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【質問 No. 22884】 cannot have PPと、couldn’t have PPの違いについて 美波佐知子 2023-09-14 07:05:48
 いつも回答いただいたものに、返事はしておりませんが、本当に感謝しております。ありがとうございます。

1. He cannot have arrived at school by 9.
2. He couldn’t have arrived at school by 9.
 
cannot have PP と、couldn't have PP について、A の参考書によると、「~ したはずがない」で、同じ意味と書いてあります。また、B の参考書によると、「話し手の確信度による。can の方が高い可能性。could の方が低い可能性」と書いてありました。この説明は、意味が分かりません。

 また、別のネットによると、「couldn't have 過去分詞」を用いると、どう考えても「〜だったはずはない」と、「cannot have 過去分詞」よりも、困惑や皮肉が含まれた感じになります」とあります。

 結局、訳が分からなくなってしまいました。まったく同じなのか? 少しニュアンスが違うのか? ニュアンスが違うなら、どう違うのか? 教えて下さい。



【回答】
1. は、「彼は、9時までに、学校に着いたはずがない」という意味で、2. は、「彼は、9時までに、学校に着いたはずがなかったであろう」という意味で、1. は、現時点での「推量」を表しますが、2. は、「仮定法過去分詞」なので、過去についての推量を表し、「着いたはずは、なかったであろう」という「懐古」的な、想いを述べているのです。


【質問 No. 22883】 I heard the jury coodinator can excuse people if ... について zoro 2023-09-14 06:47:59
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。同書より、質問があります。

 I heard the jury <coodinator>(→coordinators) can excuse people if they apply with a valid reason.

(私訳)「陪審コーディネーターは、正当な理由を受け入れた場合は、免除が出来ると聞いたことがあります」

 apply with の訳がうまくいきません。先生の訳を教えて下さい。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「聞くところによると、陪審仲介者は、彼らが有効な理由を持って、(裁判官に)申し出るならば、被告人を無罪とすることができるそうです」ということなのです。つまり、apply with a valid reason とは「正当な理由を持って、申し出る」ということなのです。 


【質問 No. 22882】 in partnership with ~ の表現について Brian 2023-09-14 06:36:24
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Coffee always traveled in easy partnership with Islam.
 「コーヒーは、常にイスラム教と調和して、伝播していったのだ」

 “in easy partnership with Islam”で、「イスラム教と調和して」という意味になるのは、なぜですか。



【回答】
 ご質問の in easy partnership with Islam とは、「イスラム教と、容易(たやす)い協働関係で」ということから、「イスラム教と調和して」という意味になっているのです。


【質問 No. 22881】 up と leave の意味について Brian 2023-09-14 06:29:21
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 By the mid-5th century, coffee drinking had sailed from Yemen up the Arabian Peninsula, leaving in its path the world’s first coffee farms.
 「15世紀半ばまでに、コーヒーを飲む習慣は、イエメンからアラビア半島へと、船で海を渡って伝わり、行く手で、世界初のコーヒー農園ができていった」

 2行目の”up”は前置詞で、”to”と同じく、「~ へ」という「方向」を表しているという理解で正しいですか。また、3行目のleave は他動詞で、「~ を残す」という意味で合ってますか。


【回答】
 up the street と、down the street においては、up と down は、「前置詞」として、「~ に沿って」という意味を表すのです。また、leave は、おっしゃる通り、「残す」という意味の「他動詞」で、「そのコーヒーの伝播と共に、世界で初めてのコーヒー農園を残していった」という意味になります。


【質問 No. 22879】 prior について Brian 2023-09-14 06:17:22
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Originating sometime prior to 525 in the Ethiopian province of Kaffa (from which the drink gets its name), coffee was first used as an aid to religious prayer.
 「525年より前のあるとき、コーヒーは、エチオピアのカッファという州(この地名にちなんで、この飲み物の名前がつけられた)で誕生し、最初は宗教的な祈りの補助として使われていた」
 
 1行目の”prior to 525”は「副詞句」で、副詞 sometime を修飾していると解説されていたのですが、そもそもprior は「形容詞」もしくは「名詞」のようです。なぜ、ここでは副詞ということになっているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の箇所は、Originating (sometime prior to 525) in ~ とは、「525年より何年か前に、誕生して」と解釈するべきと思われます。つまり、sometime は「名詞」で、prior to 525 が、後置修飾している構造なのです。


【質問 No. 22878】 TOEFL listening から Shota 2023-09-14 06:06:45
 いつもご回答、ありがとうございます。

 They were fairly sure that there is <other>(→another) rhythm of mental activity going on that <independent>(→is independent) of sleep

 この going on that independent of sleep とは、どういう文法ですか? 普通に、「彼らは、睡眠とは独立した、別の精神活動が進んでいる、ということをかなり確信している」という訳にしてよろしいでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文を、私が修正した上での意味は、「彼らは、睡眠とは独立した精神活動の別のリズムが、進行している、とかなり確信している」ということで、ご質問の going on that (is) independent of sleep のところには、is が欠落しているので、「睡眠とは独立した、別のリズムが進行している」という意味になります。あるいは、going on <independent> of sleep という風に、that を削除して、independent of sleep を「後置修飾」と解釈することもできます。


【質問 No. 22877】 比較級の強調について 高橋正明 2023-09-13 18:32:34
木村先生、いつも勉強させて頂いています。

 次の空所には、どちらが相応しいでしょうか?

 My brother has (    ) good books than I have.
 @ much more A many more

 解答は、A とあります。@ が相応しくない理由は、何でしょうか?

 どうぞよろしくお願い致します。




【回答】
 ご質問の much more は、量などの、「不可算名詞」の前で使われ、many more は、「数」について、「可算名詞」の前で使われる形容詞だから、many good books が、相応しいわけです。


【質問 No. 22876】 TOEFL listening から Shota 2023-09-13 18:26:44
 こんにちは。

 Oh, well, you know it's <funny>(→a funny) thing about academia. It thinks scholars would do research about every topic imaginable.

 この後半の It は、何を指しますか?


【回答】
 そうだね、学究的世界には、面白いことがあるのですよね。その世界は、学者というものは、想像できる、あらゆるトピックについて、研究ができるだろうと、考えているわけですからね」ということで、It は、academia 「学者の世界」を指しているのです。


【質問 No. 22875】 would の意味について Brian 2023-09-13 18:18:45
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 以下は、「コーヒーの歴史」というテーマの英文の冒頭です。

 While it is common to speak of the “Silk Road”, no one seems to mention a “Coffee Road” even though some of its segments would be equally ancient and the relationships established just as lasting.
 「“シルクロード”について話すことは、よくある一方で、“コーヒーロード”について話す人は、いないように見受けられる。コーヒーという分野の一部は、絹と同じくらい古くからあり、築かれた関係も、ちょうど同じくらい長続きしているはずなのにも関わらずである」

@ 3行目の would が、どんな意味で使われているのかがわかりません。

A 私自身、大学受験生なのですが、参考書による和訳が、プロの翻訳家レベルのような気がしており、受験本番で、このような解釈ができるとは到底思えないです。特に、equally ancient の部分を「絹と同じくらい古くからあり」としている点が、かなり翻訳のセンスが光っているように思いました。私のような素人は、やはり「等しく、古代のものである」としても、問題ないでしょうか。


【回答】
 ご質問の would は、「推量」を表し、some of its segments would be equally ancient とは、「その一部も、(シルクと同じように)古代からあるものだろう(に)」ということですが、それがここでは、「築かれた関係も、丁度同じくらい長続きしているはずなのに」という風に、うまく訳されています。なお、just as lasting の後には、(as the Silk Road) とい風に、as ~ as ... の構文が使われているのです。


【質問 No. 22874】 It が指すものは、何か? のん 2023-09-13 13:30:58
 いつもお世話になっています。

 June, July and August are summer. It is especially quite hot in July. September, October and November are autumn. December, January and February are winter.

 二文目の主語 It は、漠然としたもの指す it ですか? それとも、It は、summer を指しますか?


【回答】
 今場合の it は、漠然と天候などを指す代名詞です。


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