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【質問 No. 22570】 不定詞と助動詞の関係について(確認) かずや 2023-08-13 06:20:16
 いつも、お世話になっております。「No. 22561」の質問への回答で、気になったことがあります。

 a lot of tasks (to do) の括弧に当てはまる解答は、あえて助動詞の to must do や to have to do を使わず、to do で成り立つことはわかりました。ですが、先生は回答で、to have to do は「かろうじて当てはまるが、must do は、正解にならない」とおっしゃっていたと思います。それは、なぜでしょうか。

 ご教示いただけると、助かります。


【回答】
 「しなければならない、たくさんの作業」と言うときは、a lot of tasks <to do> という風に、「名詞句+to不定詞」の構造となるのでが、to不定詞となれるのは、一般動詞ですから、to have to do の to have は、have が「助動詞」ではなく、「一般動詞」なので、a lot of tasks <to have to do> とすることが可能なのです。しかし、助動詞の must は、a lot of tasks <to must do> という風に、to不定詞にすることができないのです。ですから、to have to do の to have は余分なのですが、理論的には、つけることができる、という意味で、「敢えて可能である」と、申し上げたのです。


【質問 No. 22569】 能動の関係とは? 2023-08-13 06:04:24
 I saw the sun rise over the lake through my hotel room window.
 「私は、ホテルの部屋の窓越しに、太陽が湖の上に昇るのを見た」

という英文について、the sun と rise の間に、「太陽は、昇る」という能動の関係が成り立つという解説があったのですが、能動の関係とは何ですか? また、なぜ、the sun と rise の間には、能動の関係が成り立つと言えるのですか? そして、能動の関係が成り立つと、なぜ、rise が「原形」となると言えるのですか?



【回答】
 ご質問の英文の I saw the sun rise という部分は、I(S) saw(V) [the sun](O) rise(C) から成る「第5文型」になっており、sun と rise の間には、「太陽が、登る」という「主語・動詞」から成る「能動態」の文の関係にある、ということができるのです。解説で「能動」と言っているのは、「能動態」の文が含まれている、ということだと思われます。また、see the sun rise における rise は「動詞の原形」である、ということです。


【質問 No. 22568】 TOEFL listening の問題から Okamoto 2023-08-13 05:52:05
 TOEIC のリスニングで、以下のやり取りが出ました。

Student: Are there sites that we could visit, if we were out in the area?

Professor: Actually, it is now possible for the public to visit Range Creek, and that's well, I mean you've all learnt a great deal about archaeology and are pretty serious about it. But the general public, let's just say a lot of us in the field, aren't so crazy about the idea.

Student: I can imagine, so this is <pretty>(→a pretty) <reason>(→reasonable?) thing?

Professor: Yes, because the location is so remote ....

 Professor の台詞で、I mean からが、どういうことを言いたいのか分かりません。教えてください。


【回答】
 ご質問の会話文の意味は、以下の通りです。

学生: 「私たちが、その地域に入ったとしたら、訪ねることができるかもしれない場所がありますか?」
教授: 「実は、最近、一般人が Creek Range を訪ねることが可能になり、そうですね、つまり、皆さんは、考古学について沢山勉強して、その場所について、かなり真剣になっていらっしゃるようですね。でも、一般客については、私たち(専門家)の多くは、一般客訪問について、あまり嬉しく思っていない、と申し上たいのです」
学生: 「想像できます。ですから、この問題には、理由がある、ということですね」
教授: 「そうなんです。しかも、その場所は、ここからは遠く離れていますし・・・」

 なお、and that's well, I mean というところは、教授が、何と説明したらよいか、迷っているところで、「それはですね、ええっと、つまり(こういうことなのです)」といった意味になります。また、学生のセリフで、so this is pretty reason thing. というところは、so this is a pretty reasonable thing. とすべきところと、思われます。



【質問 No. 22567】 英作文の添削依頼(前編) zoro 2023-08-12 18:45:17
 先生、ご添削ありがとうございました。今回も、私が勝手に考えた課題ですが、添削をよろしくお願い致します。

 Redundant pets slaughter is inhumane and unnecessary.

1.「私は、売れ残ったペットの殺戮処分は、非人道的で、必要がないという意見に反対だ」

 I disagree with the idea that redundant pet slaughter is inhumane and unnecessary, for the following reasons.

2.「第1に、ペットの殺戮処分は、昔から行われて来たことだ」
 Firstly, slaughter redundant pets has been practicing since olden times.

3.「事実、私達の便利な生活は、たくさんの動物の命を犠牲にして、成り立っている」
 Actually, our convenient life consists at the sacrifice of lives of the other animals.

4.「動物実験や、動物の補食が、その例である」
 Animal experiment and killing and eating animals are examples of that.

5.「私達が、私達にとっての、都合の良い生活を手放さないためにも、余ったペットの殺戮処分は、避けて通ることが出来ない」
 We have no choice but to kill redundant pets in order not to relinquish our own good life.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
ISSUE TO BE DISCUSSED: SLAUGHTERING OF REDUNDANT PETS IS INHUMANE AND UNNECESSARY

1. → I disagree with the idea that the slaughtering of redundant pets is inhumane and unnecessary, for the following reasons.

2. → First, the slaughtering of redundant pets has been practiced since olden times.

3. → Actually, the convenience of our life depends on the sacrifice of the lives of other animals.

4. → Experiments with animals and the killing and eating of animals are inescapable examples of that.





【質問 No. 22566】 前置詞としての as の使い方について オカノマン 2023-08-12 13:49:55
 External data collection will be experienced as dynamic and free-flowing.

 こちらの英文で、as dynamic and free-flowing と、as の後に形容詞がきていましが、as は「前置詞」だと思うので、regard A as B のように、動詞自体に as を使う用法があると思うのですが、experience には、辞書で調べた所、as を使う用法は見つかりませんでした。今回の英文のように、as を形容詞の前で、単独で使うこともできるのでしょうか? ご教授願います。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「外部データの収集は、動的で、自由に流れるものとして、体験されます」ということですが、Playing tennis can be experienced as a healthy exercise. 「テニスをすることは、健康的な運動として、経験することができます」などの例としてもあり得るように、be experienced as ~ を、be considered as ~ 「~ と考えられる」などと同じように、使うことができます。ただ、ご質問の文の場合は、as の後に、名詞ではなく、形容詞が2つ並んで使われていますが、これは、as "dynamic and free-flowing" という風に、「名詞相当語句」として使われているのです。


【質問 No. 22565】 名詞の総称用法について よしこ 2023-08-12 13:28:53
 いつも、ありがとうございます。名詞の「総称用法」の使い方で、質問があります。

1) A desk is a piece of furniture. の文章ですが、「a+単数形名詞」を「主語」に使うことで、1つサンプルを取り出しましたので、これについて説明します、というメッセージが出てくる、と参考書にありました。

2) Desks are a piece of furniture. としても、名詞の複数形は総称を表すとありますので、間違っていないように思うのですが、1) と 2) の違いを、教えていただけますと、ありがたいです。

 よろし、くお願いいたします。


【回答】
 1) は、「机は、家具の一つです」という意味で、a desk は、「机という言葉」を指しており、限定された名詞ではなく、「総称」として使われていることがわかります。一方、2) は「(複数の)机は、(一つの)家具です」という意味になるので、Desks <are> <pieces> of furniture. と、複数の動詞と、piece の複数形にしないと、間違いで、「総称」としての文章にはなりません。




【質問 No. 22564】 正誤問題について ザハード 2023-08-12 13:17:32
 There has been a (@ growing) prominence of religion in politics in recent decades, and the debate over (A what) role faith should (B play) in government and over (C how) it means to be a Christian has continued to be a core issue in the American political process.

という「正誤問題」で、上文の C の how を what に変えるのが、答えだったのですが、その理由を教えて頂きたいです。授業で means が「他動詞」で、it が S、means が V だから、C には名詞か、代名詞が来ないとダメ、と説明されたのですが、正直 how と what の用法が理解出来ていないからか、全く分かりませんでした。よろしくお願いいたします。


【回答】
 英語で、「それは、どういう意味ですか?」と聞くときは、<How> do you mean? ではなく、<What> do you mean? と言わなければなりません。これは、mean は「他動詞」なので、「どのように」という意味の「疑問副詞の how を「目的語」にすることはできないので、「疑問代名詞」の what でなければ、mean の目的語にはなれないのです。


【質問 No. 22562】 前置詞について 初学者 2023-08-12 09:52:41
 Huy Fong said that “limited production” resumed recently, although the California company didn’t specify by how much or provide an estimate of when it believes suppliers will be able to deliver an adequate number of peppers.

質問1: by how much or provide an estimate...の部分で、how much or の or は、何を並列させているのでしょうか? how much or (how) provide という認識で問題ないでしょうか?

質問2: by how much ... の by は、「手段」を表す by ではなく、期間を表すものでしょうか? by には、「〜までに」という意味があるとのことなので・・・。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「フイ・フォングしは、“限定生産”が、最近再開されたが、カリフォルニア州の会社は、提供業者がどれくらいの量を出荷できるかや、また、いつ頃出荷できると考えているかを、明らかにしていない、と述べた」ということで、

質問1: didn't の本動詞は、2つあって、一つは、<specifiy> by how much (pepper ...) と、もう一つは、<provide> (an estimate of when it believes suppliers will be able to deliver ...) です。

質問2: by how much 「どれくらいの量だけを送れるか」 の by は、miss the train <by five minutes> 「5分のところで、電車に乗り遅れる」などにおける by で、「~   だけ、~ の差で」という意味の「程度・差異」を表します。



【質問 No. 22561】 不定詞と、助動詞の関係について かずや 2023-08-12 06:29:55
 いつも、お世話になっております。不定詞や助動詞について疑問があります。

a lot of tasks (to do) 「しなければならない、たくさんの作業」

 これは、穴埋め問題の一部ですが、「しなければならない」という文章を見たとき、初めに思い浮かんだのは、must, have toでした。不定詞の練習問題なので、括弧に当てはまるのは to must do や to have to do だと思ったのですが、それでも合っているのでしょうか。

 ご教示いただけると助かります。


【回答】
 ご質問の a lot of tasks (to do) における to do は、不定詞の形容詞用法で、後ろから前の名詞(ここでは、a lot of tasks) を修飾しているもので、和訳では、「なすべき(作業)]、又は、「しなければならない作業」となりますが、助動詞の must/have to とは、関係のない訳語なのです。ですから、a lot of tasks (to must do, to have to do) とする必要はないのです。ただ、a lot of tasks (to have to do) なら、辛(かろ)うじて可能ですが、普通は、a lot of tasks (to do) で十分なのです。なお、to must do は、間違いになります。


【質問 No. 22559】 Place where cats shouldn't be について おまめさん 2023-08-12 06:12:31
 木村 先生、お世話になります。英語を学習中の「おまめ」と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 昨日、ある SNS で、こんな1文を見かけました。

 Place where cats shouldn't be

@ 「猫が、いるべきではない場所」 A 「猫が、いるはずのない場所」などのニュアンスだと思うのですが、気になったのは、この Where です。この場合、Where は関係副詞となり、先行詞は Place だと思うのですが、そうなりますと、Place の後続文において、「場所を示す副詞句」が欠けているハズと考えました。

 例えば、This is the park where I go jogging every morning. ですと、where 以降の後続文では、「場所を表す副詞句」 (= in the park) が欠けている。ですが、この Place where cats shouldn't be では、後続文で欠けているのは be動詞の後の部分であり、「場所を表す副詞句」ではなく、「場所を表す補語」が欠けてしまっていることになってしまいませんでしょうか?

 「関係副詞」の場合、あくまで「先行詞」は後続文において副詞的な役割をする、と認識していたので、混乱をしてしまいました。この場合、後続文の cats should not be は「第1文型」として完結し、Cats(S) [should not be](V) [in the park] ← 先行詞(後続文で欠けている部分) と考えるべきでしょうか?

 わかりづらい日本語で、失礼いたしました。お手すきの際に、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします!



【回答】
 ご質問の Place where cats shouldn't be とは、文章ではなく、一つの「名詞句」で、「猫がいるべきでない場所」という意味の、タイトル、または、立て看板なので、正しくは、This is a place where cats should not be. 「ここは、猫がいるべき場所ではありません」とするべきものなのです。この場合、where は in which と書き換えてもよいもので、先行詞は a place となります。しかし、関係副詞 where は、place in which (cats shouldn't be) という風に、a place where とするべきなのですが、where だけでも、「... する場所」と言う意味を表すことができるのです。また、cats shouldn't be の be は「完全自動詞」で、「猫が<存在する>」という意味の動詞なので、この構造で、別におかしな文章と言うべきものではありません。


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