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【質問 No. 22390】 find 第五文型 第三文型 のん 2023-07-22 05:23:26
 「質問 No. 22381」をした者です。前回は、ご回答、ありがとうございました。前回の質問の関連で、3つ質問があります。

 Just last year, a systematic review of studies looking at long-term consumption of coffee and the risk of cardiovascular disease was published. The researchers found 36 studies involving more than 1,270,000 participants.

@ 上の第二文は、「第三文型」と取るのが自然で、訳は「研究者たちは、127万人以上の参加者を含む36件の研究を発見しました」であると教えていただきました。とすると、私訳「その研究者らは、36の研究に127万人超の参加者が関わっていると気づいた」は誤訳でしょうか? それとも、どちらとも適切でなのでしょうか? そうではなくやはり、文法的に「第三文型」と「第五文型」に解釈するのは、可能ではあるが、文脈、意味から判断して「第三文型」にとった先生の訳が正しく、「第五文型」で捉えた私の訳は、明確な誤りでしょうか? 理由も添えて教えて下さい。以上が一つ目の質問になります。

A The researchers found 36 studies involving more than 1,270,000 participants. の文が「第三文型」ならば、The researchers found 36 studies [that had] involved more than 1,270,000 participants. という文と同じ意味だと思います。その場合、どのようなニュアンスの違いがあるでしょうか? 以上が二つ目の質問です。

B これまでのことから思ったことなのですが、「第五文型」の場合の find は、C が「現在分詞」の場合、「第三文型」と解釈することも可能だと思いました。例えば、「ジーニアス英和辞典」には、「SVOC」の場合の find の例文に、She came home to <find her father sleeping> on the sofa.「彼女が帰宅すると、父親がソファーで眠っていた」という文があります。これも sleeping 以下は、修飾句で「第三文型」と捉えることが可能だと思います。三つ目の質問は、「第五文型」 の find で、C が「現在分詞」の場合、「第三文型」に捉えられない場合があるかどうかです。以上が三つ目の質問です。


【回答】
 前回の回答で、すでに、今回のご質問にはお答えしております。つまり、ご質問の英文の構造は、「第3文型」と解釈するのが、前後から見て適切であると思われますが、これを「第5文型」と解釈することも可能であるが、どちらの解釈が最適であるかは、文脈や、実際の状況で決まるので、形の上からだけでは、どちらとも言えない場合があり得る、ということです。また、「第5文型」とした場合に、C が「現在分詞」の場合、「第3文型」と解釈できない場合があるかどうか、については、私の経験では、先ず、そのようなことはないと思います。


【質問 No. 22389】 be動詞と、副詞 always の位置関係について しい 2023-07-21 18:57:08
 久しぶりに、質問させていただきます。昨年は、お世話になりました。ありがとうございました。宅浪の受験生には、本当にありがたいことでした。

 さて、今回の質問なのですが、ChatGPT に、エッセイの添削をお願いしたら、入力した文に対して、次のような応答が返ってきました.(エッセイの内容は、自動運転に関するものです)

入力: ... the driver must be always prepared for a driver switch.
応答: ... the driver must always be prepared to take over control if needed.

 be動詞を修飾する副詞は、be動詞の直後に配置するものだ、と思っていたので、be always としたのですが、応答のような配置の仕方も、文法的には正しいのでしょうか?


【回答】
 always や、usually といった「頻度を表す副詞」は、be 動詞と、本動詞の間に置くのが一般的で、ご質問の例文でも、「must(助動詞) + always + be prepared(本動詞)」という風に、助動詞と本動詞の間に置くのが、自然な位置になります。be prepared の be は「助動詞」として使われてはいますが、ここでは、be prepared が「本動詞扱い」となるのです。なお、always のような「副詞」は、置こうと思えば、文頭でも、文中でも、文末でも、ほとんど無制限に配置することができるのです。しかし、最も一般的な位置は、「助動詞」と「本動詞」の間なのです。


【質問 No. 22388】 原形不定詞の用法について ボケ防止老人 2023-07-21 18:41:38
 2023.7.6 の「ラジオ英会話」に、次の文があります

@ I want you home by midnight. 「夜12時までには、家に帰ってきてほしい」
A I need you ready in ten minutes. 「10分で、用意してもらう必要があります」

 @、A ともに、「第5文型」(SVOC)と認識しています。@ の C である home、A の C である ready は、「原形不定」となっています。原形不定詞になり得るのは、次の場合と理解していますが、@ A ともに、該当しません。

(ア) 助動詞の後、(イ) 使役動詞の後、(ウ) 知覚動詞の後、(オ) 原形不定詞を用いた慣用表現

 動詞 want、need の場合等、私の理解外のものがあるのでしょうか。
 
 よろしくお願いします。


【回答】
 前回にも説明したと思いますが、@ は、I want you (to be) home by midnight. の to be が省略されており、A も、I need you (to be) ready in ten minutes. の to be が省略されているのです。ということは、want や、need という動詞は、「目的格補語」に、「原形不定詞」ではなく、「to不定詞」が使われる動詞であることの証拠なのです。home や、ready は、ともに「形容詞」であって、おっしゃるような「原形不定詞」ではありません。このように、多くの例で、to be が省略されるのです。


【質問 No. 22386】 文法問題について りんご 2023-07-21 11:01:28
 いつも、お世話になっております。

 Mary tried to tell me all what Lucy said was true.
 「メアリーは、ルーシーの言ったことは、全て本当だと、私に言おうとした」

 正しくは、 all what を what のみにするのですが、なぜ all は、いらないのでしょうか。また、この文の構造を教えて頂きたいです。(「第4文型」の tell の「直接目的語」は、何に当たるのか、も教えて頂きたいです)

 別解で、all what を all the things にするものもあるのですが、その場合の文構造も教えて頂きたいです。

 宜しくお願い致します。


【回答】
 質問文の all what は、all that とするか、all を削除して、what だけにするか、all the things にするかで、正しい用法になります。なお、この英文の構造は、Lucy(S) [tried to tell](V) me(O2) [all (the things) that Lucy said (or, what Lucy said) was true](O1). から成る「第4文型」となります。


【質問 No. 22384】 however の位置について かずや 2023-07-21 10:43:27
 先生、いつも、お世話になっております。

 It is clear, however, that in order to solve these problems, we will need to broaden our horizons.   

 環境教育の長文から一部抜粋したのですが、It is clear that の間に、なぜ、however が置かれるのでしょうか。自分は、文頭だと思ったのですが、ご教示いただけると助かります。




【回答】
 ご質問の英文の意味は「しかしながら、これらの問題を解決するためには、私たちの地平線を広げる必要があります」ということで、however は、but と違って、「接続副詞」と呼ばれ、文頭、文中、文末の、何処にでも置くことができるのです。


【質問 No. 22383】 What の疑問文について ねむねむ 2023-07-21 10:37:59
 What の疑問文について質問です。

 英会話のテキストの例文として、
 Can I ask what time <the show is> tomorrow? とありましたが、
 Can I ask what time <is the show> tomorrow?」ではおかしいのでしょうか? なぜなら、時間を尋ねる際は、What time <is it>? と言うので、What time の後は、「動詞」が来ると思ったためです。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 What time is it? 「今、何時ですか?」と言う時は、全体が疑問文なので、be 動詞が主語の前に出ますが、Can I ask <what time the show is> tomorrow? の時は、Can I ask の部分だけが疑問文で、その後の what time the show is の部分は「間接疑問」になるので、主語と動詞は「平叙文」のまま、「主語+動詞」の語順になります。ただし、the show に当たる主語が“長く”なった場合は、Can I ask what time <is the show tomorrow>? 「明日のショーは、何時ですか?」のように、平叙文の語順が許されるのです。


【質問 No. 22382】 Let me know when you arrive. について 匿名希望→まい 2023-07-21 10:20:58
 「NO. 22371」では、丁寧な解説、ありがとうございました。I'm good at playing the piano.では、自慢しているように聞こえるなんて、自分では考えてもいませんでした。とても参考になりました、ありがとうございました。

 今日は、know と tell について、お聞きしたいです。「着いたら教えて」の英訳は、

 Let me know when you arrive.

なのですが、この know は、tell では、だめなのですか? 授業では、know も tell も、「伝える」、「教える」というような意味で教わった気がするのですが、know ではなく、tell でもいいのでしょうか?

 また、初歩的な質問になってしまい、申し訳ないのですが、よろしければ解説、お願いしたいです。


【回答】
 Let me know when you arrive. とは、「あなたがいつ到着するかを、教えてください」という意味ですが、Let me tell you when you arrive. とすると、「あなたが、いつ到着するかを、私に話させてください」という意味になってしまいます。どうしても、tell を使いたいならば、Please tell me when you arrive. 「あなたが、いつ到着するかを、私に教えてください」とでもしないと、意味不明になってしまいます。


【質問 No. 22381】 find の意味について のん 2023-07-21 10:11:39
 初めて、質問させていただきます。宜しくお願いします。まずは、英文を引用します。

 Just last year, a systematic review of studies looking at long-term consumption of coffee and the risk <cardiovascular>(→of cardiovascular) disease was published. The researchers found 36 studies involving more than 1,270,000 participants. (竹岡広信著『入門英文問題精講』から引用)

早速質問なのですが、第二文(The researchers found 36 studies involving more than 1,270,000 participants.)の文型はどうなるのでしょうか? また、ここでの found の意味は何でしょうか?

 私は、「第五文型」(SVOC)だと思います。なので、訳は「その研究者らは、36の研究に127万人超の参加者が関わっていると気づいた」だと思いました。ところが、参考書では、「その研究者は、127万人超の当事者がかかわった36の研究を見つけたのだ」と書かれております。そして、どうも文型は「SVO」に解釈していると思われます。なので、involving は「分詞」と解釈なさっているようです。しかし、私には、この引用文だけでは、私の訳でも問題ないように感じます。

 改めて質問ですが、第二文の「文型」と、found の意味、また訳を教えて下さい。宜しくお願いします。



【回答】
 ご質問の英文の意味は「ちょうど昨年、コーヒーの長期摂取と心血管疾患のリスクを調査した研究の総点検が発表されました。研究者たちは、127万人以上の参加者を含む36件の研究を発見しました」ということで、ご質問の 箇所の構造は、[The researchers](S) found(V) [36 studies](O) [involving more than 1,270,000 participants](Adjective modifying 36 studies). から成る「第3文型」と解釈するのが一番自然と思われますが、おっしゃるように、[The researchers](S) found(V) [36 studies](0) [involving more than 1,270,000 participants](0). から成る「第5文型」と解釈することも不可能ではありません。確かに、文型としては、そのような解釈も可能ですが、ここでは、それでなければならない、ということはなさそうです。


【質問 No. 22380】 world について 2023-07-21 06:12:00
 as much as 99 percent of the world の world は、「可算名詞」ですか? それとも「不可算名詞」ですか? また、その理由を教えてください。

【回答】
 ご質問の英語は、「世界の99パーセントの量」といった意味にとれますが、何の話をしているのかは、文章の形でないと、分かりません。なお、world は、「世界」という意味の名詞ですが、唯一のものであるため、「可算・不可算名詞」を決めることはできません。world が「世界の人々」を意味するのか、「世界の土地」を意味するのか、によっは、可算・不可算が決まります。


【質問 No. 22379】 SVOC文型について。 岐阜HK 2023-07-21 09:01:05
 前回のご回答ありがとうございました。 再度、安藤貞雄・澤田治美編「英語学入門」(開拓社)から質問させていただきます。p. 98 から p.101 にかけて、概ね、次のようなことが書いてあります。

<SVOC型について: 学校文法では、この文型とされている動詞は、次のようなものである。
 a. want型、b. believe型、c. make型、d. see型、e. force型、f. promise型
 この中で、厳密に「SVOC型」と言えるのは、e. force型のみである。a - d は、実は、SVO型であり、f. promise型はSVOO型である。>

 a-d をSVO型とするのは、I want [it (to be) done at once].では、[   ]内が埋め込み文で埋め込み文全体がOの働きをしている、からだそうです。
 では、e. force型はどうかというと、John forced Mary [PRO to be careful]. (PROは不定詞の意味上の主語)のように構造を分析しており、[Mary]が独立したOであり、[PRO to be careful]も独立したCである。だからSVOCと言える、とのこと。

 これは、私には新しい考え方でした。これまでの私の知識では、不定詞の意味上の主語は Mary で、John forced [Mary to be careful].と構造を分析しますので、a-d型と全く変わらないと思っていました。ところが、[Mary to be careful]は、イエスペルセンの言う「ネクサス関係」でもなく、生成文法の言う「小節」でもなく、このように1つの塊とは考えない、とのことでした。

 英語学ではこの考え方が一般的なのでしょうか? 先生のご意見を賜りたいと思います。



【回答】
 先ず、第一に知っておかなければならないことは、「変形文法」(Transformational Grammar)の創始者である Naom Chomsky による英語の構造の中には、いわゆる学校文法で、「S V O C」から成る「第5文型」は認められておらず、このような文型は「S V O」の文型から、“派生”されたものとされている、ということです。

 例えば、I believe him honest. 「私は、彼が、正直である、と信じています」という文は、
1. He is honest.
2. I believe that.
3. I believe that he is honest.
4. I believe him (to be) honest.
というような、process 「過程」を経て、単一文になったものである、と分析されているのです。ですから、I believe him (to be) honest. というような文は、いわゆる「単文」(Simple Sentence) ではなく、「深層構造」においては、that を含む「複文」から“変形作用”(この場合は、inbedding transformation)によって、単文化したものとされているのです。つまり、I believe him honest. という文は「変形文」であるので、この種の文を英語の基本文(basic sentence structure)としては、認めない、ということになります。

 しかし、いわゆる「学校文法」(School Grammar)が成立した19世紀後半から20世紀にかけて、英文の「表層構造」を分析対象としたために、結果として、現在、我々がよく言う「英語の5大文型」が成立したのです。その理由としては、英語では、中世紀から始まった「格による屈折」が消失したために、文の意味を取るにあたっては、「語順」が重要視されることになり、後順によってしか、文の意味を捉えることができなくなってしまったために、「文型」という“枠”が、重要視されるようになったわけです。ですから、フランス語や、ドイツ語など、「屈折」を持つ言語世界では、文中における語の意味は、屈折によって明示しされるので、「文型」というものが存在しないのです。



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