Language Service Associates Present

キーワード
19241 件が登録されています。 [2851-2860] を表示

【質問 No. 22712】 時制と、名詞 part について 徳川 2023-08-30 05:43:07
 下記の英文の文脈は、筆者は、数十年ぶりに、生まれ育った地元に帰る。しかし、そこは、筆者の知る地元ではなかった。全てが変わってしまっていた、というものです。

 I had mixed feelings. On one hand, I felt I had lost part of my childhood.
 「私は、複雑だった。一方で、自分の子供の頃の一部を、失ったかのように感じた」

 ここで、2文目の時制についてですが、なぜ、I felt I LOST ... ではなく、I felt I HAD LOST ... なのでしょうか。また、可算名詞である part が「無冠詞」なのは、なぜでしょうか。

 以上2点、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の I felt I <had lost> ... の had lost という「過去完了形」は、I <felt> で示された「過去」よりも、前に完了していたこと、を表す「過去完了形」なのです。人によっては、「大過去」などと呼ぶこともありまう。

 また、part については、a part of ~ は「~ の一部分」という風に、切り離された部分という意味ですが、part of ~ とすると、「~ の一部」という意味で、~ から切り離されていない状態を表すのです。



【質問 No. 22711】 TOEFL の問題から Shota 2023-08-29 19:14:34
 This behavior <in>(→is) especially valuable when the offsite food supplies are restricted or variable in location, as are swarms of aerial insects harvested by swallows.

 この as の文法も知りたいです。意訳も、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「この行動は、ツバメによって捕獲される空中昆虫の群れがそうであるように、敷地外の食糧供給が制限されているか、場所が変化する場合に、特に、価値があります」ということで、in は、is のミルプリと思われます。また、as are ~ とは、「~ がそうであるように」という意味を表します。類例を挙げると、This pot is made in the same way <as> were those of hundred years ago. 「このツボは、何百年も前のそれら(ツボ)が作られたのと同じ方法で、作られています」などがあります。


【質問 No. 22710】 TOEFL の Reading の問題から SHota 2023-08-29 18:54:26
 The effectiveness of mobbing <as>(→削除) increases with group size, which increases with colony size.

 この as は、どういう意味で、どのような機能がありますか。全体の意訳もお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「野次馬の効果は、グループの大きさと共に増加し、そのグループの大きさは、共同体の大きさと共に、増加します」ということで、野次馬は、数が多ければ多いほど効果があり、そのグループの大きさも、共同体の大きさに比例します、ということです。なお、as は、ここでは、ミスプリと思われます。


【質問 No. 22709】 suggest that ... と、助動詞 would について 織田信長 2023-08-29 18:40:22
 My father always asked me if I was not bored seeing the same things / again and again. // He suggested that I could read somewhere quietly/ or do some school work at the museum cafe. // But I always wondered why people would sit / having a coffee / and reading a newspaper/in a museum full of wonderful things to see. (意味の区切れで、スラッシュが入っております)

@ まず、2文目の suggest that ... についての質問です。学校で習った構文は、suggest that S (should) 原形」なのですが、ここでは could が来ています。これは、どういうことなのかというのと、仮に、should 以外の助動詞も OK の場合、そのニュアンスの違いはどうなるのか、また、can ではなく、could なのは「時制の一致」のためなのかを知りたいです。

A 次に、3文目の would についても、どのような意味、ニュアンスで使われているのか、がわかりません。なお、この話の文脈は、私(主人公)は、ある博物館が好きで、何度も同じ展示物を見ても飽きなかった。そこから、その父親が主人公に、話しかけているような場面です。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
@ おっしゃる通り、suggest that ... の that 節内の動詞は、アメリカでは、動詞の原型を使い、イギリスでは、助動詞の should を使う、というのが決まりですが、ここでは、I could read somewhere という風に、could が使われています。should は「~ すべきだと」という意味ですが、could を使うと、「~ することもできる」といった意味になります。いずれにしても、suggest that 内では、仮定法が使われるわけで、should でも、could でもよい、ということなのです。なお、suggest that の後に、can は来ません。

A の would は、「過去の習慣」と考えられます。



【質問 No. 22708】 source の意味について のん 2023-08-29 16:35:24
 いつもお世話になっています。

 Although one might suppose that vernacular buildings <out>(→are out) of date and will gradually disappear from our modern society, architects and city planners in recent years have come to re-evaluate the merits of using vernacular architecture. They praise its historical symbolism, aesthetically pleasing appearance, and design that is practically suited to the environment. What is more, disaster relief agencies have focused on vernacular architecture as a source of emergency shelters for disaster victims. They claim that it is easy to obtain material locally and that dwellings can be erected quickly. Some specialists also argue that there is a calming effect on users which is evoked by familiar living surroundings in comparison to the cold and unfriendly environment of prefabricated disaster shelters. Viewed in these terms, vernacular architecture may prove to be one key theme in promoting a more humane and sustainable society.

 vernacular architecture as a source of emergency shelters の source は、どのような意味でしょうか?
 
 「源泉」や「供給源」だと、disaster relief agencies have focused on vernacular architecture as a source of emergency shelters for disaster victims 「災害救助機関は、災害被害者用の緊急避難所の供給源として、その土地特有の建築に注目している」となり、vernacular architecture を分解して、緊急避難所を作る、みたいな意味の日本語訳になっている気がします。

 宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の箇所の What is more, disaster relief agencies have focused on vernacular architecture as a source of emergency shelters for disaster victims. とは、「さらに言えば、災害救助機関は、災害被害者のための緊急避難場の供給源として、(木材を使った)在来工法の建築法に、注目してきている」ということで、冷たい洋式の建築物よりも、日本古来の在来建築法が、環境に優しく、人にも優しい供給源になることに、なるだろう、と言っているわけで、違和感はないと思いますが・・・。


【質問 No. 22707】 スポーツで使う国名への動詞の単複について soccer 2023-08-29 13:19:58
 スポーツの代表チームとして国名を使う場合は、次の、どちらが正しいですか?

1. England has won.
2. England have won.


【回答】
 「イングランドのチームが、勝利した」と言う場合、1. の言い方が一般的だと思います。しかし、イングランドを集合名詞とした場合は、The England team have fought well. 「イングランドチームは、よく戦った」のように、複数形で言うことが普通です。選手の一人一人を指して、複数扱いになるのです。


【質問 No. 22706】 different の訳について のん 2023-08-29 13:10:50
 いつもお世話になっています。早速質問します。

 As for language, even less advanced primates such as vervet monkeys use different vocalizations to represent different predators: they have distinctive cries to warn their companions of <leopard, eagle and snake>(→leopards, eagles, and snakes).

 different vocalizations の different は、ここでは「異なる」と「さまざまな」の、どちらの意味でしょうか? different predators は、「さまざまな捕食動物」と解釈したので、それに応じて、「さまざまな」だと私は思いました。ただ、「さまざまな」だと leopard だったら、leopard の声、eagle だったら、eagle の声、というふうになり、vervet monkeys がそうではなく、単に<外的>(→外敵)全般が来たら、別の声を出すとするならば、「異なる」の方が正しいと思います。

 宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「言語について言えば、尾長猿のような、余り発達していない霊長類は、様々な捕食獣(外敵)を表すために、異なる発生音を出します。例えば、彼らは、豹や、ワシ、蛇などの外敵について、仲間に警告するために、はっきりと、それぞれ異なる鳴き声を出します」ということで、最初の different vocalizations は「それぞれ、異なった発声音」という意味で、different preditors の場合は、「異なる外敵」という意味になります。兎も角、different とは、「他とは異なった、様々な」という意味なので、文脈に合った訳を付けることが大事です。


【質問 No. 22705】 worth と、worthy の違いについて ぽん 2023-08-29 12:46:40
 先日、It is worth it. の文型について、質問した者です。worth と worthy の違いについても、教えてください。
また、これを、It is worthy of it. と言い換えられますか?


【回答】
 It is worth it>. は、「それは、価値がる」という意味の熟語ですが、It is worthy of it. は、「それは、その価値がある」という意味で、worth it のような熟語ではないので、worthy of it の it は、何か具体的なこと、例えば、富士山の登る、といったことを指す it で、「それをする価値がある」 という意味になります。

 一方、be worth doing と言えば、Mt. Fuji is <worth climbing> once. 「富士山は、一度は登る価値がある」という風に使いますが、be worthy <of doing>/<worthy to do> を使って同じことを言う場合は、Mt. Fuji is <worthy of climbing> once (or, <worthy to climb> once). という風に、worth とは、異なる用法になります。



【質問 No. 22704】 【質問 No. 22702】の訳について ヨッシー 2023-08-29 09:17:20
 お世話になります。

 At the door was a glass case with a giant snake! They were all frozen in time, but they were alive to me.

において、第1文の名詞は、全て単数なのに、どうして第2文では、they と複数形で受けているのでしょうか? a giant snake は明らかに単数ですから、もしかしたら、これらの前の文に they に対応する名詞があるのではないか、それは a giant snake を見て驚いている発話者の友人や、同僚、なのかなと想像してみました。

 よろしくお願いします。



【回答】
 私も、当初、この英文を見た時、a giant snake ではなく、giant snakes ではないか、と疑ったのですが、この文の中では、a giant snake についての話を取り上げた文で、その前に、他の動物の剥製が置いてあったのではないか、と判断し、訳は、その他の動物を含めた全体の動物についてのものとして、行なった次第なのです。このサイトへの質問は、文脈を無視して、自分がわからない部分だけを取り上げてきますので、このような驚きというか、疑問に、しばしば駆り立てられるのです。でも、この文における「単複」の矛盾に気付かずに、過ごしてしまう場合も、あるものと考えられます。ご投稿を感謝いたします。


【質問 No. 22703】 冠詞について   2023-08-29 04:53:58
 「コンビニで、バイトを始めてから、1週間が経った」の英訳で、

 It has been a week since I began working part-time at a convenience store.

という文章がありました。「自分が、今、働いてるコンビニ」なので、the convenience store なのでは、と疑問に思ったのですが、どうでしょうか。問題集には、この一文しかありませんでした。


【回答】
 ご質問の a convenience store とは、「とあるコンビニ」という意味で使われており、「今、働いているコンビニ」という風に、「限定」したくない場合は、不定冠詞の a convenience store としても、大丈夫なのです。特に、the をつけると、この話を聞いている人も、私が働いているコンビニを、知っている、という前提としての話となるのです。


前の 10 件    次の 10 件