123】 devise は、どこにかかっているか? Shota 2023-10-11 05:28:04
 こんにちは。質問があります。次の文章の文構造を、教えていただけないでしょうか。

 They also are helping zoos around the world devise breeding plans that map the genetic makeup of individual animals and strategic plans that predict the long-term development of species populations.

 私は、devise が動詞だと思い、the world の後に that を補い、以下のように、訳しました。如何でしょうか?

 They also are helping zoos around the world (that) devise breeding plans that map the genetic makeup of individual animals and strategic plans that predict the long-term development of species populations.

私訳: 「彼らは、世界中の個々の動物の遺伝子的組成をマッピングするブリーディングプランを導入している世界中の動物園と、species populations の長期的な発達を予測する戦略的なプランを助けている」 (species populations に関しては、日本語よりもこっちの方がしっくりくるので、訳していません)


【回答】
 ご質問の英文の、基本的構造は、help(V) zoos(O) devise(C) breeding plans and strategic plans 「動物園が、繁殖計画と、戦略的計画を、策定するのを、支援する」ということにあるのです。この基本的構造を、見抜けないと、全てが、パーになってしまうのです。この “骨太” の構造を踏まえて、訳すと、次のようになります。

 「彼らはまた、世界中の動物園が、個々の動物の遺伝子構成を図表化(マッピング)する繁殖計画を策定することを支援し、同時に、種の個体群の長期的発展を予測する戦略的計画を策定することを支援しているのです」



【質問 No. 23122】 could = really want or need? YT 2023-10-10 16:10:22
A: I could use your help cleaning the bathroom.
 「バスルームの掃除を、手伝ってもらえると、ありがたいんだけど」
B: Sorry, I'm too busy preparing a special treat for Fred.
 「ごめん、今、Fred のために特別なごちそうを作っていて、手が回らないんだ」

 ある参考書に、次のような解説があります。

1. could [can] use の could は、「できるだろうに」という婉曲表現、【慣】 「~ を、とても必要としている、~ が得られるとありがたい」という意味。
2. really want or need(【同】)
3. I could [can] use some coffee. (【慣】 「コーヒーが、とても飲みたい」

 しかし、どうして、could [can] use が、「【慣】 「~ をとても必要としている、~ が得られるとありがたい」という意味になるのでしょうか。


【回答】
 ご質問の could は、元々「仮定法過去形」の助動詞なので、「ひょっとしたら、~ かもしれない」といった推量の意味を表し、「できれば、~ したい」などのように、遠慮した、遠回しの言い方として使われます。ですから、I could use your help. だったら、「私は、あなたの助けを利用できれば(と、思っている)」といった意味になります。また、I could use some coffee. なら、「コーヒーでも利用できたら(いただけたら)、ありがたいのですが・・・」といった、遠慮した、遠回しの表現になるのです。Could I use your pen? にしても、Can I use your pen? と言うよりも、「あなたのペンを、貸していただけないかしら?」といった、丁寧な表現になります。


【質問 No. 23121】 文法について rye 2023-10-10 13:23:26
 The calculated design flaw in all Outlier Districts is that they have only a single gate through which its citizens are able to retreat deeper inward should the need arise.

 こちらの文なのですが、should の主語が分かりません。ご教授いただければ、幸いです


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「すべての遠隔区にある計算された欠陥は、それらの区域には、市民が、必要が生じた際に、より奥に引き下がることができる門が、たった一つしかない、ということです」ということで、should the need arise とは、if the need should arise 「その必要が生じた際に」という表現から、should が節の前に出た倒置文になっており、この表現は、if の省略された仮定法の文となっているのです。


【質問 No. 23120】 Jew という言葉について 戦争反対 2023-10-10 13:10:53
 ある辞書に、「動詞の jew や、形容詞の Jew と異なり、民族・宗教を表す名詞の Jew は、失礼な表現ではない」とあります。
 一方、「ウィキペディア」には、「現在のアメリカやイギリスなど(英米文化圏。ファイブ・アイズ(英語版)5か国)では、Jew 【名詞】は、差別用語として厳重に忌避される。よって、英語で、「ユダヤ人」と表現する際には、必ず Jewish 【名詞】を用いる」とあります。
 そこで、2つ質問します。
1. Jew に「形容詞」は、ありますか?
2. 「ユダヤ人/教徒」としての名詞の Jew は、忌避されるべきですか?


【回答】
1. Jew の「形容詞」は、Jewish と言います。

2. 「ユダヤ人」と言う場合は、Jewish people/person と言うべきでしょう。Jews だけだと、長い間に培われた「軽蔑、侮辱」の意味が伴うので、避けた方が賢明です。



【質問 No. 23119】 文法と、和訳について 67 2023-10-10 13:01:04
 The survivors erected Walls Maria, Rose, and Sina; withdrawing behind them in frightened huddles for what was to be a century of uneasy peace.

 こちらの文なのですが、withdrawing 以下が、うまく訳せません。ご教授を、お願いいたします


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「生存者たちは、マリア、ローズ、シーナという3つの壁を築いて、その影に、不安に怯えた幾つかの塊となって、100年とも感じられる不安な平和を求めて、引き籠っていた」ということで、withdrawing は、and withdrew と書き換えることができる「分詞構文」なのです。訳すときは、前から「そして、引きこもった」という風に、「非制限用法」の「関係代名詞」と同じように、前から後ろに、訳し下げるといいでしょう。


【質問 No. 23118】 to不定詞を含む文章の書き換えについて 英検挑戦中 2023-10-10 10:27:47
 先生、文の書き換えに取り組んでいます。

1. It's difficut to do this work. は、なぜ、
2. This work is difficult to be done. に、書き換えできないのでしょうか。

1. は、「この仕事をするのは難しい」で、2. の文は、「この仕事は、なされるのが難しい」となり、日本語的には、同じになると考えますが・・・。参考書には、to 不定詞を受け身にしない、という簡素な説明の記載がありますが、いまひとつ、理解できません。


【回答】
 It's difficult to do this work. を、this work を主語とする文に書き換えると、This work is <difficult to do>. とするのが一般的です。この場合、to do の目的語を、it にして、This work is difficult to do <it>. としない理由は、do の目的語は、主語に“遡及する”という言葉が使われて、本来あるべき目的語をつけないことになっているのです。他の例でも、English is hard to learn. における learn の目的語は、主語に遡及する、ということで、省略するのが正しいのと、同じ現象なのです。この際、English is hard <to be learned>. とは言わない、というのが、この構文の特徴なのです。It's tough to do the work. → The work is tough to do. という例文から、この種の構造の文を、tough sentence 「tough 構文」と呼んでいます。


【質問 No. 23117】 文構造について q.e.d. 2023-10-10 10:10:01
 お世話になります。以下は、NIKKWI Asia からの引用です。

 The World Bank tipped growth in developing East Asia and Pacific to remain strong at 5% in 2023, overall, but that the momentum will ease in the second half of this year.

 ここでの tip は、どのような意味になるのでしょうか。(「予想する」でしょうか?) また、but that の that は、どこにかかっているのでしょうか。tipped growth..., but (tipped) that節 かな、と思っているのですが、tip が that節をとれるのか、辞書で確認できませんでした。

 以上、ご教示お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「世界銀行は、発展途上の東アジア及び太平洋地域における成長は、全体として、2023年度は、5%の好調振りを続けるだろうと予測しましたが、その勢いは、今年の第二半期には、弱まるだろうと予想した」ということで、tip とは、口語で、「漏らす、予想する」という意味の動詞です。また、but that の that は、前半の述語(tip)の目的語であることを、示したもので、繰り返しの that ですが、ここでは、必要ないかもしれません。


【質問 No. 23116】 rely on what ... について Ayaka 2023-10-10 09:44:55
 いつも、ありがとうございます。一点、質問させてください。

 The development of bird ringing, by a Danish schoolteacher, Hans Christian Cornelius Mortensen, made many discoveries possible. This is still common practice today and relies on what is known as 'recovery' -- this is when ringed birds are found dead in the place they have migrated to, and identified.

 rely on ~ の意味は、わかるのですが、relies on what is known as 'recovery' で、どのような意味になるのわかりません。ご教授を、お願いいたします。


【回答】
 第2文の意味は、「この輪掛けというやり方は、今日でも普通に行われており、“回復”と呼ばれる方法に頼るもので、足に輪をかけられた鳥が、移動先で死んだ状態で見つかり、特定された場合なのです」ということで、鳥類の移動経路などを調べる際に使われる方法のようです。


【質問 No. 23115】 to 不定詞と、that 節の違いについて 英検挑戦中 2023-10-10 09:17:48
 先生、いつも、丁寧な説明を、どうもありがとうございます。

 以下の「to 不定詞」の文章が、なぜ、「that節」で、表現できないのか、教えてください。

 「彼がこの問題を解くのは、簡単だ」

(〇) 1. It's easy for him to solve this problem.
(×) 2. It's easy that he will solve the problem.

 文法の復習をしています。よろしくお願いします。



【回答】
 ご質問の、2つの分の違いは、1. では、「彼がこの問題を解くのは、簡単だ」という意味で、彼が直接問題を解くことが、簡単にできる、という風に、彼の能力を称えているのです。

 それに対しいて、2. は、「彼がこの問題を解くだろう」ということが主語で、その「予想」について、「簡単である」と述べているので、彼の能力について言っているのではなく、そうした予想が、簡単である、と言っているので、主語と、述語の結び付きが曖昧となります。

 一方、It's certain (or, probable) that he will solve this problem. であれば、「彼が、この問題を解くだろうことは、確実である(又は、可能性がある)」と述べているので、主語と述語の食い違いは、生じません。つまり、easy という形容詞は、能力などについては、相性がいいのですが、事実については、「簡単である」という述語は、共起(co-exist)できない(つまり、一緒に使うことができない)、ということなのです。



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