Language Service Associates Present

キーワード
19303 件が登録されています。 [2751-2760] を表示

【質問 No. 22885】 時間を表す at と、from の代替可否について Cyrus 2023-09-14 09:49:14
 「時間」を表す at 及び from について、質問です。

@ Open from 11 a.m. (店の看板で)「午前11時開店」
A School begins at [× from] eight-thirty. 「学校は、8時半始業です」

 個人的には、from と at は、ニュアンスが違うだけで、@ にある文章を、open at 11 a.m. としても、問題ないように感じます。他方で、A の文章は、明確に from を「誤り」としています。

 8:30 を「起点」として捉えれば、from でも問題は無いように感じます。現に、@ は、from を使っておりますし。

 上記、二つの文章は、いずれも辞書からの引用ですが、何故、A は from を明確に「誤り」としてしまっているのでしょうか? また、@ においては、at を使った店の看板があってもいいのではないでしょうか? なかなか納得がいかないので、先生の助言が頂けますと幸いです。


【回答】
@ は、(We will be) open from 11 a.m. の、We will be が省略されており、open は、この場合「形容詞」なので、「継続の起点」を表す from が使われているので、「間違い」とは言えません。ただし、We will <open> とした場合は、open が動詞になるので、「動作・行動の起点」を表す at でなければなりません。

A の場合は、学校が始まる「時点」を表すので、at でなければなりません。from では、ダメです。ただし、School is open <from 8 a.m. to 3:30 p.m. の場合は、open が「形容詞」なので、from A to B の構文が可能になります。



【質問 No. 22884】 cannot have PPと、couldn’t have PPの違いについて 美波佐知子 2023-09-14 07:05:48
 いつも回答いただいたものに、返事はしておりませんが、本当に感謝しております。ありがとうございます。

1. He cannot have arrived at school by 9.
2. He couldn’t have arrived at school by 9.
 
cannot have PP と、couldn't have PP について、A の参考書によると、「~ したはずがない」で、同じ意味と書いてあります。また、B の参考書によると、「話し手の確信度による。can の方が高い可能性。could の方が低い可能性」と書いてありました。この説明は、意味が分かりません。

 また、別のネットによると、「couldn't have 過去分詞」を用いると、どう考えても「〜だったはずはない」と、「cannot have 過去分詞」よりも、困惑や皮肉が含まれた感じになります」とあります。

 結局、訳が分からなくなってしまいました。まったく同じなのか? 少しニュアンスが違うのか? ニュアンスが違うなら、どう違うのか? 教えて下さい。



【回答】
1. は、「彼は、9時までに、学校に着いたはずがない」という意味で、2. は、「彼は、9時までに、学校に着いたはずがなかったであろう」という意味で、1. は、現時点での「推量」を表しますが、2. は、「仮定法過去分詞」なので、過去についての推量を表し、「着いたはずは、なかったであろう」という「懐古」的な、想いを述べているのです。


【質問 No. 22883】 I heard the jury coodinator can excuse people if ... について zoro 2023-09-14 06:47:59
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。同書より、質問があります。

 I heard the jury <coodinator>(→coordinators) can excuse people if they apply with a valid reason.

(私訳)「陪審コーディネーターは、正当な理由を受け入れた場合は、免除が出来ると聞いたことがあります」

 apply with の訳がうまくいきません。先生の訳を教えて下さい。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「聞くところによると、陪審仲介者は、彼らが有効な理由を持って、(裁判官に)申し出るならば、被告人を無罪とすることができるそうです」ということなのです。つまり、apply with a valid reason とは「正当な理由を持って、申し出る」ということなのです。 


【質問 No. 22882】 in partnership with ~ の表現について Brian 2023-09-14 06:36:24
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Coffee always traveled in easy partnership with Islam.
 「コーヒーは、常にイスラム教と調和して、伝播していったのだ」

 “in easy partnership with Islam”で、「イスラム教と調和して」という意味になるのは、なぜですか。



【回答】
 ご質問の in easy partnership with Islam とは、「イスラム教と、容易(たやす)い協働関係で」ということから、「イスラム教と調和して」という意味になっているのです。


【質問 No. 22881】 up と leave の意味について Brian 2023-09-14 06:29:21
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 By the mid-5th century, coffee drinking had sailed from Yemen up the Arabian Peninsula, leaving in its path the world’s first coffee farms.
 「15世紀半ばまでに、コーヒーを飲む習慣は、イエメンからアラビア半島へと、船で海を渡って伝わり、行く手で、世界初のコーヒー農園ができていった」

 2行目の”up”は前置詞で、”to”と同じく、「~ へ」という「方向」を表しているという理解で正しいですか。また、3行目のleave は他動詞で、「~ を残す」という意味で合ってますか。


【回答】
 up the street と、down the street においては、up と down は、「前置詞」として、「~ に沿って」という意味を表すのです。また、leave は、おっしゃる通り、「残す」という意味の「他動詞」で、「そのコーヒーの伝播と共に、世界で初めてのコーヒー農園を残していった」という意味になります。


【質問 No. 22879】 prior について Brian 2023-09-14 06:17:22
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Originating sometime prior to 525 in the Ethiopian province of Kaffa (from which the drink gets its name), coffee was first used as an aid to religious prayer.
 「525年より前のあるとき、コーヒーは、エチオピアのカッファという州(この地名にちなんで、この飲み物の名前がつけられた)で誕生し、最初は宗教的な祈りの補助として使われていた」
 
 1行目の”prior to 525”は「副詞句」で、副詞 sometime を修飾していると解説されていたのですが、そもそもprior は「形容詞」もしくは「名詞」のようです。なぜ、ここでは副詞ということになっているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の箇所は、Originating (sometime prior to 525) in ~ とは、「525年より何年か前に、誕生して」と解釈するべきと思われます。つまり、sometime は「名詞」で、prior to 525 が、後置修飾している構造なのです。


【質問 No. 22878】 TOEFL listening から Shota 2023-09-14 06:06:45
 いつもご回答、ありがとうございます。

 They were fairly sure that there is <other>(→another) rhythm of mental activity going on that <independent>(→is independent) of sleep

 この going on that independent of sleep とは、どういう文法ですか? 普通に、「彼らは、睡眠とは独立した、別の精神活動が進んでいる、ということをかなり確信している」という訳にしてよろしいでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文を、私が修正した上での意味は、「彼らは、睡眠とは独立した精神活動の別のリズムが、進行している、とかなり確信している」ということで、ご質問の going on that (is) independent of sleep のところには、is が欠落しているので、「睡眠とは独立した、別のリズムが進行している」という意味になります。あるいは、going on <independent> of sleep という風に、that を削除して、independent of sleep を「後置修飾」と解釈することもできます。


【質問 No. 22877】 比較級の強調について 高橋正明 2023-09-13 18:32:34
木村先生、いつも勉強させて頂いています。

 次の空所には、どちらが相応しいでしょうか?

 My brother has (    ) good books than I have.
 @ much more A many more

 解答は、A とあります。@ が相応しくない理由は、何でしょうか?

 どうぞよろしくお願い致します。




【回答】
 ご質問の much more は、量などの、「不可算名詞」の前で使われ、many more は、「数」について、「可算名詞」の前で使われる形容詞だから、many good books が、相応しいわけです。


【質問 No. 22876】 TOEFL listening から Shota 2023-09-13 18:26:44
 こんにちは。

 Oh, well, you know it's <funny>(→a funny) thing about academia. It thinks scholars would do research about every topic imaginable.

 この後半の It は、何を指しますか?


【回答】
 そうだね、学究的世界には、面白いことがあるのですよね。その世界は、学者というものは、想像できる、あらゆるトピックについて、研究ができるだろうと、考えているわけですからね」ということで、It は、academia 「学者の世界」を指しているのです。


【質問 No. 22875】 would の意味について Brian 2023-09-13 18:18:45
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 以下は、「コーヒーの歴史」というテーマの英文の冒頭です。

 While it is common to speak of the “Silk Road”, no one seems to mention a “Coffee Road” even though some of its segments would be equally ancient and the relationships established just as lasting.
 「“シルクロード”について話すことは、よくある一方で、“コーヒーロード”について話す人は、いないように見受けられる。コーヒーという分野の一部は、絹と同じくらい古くからあり、築かれた関係も、ちょうど同じくらい長続きしているはずなのにも関わらずである」

@ 3行目の would が、どんな意味で使われているのかがわかりません。

A 私自身、大学受験生なのですが、参考書による和訳が、プロの翻訳家レベルのような気がしており、受験本番で、このような解釈ができるとは到底思えないです。特に、equally ancient の部分を「絹と同じくらい古くからあり」としている点が、かなり翻訳のセンスが光っているように思いました。私のような素人は、やはり「等しく、古代のものである」としても、問題ないでしょうか。


【回答】
 ご質問の would は、「推量」を表し、some of its segments would be equally ancient とは、「その一部も、(シルクと同じように)古代からあるものだろう(に)」ということですが、それがここでは、「築かれた関係も、丁度同じくらい長続きしているはずなのに」という風に、うまく訳されています。なお、just as lasting の後には、(as the Silk Road) とい風に、as ~ as ... の構文が使われているのです。


前の 10 件    次の 10 件