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【質問 No. 22924】 TOEFL reading から Shota 2023-09-18 05:29:35
 いつも、ご回答、ありがとうございます。

 Although she discovered and introduced her art in the United States, she achieved her greatest glory in Paris, where she was engaged by the Folies Bergere in 1892 and soon became “La Loie,” the darling of Parisian audiences.

 この文章の engaged の意味は、「婚約した」という意味で翻訳機で表示され、この文章の全体の意訳は、「彼女は、アメリカで彼女のアートを発見し、導入したが、彼女は Folies Bergere と、1892年に結婚し、すぐにパリの聴衆の最愛の「ラ ロワ」になった、パリで、栄光を勝ち取った」と訳しました。

 engage の類義語として、選択肢のうち、hire が「正解」だったのですが、hire にも結婚するみたいな意味は、あるのでしょうか。選択肢は、noticed, praised, hired, attracted です。


【回答】
 ご質問の英文の翻訳機の訳は、間違いで、Folies Bergere とは、パリのミュージックホール(音楽堂、演芸場)の名前で、人ではないので、「婚約する」という意味は、当たりません。彼女は、この有名な演芸場に“雇われた”ということなのです。


【質問 No. 22923】 No more of a ~ と、no more a ~ の違いについて Haruka 2023-09-18 05:13:15
A. He is no more a Romeo than I am a Juliet.
 「私がジュリエットじゃないように、彼はロメオではない」

B. He is no more of a sportsman than I am.
 「彼は、私同様、スポーツマンではない」

 これらは、クジラ構文 no more ... than 〜 = not ... any more than 〜 「〜同様に…ではない」として参考書に載っていました。A. は、A whale is no more a fish than a horse is. と形が同じですが、B. は、of が含まれています。そこで質問です。

質問1: A whale is no more “of” a fish than a horse is. でもいいのか?
質問2: 「no more a 名詞」でも、「no more of a 名詞」でも、同じですか? 違いがあれば、教えてください。


【回答】
質問1: A whale is no more a fish than a horse (is a fish). の no more a fish を、no more <of> a fish とすることはありません。

質問2: B. の no more <of> a sportsman における of は、「年齢、色彩、形状、寸法、価格、職業、役割」などを表す名詞と用いられて、「~ の性質も持つ、~ の」という意味を表します。例えば、a person <of courage> (= a courageous person) 「勇気のある人」、a matter <of importance> (= an important matter) 「重大な事柄」、the grace <of a dancer> (= a graceful dancer) 「ダンサーらしい優美さ」などのように使われます。ですから、ご質問の場合は、no more <of a sportsman> で、「スポーツマンらしい)」(= sportsman-like) という意味で使われており、「スポーツマンそのもの」を意味するのではないのです。



【質問 No. 22922】 「S V O C」の文型を作る動詞について たま 2023-09-17 18:56:15
 You will find English easy.

の find の代わりに、例えば、think, know, notice, understand, realize などを置き換えることは、文法的に可能でしょうか? 意味が変わるのは、もちろん承知していますが、「S V O C」の、しかも C が「形容詞」の場合、この文型を取ることの出来る動詞なのかどうか、調べても、はっきりしないのです。know と think は、to be を省略して置き換え可能な気がしますが、notice は、知覚動詞のため、補語には分詞しか来ないのか、形容詞も有りなのか、分かりません。understand, realize については、SVO しか取らない気がします。整理して、教えて頂けると、大変助かります。


【回答】
 ご質問は、余りにも“大雑把”なので、答えにくいのですが、まず、動詞の種類から、始めなければなりません。

 ご存知のように、英語の動詞には、自動詞と、他動詞があり、自動詞は、完全自動詞と不完全自動詞に分かれ、完全自動詞は、S + V の文型を作り、不完全自動詞は、補語をとって、S + V + C の文型を作ります。

 一方、他動詞には、やはり、完全他動詞と不完全他動詞があり、完全他動詞は、S + V + O の文型を作りますが、授与動詞に限って、S + V + O + O の文型を作り、不完全他動詞は、補語をとって、S + V + O + C という文型を作るのです。

 ところで、今回のご質問は、不完全他動詞として使われる動詞には、どのような動詞があるか、というもので、ほとんど、どのような他動詞でも、S + V + O + C のパターンを取る限り、不完全他動詞として扱われるのです。ところが、目的補語になれる品詞は、名詞、形容詞、現在分詞、過去分詞、不定詞などがありますが、それを取り上げるとなると、限りがありませんので、代表的なパターンで、説明しますと、make/force/oblige, let/allow/permit, have/ask/request といった「使役動詞」があり、その他、call, name, keep, find, think, leave などなどと、このパターンを作る動詞は、種々雑多なのです。しかし、質問者が挙げた understand, realize などが、このパターンで使われることは、まず、ないと思われます。とは言え、ほとんどの他動詞は、目的補語をとる、このパターンとして、使われうことが可能なのです。そのことは、文脈から、判断することになります。しかしながら、どの動詞が「不完全他動詞」として扱われているかは、実際の英文の場面で、判断するのです。



【質問 No. 22921】 前回の質問の続き のん 2023-09-17 16:46:16
There is a vibrant debate among scientists over whether technology's influence on behavior and the brain is good or bad, and how significant it is. "The bottom line is, the brain is wired to adapt," said Steven Yantis, a professor of brain sciences at Johns Hopkins University. "There's no question that rewiring goes on all the time," he added. ...
 Mr. Ophir is loath to call the cognitive changes bad or good, though the impact on analysis and creativity worries him. He is not just worried about other people. Shortly after he came to Stanford, a professor thanked him for being the one student in class paying full attention and not using a computer or phone. But he recently began using an iPhone and noticed a change; he felt its pull, even when playing with his daughter. "The media is changing me," he said. "I hear this internal ping that says: check e-mail and voice mail. I have to work to suppress it."

前回はありがとうございます。

確認なのですが、The media is changing me.のThe mediaはan iPhoneを指すのでしょうか?それとも、メディア一般を指しているのでしょうか?


【回答】
 彼は、当初、パソコンも、携帯電話も使わなかったのですが、最近では、メディアの影響を受けるようになり、携帯電話や、パソコンはもちろん、子供との遊びにも、これらのメディアを使うようになってしまったわけで、ここでの「メディア」は、広い意味での「メディア」を指しているようです。


【質問 No. 22920】 前回の質問への追加質問 のん 2023-09-17 16:39:39
 前回は、ありがとうございました。追加の質問が2点あります。

 As a rule, <the man>(→a man) with a single talent is more likely to succeed than <the man>(→a man) with ten talents. The very consciousness of having but one talent is a perpetual spur to concentrate. To redeem himself from <possibility>(→the possibility) of failure of mediocrity, he keeps hammering away upon one purpose until he accomplishes something. If he had ten <talents>(→talents,) there would have been <constant>(→a constant) temptation to diversion. Each (talent) would have claimed recognition, and there would not have been force left for the complete development of any one (talent).

@ 条件節が仮定法過去、帰結節が仮定法過去完了となる形は、知っているのですが、今回の英文の場合、

 (if he had ten talents,) there would have been a constant temptation to diversion. Each (talent) would have claimed recognition, and there would not have been force left for the complete development of any one (talent).

という英文は、何故仮定法過去ではなく、仮定法過去完了になるのでしょうか?

A また、これらの文が仮定法過去完了ではなく、仮定法過去になる形は意味上、誤りなのでしょうか?

 there would be a constant temptation to diversion. Each (talent) would claim recognition, and there would not be force left for the complete development of any one (talent).

 つまり、この形は、文脈上おかしいのでしょうか?


【回答】
@ についてですが、if he had ten talents とは、「彼が10個の才能を持っているとしたら」という意味で、これは、現在についての仮定を表しますが、there would have been a constant temptation to diversion とは「過去から現在までの間に、他のことに気を取られてしまったかもしれない」ということで、帰結部分は、「現在完了形」の過去形としての仮定法過去完了形になっているのです。

A もし、帰結の部分が、「仮定法過去形」に過ぎなかったら、過去から現在に至る過程における意味がなくなり、現在のことだけの話になってしまいます。「現在完了形」を、「仮定法過去形」にしたのが、この文における「仮定法過去完了形」なのです。おっしゃるように、「仮定法過去形」にしても、誤りというわけではありませんが、あまり面白くない話になってしまうのです。



【質問 No. 22919】 分詞構文でしょうか? 260点頑張ろう 2023-09-17 12:36:39
 We spend a lot of time each day choosing a restaurant.
 「私たちは、日々、多くの時間を、店選びに費やしている」

▼質問: 後半部 choosing a restaurant は、接続詞を省略してつないであると解釈し、分詞構文の構造である、との理解で良いのでしょうか? 英作文の際に、in あるいは when などを差し挟んでしまいそうになります。


【回答】
 ご質問の choosing a restaurant の部分は、厳格な意味での「分詞構文」とは言えませんが、分詞が関わった構文なので、一種の分詞構文と呼んでもいいものです。しかし、この choosing は、in choosing または、when choosing の in や、when が省略されたために、動名詞の用法だったものが、in などを失って、「分詞」となったもの、と説明されております。この種の「分詞」の用法は、「目的、原因、方法、手段」などを表します。ご質問文では、「レストランを選ぶのに」という「目的」を表す「分詞」という風に、理解してください。


【質問 No. 22918】 prop ~ open の使い方について たなか大地 2023-09-17 08:43:12
 Can we prop the window open with something?

 ロングマンの例文になります。prop が、動詞になると考えますが、その後の open の品詞を、どのように考えよいか、悩みました。

 お時間ありましたら、ご教示お願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「窓を、何かテコでも使って、こじ開けることは、できるでしょうか?」ということで、prop ~ open は、V O C の構造をしているので、「第5文型」になります。なお、prop up ~ という形で、使うこともできるので、その場合は、<prop up> the window で、S V O の「第3文型」となります。意味は、同じです。


【質問 No. 22917】 22915の追加質問 村田幸一 2023-09-17 08:32:16
[回答1] They place the chairs in a row. は、通常、「現在の動作」を表し、「彼らは、椅子を一列に、並べる」という意味になります。
[質問1] 現在形は、長い期間の事を表すと理解しているのですが・・・。現在の動作というか、彼ら(they)の習慣的な動作(例えば、仕事や役割)を、私はイメージするのですが・・・。

[回答2] Fish are eaten by cats. とすると、「魚は、猫に、食べられる」という、これもやはり「一般的」な記述になるのです。しかし、この文は、元々「総称」としての「猫、魚」のことについてのことなので、総称をやめて、The fish was eaten by a cat. とすると、「その魚は、一匹の猫に、食べられてしまった」という動作の結果、(つまり、食べられた後の状態)を表すことになります。
[質問2] どうして、受動態の現在形と、受動態の過去形を比較されているのでしょうか。また、新しい疑問で恐縮ですが、The fish was eaten by a cat. を「動作の結果」とすると、まるで「現在完了形」のようなイメージを持ちます。受動態の過去と、受動態の現在完了形は、同じ過去に起こったことを、今に引きずっているということでしょうか。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
[質問1] についてですが、英語の「現在形」は、現時点での動作や行動を表す表現形態なので、They place the chairs in a row. とは、「彼らは、(仕事や、習慣などで) 椅子を、一列に並べます」ということで、彼らの行動は、実際に、目撃することができないのです。実際に、目撃できるのは、They <are placing> the chairs in a row. と「進行形」にするか、They <placed> the chairs in a row. という風に、「過去形」で表現した場合なのです。

[質問2] 上でも述べた通り、現在形の文よりは、過去形の文の方が、現実的だからで、Fish are eaten by cats. という、抽象的な表現では、説明が難しいのです。ですから、過去形の例文として、その文に臨場感というか、現実性を持った表現にしたいからです。なお、「過去形」が、「現在完了形」のような意味になるのは、日本語には、これらを区別する手段がないからなのです。



【質問 No. 22916】 SVOC か、それとも SVOM なのか? おまめ 2023-09-17 05:36:27
 いつもお世話になっております、おまめです。本日は、SVOC と、SVOM について、質問をさせていただきます。

 例えば、以下の例文で、

 I saw a cockroach in the kitchen.

目的語の cockroach を前置詞句 in the kitchen が説明し、補語の役割をする 「SVOC」(第5文型)だ、と思っていたのですが、in the kitchen を修飾語 M として、「SVOM」と解釈するのは、間違いでしょうか?

 基本的に、O と C が、イコールの関係、もしくは、主語・述語の関係が成り立つ場合、SVOC だと解釈するようにしているのですが、同じ文でも、文脈や解釈次第なのでしょうか?

 ご教授頂けますと幸いです。 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の I saw a cockroach in the kitchen. は、おっしゃる通り、I(S) saw(V) [a cockroach](O) [in the kitchen](M). から成る「第3文型」とするの、一般的です。in the kitchen は、「副詞句」であって、「補語」に成ることはありません。また、文脈によって、文型の解釈は異なりますが、目的補語についての、ご理解は、基本的には、おっしゃる通りで、正解です。


【質問 No. 22915】 動作動詞の受動態について 村田幸一 2023-09-17 05:19:58
 動作動詞を現在形の受動態にすると、いつもその動作を完了した状態になるのでしょうか。例えば、

1. The chairs are placed in a row.

の訳が、「椅子が、一列に並べられました」(並べられた状態である)と、書いてあるのを目にしました。

 このような解釈になるのは、be動詞が入り、状態を表すニュアンスが加わるからでしょうか。また、この場合の be動詞の後の過去分詞形は、動詞の形容詞化の解釈でしょうか? (例えば、interest→be interested in)。

 つまり受動態とは、状態動詞、動作動詞を問わず、状態動詞化するという文法(現象)なのでしょうか。もしそうなら、中学文法にある「能動態⇔受動態」という書き換えは、厳密には意味が違ってくるのでしょうか。例えば、

2. Cats eat fish. ⇔ Fish is eaten by cats.

 この場合、魚が猫に食べられた後を、イメージすることはない、とは思うのですが・・・。

 すいません、色々書きましたが、よろしくお願いいたします。


【回答】
 どうやら、おっしゃる通りのようで、1. の場合は、They place the chairs in a row. は、通常、「現在の動作」を表し、「彼らは、椅子を一列に、並べる」という意味になりますが、これを「受動態」にすると、The chairs <are placed> in a row. となり、その意味は、「椅子は、一列に、並べられている」という、「状態」を表すというのが、一般の解釈です。それが証拠に、「椅子が、一列に、並べられる」という風に、「動作」を表したいときには、状態を表す「be 動詞」の代わりに、「動作」を表す get を使って、The chairs <get> placed in a row. とするのです。

 一方、2. の Cats eat fish. とは、「猫は、魚を食べる習性がある」という一般的な記述になりますが、その受け身の Fish are eaten by cats. とすると、「魚は、猫に、食べられる」という、これもやはり「一般的」な記述になるのです。しかし、この文は、元々「総称」としての「猫、魚」のことについてのことなので、総称をやめて、The fish was eaten by a cat. とすると、「その魚は、一匹の猫に、食べられてしまった」という動作の結果(つまり、食べられた後の状態)を表すことになります。ですから、この場合にも、「食べられた」という「動作の完了」を表したい場合は、The fish got eaten (ended up eaten) by a cat. 「その魚は、猫に食べられてしまった」とするわけです。



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