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【質問 No. 22889】 動詞が、原形である理由について 学生 2023-09-15 05:24:31
 「不老不死は、人間の夢である」の英訳として、次の文があります。

 People wish they could live forever and never get older.

 この文の never get older の get は、何故、過去形になっていないのですか? never は「副詞」なので、動詞の時制は、変わらないと思うのですが・・・。


【回答】
 ご質問の get は、they could live forever and (they could) never get older. という風に、they could が、前の文にあるので、省略されているために、get は「原形」になっているのです。また、get は、何故、過去形になっていないか、と言いますと、they <could> live forever の could が、すでに「過去形」になっているので、get は過去形にする必要がないのです。


【質問 No. 22888】 TOEFL reading から Shota 2023-09-15 05:07:52
 いつも、ご回答、ありがとうございます。

 The eyes lie flush with the body and do not protrude at all.

 この flush with の品詞は、何かわかりますか?


【回答】
 ご質問の英文の一つの意味は、「目は、体と同じ高さにあり、全然、突き出ていない」というのが一つの意味で、ご質問の flush は「形容詞」で、「補語」となっています。この文のもう一つの意味は、「目は、紅潮して遺体に付いており、全く飛び出してはいない」ということになります。状況が分かれば、どちらの意味か、判明するはずです。


【質問 No. 22887】 impressive の意味について のん 2023-09-14 18:50:47
 いつも、お世話になっています。

 Write it down. In your smart-phone or a small notebook, quickly write down any foreign word you see or hear that you don't understand. Look up the meaning later at a convenient time. You'll accumulate an impressive list of new words.

 最後の文の impressive は、どんな意味でしょうか? 「(新しい単語が多くたまって)見事な」という意味でしょうか?


【回答】
impressive とは、「印象的な」という意味が基本ですが、ここでは、おっしゃる通り、「見事な」という意味で使われています。


【質問 No. 22886】 文法、および would の意味について Brian 2023-09-14 18:46:38
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Yemeni people traded the beans via the Red Sea port of Mocha <after which, centuries later, Americans would name their chocolate-favored coffee>.
 「イエメンの人々は、モカ(何世紀も後に、アメリカ人が、この地名にちなんで、チョコレート風味のコーヒーに名前をつけることになる)の紅海に面した港を、経由して豆の取引を行った」

 括弧内が、文法的に、どのようになっているか、を教えていただきたいです。また、ここでの would は、どんな意味ですか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「イエメンの人々は、モカという、紅海の港を通じて豆の取引をしたいたが、その後、数世紀後に、アメリカ人が、その(町の)名に因(ちな)んで、彼らのチョコレート風味のコーヒーを名付けることになりました」ということで、after which とは、「その名に因んで」という意味で、which の先行詞は、the Red sea port of Mocha で、その名、というのは、モカという名前で、その名前に因んで、彼らのチョコレート風味のコーヒーを、「モカ」と名付けたのです。また、ここの would という助動詞は、過去についての推量を表す助動詞で、「この町の名前に因んで、アメリカは、コーヒーをモカと名づけたものと思われる」という意味になります。


【質問 No. 22885】 時間を表す at と、from の代替可否について Cyrus 2023-09-14 09:49:14
 「時間」を表す at 及び from について、質問です。

@ Open from 11 a.m. (店の看板で)「午前11時開店」
A School begins at [× from] eight-thirty. 「学校は、8時半始業です」

 個人的には、from と at は、ニュアンスが違うだけで、@ にある文章を、open at 11 a.m. としても、問題ないように感じます。他方で、A の文章は、明確に from を「誤り」としています。

 8:30 を「起点」として捉えれば、from でも問題は無いように感じます。現に、@ は、from を使っておりますし。

 上記、二つの文章は、いずれも辞書からの引用ですが、何故、A は from を明確に「誤り」としてしまっているのでしょうか? また、@ においては、at を使った店の看板があってもいいのではないでしょうか? なかなか納得がいかないので、先生の助言が頂けますと幸いです。


【回答】
@ は、(We will be) open from 11 a.m. の、We will be が省略されており、open は、この場合「形容詞」なので、「継続の起点」を表す from が使われているので、「間違い」とは言えません。ただし、We will <open> とした場合は、open が動詞になるので、「動作・行動の起点」を表す at でなければなりません。

A の場合は、学校が始まる「時点」を表すので、at でなければなりません。from では、ダメです。ただし、School is open <from 8 a.m. to 3:30 p.m. の場合は、open が「形容詞」なので、from A to B の構文が可能になります。



【質問 No. 22884】 cannot have PPと、couldn’t have PPの違いについて 美波佐知子 2023-09-14 07:05:48
 いつも回答いただいたものに、返事はしておりませんが、本当に感謝しております。ありがとうございます。

1. He cannot have arrived at school by 9.
2. He couldn’t have arrived at school by 9.
 
cannot have PP と、couldn't have PP について、A の参考書によると、「~ したはずがない」で、同じ意味と書いてあります。また、B の参考書によると、「話し手の確信度による。can の方が高い可能性。could の方が低い可能性」と書いてありました。この説明は、意味が分かりません。

 また、別のネットによると、「couldn't have 過去分詞」を用いると、どう考えても「〜だったはずはない」と、「cannot have 過去分詞」よりも、困惑や皮肉が含まれた感じになります」とあります。

 結局、訳が分からなくなってしまいました。まったく同じなのか? 少しニュアンスが違うのか? ニュアンスが違うなら、どう違うのか? 教えて下さい。



【回答】
1. は、「彼は、9時までに、学校に着いたはずがない」という意味で、2. は、「彼は、9時までに、学校に着いたはずがなかったであろう」という意味で、1. は、現時点での「推量」を表しますが、2. は、「仮定法過去分詞」なので、過去についての推量を表し、「着いたはずは、なかったであろう」という「懐古」的な、想いを述べているのです。


【質問 No. 22883】 I heard the jury coodinator can excuse people if ... について zoro 2023-09-14 06:47:59
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。同書より、質問があります。

 I heard the jury <coodinator>(→coordinators) can excuse people if they apply with a valid reason.

(私訳)「陪審コーディネーターは、正当な理由を受け入れた場合は、免除が出来ると聞いたことがあります」

 apply with の訳がうまくいきません。先生の訳を教えて下さい。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「聞くところによると、陪審仲介者は、彼らが有効な理由を持って、(裁判官に)申し出るならば、被告人を無罪とすることができるそうです」ということなのです。つまり、apply with a valid reason とは「正当な理由を持って、申し出る」ということなのです。 


【質問 No. 22882】 in partnership with ~ の表現について Brian 2023-09-14 06:36:24
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Coffee always traveled in easy partnership with Islam.
 「コーヒーは、常にイスラム教と調和して、伝播していったのだ」

 “in easy partnership with Islam”で、「イスラム教と調和して」という意味になるのは、なぜですか。



【回答】
 ご質問の in easy partnership with Islam とは、「イスラム教と、容易(たやす)い協働関係で」ということから、「イスラム教と調和して」という意味になっているのです。


【質問 No. 22881】 up と leave の意味について Brian 2023-09-14 06:29:21
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 By the mid-5th century, coffee drinking had sailed from Yemen up the Arabian Peninsula, leaving in its path the world’s first coffee farms.
 「15世紀半ばまでに、コーヒーを飲む習慣は、イエメンからアラビア半島へと、船で海を渡って伝わり、行く手で、世界初のコーヒー農園ができていった」

 2行目の”up”は前置詞で、”to”と同じく、「~ へ」という「方向」を表しているという理解で正しいですか。また、3行目のleave は他動詞で、「~ を残す」という意味で合ってますか。


【回答】
 up the street と、down the street においては、up と down は、「前置詞」として、「~ に沿って」という意味を表すのです。また、leave は、おっしゃる通り、「残す」という意味の「他動詞」で、「そのコーヒーの伝播と共に、世界で初めてのコーヒー農園を残していった」という意味になります。


【質問 No. 22879】 prior について Brian 2023-09-14 06:17:22
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Originating sometime prior to 525 in the Ethiopian province of Kaffa (from which the drink gets its name), coffee was first used as an aid to religious prayer.
 「525年より前のあるとき、コーヒーは、エチオピアのカッファという州(この地名にちなんで、この飲み物の名前がつけられた)で誕生し、最初は宗教的な祈りの補助として使われていた」
 
 1行目の”prior to 525”は「副詞句」で、副詞 sometime を修飾していると解説されていたのですが、そもそもprior は「形容詞」もしくは「名詞」のようです。なぜ、ここでは副詞ということになっているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の箇所は、Originating (sometime prior to 525) in ~ とは、「525年より何年か前に、誕生して」と解釈するべきと思われます。つまり、sometime は「名詞」で、prior to 525 が、後置修飾している構造なのです。


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