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【質問 No. 22493】 文の構造について 鈴木 2023-08-05 05:43:58
1. our most essential way of understanding existence

 「私たちが存在を理解する上で、最も重要な方法」という訳について、質問です。way of doing ~ で、「~ する方法」という意味になるのに、「~ する上で」 という訳になるのは、どうしてでしょうか?

2. The death that we all fear is less the death of the body and more the death of perception.

という文の、less と more は、どのような意味で、使われていますか?

3. I don’t know <that>(→不要) how our brain evolved to perceive the way it does.

という文についてですが、evolved 以下は、「発達して、知覚した」という意味になると思うのですが、the way it does は、何を修飾しているのでしょうか?


【回答】
1. を直訳すると、「存在を理解する我々の最も重要な方法」となりますが、これでは、まるで中学生の日本語のように、稚拙な表現になるので、日本語として、より自然で、理解しやすい訳として、「私たちが、存在を理解する上で、最も重要な方法」としたのだと思います。英文和訳においては、直訳よりも、意訳に近い、日本語として自然な訳がふさわしいのです。

2. の意味は「我々すべてのものが恐れる死は、肉体の死であるよりも、知覚の死なのである」ということで、肉体が衰えていくのは仕方がないとしても、精神が衰えていくことの方が、怖いことだ、と言っているのです。is less the death で「より少なく(肉体の)死である」、is more the death で「より多く(精神の)死である」という意味になります。

3. の意味は「私は、どのように、私たちの脳が、今日知覚するように、進化してきたのか、を知らない」ということで、the way it does とは、the way that it(=brain) perceives 「それ(脳)が、知覚するように」(私たちの脳が知覚するようになったのか、その様子(過程)を知らない)」ということです。



【質問 No. 22492】 角打ちの表現方法について Norio Nakashima 2023-08-04 17:56:19
 何度か、お世話になっており、いつも、大変参考にさせていただいております。また、相談があって、メールいたしました。

 ギャラリーのスペースに、期間限定で、“角打ち”ができる場所を設けようと考えており、「日本式のセルフサービスで、飲み物が飲めるギャラリー」という文言で考えています。japanese style self-serve drinks gallery という表現はおかしいでしょうか? できる限り、冗長にならない名詞表現で、と思い考えました。ご確認いただけますと、幸いです。

※ 角打ち: 酒屋の一角で、そこで買った酒が<購入>(→飲酒)できるスペースのことです。飲食店ではなく、酒販売店のため、抜栓などの提供方法ができないスペースを言います。



【回答】
 英語らしくするには、Japanese-style self-serving drinking gallery としたら、如何でしょうか?


【質問 No. 22491】 if なしの could は、条件を表すか? 黒猫 2023-08-04 16:00:25
 前回は、ありがとうございました。しかし、一つ質問がございます。

 THE Sorcerer had a wonderful hat. When he wore his hat, all he had to do was think magic and it would happen. He could think about a butterfly and it would appear. But only the Sorcerer knew the magic words that would make it disappear.

 He could think ... の could の意味が「彼が蝶々のことを考えると」という仮定の意味であるのはわかったのですが、「ジーニアス英和大辞典」の could の箇所を読むと、([if節の中で] 「もし...すれば、できれば」と記載されております。if なしでも、「彼が蝶々のことを考えると」というふうに仮定法の条件みたいな意味を could は、持つのでしょうか? あれば、例文なども添えて、教えてくださると、助かります。


【回答】
 もう一度、文字通りの意味を考えてみますと、「その魔術師は、素晴らしい帽子を持っていた。彼が帽子を被ると、彼がしなければならなかったのは、魔術を考えることであり、そうすれば、その魔術が現れるのだった。<ここでの would は、「過去の習慣」を表し、「~ するのであった」という意味を表します> 彼は、蝶について考えると、それが現れるのだった。<ここの could は、「考えることができれば」という「仮定法」の意味を表します> しかし、魔術師だけが、その魔術を消えさせることが言葉を知っていたのだった」 <ここの would は、「時制の一致」による would です>

 以上のように、真剣に考えてみました。如何でしょうか?



【質問 No. 22490】 訳と、品詞について しゅん 2023-08-04 11:04:07
 いつも、わかりやすく、ご回答いただき、ありがとうございます。今回は、文の訳と、品詞を教えていただきたいです。

 David Mitchell, a conservationist, is having local villagers record where the birds display.

 この文の is からの訳と、それぞれの品詞がわからないです。ご教授、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「自然環境保護者のデービッド・ミッチェル氏は、地元の村人たちに、どこでその鳥たちが演技をするかを、記録してもらっています」ということで、have local villagers record という部分は、「使役動詞(have) + 目的語(local villagers) + 動詞の原形(record)」という構造で、「村人たちに、記録して、もらう」という意味を表します。その後の、where the birds display とは「鳥たちが、どこで、演技をするか」ということで、record の「目的節」になっているのです。


【質問 No. 22489】 国名の後の動詞は、単数か、複数か? たん 2023-08-04 06:52:55
 Japan <have/has> varied and beautiful landscapes.

 国名の後につく動詞は、have も has も見たことがありますが、どちらも使えますか?


【回答】
 Japan は、「固有名詞」で、Japan <has> varied and beautiful landscapes. 「日本には、変化に富んだ、美しい景観があります」という風に、単数形の動詞が使われます。Japan <have> ... という使い方は、見たことがありません。


【質問 No. 22488】 could と would の用法について 黒猫 2023-08-04 10:43:08
 質問させて頂きます。以下の英文について、質問したいと思います。

 THE Sorcerer had a wonderful hat. When he wore his hat, all he had to do was think magic and it would happen. He could think about a butterfly and it would appear. But only the Sorcerer knew the magic words that would make it disappear.

 この英文の三行目の could と would、そして四行目の would は、どういう意味で使われているのでしょうか? そして、三行目と四行目の和訳を教えてください。よろしく、お願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「その魔術師は、素敵な帽子をかぶっていた。彼が帽子を被ると、彼がするすべてのことは、マジックを考えることになり、そうすると、それが現れるのです。彼が蝶々のことを考えると、それが現れます。でも、魔術師だけしか、それを消し去ることになる魔法の言葉を知りません」ということで、ここで使われている would や、could は、彼の魔法上の行為を表すので、一般人が使う would, could ではないようです。仮定法の言葉と考えることができます。つまり、すべては“架空”のことだからです。私の訳から、汲み取ってください。


【質問 No. 22487】 日記の添削のお願い StarlySky 2023-08-04 10:28:32
・ My hostmother made me a sandwich for me so I didn't have to make it by myself. I was literally going to be late, so it rescued me. 「今朝、ホストマザーがサンドイッチを作っておいてくれたから、自分で作らなくて済んだ。本当に遅刻しそうだったから、助かった」

・ Our Geography teacher gave me a notice about assignment. It's gonna be hard. 「地理の先生が提出物の予告を出した。めちゃくちゃ大変そう・・・」

・ Except Geography class, we had nothing to do cause our real teacher was gone, we were just watching our laptop or smartphone all day, it was so boring. 「地理の授業以外、担当の先生が不在で、やることがなく、ずーっとパソコンやスマホを見てた。つまらなかった」

 以上の内容です。文法ミスや単語ミス(ネイティブは使わないよ、堅すぎる、古すぎるなど)を教えていただけると、嬉しいです。


【回答】
1. → My host mother had already made a sandwich for me, so I didn't have to make one for myself this morning. I was literally going to be late for school, so it rescued me.

2. → Our Geography teacher gave us a notice about what we will have to hand in. It's going to be really hard for me to do.

3. → Except for the Geography class, we had no other classes, because our other teachers were absent, so we were just watching our laptop or smartphone all day -- it was so boring!



【質問 No. 22486】 of に続く語があるのか、省略されているのか? 田口 典子 2023-08-04 09:35:51
 木村先生、先日は、ありがとうございました。この度、お尋ねしたいのは次の文です。

1. 'Rabbit had so many friends-and-relations, and <of> such different sorts and sizes, that Pooh didn't know whether he ought to be looking for Small ...'
 「ラビットは、とても多くの「友人であり親戚」たちをかかえており、「友人であり親戚」たちの種類や大きさは本当にさまざまだ。なので、プーはスモールを探すべきかどうかわからなかった(以下略)」 (プー横丁にたった家-第3章)

2. 'Pooh remembered that he had forgotten to ask who Small was, and whether he was the sort of friend-and-relation who settled on one's nose, or <the sort who> got trodden on by mistake, ...' 「プーは、思い出した、彼がスモールが、誰かを尋ね忘れていたことを。そして、スモールは、人の鼻の上に止まる「友人であり親戚」の種類か、あるいは、間違って踏みつぶされる「友人であり親戚」の種類かどうか(以下略)」 (同)

3. 'That’s <kind of to be expected>.' 「それは、予期されていた種類のことです → なんとなく、そうなると思っていたわ) (アニメ版のアナと雪の女王のセリフより)

 これらの文中の、of ですが、例えば、次のように、関係代名詞が省略されているのでしょうか?

1. and of <which> such different sorts
2. the sort (of) who →なくてもわかるので、省略?
3. kind of <it> to be expected

 もしかしたら、of は、後に続くのが名詞である、というマーカーのようにも思えるのですが、いかがでしょうか?

 よろしくお願いいたします。


【回答】
1. の of such different sorts and sizes とは、and (they were) of such different sorts and sizes の they ware が省略されたもので、「その上、彼らは、余りにもバラバラの種類とサイズから成り立っていたので」という意味で、such ~ that ... の構文で、that へと続くのです。なお、「of + 抽象名詞 = 形容詞句」の形をなしているのです。

2. の or (whether he was) the sort who got trodden on by mistake の whether he was が省略されており、he had forgotten to ask の目的節となっており、「彼が、誤って踏みつけられる種類の人物なのかどうか(を尋ねることを忘れていた)」という意味になります。

3. の kind of は、口語で、kinder と発音されることがある「副詞句」で、「ある程度、幾分、かなり、いわば、どちらかというと、そんなところ」といった、様々な意味を表します。



【質問 No. 22485】 この to は、何でしょうか? 黒猫 2023-08-04 06:01:37
 質問させて頂きます。「ジーニアス英和大辞典」で、while の例文を読むと、以下の英文に出会いました。

 While email may seem in many ways <to>(→to be) the ideal form of communication, it does have its limitations.
 「Eメールは、多くの面で理想的なコミュニケーションの形態と思われるが、それなりの限界はある」

 この英文は、「SVC文型」だと思いました。そして C にあたるものが the ideal form of communication だと解釈しました。そうると、to は何でしょうか? seem は、S V (to be) C というふうに、to be を省略するのは知っているのですが、この英文だと、be だけ省略されて、to だけ残っているのでしょうか?


【回答】
 ご質問の例文は、おっしゃる通り、to the となっていますが、これは重大な誤植で、正しくは、to <be> the の be が欠落しているのです。この種のミスは、辞書などでは、滅多にないのですが、あったのですね! これを出版社の大修館に通知すると、何かご褒美がもらえるはずです。

 さて、ご質問ですが、おっしゃる通り、While 節の構造は、email(S) [seem (in many ways) to be](V) [the ideal form of communication](C), から成る「大2文型」で、主節は、it(S) [does have](V) [its limitations](O). から成る「第3文型」となります。

 ところで、to be は、おっしゃる通り、形容詞の前では、He seems (to be) rich. のように、省略が可能ですが、今回の例のように、名詞が来るときには、He seems <to be> the man I saw yesterday. のような場合は、to be を省略することができません。



【質問 No. 22484】 inside the body について(再度) のん 2023-08-04 05:27:08
 いつも、お世話になっております。前回の質問の続きです。

 Doctors often had difficulty diagnosing illnesses or finding problems inside the body. X-rays allowed them to look into their patients, identify where there were problems, and cure them. This use of X-rays brought new understandings and methods for diagnosis and treatment.

 inside the body の修飾するものについて、前回は、以下のような回答を、先生から頂きました。

 ご質問の英文の意味は「医師たちは、病気を診断したり、体の中の問題を見つけることが、しばしば、困難でした。(しかし、)レントゲン(の出現)が、患者の体の中を覗き込み、問題がどこにあるかを確認し、治療することを可能にしました。レントゲンのこのような使用は、診断と治療に対して、新しい発見と方法をもたらしました」ということで、inside the body は、problems にのみ掛かると解釈することが適切と思われます。

 英文全体の意味は理解できたのですが、illnesses を inside the body が修飾しない理由が、今一、わからないです。つまり、「体の中の病気を診断したりするのが、困難でした」と解釈するのは、どこが問題なのでしょうか? もう少し具体的に、説明して頂けませんか?


【回答】
 前回は、「病気」と言えば、「怪我や、皮膚などの病気」のように、体の外から見ることができる問題と違って、直接目で確かめることが不可能なので、inside the body は、「体の中の問題」のみを修飾する、と解釈しました。特に、ここでは、困難な点は2つあって、それは、diagnosing illnesses 「病気を診断すること」、または、finding problems inside the body 「体の中の問題を発見すること」 という風に、2つの異なる「分詞」 (diagnosing と、 finding) に分けて述べられている点に着目して、inside the body は、finding problems にのみ掛かる、と判断し他のです。しかし、おっしゃるように、病気も問題も体の中のことなので、(diagnosing illnesses or finding problems) inside the body と解釈できないこともないので、この構造図のように、inside the body を、両方に掛かる「形容詞句」と解釈することも可能です。しかし、どちらに解釈するかで、意味が違ってしまうわけではないので、結局、言っていることは同じになるので、あまり重大な問題ではない、と考えます。


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