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【質問 No. 25664】 25614の質問 フルーツ 2024-10-02 13:30:12
 Extraordinary young leaders who are redefining our communities for the better. The world has a lot of problems, and who better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference.

 「真の変化をもたらすための、時間とエネルギーを持つ若者以上に、問題を解決できる人は、いないでしょう」

 この文で、なぜ、「若者以上に、、、いないでしょう」といった訳し方になるのか、が分かりません。than が、「〇〇より」という訳し方は、しないでしょうか? また、better は、この文章では、「動詞」でしょうか? 「〇〇を、良くするのか」が分からないです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私たちのコミュニティーを、より良い方向に再定義している、並外れた若いリーダーたち。世界には、多くの問題がありますが、真の変化をもたらすために、時間とエネルギーを持つ若者以上に、問題を解決できる人は、いないでしょう」ということで、この英文全体の中で、主語と述語を備えた、ちゃんとして文は、The world has a lot of problems だけで、最初の文と、最後の and who 以下の文は、主語と述語を備えていません。

 ですから、この問題を解く鍵は、and who better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference. を、この文全体の位置付けと、主語と述語を備えた英文として理解することにあります。この部分を、このまま理解するためには、who better to fix them の部分が、どうなっているか、を見極めなければなりません。

 私の考えは、who better to fix them の構造は、better to fix them という不定詞が、後ろから who を修飾している、という考えです。つまり、「それら(の問題)を、よりよく解決すべきだれが」ということになります。その後の than a young person with the time and energy to make a real difference. の意味は、「本当に違いを生じさせる時間とエネルギーを持った、若者よりも、」という意味になります。この文も、前述の通り、who が主語である、という印は、見つかりません。しかし、それでは、日本語になりませんので、私は、敢えて、who を主語とした、修辞的疑問文(Rhetorical Question) として、Who knows the real truth? 「誰が、真実を、知っているか→誰も、真実を、知っているものはいない」という例に因んで、「若者より、上手に、違いを作ることができるか?」という例文を目安に、Who is to fix them better than a young person with the time and energy to make a real difference? 「本当の違いを作ることができる、時間とエネルギーを持った、若者以上に、誰が、それらの問題を、よりよく解決することができるだろうか?」と言いたのだ、と思います。 



【質問 No. 25663】 英検3級の過去問題から kazu 2024-10-02 10:21:28
 My mother drives me to school.

 この英文は、文型で表すと、どのように表示された文型なのでしょうか?

 教えて頂けますか? よろしく、お願いいたします。


【回答】
 「文型」(Sentence Structure) とは、一つの文を構成する要素に応じて、主語、動詞、目的語、補語、及び、それらの要素を修飾する「形容詞」的な語句と、「副詞」的な語句とに、分けたものを言います。「文型」の種類には、1. 「主語+動詞」から成るもの、2. 「主語+動詞+補語」からなるもの、3. 「主語+動詞+目的語」から成るもの、4. 「主語+動詞+(間接)目的語+(直接)目的語」から成るもの、5. 「主語+動詞+目的語+補語」からなるもの、の5種類の文型、つまり、「5文型」が存在します。

 そこで、ご質問の英文は、[My mother](S) drives(V) me(O) [to school](M).
の各要素から成る「第3文型」に属し、この場合の M は、「副詞的修飾語句」となります。この文の意味は、「私の母は、私を、学校まで、車で、運びます」となります。

 このように、「文型」とは、英文を理解する、基本的な、道筋になるので、絶えず、文型を意識することで、英文の意味を、正しく、理解するようにしてください。



【質問 No. 25662】 ZOROさんの質問について(語彙レベルの訳語について) ヨッシー 2024-10-02 10:01:00
 飛び入りで、失礼します。語彙レベルでの訳語について、小ネタを少々上げさせていただきます。

 researchers were left → 「研究者たちには、一見すると、乗り越え難い課題が残された」これは、「受動態」か、「能動態」か、の違いですが、前者にしたのは、多少好みの差とでも言えるかも知れません
 extraterrestrial transmission → 直訳すれば地球外伝送でしょうが、後ろに signals を補って「地球外(生命体)から送られてくる信号」ということです。
 signal generator → 「信号発生器」なので、generated を「発生した(発生された)」でもいいですが、「出てくる」のほうが、分かりやすいと思います。
 stars and galaxies → 前回は stars だけでしたので、あえて「星々」としましたが、galaxies があるので、「銀河たち」とするのも変だと思い、「星や、銀河」。
 noise を「騒音」とするか「雑音」とするかですが、「騒音」は主に音響部門で用い、「雑音」は電気電子部門で用いられます。しかし、例えば、無責任な外野からの発言を「雑音」と言ったりはしますが、この文脈では電波「雑音」でしょう。
 実は、signal と noise は、紙一重というか、視点によって、どちらにもなります。TV and radio signals は「テレビ・ラジオの信号」ですが、この文脈では、遠方からの信号を観測困難にする、テレビ・ラジオ信号という名の雑音でもあるわけです。単純に言えば、必要とする情報を信号と呼び、不要な情報を雑音と呼ぶ、と考えていいでしょう。
 この文脈では、地球外生命体からの transmission (signals) を、他の信号から邪魔される(雑音に紛れる)ことなく、取り出したいわけです。background noise は、「背景雑音」というのが一般的です。

 以上、私見に過ぎませんが、雑音(?)とならないことを祈ります。

 最近、珍妙な質問が出てきますね。先生も、切れないように、ご自愛下さい。

 失礼しました。


【回答】
 書物などの出版物として、発行される内容の翻訳は、おっしゃるように、厳しい“査読”を経て、世の中に出ますので、細かいところまで、気をつける必要がありますが、大学受験程度の英文和訳においては、それほど気を使う必要はありませんが、内容をよく知った上で、正確に翻訳することが、重要になります。その意味で、実態をご存知の方に、査読をお願いすることが、大事になります。その点で言えば、このような分野では、ヨッシーさんのような、その道の専門家として、最適の方のように思われます。度々の御援助、ありがとうございます。いつも、言わば、“お目付け役”として、参加していただきたいと、願っています。


【質問 No. 25661】 英検3級の過去問題から kazu 2024-10-01 18:45:40
@ How do you go to school every day? という質問の解答として、

・ I take the bus (to go to school).「バスに乗って、学校に行きます」
・ My mother drives me to school.「母に、車で、学校に送ってもらっています」

がありますが、今一つ、前置詞 to の使い方が分かっていないので、教えて頂けますか? お願いいたします。I take the bus (to go to school. の bus の後ろに、何故、to が付くのか、何を意味している to なのか、My mother drives me to school. の me の後ろの to は、何を意味する to なのかなど、教えて頂けますか? お願いいたします。


【回答】
・ I take the bus to go to school. とは、「私は、学校に、行くために、バスを使います」という意味で、to go は「学校に行く」と言うときの「に、へ」に当たるのが、to という前置詞で、to school の to は、「学校に、へ」に当たるのが to なのです。

・ My mother drives me to school. の to は、「学校に、へ」に当たる前置詞なのです。

 このように、to という前置詞は、名詞の前では「方向」を示し、動詞の前では「目的」を表す「不定詞」として使われます。



【質問 No. 25659】 It seems ... の構文における it の用法について KID001 2024-10-01 09:41:06
 お世話になります。以下の It seems ...の構文における it の用法が、何であるのか、ご教示願います。1) と 2) は、「新英和中辞典」の例文と解説で、3) は、「ウィズダム英和辞典」からの例文になります。

1) It seems as if he will be elected. 「どうも、彼が選ばれるようだ.」

2) "I hear the law will be amended soon. -- "It seems so." ="So it seems."

 「その法律は、じきに、改正になるらしい」「そうらしい[そのようだ]」

 《★【用法】この so は、前文の内容を受けたもので、that 節の代用》.

3) It seems like a good idea. 「それは、いい考えだと思います」


1) に関しては、「ロイヤル英文法」に似たような構文である、It seems that ... の解説に、「... のようだ」という意味を表す。It seems that ..., It appears that ... などの構文では、it が that 以下の節を導入する働きをしている。形の上では<主語+述語>となるので、第1文型として扱われることが多いが、特殊な文型としておくほうがよい、という記載がありますが、1) の It seems as if S V. または、It seems like S V. における it も、同じ用法と考えていいのでしょうか?

2) に関しては、解説に、「この so は、前文の内容を受けたもので、 that 節の代用」とあるのですが、では、文頭の it は、何を受けている、もしくは、何の用法なのでしょうか?

3) に関しては、訳語にもあるように、「It seems like」の like が「前置詞」である場合は、文頭の it は、指示代名詞になると考えていいのでしょうか?


【回答】
1) の It は、as if he will be elected. の部分を、指しています。

2) の It は、(that) the law will amended soon. の that 節を指しています。

3) の It は、誰かが提案している idea を指しているのです。



【質問 No. 25658】 But researchers were left with a seemingly insurmountable task: について zoro 2024-10-01 09:16:09
 先生、ご回答ありがとうございました。私は、動物の生態は大好きですので、英文を読んでいると、楽しいと感じますが、天文などはなかなか興味を持つことが出来ず、読んでいるてとても難しい、と感じてしまいます。
 本日も、前回の文章の続きから、質問をよろしくお願い致します。

 But researchers were left with a seemingly insurmountable task: who could possibly sift through this mountain of collected data, isolating < that one > extraterrestrial transmission from all the background ''noise'' generated by stars, galaxies, and manmade TV and radio signals?

(私訳)「しかしながら、研究者達には、見たところ、乗り越えることの出来ない課題が残っていた。誰が、どうにかして、この収集された山のようなデータを、ふるいにかけて、星ぼし、銀河、人工のテレビやラジオの信号から生み出された、全ての外部からの騒音から、地球外からの通信を、分離することが出来るのだろうか?」

 that one の部分が、もやっとします。that は「形容詞」で、「その」one も「形容詞」で、「唯一の」と訳して良いのでしょうか?

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、これで正解なのですが、a seemingly insurmountable task とは、コロンの次の疑問文を指しいている、ということわかるように訳すべきです。つまり、地球上には、天体からだけでなく、地球そのものからも、無数の“騒音”が出されているのですが、その中から、「あの、たった一つの地球外からの電波」を、どのようにしたら、取り出すことができるのだろうか、という“絶望的”な課題を、篩にかけて取り出すことなど、不可能ではないだろうか、という絶望的な課題に、悩まされているのだ、と言うトーンが伝わってくる訳にしなくてはならないのです。that one extraterrestrial transmission を取り出すことの難しさを、言っているのです。



【質問 No. 25657】 英文の解釈について おまめ 2024-09-30 09:47:31
 いつも、お世話になっております。本日も、よろしくお願いいたします。

 以下、引用文です。

 Learning English is not only hard for you.
 「英語を学ぶことを辛い、と感じているのは、あなただけではない」

 こちらの英文なのですが、「英語を学ぶことは、あなたにとって、つらいことばかりではない」という解釈も可能なのでは、と一瞬思いました。通常ならば、not only hard but also rewarding などの英文を付け加えて、意味を明確にするとは思うのですが・・・。まとめますと、only が修飾している部分によって、解釈が変わるのでは、という質問です。先生のアドバイスをいただけますと、幸いです。

どうぞよろしく、お願いいたします!


【回答】
 ご質問英文の意味は、「英語を学ぶことは、あなたにとって、難しいだけではありません」ということで、「英語を学ぶことを、辛いと感じているのは、あなただけではありません」と言いたいならば、It's not only you who find it hard to study English. のように、言うべきで、この not only for you では、誤解を招きかねません。not only hard for you としたら、おっしゃる通り、but also useful in your future などと、続ける言い方になります。



【質問 No. 25656】 「同格」について kazu 2024-09-30 06:55:03
 小学1年生の昼休みの時間に、一人で図書室に行き、宇宙のことを、カラーで、太陽系の惑星の写真が載っている本を見るのが好きだったことを思い出しました。宇宙に興味がある私を、7月に他界した母がよくプラネタリウムに連れて行ってくれたことを思い出しました。宇宙の話をしているみたいだったので、面白そうな話題だなと思い、つい目が留まりました。

 そこで質問ですが、同格のカンマとは、同格語とは、何ですか? 教えて頂けますか? よろしくお願いいたします。


【回答】
「同格」というのは、前に出た言葉が、同じ内容の言い換えである場合を指します。例えば、I learned about Dr. Hideo Noguchi, a doctor from Japan, in the elementary school. 「私、小学校で、日本出身の医師、野口英夫博士について、学びました」の文において、Dr. Hideo Noguchi の後のカンマは、a doctor from Japan という言葉が、その前の Dr. Hideo Noguchi を、同一の人物として述べる「同格語」の印である、ということです。つまり、a doctor from Japan とは、ここでは、Dr. Hideo Noguchi を説明している「同格語」(同一人物)である、という意味なのです。


【質問 No. 25655】 分詞について なぁ 2024-09-30 06:36:12
 分詞について、初歩的な質問です。

 分詞は、動詞が変化し、現在分詞、過去分詞となったもので、名詞を修飾する役割があり、分詞の位置は、分詞が1語の場合は前から修飾、2語以上の場合は後ろから修飾と、学びました。

 では、

1. I ate a boiled egg for lunch. の場合は、for lunch が副詞句としてついているので、単純に考えると名詞を後ろから修飾する必要があり、

2. I ate an egg boiled for lunch. と考えてしまったのですが、前から修飾する I ate a boiled egg for lunch.でした。

 この場合、説明として for lunch は、何にあたるのか。boiled egg(ゆで卵)や boiling water(沸騰している水)などは、そのまま覚えるべきなのか、もしくは、説明がちゃんとつくものなのか、教えていただければと思います。

 初歩的な質問ですいません。宜しくお願いします。



【回答】
1. の意味は「私は、昼食に、ゆで卵を、食べました」ということで、I(S) ate(V) [a boiled egg](O) [for lunch](M). の、各要素から成る「第3文型」となり、a boiled egg が「目的語」になり、for lunch が「副詞句」となりますが、一方、

2. の意味は、「私は、昼食のために茹でられた卵を、食べました」ということで、I(S) ate(V) [an egg boiled for lunch](O). から成る「第3文型」となり、この場合は、an egg boiled for lunch 全体が「目的語」で、boiled for lunch は、この目的語の中で、an egg を修飾する「形容詞句」となっているのです。



【質問 No. 25654】 of の文法について N.Y. 2024-09-29 18:11:37
 Obviously when you're young, you don't exactly know yet of what your personal criteria <is>(→are) of why you like someone.

 この英文の、二つの of は、それぞれどういう文法、意味で使われているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「明らかに、あなたが若いときは、何故、誰かを好きになるのか、についての、自分の個人的な基準について、まだ、正確には、わかっていません」ということで、最初の know of ~ とは、「~ について、分かっている」という意味で、2番目の of も「~ について(の、個人的な基準)」ということで、いずれも about 「~ について」という意味を表しているのです。


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