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【質問 No. 22844】 across reboots について N.Y. 2023-09-09 18:16:30
 下記のサイトでは、across reboots を、「再起動後」と訳しています。across の「横切る」という意味からすると、おかしい気がしますが、これは正しい訳なのでしょうか。

 Indicates that the unmount not persist across reboots.
 「再起動後は、アンマウントを持続させないことを指定します」

 (https://context.reverso.net/%E7%BF%BB%E8%A8%B3/%E8%8B%B1%E8%AA%9E-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/across+reboots)



【回答】
 N.Y. さんの質問は、コンピューターのプログラミングに関する内容なので、専門外の私には、理解できません。第一、「アンマウント」という言葉が何を意味しているのかもわかりません。従って、across reboots というのも、具体的には、わからないのです。私は、英語という言葉の表面上の意味で、理解しようとしているだけなのです。ご質問の英文の意味は、「アンマウントが、再起動を超えて(再起動後に)、しつこく付き纏うことがないことを、示しています」ということです。この後は、専門家としての知識を使って、どういうことなのかを、悟ってください。


【質問 No. 22843】 「受け身形」について Hiro 2023-09-09 18:02:00
 The pollution <come>(→comes) from dyes used to color clothes.

 この文章は、「汚染は、服の染色に使われる染料に由来するものだ」となるかと思うのですが、この場合 “used” が “be used”の形で使われていないにも関わらず “使われる” という「受け身」」の意味になるのは、なぜなのでしょうか。こういうことは、どういった時に起こりうるのでしょうか。

 解説をよろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「汚染は、衣類に色付けするために使われる染料から来ます」ということで、dyes (which are) used to color clothes というところには、dyes を「先行詞」とする「関係代名詞+are」が省略されていて、used to color clothes という部分が、後ろから dyes を修飾しているのです。省略されている are と used が一緒になって、「使われる(衣料)」という意味を表すのです。このように、英語では、過去分詞などが、後ろから名詞を修飾することは、普通のことなので、英語の修飾語が、名詞を前からでも、後ろからでも、修飾できる、ということを覚えてください。


【質問 No. 22842】 indicating は、分詞構文か? YT 2023-09-09 14:42:25
 In my training I had been fascinated by Dr. William Healy’s writings, indicating that delinquency was often based upon sexual conflict, and that if this conflict was uncovered, the delinquency ceased.

 indicating that は「分詞構文」に見えます。しかし、indicating の主語は writings だと思います。すると、indicating は、単なる「現在分詞」の「形容詞用法」ではないでしょうか。こういう構文は、何と呼ばれるのですか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、まだ修行中に、ウイリアム・ヒーリー博士の著述に魅了されていましたが、その中で、博士は、若者の非行は、性的衝突に基づいていることが多く、しかも、その衝突が取り除かれると、非行はなくなると指摘したいました」ということで、indicating that ... の部分は、直前の writings を「後置修飾」している「分詞」と解釈すべきできると思います。もしこれが、「分詞構文」だとしたら、indicating の主語が、主節の主語、すなわち、「私」になってしまうからです。

 以上は、当初の回答を変更したものですので、その旨、ご了承ください。



【質問 No. 22841】 with の用法について naoki 2023-09-09 12:01:57
 先生、こんにちは。with の用法について質問です。AIについて述べた文章で、以下のような文がありました。

@ With this technology, AI is believed to be nearing the capacity of our brain and to work as if it were a human brain.
 [和訳]を見ると、ここの with は、「この技術があれば」という「仮定」の意味で訳されていました。しかし、同じ文章の中で、以下のような文もありました。

A With the development of AI robots, humans <many>(→may) be able to spend their time on other things.
 この文の場合は、「AIロボットの発展によって」という「原因・理由」の意味になっていました。

 この A は、@ と同じように「仮定」の意味で、「AIロボットが発展すれば」と訳すことはできないのでしょうか。また、with が「仮定」か、「原因・理由」かを見分けるのは、基本的に文脈判断になるのでしょうか。

 長々と、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。


【回答】
 前置詞 with には、辞書で見ると、いろいろな用法があるように感じられますが、基本的な意味は「~ と共に、~ と一緒に」ということで、それが文脈の中で、「仮定」や、「原因・理由」などの意味として、“派生”したものなのです。ですから、ご質問の英文の with phrase にしても、直訳すると、次のようになるのです。そこから、さらに「翻訳」としては、前後関係に合った意味に修正していくことになります。

@ は、「この技術と共に、AI は、我々人間の頭脳の力に近づきつつあり、それ(=AI)があたかも人間の頭脳であるかのように、働くと信じられています」と訳してから、再び、With this technology, という部分を修正すると、「この技術のおかげで、」、または、「この技術によって、」、または、「この技術があれば」という風に、一番文脈にあった訳をつけることになるのです。

A についても、同じことで、「AI ロボットの発展とともに、発展に伴って、発展によって」、などなどの訳から、一番“座り”の良さそうなものを選ぶことで解決します。あまり一つだけの訳に拘らないことです。



【質問 No. 22840】 across の用法について N.Y. 2023-09-09 05:00:56
 If you mount that same directory across container restarts, you'd see the same files.
 (https://docs.docker.com/get-started/05_persisting_data/

 across container restarts は、どういう意味でしょうか。翻訳ソフトでは、「コンテナの再起動後に」と訳されていますが、across に、「〜の後に」という意味は、あるのでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文を直訳すると、「もし、あなたが、その同じディレクトリーを、コンテナ再起動の箇所に沿って、(横に)開いていくならば、同じファイルが数個見つかるでしょう」となります。ご質問の across とは、「左から、右方向へ、横向きに」という意味なので、travel all across the US と言えば、「アメリカを(西から東へ)横断する」という意味になるのです。


【質問 No. 22839】 This is a hard stop. とは? ふん 2023-09-09 04:39:12
 All persons must leave the exhibition hall by 22:00. This is a hard stop.

 この文の、This is a hard stop. の意味を教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「来場者のすべてが、午後10時までに、展示会場を、退場しなければなりません。これは、きつい退場告知だな」ということで、stop は、文字の意味は「中止、閉鎖」ですが、ここでは、「退場時間」を指しているのです。


【質問 No. 22838】 this year’s style を、どう訳すか? Brian 2023-09-09 04:29:15
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 以下のシチュエーションを考慮して、以下の英文の訳し方を、お教えください。

 ある子どもが母親に新しい靴を買ってくれるように頼む。母親は、まだ履けるのに、なぜ、新しいのが必要なのかと問いかける。すると、子どもは、

 Because they’re not this year’s style.

と答える。この、this year’s style を、「今年の型」として、型落ちであることを示すべきか、「今年の流行」とすべきか、どちらが適切でしょうか。


【回答】
 ご質問の英文は、「今年のスタイルではないから」とすれば、問題は解決するのではないでしょうか。日本語になった「スタイル」という言葉は、「型、流行」の両方を指しますが、日本語で「スタイル」とすると、それら2つを混ぜ合わせたような意味になるからです。 


【質問 No. 22836】 行政府トップへの「呼びかけ語」について(IV) おかめ 2023-09-08 10:18:20
 王族・皇族に呼びかけるときは、(女)王・天皇に対しては Your Majesty・陛下、その他の王族・皇族に対してはYour Royal (Imperial) Highness・殿下を使いますが、Your Excellency(皇室で行われる行事の際などに限られる)はどのような王族・皇族に対して使いますか? Your Excellency は大臣や大使だけでなく、王族・皇族に対する呼びかけにも使いますか?


【回答】
 私の貧しい知識だけでお答えするのも、後ろめたいので、ご質問の宛名、呼びかけ、結尾語などについてまとめたものが、研究社「新和英大辞典」の付録(pp. 2090~2091)に、詳しく載っているので、ご覧になってください。


【質問 No. 22835】 間接疑問文について オカノマン 2023-09-08 16:37:10
 It cannot be exaggerated how difficult this condition is.

 こちらの英文で、「受動態」の後に、間接疑問文が置かれていますが、平叙文にした場合、

 One cannot exaggerate <it>(→削除) how difficult this condition is.

となりますか? 間接疑問文の置く位置について、文法的な決まりなどはあるのでしょうか? ご教授願います。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「誰も、この状態が、いかに難しいかを、誇張することができない(いくら誇張しても、誇張しすぎることはできない)」ということで、exaggerate の目的語が、How difficult is this condition? 「この状態は、どれほど難しいですか」という疑問文が、「間接疑問文」の形で挿入された英文ですが、間接疑問文は、通常は、how difficult this condition is という風に、主語の this condition の後に、動詞がくるという形を取るのです。また、ご質問の英文では、It cannot be exaggerated how difficult this condition is. 「どれほど、この状態が、難しいものかは、誇張されることがない」という風に、主節が受動態になっていますが、この中で、It は、how 以下の間接疑問文を指しているのです。しかし、能動態にした場合、One cannot exaggerate how difficult this condition is. であって、exaggerate の後の it は、不要です。


【質問 No. 22834】 前置詞 with について 初学者 2023-09-08 10:48:13
 Robert Gordon, an economist at Northwestern University, notes that the digital age has not inspired the duration or degree of growth *seen with previous technological leaps.
 訳: 「ノースウエスタン大学の経済学者ロバート・ゴードンは、デジタル時代の科学技術的飛躍で見られたような成長の持続や度合いを引き起こしていないと言う」

 ここで seen with という表現がありますが、ここでは、なぜ、with が使われているのでしょうか? 日本語的に考えると、“デジタル時代の「中で見られた」科学技術的飛躍・・” のように、seen in の方が正しいような気がします。(*日本語と英語では、感覚が違うのは承知の上です)

 念のため、Cambridge dictionary を見たところ、with にはいくつか意味があるのですが、その中に 「used to show what is on or in something」というのがありました。

例1. She laid the table with the best china.
例2. Her blouse was spattered with blood.

 今回、私の質問の中で使われている seen with も、これと同じような感じなのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文を直訳すると、「ノース・ウエスタン大学の経済学者ロバート・ゴードン氏は、現下のデジタル時代は、以前の技術的飛躍と共に見られた成長の長さや度合いを、引き起こしていない、と述べている」ということで、seen (together) with previous technological leaps とは、単に「技術的飛躍の中で」、ということでなく、「技術的飛躍があったと同時に、それが長く、強く続いた」と述べているわけで、in や on では表せないニュアンスを含んでいるのです。この with は、compared with ~ 「~ と比較して」における with を連想させるものなのです。


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