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【質問 No. 22796】 This was an exciting environment in which …、その他について zoro 2023-09-04 19:19:28
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。the Japan Times の「リスニング問題」から、質問があります。

1. This was an exciting environment in which to work.

 in which は、「関係副詞」という訳ではなく、which は、「疑問代名詞」になるのですか?

2. I extended my holiday and volunteered to work with a local homeless shelter.

 「ホームレスのシェルターで、働いていた」ということで、この場合、with を使うのではなく、at ではいけないのですか?

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
1. の意味は、「ここは、働く場所としては、ワクワクするような環境です」ということで、in which とは、「その環境の中で」という意味を表す「関係代名詞」に in が付いたもので、where という場所を受ける「関係副詞」で置き換えることができます。

2. の意味は、「私は、休暇を延長して、地域のホームレス施設で、ボランティアの仕事をした」ということで、宿泊する場所を表すときには、at よりも、with の方が一般的で、I am staying <with> my uncle's house. 「私は、今、叔父の家に泊まっています」のように、使います。



【質問 No. 22795】 ~ is S V の形について N.Y. 2023-09-04 19:09:11
 You know, the normal arc of a protagonist is sort of they start here and then something happens over the life and they change and they end up here.

 is sort of の後に、S V の they start が続くのは、どういう文型なのでしょうか。is の後に、that が省略されている、と考えればよいでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ご存知のように、主人公の通常の物語は、いわば、ここから始まり、それから、その後の人生で、何かが起こり、変化し、最後はここに行き着く、とったようなものなのです」ということで、sort of とは、「いわば、まあ」といった意味の「間投詞」的な表現で、I'm <sort of> tired. 「ちょっぴり疲れたかな」とか、I was <sort of> expecting it. 「私は、何となく、それを予想してたんだ」のように、口語英語として使われます。勿論、is の後には、that が省略されているのです。


【質問 No. 22794】 There is little known about ~ とは? Brian 2023-09-04 14:59:53
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Though there’s little known about the effect of microplastics on plants or on the wider food chain, studies have shown that earthworms living in soil containing microplastics have slower growth and higher death rate.
 「マイクロプラスチックが、植物、あるいはもっと広い範囲の食物連鎖に与える影響については、ほとんど判明していないが、研究によって、マイクロプラスチックを含む土壌に生息するみみずは、成長速度が遅く、死亡率が高いことがわかっている」

 little と known の品詞がわかりません。「there is/are」の構文であることから、名詞なのかな、known の後ろにも、前置詞があることから、名詞なのかな、とさまざま考えてみましたが、答えが出なかったので、教えていただきたいです。


【回答】
 ご質問の There is little known about ~ とは、「~ については、知られていることが、ほとんどない」という意味で、little は「名詞」で、known の前には (that is) が省略されていて、「~ について、知られていることは、ほとんどない」という意味になるのです。別な言い方にすると、Little is known about ~ ということです。逆に、There is a lot known about it. と言えば、「それについては、多くのことが、知られている」という意味になります。


【質問 No. 22793】 that の用法について N.Y. 2023-09-04 10:48:00
 前回の質問へのご回答、ありがとうございます。続けて、同じ文に対する質問で、恐縮ですが、よろしくお願いします。

 Docker Captain is a distinction that Docker awards to select members of the community that are both experts in their field and are committed to sharing their Docker knowledge with others.
 (https://docs.docker.com/get-started/resources/)

 awards の目的語は、何でしょうか。that を関係代名詞だと考えると、下記のように、分解できるのではないでしょうか。

 Docker Captain is a distinction. Docker awards a distinction.

 上記を仮定すると、award は、「S V O to 人」の文型を取るようなので、「to 人」は、省略されていると考えればよいでしょうか。また、to select は「選別するために」という意味の「to不定詞」でしょうか。


【回答】
 前回も説明しましたが、Docker(S) awards(V) [a distinction](0) [to select members](M) とは、「Docker は、選りすぐりのメンバーに、栄誉を授与する」という意味で、select は「形容詞」で、「選りすぐりの」という意味で、to 不定詞ではありません。


【質問 No. 22792】 表意文字と表音文字について bee 2023-09-04 12:24:27
 「表意文字」(漢字)と「表音文字」(ひらがな、カタカナ)の組み合わさった言語は、日本語の他にありますか? このことは、他の言語に比べ、外国人が日本語を習得するのに困難な要因となりますか?


【回答】
 これは、面白い質問です。日頃、このようなことは、あまり気にも止めずに過ごしていますが、言われてみれば、いろいろな ramification 「波及効果」をもたらす問題につながっています。おっしゃる通り、日本語は、中国の、絵文字から生まれた漢字(表意文字)を借用して、その意味を「訓読み」とし、さらに漢字を“崩して”日本語に合った「音声文字」(ひらがな、カタカナ)を作り上げて、「漢字」と「カナ」から成る日本語の表記法を確立しました。実に“天才的”文化と言っても、過言ではありません。
 ところで、英語の文字は、アルファベットの26文字を使って、子音と母音の組み合わせによる、漢字のように意味を持つ単語を作り上げています。ヨーロッパの言語は、大体この方法をとっており、日本語のような「表音文字」と「表意文字」を使うことは、殆どありません。ただ、英語に限って言えば、英語の単語は、名詞・動詞・形容詞・副詞といった「内用語」(content word) と、前置詞・接続詞・冠詞・助動詞といった「機能語」(function word)に分かれていて、ちょうど日本語の「漢字・仮名交じり文」と同じような表記体系となっている点が、日本語に似て、面白い表記法となっています。実は、英語の単語の語源は、漢字に似て、意味のある文字の塊からできており、単語の前後に「接頭辞」や「接尾辞」をつけて、「多綴語(たてつご)」(multi-syllable word)を作っているのです。

 そこで、このような表記体系を持った外国人が、日本語を学ぶとき、どんな問題があるかと言えば、日本語の漢字を「絵文字」の一種と捉えて、主な単語を覚え、それに助詞や助動詞などを添えて、意味のある文章を作っていく作業なので、私の知る限りでは、特に問題はなさそうなのです。ただ、日本人が英語の前置詞や冠詞、助動詞に苦しむように、外国人も、日本語の助詞や助動詞の微妙な用法には、苦労するようです。しかし、文字については、むしろ「絵文字」を見ているような感覚で、楽しく学んでいる姿を思い出します。しかし、総じて、日本人も、外国人も、お互いに、ネイティブスピーカーのようには、話したり、書いたりすることは、至難の業のようです。



【質問 No. 22791】 intended to have p.p. について Brian 2023-09-04 06:58:14
 I intended to have told him off.
「私は彼を叱るつもりでいた」

 この和訳だけを見ると、なにも 「intended to have 過去分詞」 にする必要がない気がしました。I intended to tell him off. では、ダメな理由を教えていただきたいです。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、彼を、叱りつけるつもりだったが、叱らなかった」という意味で、I intended to tell him off. は、「私は、彼を、叱るつもりだった」ということで、叱ったかもしれない、という意味ですが、完了不定詞 to have told him off を使った場合は、叱るという行為が、実現しなかったことを述べるときの用法なのです。


【質問 No. 22790】 空所補充問題について ザハード 2023-09-04 06:50:08
 こんにちは。いつも、お世話になっております。

 Great writers are sensitive to our human situation, not just commenting on what they (     ) happening in the world.
 @ are A keep B avoid C see

という問題で、C が答えだ、ということは英文の意味から考えれば、何となく分かるのですが、説明で、they が S、空欄が V、happening が C、what が O だから、keep と avoid は、有り得ないと言われたのですが、なぜ、happening が C で what が O なのか、ということと、この文構造だから keep と avoid は入らない、という理由がわかりません。よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「偉大な作家たちは、我々人間の状況に敏感で、彼らが世界で『何が起こっていると見ているか』について、ただコメントしているだけではないのです」ということを意図したもので、what they (     ) happening in the world のカッコに何が入るか、という問題です。

 they は作家たちですから、「彼らが世界で起こっていること」という意味の are はアウトで、what they keep happening 「彼らが、起こり続けること」もダメ、what they avoid happening 「彼らが、起こるのを避けること」も合いません。「彼ら」が「作家たち」である限り、what they see happening 「彼らが、何が起こっていると、見ているか(について、コメントする)」という選択肢しか、残らないのです。what they see happening の構造は、what(O) they(S) see(V) happening(C) から成る「第5文型」となります。
 



【質問 No. 22789】 関係代名詞でしょうか? 初学者 2023-09-04 06:22:18
 The researchers said this may have been because the show was edited to be more entertaining, or because the behaviors that people think are successful actually don't work in reality!

質問: because the behaviors that people think are successful actually don't work in reality! のくだりで、people think と are の間には主語(the behaviors)が入るので、the behaviors that の "that"(= whichでも可?)は、主格を意味する関係代名詞と考えて問題ないでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「調査員たちは、次のように述べています。すなわち、これはショー(番組)がより面白くなるように編集されたためか、一般人が成功していると考える行動が、現実にはうまくいかないための、いずれかであろう、と」ということで、ご質問の the behaviors that (people think) are successful とは、おっしゃる通り、that 節内に people think という「挿入」が行われたもので、that は「関係代名詞」ということです。


【質問 No. 22788】 修飾語について 高校生 2023-09-04 05:32:09
 「彼は、素晴らしいドラムを持っていますが、誰にも使わせません」の英訳で、

 He has a nice set of drums, so he never lets anyone play them.

という文章がありました。この英文について、次の質問があります。
1. play の目的語が them であり、複数のモノを指しているとわかるため、a set of が形容詞で drums を修飾しているのですか? もし、そうではなく、of drums が a set を修飾している場合、なぜ、複数の them が使えるのですか?
2. 本には、「a set of drums を受ける代名詞は it でも可」とあったのですが、it は「単数」のものを指すため、them の代わりにはならない、と思うのですが・・・。


【回答】
1. a set of drums とは、「一式のドラム」という意味で、このような場合の「一式の」に当たる a set of ~ は「数量詞」と呼ばれ、「ドラムの一式」とするよりは、「一式のドラム」とした方が、日本語としては自然や訳になるのです。ですから、英語では、a set of drums を「単数」と考えることも、「複数」と考えることも可能なのです。ご質問の he never lets anyone play <them> では、「複数」と考えたわけですが、「単数」の it でも可、としたのは、そういう理由からなのです。それが、2. の質問への回答でもあります。it とした場合は、a set (of drums) の a set を指していることになります。


【質問 No. 22787】 英文の意味について Brian 2023-09-04 05:14:16
 前回の質問への回答、ありがとうございます。今回は、次の文についてです。

 While marine plastic pollution has been studied for decades, the extent and effects of plastic pollution elsewhere is only just beginning to be explored.
 「海洋のプラスチック汚染は、何十年にもわたって研究されてきたが、他の場所におけるプラスチック汚染の規模や影響については、まだ調査が始まったばかりだ」

 上記の和訳について、“まだ、調査が始まったばかりだ” という部分について、このような訳になるのは、なぜですか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の「まだ、調査が始まったばかりだ」に当たる部分は、is only just beginning to be explored の訳で、直訳すると、「現在、まさに調査され始めている最中にすぎない」となり、これを、もう少し日本語らしく訳すと、「まだ、調査が始まったばかりだ」となります。このように、英文解釈においては、まず、英文を直訳してから、日本語として自然な表現になっているか、検討して、滑らかな訳文にすることが大切なのです。


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