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【質問 No. 22657】 whether he wins と、whether he will の違いについて 緒方直明 2023-08-24 05:17:59
 初めて質問させていただきます。よろしくお願いします。

 以下の文章で、if、whether の中の時制が「現在形」の場合と、「未来形」の場合で、どう違うのか、がわからなくなりましてので、質問させてください。

1. It doesn’t matter whether he wins or not.
2. It doesn’t matter whether he will win or not.
3. It doesn’t matter if you are late.
4. It doesn’t matter if you will be late.

 両方とも、日本語にすると、「彼が、勝つかどうかは、問題ではない」 「あなたが、遅刻しても、しなくても、問題ではない」となるように思いますが、まだ、試合の結果が出てないとか、遅れたわけではなさそうな時間帯の会話のようなので、いずれも使えるよう気がしますが、意味の違いはあるのでしょうか?

 お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。



【回答】
 ご質問の 1. の英文の意味は、「彼が勝つか、勝たないかは、問題ではない」ということで、wins が「現在形」になっているのは、彼の「勝ち、負け」は、一般論として、問題ではない、ということを述べたもので、勝つのかな、負けるのかな、といった心配はしていない、ということです。

 一方、2. の意味は、「彼が、実際に、今度の試合に勝つだろうか、負けるだろうか、については、どちらでも構わない(気にしていない)」ということを表しているのです。

 3. と、4. についても、同じことが言えます。3. は「一般論」として述べたもので、4. は「今後、遅刻することがあるのか、どうか、については、心配していない」ということで、「事実」として述べたものなのです。

 総じて、この表現は、一般に、1. や、3. のように、「現在形」を使ったものが、通常の言い方になっています。



【質問 No. 22656】 文法の構造について はな 2023-08-23 18:36:48
 A new report into Japan’s military has found what it says is an 〜 ...

 こちらの文の主語は、A new report で、動詞はどれでしょうか? has found であるような気がするのですが、
is のような気もします。


【回答】
 ご質問の英文は、セミコロン以降が省略されているので、全体を掴むことができません。完全文で、再投稿してくっださい。


【質問 No. 22655】 For A to B の構文について N.Y. 2023-08-23 18:31:34
 いつも、ありがとうございます。

 https://docs.docker.com/build/guide/layers/

 For Go to know which dependencies to download, you need to copy the go.mod and go.sum files to the container.

 For Go to know の部分は、どういう構文なのでしょうか。It is A for B to ... に似ているような気もします。意味としては、「Go が、どの依存関係をダウンロードするかを知るには」だと思います。Go というのは、プログラミング言語の名前です。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「Go がどの従属項目をダウンロードするかを知るためには、go.mod と go.sum ファイルを、コンテナにコピーする必要があります」ということで、For Go to know とは、In order for Go to know の意味で、for Go は、to know の意味上の主語となる構文なのです。文法的には、それでよいのですが、実際のところ、Go とは何か、dependencies とは何か、など、専門外の私には、分かりません。


【質問 No. 22654】 how much time と how long について すんた 2023-08-23 16:27:40
 いつも、お世話になっております。

 英作文の問題で、「その問題を解決するのに、どのくらいの時間がかかるかは、問題ではない」があり、解答例が

 It doesn't matter how much time it will take to solve the problem.

だったのですが、how much time の部分を、how long にしても、大丈夫でしょうか? その理由も教えていただけると助かります。よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の how much time は、how long で置き換えることができるので、It doesn't matter <how long> it will take to solve the problem. としても、全く問題はありません。違いは、how much time は「名詞句」ですが、How long も、「名詞相当語句」と考えることができるからです。


【質問 No. 22653】 much the better part of these events の the について のん 2023-08-23 16:14:24
 いつもお世話になっています。早速質問します。

 No doubt throughout all past time there actually occurred a series of events which, whether we know what it was or not, constitutes history in some ultimate sense. Nevertheless, much the greater part of these events we can know nothing about, not even that they occurred; many of them we can know only imperfectly; and even the few events that we think we know for sure we can never be absolutely certain of, since we can never revive them, never observe or test them directly.

 much the greater の the は、なぜ、付いているのでしょうか? much greater では、おかしいでしょうか? この part は、可算名詞として使われているから、冠詞が必要だからでしょうか?

 宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の部分だけを取り上げますと、Nevertheless, much the greater part of these events we can know nothing about, not even that they occurred; ... の意味は、「それにもかかわらず、これらの出来事の大部分について、私たちは何も知ることができませんし、それが起こったことさえも、知ることができません」ということで、much (the greater part of these events) の国「は、元々「これらの出来事のより大きな部分」と言うときには、比較級の greater part of ~ には、the が付くのが決まりなので、副詞の much が、the greater part of these events を強調して、「これらの出来事の(多くの)部分」と言っているのです。副詞としての much はこのような修飾位置を取るのですが、<much of> the greater part of these events としてみると、much は「名詞」になりますが、理解しやすくなるのではないでしょうか。


【質問 No. 22651】 英文法について おまめ 2023-08-23 13:53:43
 お世話になります、素朴な疑問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

 例えばなのですが、以下のような文は、英文法上可能かどうか、ご教授いただけますと幸いです。

 What the meaning of life is is something which people often talk about.

 what the meaning of life までが「主語」とした場合、is が続くことになりますが、これは可能なのでしょうか。

 また what the meaning of life is は、文脈によって「人生が何を意味するのか」「人生が意味するもの、コト」と二つの解釈が可能である、との解釈で正しいでしょうか? それとも、「人生が意味するもの・コト」の場合は、What(=the thing which) the meaning of life means の方が自然でしょうか?

 五月雨ですみませんが、お返事をお待ちしております。どうぞよろしく、お願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「人生の意味は何かは、人々がしばしば話すことである」ということで、What the meaning of life is が、全体で、「主語」になっているのです。ここを、直接疑問文にすると、What is the meaning of life? 「人生の意味は、何か?」となりますが、ここでは、それが「間接疑問文」になって、しかも、その間接疑問文が、この文の主語になっているのです。


【質問 No. 22650】 形容詞句か副詞句なのか YT 2023-08-23 13:40:38
 The fame of a film star <at>(→in) the present day far exceeds that of Alexander or Caesar at the height of his career.

 この文で、at the present day は、形容詞句か、副詞句の、どちらでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「現在の映画スターの名声は、キャリアの絶頂期のアレグザンダー(大王)や、ジューリアス・シーザーの名声を、遥かに上回っています」ということで、in the present day は、「形容詞句」として、直前の a film star を修飾しています。


【質問 No. 22649】 複数の製品の中の一個だけの欠陥を、英語で言い表す方法について ヒロ 2023-08-23 13:28:52
 お世話になります。英語での伝え方で悩んでおり、質問させて頂きます。

 例えば、壁一面に、複数のモニタが並べられて、1枚の映像を構成している装置があり、その中の1台のモニタだけ表示されていない場合に、切り分けを行った結果、その表示されてないないモニタ単体の故障ということが分かりました。

 そのような場合、日本語では、“個体不良”、“その個体の問題” や、“その個体だけの問題” などと表現すると思うのですが、英語で、そういう場合の適当な語彙、伝え方を教えて頂けないでしょうか。調べてみると、individual を使うのが良いよいかと思い、使っているのですが、意図通りに伝わっているか、自信がありません。 

 できれば、その個体だけが問題であって、ほかのものは問題ない、という意味も含めて伝えたいです。仮に、以下のような文を使ったりしています。文としても、問題があれば、ご指摘いただけないでしょうか。

 Since there no issue occurs with other units, we consider this issue only happens with that individual unit. 「ほかの装置では、問題がないので、個体不良と考えます」


【回答】
 ご質問の和文の、「他の装置では、問題がないので、個体不良と考えます」を、英訳すると、次のようになります。

 Since there are no problems with the other units, we consider that what is defective among them is this one (individual) unit. 「他のすべてのユーニットには問題がないので、それらの中で、欠陥ユーニットは、この一つだけと考えられます」



【質問 No. 22648】 as though 節内での仮定法について Cyrus 2023-08-23 13:05:09
 いつも、ありがとうございます。下記文章に関する質問に答えて頂けますと、幸いです。

 She looked as if she were about to burst into tears, when all at once she burst out laughing as though she had gone mad.

@ as though 節は、大過去、過去完了のうち、過去完了の継続を表している、との認識で良いか?
A as though 節 を、she went mad または、she was going to mad としても、文法的に問題は無いとの認識で良いか? また、その場合、笑い出したことと、狂ったことが、同時点で発生したことになる、という解釈で良いか?

 何卒よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼女は、今にも泣き出しそうに見えたが、そのとき、突然、まるで気が狂ってしまったかのように、笑い出した」ということで、looked as if ..., she were about to burst ..., she burst out laughing ... の、3つの過去時制は、文頭から文末への流れの中で、「過去時制」が使われていますが、最後の as though she <had gone> mad では、過去より一つ前の時制である「過去完了形」が使われています。

@ as though の節内の時制は、「過去完了形」で、she <burst> out laughing の「過去形」よりも、前の時制になっており、笑い出す時よりも前に「完了」したことを表しているのです。「継続」ではありません。

A as though の節内の had gone mad を、went mad や、she was going to be mad とすることは、できません。その理由は、she burst out laughing の時よりも、前のこととしなければならないので、ここでは、had gone mad という風に、過去完了形でなければなりません。



【質問 No. 22647】 [SVOC] から成る文型について ヨッシー 2023-08-23 10:17:11
 お世話になります。「質問 No. 22641」に関連する質問です。

 構文上の約束事として、C は「補語」(complement)ですから、成りうるのは「名詞、代名詞、形容詞」だけではないでしょうか。従って、以下の例2、例3 において、C が動詞の原形、過去分詞とするのは納得できません。あまり構文には、こだわりたくないのですが、例2 と 例3 は、ともに「S V構文」ではないでしょうか。

例2: I see her cross the street. (her = cross the street する、C が動詞の原形)

例3: I want the budget estimated. (the budget= estimated される状態、C が過去分詞)

 よろしくお願いします。


【回答】
 文型についてのご質問ですが、いわゆる「学校文法」(School Grammar) においては、例2 の動詞の原形と、例3 の過去分詞を、それぞれ「目的格補語」(Object Complement) として、認めているのです。しかし、これらは「表層構造」(Surface Structure) からの分析なので、1960年代以降に始まった「生成変形文法」(Generative-Transformational Grammar) の時代になってからは、「深層構造」に基づく文法感が生まれてからは、修正が加えられたのですが、教育現場においては、依然として、旧式の「学校文法」に基づく教育がなされております。

 そんなわけで、ヨッシーさんご指摘の、例2における動詞の原形と、例3における過去分詞を、共に「形容詞相当語」として、「目的格補語」と認めているのです。どうか、その旨ご理解の上、ご観念なさってください。



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