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【質問 No. 22836】 行政府トップへの「呼びかけ語」について(IV) おかめ 2023-09-08 10:18:20
 王族・皇族に呼びかけるときは、(女)王・天皇に対しては Your Majesty・陛下、その他の王族・皇族に対してはYour Royal (Imperial) Highness・殿下を使いますが、Your Excellency(皇室で行われる行事の際などに限られる)はどのような王族・皇族に対して使いますか? Your Excellency は大臣や大使だけでなく、王族・皇族に対する呼びかけにも使いますか?


【回答】
 私の貧しい知識だけでお答えするのも、後ろめたいので、ご質問の宛名、呼びかけ、結尾語などについてまとめたものが、研究社「新和英大辞典」の付録(pp. 2090~2091)に、詳しく載っているので、ご覧になってください。


【質問 No. 22835】 間接疑問文について オカノマン 2023-09-08 16:37:10
 It cannot be exaggerated how difficult this condition is.

 こちらの英文で、「受動態」の後に、間接疑問文が置かれていますが、平叙文にした場合、

 One cannot exaggerate <it>(→削除) how difficult this condition is.

となりますか? 間接疑問文の置く位置について、文法的な決まりなどはあるのでしょうか? ご教授願います。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「誰も、この状態が、いかに難しいかを、誇張することができない(いくら誇張しても、誇張しすぎることはできない)」ということで、exaggerate の目的語が、How difficult is this condition? 「この状態は、どれほど難しいですか」という疑問文が、「間接疑問文」の形で挿入された英文ですが、間接疑問文は、通常は、how difficult this condition is という風に、主語の this condition の後に、動詞がくるという形を取るのです。また、ご質問の英文では、It cannot be exaggerated how difficult this condition is. 「どれほど、この状態が、難しいものかは、誇張されることがない」という風に、主節が受動態になっていますが、この中で、It は、how 以下の間接疑問文を指しているのです。しかし、能動態にした場合、One cannot exaggerate how difficult this condition is. であって、exaggerate の後の it は、不要です。


【質問 No. 22834】 前置詞 with について 初学者 2023-09-08 10:48:13
 Robert Gordon, an economist at Northwestern University, notes that the digital age has not inspired the duration or degree of growth *seen with previous technological leaps.
 訳: 「ノースウエスタン大学の経済学者ロバート・ゴードンは、デジタル時代の科学技術的飛躍で見られたような成長の持続や度合いを引き起こしていないと言う」

 ここで seen with という表現がありますが、ここでは、なぜ、with が使われているのでしょうか? 日本語的に考えると、“デジタル時代の「中で見られた」科学技術的飛躍・・” のように、seen in の方が正しいような気がします。(*日本語と英語では、感覚が違うのは承知の上です)

 念のため、Cambridge dictionary を見たところ、with にはいくつか意味があるのですが、その中に 「used to show what is on or in something」というのがありました。

例1. She laid the table with the best china.
例2. Her blouse was spattered with blood.

 今回、私の質問の中で使われている seen with も、これと同じような感じなのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文を直訳すると、「ノース・ウエスタン大学の経済学者ロバート・ゴードン氏は、現下のデジタル時代は、以前の技術的飛躍と共に見られた成長の長さや度合いを、引き起こしていない、と述べている」ということで、seen (together) with previous technological leaps とは、単に「技術的飛躍の中で」、ということでなく、「技術的飛躍があったと同時に、それが長く、強く続いた」と述べているわけで、in や on では表せないニュアンスを含んでいるのです。この with は、compared with ~ 「~ と比較して」における with を連想させるものなのです。


【質問 No. 22833】 一つの文に複数の動詞が入っている場合・・・ 初学者 2023-09-08 09:53:17
 An EPA assessment conducted on the CO2 produced throughout the lifespan of plastic bottles compared whether recycling old bottles or producing new ones resulted in a smaller carbon footprint.

質問: この文章の構造が知りたいです。conducted, produced, compared, resulted と、動詞の過去形が1つの文章に4つも出てきますが、produced, compared と resulted は名詞を修飾するための過去分詞と考えて問題ないでしょうか? 仮に関係代名詞である which を入れてみると、なんとなくそれが正しいような気もしました。Whichを入れた後の文は、以下のようになりますが、どうでしょうか?

 An EPA assessment conducted on the CO2(which were) produced throughout the lifespan of plastic bottles (which were)compared whether recycling old bottles or producing new ones(which were) resulted in a smaller carbon footprint.


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「プラスチックボトル(ペットボトル)の寿命全体を通して排出された C02 に関して行われた経済企画庁の評価が、使用済みボトルをリサイクルするのと、新しく製造するのとでは、どちらが二酸化炭素排出量の排出量削減につながるかを、比較した」ということで、conducted, produced の2つの過去分詞が直前の名詞を後ろから修飾する形容詞として使われており、compared と resulted は、それぞれ「述語動詞」の過去形であることがわかります。そうすると、過去分詞として使われた動詞の過去分詞に、関係代名詞を挿入すると、次のような文章になります。

 An EPA assessment (which was) conducted on the CO2 (which was) produced throughout the lifespan of plastic bottles compared whether recycling old bottles or producing new ones resulted in a smaller carbon footprint.

 さらに、この長い文章の構造を示すと、次のようになります。
 
[An EPA assessment conducted on the CO2 produced throughout the lifespan of plastic bottles](S) compared(V) [whether recycling old bottles or producing new ones resulted in a smaller carbon footprint](O). から成る「第3文型」であることがわかります。



【質問 No. 22832】 zero hours と、zero hour の違いについて のん 2023-09-08 07:05:46
 いつもお世話になっています。

 Midnight is twelve am or zero hours.

 zero hours のhours は、なぜ、-s がついて複数形なのでしょうか? 辞書を調べると、zero hours は「0時間」、zero hour は「時刻の0時」、と書いてあり、余計 zero hour の方が正しい気がしました。zero hours と zero hour の違いについても、教えて欲しいです。

 宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「真夜中は、午前12時、または、1時間もたっていない、ということです」ということで、1日の時間は、真夜中から始まって、真夜中に終わるので、「真夜中」は、本当は、「午前零時」のはずですが、この文では、「午前12時」となっています。これは、間違いではないでしょうか? ただし、ご質問は、zero hour か、zero hours か、どちらが正しい言い方か、ということですので、回答は、「zero hours」とするのが正しい、とお答えします。その理由は、英語では、「私は、読む本がない」と言うのは、I have <no book> to read. ではなく、I have <no books> to read. と言う習慣だからです。


【質問 No. 22831】 it、meaning、that について のん 2023-09-08 06:46:36
 いつも、お世話になっています。

 If, however, the person used the same gestures while you were sitting across a table from him trying to sell him a product, it could be correctly interpreted as meaning that the person was feeling negative or rejecting your offer.

@ it could be correctly の it は、<if説>(→if 節)を指していますか?

A meaning that the person was feeling negative or rejecting your offer. の meaning は「動名詞」で、meaning の後ろの that は、meaning の目的語の that 節でしょうか?


【回答】
 ご質問の、@ と A とも、おっしゃる通りで、正解です。


【質問 No. 22830】 She loves to be looked at.の誤りについて のん 2023-09-08 06:39:06
 いつも、お世話になっています。

1. She loves to be looked at.
2. She loves being looked at.

 1. は、間違いで、2. が正しいのは、なぜでしょうか?


【回答】
 文の構造としては、どちらでもよいのですが、意味が微妙に異なります。1. は、「彼女は、(人から)見つめられたい」という願望を表しますが、2. は、「彼女は、(人から)見つめられるのが好きだ」という好みの発言になるのです。1. の love to は、want to と同じく、「~ したがっている、~ したいと思っている」という意味で、2. の意味は、「彼女は、人に見られるのが好きだ」ということで、意味が異なるのです。


【質問 No. 22829】 situation という語について のん 2023-09-08 06:29:12
 いつも、お世話になっています。

 When I was a young boy, I knew that people's words were different from their real feelings. When I began working as a salesperson after school, I soon learned to tell whether they would buy from me or not just by observing their gestures. Body language can show people's real feelings. For example, their folded arms or crossed legs might mean that they are fearful or defensive. After taking other factors like weather or (       ) into account, we can correctly interpret body language.

 最後の一文、After taking other factors like weather or (      ) into account, we can correctly interpret body language. の空欄の中には、単語を一つ入れなければならず、答えは、situations が入ります。ここで質問なのですが、単数形の situation ではなく、複数形にしなければいけないのは、何故でしょうか? or で並べられている weather が「単数」なのに、situation を「複数」にしなければならないのは、何故でしょうか? weather は、不定冠詞が付かず、不可算名詞である一方、situation は「可算名詞」なので冠詞を付ける、もしくは、複数形にしなければならないからでしょうか?


【回答】
 ご質問のカッコ内に入る situation が「複数形」になっている理由は、situation を「単数」として使う場合は、冠詞をつけて a situation としなければなりませんが、カッコ内には「一語」しか入れられないため、situations という「複数形」が使われたのです。一般論としては、「状況」(situation)という意味を表すには、単数形でも、複数形でもよい語なのです。


【質問 No. 22828】 a good rule のニュアンスについて Brian 2023-09-08 06:17:19
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Finally, when choosing the appropriate gift to give, a good rule to bear in mind is the following: Never give vodka to Russians, chocolate to Belgians, or beer to Germans.
 「最後に、渡すのに相応しい贈り物を選ぶ際に、心に留めておくべき便利なルールは、次の通りだ。ロシア人にウォッカを、ベルギー人にチョコレートを、ドイツ人にビールをあげてはならない」

 a good rule が、「便利なルール」となっていますが、good を「便利な」と訳す用法は、辞書を見てもありませんでした。「良いルール」の意訳というのも、少々無理がある気がしまして、質問させていただきました」



【回答】
 言葉にとらわれすぎた質問です。日本語とは関係のない英語を、日本語に訳す際には、英語の意味・内容を、日本語としてわかりやすい言葉に変えて、日本人に伝えることが重要なので、辞書にある訳だけで、満足してはダメです。文の前後関係から、この語は、どう訳したら、日本人に最もよく理解されるだろうか、ということを念頭に、翻訳するのが正しいやり方なのです。英語の意味の範疇を超えない限り、どのような訳語を選ぶかは、自由なのです。


【質問 No. 22827】 A is B of C S V.という形について のん 2023-09-08 06:07:09
 いつも、お世話になっています。Chicago の Hard to Say I'm Sorry という歌について、質問です。

After all that we've been through
I will make it up to you
I promise to
And after all that's been said and done
You're just the part of me I can't let go

@ You're just the part of me I can't let go. の部分なのですが、I can't let go の let go の目的語は、文脈的に「あなた」だと思うのですが、you が省略されているのでしょうか? それとも、the part が目的語でしょうか?

A You're just the part of me のように、「A is B of C」 という形の文があった場合。C の後ろに、主語と C を目的語とする動詞の句を置くことは、可能でしょうか? つまり、A is B of C S V (C を目的語にとる他動詞)という形の文は、可能でしょうか? You're just the part of me I can't let go だと、意味的にはおかしいですが、let go の目的語が me という形です。

B また、A is B of C S V (B を目的語にとる他動詞). という形の文は可能でしょうか? You're just the part of me I can't let go だと、let go の目的語が the part という形です。



【回答】
 ご質問は、要するに、You are just the part of me I can't let go. の意味は、どういうことか、というものですね。この文は、part of me (that) I can't let go という風に、that が省略されており、「あなたは、私が手放すことができない、私の一部なのです」という意味であるにすぎません。let go (= release) の目的語は、part of me です。このことさえ分かれば、十分で、後の質問は、ほとんど意味がありません。文型の形で論じるべきものではないのです。


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