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【質問 No. 22578】 過去形について 友愛 2023-08-15 06:16:07
質問1: ネットに、次のような英文がありました。

 When we visited my aunt, she welcomed us warmly.
 「私たちが、叔母を訪ねると、彼女は、暖かく私たちを迎えてくれました」

 この英文の場合、「暖かく迎える」という動作は、すでに完了しているため、過去形を使用します。 また、起こった出来事も、「まず私たちが叔母の家に着 き、そのあと叔母が暖かく迎えてくれる」という出来事が起こります。この2つは同時に起きてはいません」と書いてありました。これは、「when節の内容と同時に起きた」の間違いでしょうか? 他のサイトには、I took a bath when the earthquake occurred. になりますが、これは「地震が起きた瞬間にお風呂に 入り始めた」という意味になり、と書いてあり、こちらは同時に起きたという意味にとれるのですが、同時に起きているのか、同時に起きていないのか、教えていただけないでしょうか?

質問2: 質問1で述べた2つの例文に加えて、似た例文として、When you called me, I played soccer. 「あなたが私に電話した時に、サッカーをやり終えた」と書いてありました。この例文は、主節の過去形が「動作の終了」を意味していて、質問1の 2つの例文は、主節の過去形が動作の始まりを表しています。同じ文構造なのに、過去形が動作の始まりなのか、終わりなのか、意味が違いますが、何が正解になるのでしょうか? (過去形は過去の動作の始まり〜終わりを表すという説明も、他のサイトにはあり、色々と矛盾していると感じたのですが)、どれが正しいでしょうか?


【回答】
 英語は、「時制」の使い方が難しいですが、最初の When we <visited> my aunt, she <welcomed> us warmly. の場合は、「訪ねた」のが先に起こって、「迎えてくれた」のが、その後に起こったことなので、両方とも、「過去形」で、問題はありません。これが、もし、逆で、My aunt <welcomed> us warmly, when we <visited> my aunt. とすると、やや違和感を感じますが、この程度の「過去形」の使い方は、よくあります。本来は、..., when we <had visited> my aunt. とすべきですが、これも、わざとらしく響くので、あまり好まれません。

 次に、I took a bath when the earthquake occurred. についてですが、これも、took と、occurred が、書かれた順序に起こっているので、問題はありませんが、正しくは、I <was taking> a bath when the earthquake <occurred>. と、過去進行形にすべきところです。

 同じく、Whe you called me, I <played> soccer. も、..., I <was playing> soccer. とすべきところです。



【質問 No. 22577】 sameとme too の違いについて ピクパク 2023-08-15 05:49:07
 same と、me too の違いって、何でしょうか? また、他に同意を意味するフレーズはありますか?

【回答】
 ご質問の趣旨は、相手が、「昨夜は、YouTube を見て、夜更かしをしてしまった」 I stayed up late last night watching YouTube movies. と言ったのに対して、「私もそうでしたよ」と答える英語は、(It was the) Same with me. 又は、Me too. と言う場面の話のように思われます。その他に、同じような表現としては、I did, too.
とか、Same here. などがあります。



【質問 No. 22576】 副詞句が修飾する先はどれか?(その2) 英語について考える 2023-08-15 05:36:09
 前回(【質問 No. 22575】)へのご回答、ありがとうございます。英文の構成要素のルールに則って、文中の英文解釈を行うことで、意味を考えることができ、また、修飾語については、補語や目的語などの、文中の構成要素には関わらない要素であって、形容詞は「名詞」を修飾し、副詞は「動詞、形容詞、他の副詞」といったように、文中の修飾関係の把握には、品詞が関わってくることは理解したのですが、I(S) ran(V) [very→fast](M). のみがな成立するのか、が分からないです。(この修飾関係そのものが正しいことは分かります)

 単純に考えれば、上に述べたような、「副詞は動詞、形容詞、他の副詞を修飾する」というルールに則るのであれば、fast も very も、同じ副詞なので、単体で ran を修飾出来るはずであったり、被ることがなくとも very がfastを修飾してかたまりをつくらずに、fast が ran を修飾すれば、上のルールを満たしていると思われるのに、なぜ、very のみが fast を修飾して、very fast のかたまり全体が副詞相当語句として ran を修飾する、という形のみにしぼられるのでしょうか。上のルールに則るのならば、very が fast を修飾して、fast が句ではなく単体として ran を修飾することができない理由について、納得できないです。I ran very fast. という文章が「第一文型」であるという所が、そのような修飾の構図にしなければならない所以になっているのでしょうか? そのあたりについて、ご教示をお願いしたく存じます。宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の He ran very fast. において、very が fast だけを修飾し、動詞(ran)を修飾できないのは、何故なのか、についてお答えしますと、He ran very. という文が、何故、成り立たないか、という理由にあるからです。つまり、副詞には、fast, slowly などの「様態」(how)を表すものの他に、very, awefully などの「程度」(degree)を表すもの、といったように、修飾先が限定されるという制限があるからなのです。このように、「程度」を表す副詞 very は、他の副詞を修飾することはできるが、動詞を修飾することはできないのです。この問題は、文法(Syntax)の問題というよりも、より哲学的な「意味論」(Semantics)の問題なのです。He ran very. が、何故、ダメかの問題は、文法的には可能なはずの語が、意味論的に不可能となる例なのです。


【質問 No. 22575】 副詞が修飾する先はどれか? 英語について考える 2023-08-14 16:56:34
 英語を学んでいて、疑問に思う部分があるので、質問します。ごく単純な文章ですが、

 I ran very fast.

という文章の修飾関係は、どのような見方が正しいのでしょうか? 副詞は、名詞以外を修飾できる、というルールに加え、句、節も修飾関係を示せることから、

@ very が fast を修飾して、fast が ran を修飾している。(句や節の修飾先は考えない)
A very が fast を修飾し、反対に、fast も very を修飾して、very fast が副詞句を作って、ran を修飾している。
B very が fast を修飾して、fast は ran を修飾し、尚且つ very fast が副詞句を作って ran を修飾している。
C very が ran を修飾して、...
と言ったように、見方次第では、様々な修飾方法が見えてしまうように思えます。

 よく英語では、品詞における修飾関係に加え、「名詞句、副詞節」などのかたまりとして、修飾関係を示すものがあると思いますが、この、句や節という概念が加わったために、ニュアンスとしては、より明確に説明出来るようになった一方で、上記のように、複数の見方ができてしまうようにも思います。
 
 これら修飾関係を示すために存在する用語の扱いは、かなり曖昧で、広範な概念である(どちらとも取れ、間違いではない)のでしょうか? それとも、上に述べたような見方には明確な誤りがあり、正解は、ただ一つしかないのでしょうか。

 また、句や節というのは、文法をより詳細に、明快に説明するための便利な道具であって、本来は句や節というのは、@ のように使わなくても、単語それぞれにある品詞の修飾関係だけで(ややニュアンスに違和感があるが)説明出来てしまうものなのでしょうか?
 
 そのあたりを疑問に思いましたので、これら文法的な修飾関係についての正しい考え方は何であるか、ご教示お願いしたく存じ上げます。


【回答】
 英文の意味は、単語の意味の合計から生まれるのではなく、文を構成する「主語」、「述語動詞」、「目的語」、「補語」という、構成要素から生まれるもので、それぞれの構成要素が、形容詞や副詞といった「修飾語」によって、肉付けされ、全体としてある一定の論理を備えた意味を生み出すのです。その際、「主語」となり得る品詞は「名詞」と「代名詞」、又は、「名詞相当語句」であり、「名詞」を修飾するのは「形容詞」又は「形容詞相当語句」と呼ばれ、「述語動詞」は、当然のことながら「動詞」であり、それを修飾するのは「副詞」又は「副詞相当語句」であり、「目的語」になれるのは、「名詞」、「代名詞」、又は、「名詞相当語句」(名詞句・名詞節)であり、「補語」となれるのは「名詞」又は「形容詞」およびその相当語句(形容詞句・形容詞節)であること、と概略決まっており、そうした構成要素の文中での役割にしたがって、文全体の意味が発生するわけです。英文解釈では、これらの構成要素を、間違い無く捉え、全体の意味に到達することになります。

 その中で、今回のご質問は、「修飾語句」についてのものとなりますが、「修飾語」には、「形容詞」と「副詞」があり、形容詞は「名詞」を修飾し、副詞は「動詞、形容詞、他の副詞」を修飾する役割を果たし、文の構成要素には、関わらないのです。例えば、ご質問の I ran very fast. という文は、I(S) ran(V) [very→fast](M). から成る「第1文型」の構造を備えた文で、副詞 very は、同じく副詞の fast を修飾しながら、全体で動詞 ran を修飾している、という分析になります。英文の意味が分かった、ということは、専門語を知ることとは限らず、文を構成する各要素を、素早く見抜くことにあります。母語話者は、通常、このような分析作業を必要としませんが、英文解釈では、説明の都合上、文型を明らかにし、修飾関係を明らかにするわけです。



【質問 No. 22574】 TOEIC テストのリスニングより 鈴木 2023-08-14 09:21:55
 お世話になります。

 My team ensures that the vehicles our company <desighns>(→designs) are as light as possible.
 「私のチームは、当社が設計する機体が可能な限り軽量であるようにしています」

1. the vehicles our company desighns は、全部で一つの名詞になっているように見えます。「名詞+名詞」と続く使い方は、可能なのでしょうか? 何か、使っている文法があるのでしょうか。

2. ensures と are と、動詞が2つあります。どういった文の構造になっているのでしょうか? that節以下で are を利用しているのでしょうか?  
  

以上、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「私のチームは、当社が設計した車両が、可能な限り軽量であることを、保証します」ということで、

1. the vehicles (that) our company designs とは「我が社が、設計する車両」という意味で、the vehicles の後に、関係代名詞が省略されているのです。全体としては、関係節を含む「名詞句」となります。

2. ensures that ~ are ... とは、「~ が、... であることを、保証する」という意味を表しているのです。構造としては、[My team](S) ensures(V) [that the vehicles ...](O). から成る「第3文型」となります。



【質問 No. 22573】 地名の表記法について のん 2023-08-14 05:53:41
 Taiwan は一語で、Hong Kong は二語です。一語で表すか、複数で表すかは、誰が、どのように決めていますか?

【回答】
 Hong Kong も、Taiwan と同じく、元々は、中国の固有名詞として、Hongkong と表記されていたのですが、イギリスがここを植民地化して、世界に知られるようになると、より英語らしい表記として、Hong Kong という風に、2語として表記するようになったもの、と思われます。一方、「台湾」の方は、世界に知られるようになったのは、かなり後だあったためか、地名の表記としては、元の Taiwan が、そのまま1語として、今日に至ったようです。確かな証拠があるわけではありませんが、最初に世界に知られるようになった時の表記が、現在になっても、使われている例のように思われます。


【質問 No. 22572】 英作文の添削依頼(後編) zoro 2023-08-13 16:21:28
 先生、前回のご回答ありがとうございました。本日は、後編をお願い致します。

1. 「第2に、売れ残ったペットの殺戮処分は残酷な行為であるため、ただちに禁止するべきだと、主張する者もいるかもしれない」
 Secondly, Some people may insist that slaughtering of redundant pets is a cruel act and should be prohibited right away.

2.「しかしながら、かわいそうだから、という理由で、動物の殺処分を禁止するべきだという意見は、極めて無責任だ」
 However, I think the opinion that killing of animals should be banned since they are poor sounds fairly irresponsible.

3.「言うまでもなく、ペットを助けて飼ったら、多額の金がかかる
 Needless to say, if you help and keep a pet, it costs huge amount of money.

4.「その金を自分で負担出来ないのであれば、勝手な意見を主張するべきではない」
 Opponent should not argue the self-centered idea if they cannot bear the cost on their own.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
1. → Secondly, some people may insist that the slaughtering of left-over pets at a pet shop is a cruel act and therefore should be abolished right away.

2. → However, I think the opinion that the killing of animals should be banned because it makes you feel sorry for them is fairly irresponsible.

3. → Needless to say, if you try to keep those pets, it costs a huge amount of money in the end.

4. → Unless you can bear the cost from your pocket, you should not spread such a self-centered opinion.

 これは、これで、英語の練習としてOKですが、私個人としては、殺処分にする代わりに、動物を本当に欲しがっている、貧しい人々に保護犬(保護猫)として、引き取ってもらうことができれば、双方にとって、これ以上嬉しいことはないだろうと、坂上忍たちの番組をこよなく愛している私には、思われてなりません。




【質問 No. 22571】 as would について 受験生 2023-08-13 15:57:41
 Six months later, he requested to attend the Army Drill Sergeant School at Fort Jackson, South Carolina. Again, he surpassed expectations as would a college valedictorian and completed the 65-day course. He then returned to the place of his military genesis, Fort Benning, instructing future 11 Bravos how to fight and, hopefully, stay alive on the modern battlefield.

 ここの文章で、as would a college という表現があるのですが、ここの as って、どういう使い方をしているのでしょうか? 前置詞なら後ろは名詞だし、接続詞なら後ろは主語+動詞なのに、なぜ、ここでは would が来ているのかが分かりません。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「6ヶ月後、彼は南カロライナ州のフォート・ジャクソンの陸軍訓練曹長学校への入学を希望した。ここでも、彼は、あたかも大学卒業生総代ならそうするであるだろうように期待を上回り、65日間のコースを完了した。それから、彼は、彼の軍人としての軍事発祥の地であるフォート・ベニングに戻り、将来の11人の勇姿に対して、戦い方、できれば現代の戦場で、生き残るための方法を指導した」ということで、ご質問の as would a college valedictorian とは、as a college valedictorian would do 「大学卒業生総代なら、そうするであろうように」という意味の「仮定法過去形」の帰結部分に相当する表現なのです。つまり、as は as if a college valedictorian would do と言い換えることが可能な表現なのです。


【質問 No. 22570】 不定詞と助動詞の関係について(確認) かずや 2023-08-13 06:20:16
 いつも、お世話になっております。「No. 22561」の質問への回答で、気になったことがあります。

 a lot of tasks (to do) の括弧に当てはまる解答は、あえて助動詞の to must do や to have to do を使わず、to do で成り立つことはわかりました。ですが、先生は回答で、to have to do は「かろうじて当てはまるが、must do は、正解にならない」とおっしゃっていたと思います。それは、なぜでしょうか。

 ご教示いただけると、助かります。


【回答】
 「しなければならない、たくさんの作業」と言うときは、a lot of tasks <to do> という風に、「名詞句+to不定詞」の構造となるのでが、to不定詞となれるのは、一般動詞ですから、to have to do の to have は、have が「助動詞」ではなく、「一般動詞」なので、a lot of tasks <to have to do> とすることが可能なのです。しかし、助動詞の must は、a lot of tasks <to must do> という風に、to不定詞にすることができないのです。ですから、to have to do の to have は余分なのですが、理論的には、つけることができる、という意味で、「敢えて可能である」と、申し上げたのです。


【質問 No. 22569】 能動の関係とは? 2023-08-13 06:04:24
 I saw the sun rise over the lake through my hotel room window.
 「私は、ホテルの部屋の窓越しに、太陽が湖の上に昇るのを見た」

という英文について、the sun と rise の間に、「太陽は、昇る」という能動の関係が成り立つという解説があったのですが、能動の関係とは何ですか? また、なぜ、the sun と rise の間には、能動の関係が成り立つと言えるのですか? そして、能動の関係が成り立つと、なぜ、rise が「原形」となると言えるのですか?



【回答】
 ご質問の英文の I saw the sun rise という部分は、I(S) saw(V) [the sun](O) rise(C) から成る「第5文型」になっており、sun と rise の間には、「太陽が、登る」という「主語・動詞」から成る「能動態」の文の関係にある、ということができるのです。解説で「能動」と言っているのは、「能動態」の文が含まれている、ということだと思われます。また、see the sun rise における rise は「動詞の原形」である、ということです。


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