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【質問 No. 22975】 英文の構造について よしこ 2023-09-23 09:22:17
 いつも、ありがとうございます。

 次の文章の、意味は理解できるのですが、a result 以下の文章の「構造」が、なぜ、倒置がおきているのか、理解できません。

 Sales of Taylor Electronics have increased substantially over the past year, a result that some analysts attributed to the CEO's strong leadership.

 宜しくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「テーラー・エレクトロニックス社の売り上げは、過去1年間で、かなり増加したが、それは、一部のアナリストが言うように、CEO の強力なリーダーシップのお陰なのです」ということで、a result の前に、which is を補って考えると、わかりやすくなります。つまり、この result 以下は、前文の理由を説明するために、同格語的に、付け加えられたものなのです。


【質問 No. 22974】 We do well at carrying out tasks の at について Brian 2023-09-23 06:08:17
 よろしくお願いします。

< >→名詞句,節
[ ]→形容詞句,節
( )→副詞句,節

 We do well at carrying out tasks within a framework, rather than being given a free hand.

 上記英文に構文を振りました。間違いがあればご指摘お願いします。
 We(S) do(V) (well) (at carrying out tasks (within a framework)), (rather than being given a free hand).

 また、at carrying out tasks within a framework という副詞句は、at を in に変えても、意味は同じになりますか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私達は、フリーハンドを与えられるというよりは、ある一定の枠組みの中で、課題を実行することに、優れているのです」ということで、質問者がおっしゃるような構造分析では、意味を捉えることが難しいので、まず、「5文型」に分けることで、文の各要素を認識することが、大事なのです。ご質問の英部を、「5文型」に分けると、次のようになります。

 We(S) [do well](V) [at carrying out tasks](副詞句) [within a framework](副詞句), [rather than being given a free hand](副詞句).

 ご質問の文は、このように、We do well 「私達は、よい仕事ができる」という主文を中心に、展開されているのです。なお、at を in に変えることも可能ですが、通常は、He is very good at playing soccer. 「彼は、サッカーをすることが、とても上手です」における at と同じで、be good at ~ 、do well at ~ とするのが普通なのです。 



【質問 No. 22973】 Antivenins are made by injecting snake venom について zoro 2023-09-23 05:45:22
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。同書より、質問があります。

 Antivenins are made by injecting snake venom into animals so that the animals produce proteins called antibodies, which are then extracted.

(私訳)「抗毒素は、動物達が抗体と呼ばれるプロテインを作り出し、その後抜き出すために、蛇の毒を、動物達に注入することで作られる」

 extract の部分が、どうしても分かりません。先生の訳を教えて下さい。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「蛇毒血清の作り方は、先ず、蛇の毒を動物に注入すると、動物が抗体と呼ばれるタンパク質を生成するので、その抗体を抽出することで、作られるのです」ということで、extract とは、「引き出す、抽出する」という意味なので、動物が作ったタンパク質(抗体)を抽出する、と言っているのです。この英文を直訳すると、訳がわからなくなるので、前から順に、訳し下げました。


【質問 No. 22972】 quite a few の意味について あっちゃん 2023-09-22 18:41:44
 NHK ラジオ英会話(2021年度版)に、次の英文があります。

 As far as I know, there are still quite a few tickets left for this evening’s performance.
 「私が知るかぎりでは、今夜の公演には、まだかなりのチケットが残っています」

 最初、<quite a few>ですので、「残っているチケットの枚数は、ほんのわずか」と理解しましたが、訳文を見ると、テキストの訳のようになっていました。当初、私は、「残っているチケットは、ごくわずかしかない」という風に、解釈しました。私の訳とは、真逆です。

 そこで、<quite> について調べてみると、「<not>を伴う部分否定」として、「全く〜とはいえない」ということで、I didn't quite catch your name. 「お名前が、よく聞き取れなかったのですが」とありました。しかし、最初の As far as I know, ... の文の中には、not がありません。なぜ、真逆の「かなり多数の」という意味になるのか、理解できません。ご教示をお願いします。



【回答】
 ご質問の quite a few が、なぜ、「かなりの数の ~」という意味を表すのか、については、英語を学び始めたばかりの人なら、疑問に思わない人はいないでしょう。「ほんの僅かな ~」は、only a few と言いますが、not a few と言えば、「少なからず」という意味になります。この日本語の「少なからず」という表現が、英語の quite a few に当たるように思われます。ところが、quite a little money とは、「ごく僅かなお金」という意味で、「かなり多くのお金」という意味にはなりません。こんなところに、英語の皮肉が含まれているように、感じてしまいます。そう考えると、quite a few が、quite a lot の意味になる現象は、物事を、ハスに構えて発想するイギリス人のユーモアの産物なのかもしれません。


【質問 No. 22971】 TOEFL listening から Shota 2023-09-22 15:28:50
 こんにちは。

 Today I want to talk about one attempt to formalize those intuitions a little to pin down what it is that makes groups successful.

 この文章の what it is that makes groups successful の部分の that は「関係代名詞」で、what it is that it makes groups successful という文章の略でしょうか。

 ちなみに、私は to pin down what makes groups successful の方が表現的に良いと思ったのですが、この意見についてどう思いますか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「今日は、何がグループを成功させるのかを突き止めるために、それらの直感を少し公式化する試みについて、話したいと思います」ということで、what it is that makes groups successful の that は、It is ~ that ... という「強調構文」の that で、関係代名詞ではなく、仮主語の it を受ける真主語を表す接続詞の that のはずなのですが、that が makes の主語になっており、先行詞は、It ということになるので、「関係代名詞」として使われていることになります。なお、what it is that makes groups successful は、「強調構文」なので、おっしゃるように、to pin down <what makes groups successful> としてしまうと、「強調」の意味が失われてしまうのです。



【質問 No. 22970】 It's ~ ing. の構文について Cyrus 2023-09-22 15:00:01
 いつもありがとうございます。先生のお陰で、本当に助かっております。本日の質問は、以下の通りですので、ご回答頂けますと幸いです。

 以下は、ある参考書より抜粋したものです。
 It's ~ ing」の構文は、It is no use ~ing や、It is no good ~ing, It is worthwhile ~ing のような慣用表現で用いられたり、 また、下記のような It's ~ to be の「くだけた表現」として用いられます。例: It's tough being a man. (= It's tough to be a man.) 「男はつらいよ」

 上記説明に則れば、It's tough for me to be a man. という文章を、下記の、二つのような文章で表現することも可能でしょうか?
1. It's tough my [me] being a man.
2. It's tough for me being a man.


【回答】
1. の It's tough my/me being a man. は、OKですが、2. の It's tough for me being a man. は、不自然で、It's tough for me ときたら、to be a man. となります。


【質問 No. 22969】 時制について :) → ニックネームで! 2023-09-22 14:44:05
 いつも、お世話になっております。TOEIC 文法対策本からの質問です。

 Earlier this year, the International Wilderness Conservation Society ( (b) evaluated ) over 10,000 species for their ability to survive climate change.

 a) evaluates  b) evaluated  c) has evaluated  d) will evaluate

 解説には、Earilier this year が、「今年これまでに」という意味で、過去の時点なので、空所に入るのは「過去形」の (b)だ、と書かれています。Earlier this year が、なぜ、過去形の断定の材料になるのか、わかりません。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「今年の初めに、国際自然保護協会は、1000種類を超える種の、気候変動を生き抜く能力について、評価しました」ということで、カッコに入る選択肢は、evaluated になります。何故、「過去形」が適切か、というと、Earlier this year 「今年の初めに」とは、過去を指す言葉だからです。


【質問 No. 22968】 to change の意味上の目的語は、何か? YT 2023-09-22 12:36:09
 It is the institution most resistant to change.

 上の文の to change の意味上の目的語は、形容詞 resistant を超えて institution で、いいでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「それは、変化に対して、最も強く抵抗している(政府)機関なのです」ということで、It is the institution (that is) most resistant to change. という構造で、most resistant to change は、後ろから前の institution を修飾しているのです。省略されている that は、It is ~ that ... の that ではなく、most resistant to change が、後ろから前の、institution を修飾する構文なのです。なお、change は、動詞ではなく、名詞なのです。従って、change の目的語は、文中にはありません。


【質問 No. 22967】 文構造について kate 2023-09-22 12:22:37
 先生、いつもお世話になっています。また、わからないことが出てきたので、教えて頂ければ嬉しいです。よろしくお願いします。

 To make sure his audience understood that the government would not raise taxes, the finance minister reiterated the point in his closing remarks.

 To make sure の後ろに、that の省略が、あるのでしょうか? この文の構造を、教えて頂けますか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「政府が増税はしないことを、聴衆に確実に理解してもらうために、財務大臣は、閉会の挨拶で、その点をくる返した」ということで、to make sure (that) ... とは、「that 以下のことを、確実にするために」という意味で、おっしゃる通り、To make sure の後には、that が省略されており、[To make](V) [that ...](O) sure(C) という構造になっています。「聴衆が、that ... を、理解したことを、確実にする(ために)」ということから、「聴衆が、理解したことを、確実にするために」となるわけです。


【質問 No. 22966】 英文の構造について HiTechJazz 2023-09-22 12:05:56
 いつもご回答、ありがとうございます。以下の英文の構造が理解できず、その結果、このような和訳になることも理解できない状況です。ご案内いただけますと、幸いです。

 There were already so many people fishing that it was hard to find a spot.
 「もうすでに、多くの人が釣りをしていて、場所を見つけるのが大変でした」

 that 以下が、fishing にかかっているのだと思うのですが、そうすると、「場所を見つけることが大変な釣りをしている人が、すでにたくさんいる」のような、変な翻訳になってしまい、困っています。

 どうぞ、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文には、so ~ that ... 「あまりにも ~ なので、... だ」という構文が含まれているので、There were already so many people fishing で、「すでに、あまりにも多くの人々が、釣りをしていたので、」という意味になり、that it was hard to find a spot で、「場所を見つけるのが大変だった」という風に、つながっているのです。なお、There were already so many people fishing は、So many people were alreasy fishing there と書き換えてみると、わかりやすくなると思います。


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