【質問 No. 22648】 as though 節内での仮定法について |
Cyrus |
2023-08-23 13:05:09 |
いつも、ありがとうございます。下記文章に関する質問に答えて頂けますと、幸いです。
She looked as if she were about to burst into tears, when all at once she burst out laughing as though she had gone mad.
@ as though 節は、大過去、過去完了のうち、過去完了の継続を表している、との認識で良いか?
A as though 節 を、she went mad または、she was going to mad としても、文法的に問題は無いとの認識で良いか? また、その場合、笑い出したことと、狂ったことが、同時点で発生したことになる、という解釈で良いか?
何卒よろしくお願い致します。
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【回答】
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ご質問の英文の意味は、「彼女は、今にも泣き出しそうに見えたが、そのとき、突然、まるで気が狂ってしまったかのように、笑い出した」ということで、looked as if ..., she were about to burst ..., she burst out laughing ... の、3つの過去時制は、文頭から文末への流れの中で、「過去時制」が使われていますが、最後の as though she <had gone> mad では、過去より一つ前の時制である「過去完了形」が使われています。
@ as though の節内の時制は、「過去完了形」で、she <burst> out laughing の「過去形」よりも、前の時制になっており、笑い出す時よりも前に「完了」したことを表しているのです。「継続」ではありません。
A as though の節内の had gone mad を、went mad や、she was going to be mad とすることは、できません。その理由は、she burst out laughing の時よりも、前のこととしなければならないので、ここでは、had gone mad という風に、過去完了形でなければなりません。
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