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【質問 No. 22324】 英文和訳の添削のお願い(その1) hicks 2023-07-10 13:07:26
 木村先生、いつも有り難うございます。今回も、よろしくお願い致します。次のセリフは、或る映画から、私が書きとったものです。1946年の話です。恋人をナチスから救えなかったオランダ警察の警部が、偶然知り合ったユダヤ人の娘を、彼女の希望でイスラエルに送り届けることになった。娘はナチスにより断種手術をやられていた。逃避行の間に、ふたりに恋愛感情が芽生える。

Peter: You also know I've <falling>(→fallen in) love with you.
Lisa: Don't, Peter.
Peter: I'm trying to be objective about it. You still despise me a little, don't <you>(→you?).
Lisa: That's not true. I think you're a wonderful man. Everything you've done for me, kind of person you are.
Peter: But you don't love me.
Lisa: Don't make me answer that. Please don't. It's not what you think, it is it's not that at all. Peter: Tell me one thing, Lisa. Is there any hope for me?
Lisa: No. No hope.

 次の和訳は、間違ってないでしょうか?
Peter: 「君も気つ"いている筈だ、私は君に恋をしたんだ」
Lisa: 「ダメよ、Peter」
Peter: 「客観的に考えようとしているんだ。まだ、少し私を軽蔑しているんだろう?」
Lisa: 「そんなことない。あなたは素晴らしい人よ。あなたが私のためにしてくれたこと、あなたの人柄が全部」
Peter: 「でも、君は、私を愛していないんだ」
Lisa: 「それに答えさせないで。お願い、答えさせないで。あなたが思っているようなことじゃない、全然違うんだから」
Peter: 「ひとつだけ教えてほしい、Lisa。私に希望はあるのか?」
Lisa: 「いいえ。希望はないわ」


【回答】
 すべて、よく訳されていますが、私も、十分に理解できない部分として、Everything you've done for me, kind of person you are. の訳が、「あなたが私のためにしてくれたこと、あなたの人柄が全部」となっていますが、この部分の構文がどうなっているのか、珍しい構文で、私も理解できていません。このままだと、英語として成り立ちません。私の解釈ですが、これは、You are such kind of person that you've done everything for me. 「あなたは、私に全てをしてくれた人、といった方です」の、崩れた形のように、私には、思われます。


【質問 No. 22323】 強調構文か? 美波佐知子 2023-07-10 12:39:31
 It is the environment that shapes who we become.
 「環境こそが、私たちを形成するのだ」(教材の日本語訳)

 これは強調構文だと思います。訳があるから、「強調構文」だと思ったのですが、最初は、that が関係代名詞だと思いました。関係代名詞との見分け方はどうしたらいいのでしょうか?


【回答】
 ご質問の構文は、おっしゃる通り、It is A that ... という形で、「... するのは、A である」という意味を表し、A を「強調」する「強調構文」です。通常、接続詞 that の後には、S + V を備えた「完全文」が使われるのですが、that 自体が「主語」になる場合があります。そのような場合は、that の代わりに who や which が使われることもあり、そういう場合は、that の後の動詞の数は、その前の名詞に呼応することがあるのです。例えば、「私の本当の友人は、君なのだ」は、正式には、I is you <that> is my real friend. となりますが、略式では、It is you <who> are my real friend. となることもあります。


【質問 No. 22322】 接続詞の後に、前置詞(句)が来ることについて R 2023-07-10 06:03:41
 That they were not stupid was soon evident, because by 2000 BC some <hard>(→had) worked out that it was the <pomp>(→pump) that circulated blood all <their>(→over their) bodies.

という文で、接続詞(because)の後に、前置詞句(by 2000 BC)が来ていますが、こういうことは、可能なのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文には、ミスプリがいくつもあって、分かりづらかったので、修正した英文を、以下に記します。

 That they were not stupid was soon evident, because by 2000 BC some had worked out that it was the pump that circulated blood all over their bodies.

 この英文の意味は、「彼らが愚か者でなかったことは、すぐに明らかとなった。何故なら、紀元前2000年までに、血液を全身に回らせるのは、ポンプであることを突き止めた人たちがいたからである」ということで、ご質問の接続詞(because) の後の by 2000 BC という部分は、通常はコンマで囲って示すものですが、ここでは、コンマがないので、おっしゃるように、あたかも because by ... となっているように、見えてしまっているだけなのです。because と、by 2000 BC とは、切り離して考えてください。なお、because of ~ という「前置詞句」は存在しますが、because by ~ という前置詞句は、ありません。



【質問 No. 22320】 the same period の対象について 浜田 2023-07-10 05:35:04
 前回の質問、教えていただき、ありがとうございました。

 A daily ticket means a ticket valid for all of the charging hours on the day of purchase or the same period of parking purchased by making a mobile phone payment.

 この場合の the same period とは、その前の「全稼働時間」(the charging hours) と同じという意味ですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「一日チケットは、購入当日のすべての充電(稼働)時間、または、携帯電話決済で購入した同じ期間の駐車期間、に有効なチケットを意味します」ということですが、「駐車期間」と、「充電(稼働)時間」の、いずれにも有効である、と言っているだけで、時間の長さが、同じであるのか、どうかについては、この文章からでは、わかりません。充電時間は「時間」についての話で、「駐車時間」は「期間」の話なので、その辺は、何とも言い兼ねます。恐らく、同じ長さであろう、と想像されますが・・・。


【質問 No. 22319】 「第5文型」の「補語」の用法について ボケ防止老人 2023-07-09 13:10:12
 よろしくお願いします。2023.7.6 の「ラジオ英会話」に、次の文があります。

1. I want you to wear a suit. 「あなたに、スーツを着てもらいたい」
2. I want you to listen more. 「あなたには、もっと聞く耳を持ってもらいたい」
3. I want you home by midnight. 「夜12時までには、家に帰ってきてほしい」
4. I need you ready in ten minutes. 「10分で、用意してもらう必要があります」

 述語動詞 want の場合、「補語」は、to不定詞を使用する、と認識していましたが、上記のように、原形不定詞も使用できるようですが、その使い分けが理解できません。また、want と関係の深い need についても、原型不定詞が使われています。

 「原形不定詞」を使用できるのは、助動詞の後、使役動詞の後、知覚動詞の後、慣用表現と理解しています。また、want、need は、使役動詞ではないと理解しています。述語動詞 want、need と「目的格補語」(to不定詞・原型不定詞)との関係について教えてください。


【回答】
 「使役動詞」は、make「強制」、let「許可」、have「依頼」の3種類を指しますが、「使役動詞」と同じパターン(S V O C)で使われる動詞は、通常「不完全他動詞」と呼ばれる動詞で、「目的補語」を取らないと、成り立たない動詞なのです。今回、ご質問の want, need などがその例で、1. と 2. における want は、目的格補語に「to不定詞」を取る例ですが、3. と 4. については、home と ready は「原形不定詞」ではなく、home と ready の前に、to不定詞の to be が省略されているのです。ですから、このように、「目的格補語」には、1. ~ 4. を通じて、to不定詞が使われる、という認識で、大丈夫なのです。つまり、3. と 4. の例は、例外ではない、ということです。


【質問 No. 22317】 医療記事について ゆう 2023-07-09 06:22:42
 先生、どうか今回も、宜しくお願いします。

 An experimental cancer treatment initiative is to get a 3m funding boost to trial new drugs and therapies.

 Manchester Experimental Cancer Medicine Centre (ECMC) works with local NHS facilities to give people access to state-of-the-art treatments and has pioneered work in blood testing. It is now planning clinical trials for patients with rare cancers.

 Prof Caroline Dive said she was "delighted" as the money will "benefit people in the North West and beyond."

 Manchester ECMC is a collaboration between Cancer Research UK, The Christie NHS Foundation Trust, and the University of Manchester.

 質問が二つあります。最初の文章の主語は、An experimental cancer treatment initiative だと思うのですが、initiative を主語として訳した場合、どのように訳すのが適切ですか?
 もう一つは、3行目の has pioneered work in blood testing とありますが、ここでの pioneer は自動詞ですか? それとも他動詞なのでしょうか?



【回答】
質問1: の英文の意味は「実験的癌治療戦略は、新薬と治療法を試すために、300万ポンドの資金増強を得ることである」ということです。

質問2: の英文中の has pioneered work in blood testing とは「血液検査の作業を初めて行った」ということで、pioneer は、他動詞で、work を目的語としているのです。



【質問 No. 22316】 hear と、私訳の正誤について 田口 典子 2023-07-08 13:53:52
 木村先生、前回は、ありがとうございました。この度、お尋ねしたいのは、次の通りです。(「くまのプーさん」の第8章からです)

 "Well, if you listen, Piglet, you'll hear it."
 「いいかい、もし君がちゃんと聞けば、(自然と)聞こえるだろうよ=聞けばわかるよ」と理解しました。

 前段に、「詩だよ」(My song)、「何の詩?」(What song?)、「これだよ」(This one)、「どれ?」(Which one?)と、短いやり取りがあります。(私は、プーが、さっさと自分の詩を披露したくて、しびれを切らしたのだと思いました) もしかして、 hear には、see=「(見て)わかる」のように、「聞いて)わかる」というような意味があるのかもと思い、質問いたしました。

 また、プーの台詞のすぐ後に、ピグレットが言う台詞は、

 "How do you know I'm not listening?" を、「どうやってわかるの、僕が聞いてないって?」と理解しました。

 この理解でよいか、ご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の、Well, if you listen, Piglet, you'll hear it. とは、「ピグレット君、あなたに聞く気があれば、聞こえるのだよ」ということで、listen とは「耳を澄まして、意識的に聴く」という意味であるのに対して、hear は「その気がなくても、自然に聞こえてくる」という意味なので、その違いをうまく利用して、あなたには、人の言葉を聞く意志がないのよ、と言おうとしているように、感じあられます。


【質問 No. 22315】 医療記事から(再度) ゆう 2023-07-08 06:29:38
「No. 22313」で、質問をさせて頂いた者です。

 <この英文の The CBC has been built at NHSBT's base in Filton, in North Bristol, and replaces a smaller, ageing unit in nearby Langford. が訳せません。教えて下さい>という、私からの質問に対して、次のように、お答えをいただきました。

 「CBC は、(イギリスの)北ブリストル市のフィルトンという場所にあるNHSBTの本拠地に建てられており、近くのラングフォードの、小規模の、古い建物と入れ替えるものとなります」

 ただ、後半の日本語訳の意味が理解出来ないのです。自分の国語力の問題なのかもしれませんが、もしお答え頂けるなら宜しくお願いします。


【回答】
 先ず、最初にお願いです。質問欄のタイトルに、「お願いします」というのは、やめてください。具体的な内容を、タイトルとして載せていただかないと、質問タイトルからの検索ができなくなりますので・・・。

 さて、今回のご質問ですが、恐らく、replace の使い方に疑問があったのだと思われます。それに、私の回答の表現にも、舌足らずのところがありました。お詫びして、再度説明しますと、replaces a smaller, ageing unit in nearby Langford とは、「近くのラングフォードにある、狭く、老朽化しつつある建物の<代わりになるものです>」ということなのです。つまり、これまでの建物を、より新しく、広いものにしたい、ということなのです。



【質問 No. 22314】 「仮定法」の形について 大学受験生 2023-07-08 06:16:12
 いつも、大変お世話になっております。大学受験問題集からです。

 A stout old lady was walking with her basket down the middle of a street in Petrograd to the great confusion of the traffic and with no small peril to herself. It was pointed out to her that the pavement was the place for foot passengers, but she replied: "I'm going to walk where I like. We've got liberty now." It did not occur to the old lady that if liberty entitled the foot passenger to walk down the middle of the road it also entitled the cab driver to drive on the pavement, and that the end of such liberty would be universal chaos. Everybody would be getting in everybody else's way and nobody would get anywhere. Individual liberty would have become social anarchy.

 if liberty entitled the foot-passenger が仮定法の条件節になっていて、it also entitled the cab driver と、and that 以下の the end of such liberty が共に仮定の影響を受けていると思うのですが、it also entitled の方に「過去の助動詞」がついていないのは、なぜでしょうか。解説には、entitled = were to entitleとだけ、書いてありました。


【回答】
 この文の筆者は、if liberty <entitled> the foot passenger to walk down the middle of the road (and if) it also <entitled> cab driver to drive on the pavement, という風に、「仮定節」を2つ設けて、(and that) the end of such liberty <would be> universal chaos. という「仮定法表現」としたのではないか、と思われますが、もし、そうならば、and that は“余分”になります。でも、この筆者の頭の中では、そのような構想を持っていたと思われるのですが、やはり、おっしゃる通り、おかしな「仮定法」になってしまっています。しかし、こうした“おかしな”形の「仮定表現」が、現実にはあるのだ、ということを認識して、英語を読む必要もあるのです。ネイティブは、必ずしも、文法の規則通りには、話したり、書いたりしてくれませんので、その辺は、前もって、認識しておいた方がよい、と思います。


【質問 No. 22313】 ゆう → 医療記事から ゆう 2023-07-07 15:56:13
 以下の医療記事について、質問です。宜しくお願いします。

 Such advances in biotherapies offer new hope for patients for whom all other treatment options have been exhausted.
 The CBC has been built at NHSBT's base in Filton, in North Bristol, and replaces a smaller, ageing unit in nearby Langford.
 Dr Lilian Hook, NHSBT's director of cell, apheresis and gene therapies said: "The CBC is basically a factory - it manufactures the building blocks (or components) needed to produce gene therapies.
 "Researchers and developers can ask us to manufacture the specific components they require.
"This will enable cutting-edge research with the potential to develop cures for some critical diseases which can currently only be treated and often ultimately prove fatal."

 この英文の The CBC has been built at NHSBT's base in Filton, in North Bristol, and replaces a smaller, ageing unit in nearby Langford. が訳せません。教えて下さい。


【回答】
 「タイトル欄」に、名前を書き込まないでください。

 ご質問の英文の意味は「CBC は、(イギリスの)北ブリストル市のフィルトンという場所にあるNHSBTの本拠地に建てられており、近くのラングフォードの、小規模の、古い建物と入れ替えるものとなります」ということで、英文の難易度から言うと、最も基本的で、優しい構文で書かれた、比較的訳しやすい文章です。



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